『さてさて!お次に来たのが此処!A.C.insを多く扱うお店!その名もーー』
またリサさんに抱えられ連れてこられたのは此処ーー。
「ーーペアーリじゃん」
『まぁ、そう言わずに。ああ見えてジグはアークス製、その他製の武器を直せてしまうとても凄いキャストなんですよ?』
「…なんでここに?ジグさんがアークス製重火器を作っているとは思えーーなくは無いな」
と言うか思ったけど最初に来た時に紹介すれば良かったんじゃ…?
『はい、大体のアークス製、その他製の武器はジグに性能とスケッチを依頼してプロトタイプを完成させてもらうのです。そこから削ったり付けたりしたりして我々アークスの手に渡る、って訳です』
「それじゃ最初にここに来た時と変わらないじゃん…」
と言うことはアークス製小火器ーーソードナックルその他諸々含めてジグさんが作って、いらないもの削って量産するのか。
「ん?そういやジグさん作る気力がないって」
『そうなんです。そこで!少し違う貴女ーーユウナに何か意欲になるものを言って欲しいんです!』
少し違う…そりゃビーストだからな。風呂場とかで頭洗う時クッソ怠いんだよなぁ…入ったら振っただけじゃ水落ちないしーーはっ!まてよ!コレを防ぐ奴を提案すればメセタがーー。
『ビーストはニューマン以上に居ないんですから提案しても赤字ですよ?それにミミの形状も違うわけですし』
「ちょ、リサさん、思考まで読まないで!」
『フルキャストになれば此の位お手の物ですよ?』
取り敢えず、はいりましょー!と言いまだ店の中に。
ーーーーー
『おぉ、またあったな』
『はいはーい、なんとなんと!ユウナがジグさんに新しい武器の想像を言ってくれるそうですよ!』
「は⁈」
『なんと!それは本当か!』
店の外で言われた事を本当に言いやがった。よぉし、考えろ、この船団のライフルで地球にあってこっちには無いライフルをーー。
そこで考えてハッと思う。地球で考えられて世に出なかったライフル。あるじゃないか。
「じ、ジグさんーー複合ライフル、なんてどうでしょうか?」
複合ライフル、お米の国やお隣、果ては寒い国までが開発に精を出しーーそして、開発費に見合わないとパージしたロマン銃。
『複合ライフル、じゃと?』
「えぇ、例えば私達レンジャーの主兵装のライフルのアサルトモデルにグレネードランチャーを付けたりしますがーー弾が一定の放射線に飛ぶため、障害物の後ろにいる敵を倒せない時があるのです」
『ふむん、それで?』
「ライフルに簡単な火器管制装置を組み込み障害物の上でグレネードを炸裂させたり、サイト内に覗けば敵の距離、風速等で計算されどの距離まで貫通するとかを表示するような機能を付けたり…どうですか?」
『うーん、リサ的には要らないですかね?全部出来ますし』
流石にレンジャー先生は格が違った。
『おいおい、リサ。アークスの、特にレンジャーをリサと同等にしてはいかんよ。只でさえレンジャーを志す者はリサを見てクラスを変える者が多いのだからな。しかし火器管制装置、か…』
「どうですか?」
『…少しやってみるか?』
「お願いします!」
『良かったですねぇ!ーー所でユウナ?貴女の武器は如何する?』
「…ジグさん、何かありませんか?」
『そう言えばお主、レンジャーだよな?』
「えぇ、そうです」
『なら…』
そう言い席を外し奥に行くジグさん。数分すると肩にデカイランチャーを背負ってやって来た。
『これなんてどうだ?ワシが始めて作ったランチャーじゃ。口径は40ミリDHETE−MPをマガジン内に9発ーー弾の重さは2キロじゃな』
「ほ、本体は…?」
『簡単に使えるように、重さはこう見えて10キロもないぞ?ほれ、持ってみろ』
言われるがまま持ってみるーー以上に軽い。5キロあるかどうか、かな?
『それにマガジンを刺してーーあぁ、大丈夫じゃ、ダミーカート、訓練弾じゃよ』
向かって右側に刺してーーあぁ、確かに見た目より遥かに軽いわ。
『どうじゃ?使うならそれの弾とマガジンを急いで作るが?』
「えっ?新規で作るんですか⁈それなら要らないですよ⁈」
『なぁに、タダじゃよ。倉庫で埃をかぶってたんじゃ、誰かに使ってもらわないと』
そこでふと思った。このグレネードを複合ライフルに入れれば完璧じゃね?と。
「ジグさん、ならこのグレネードを複合ライフルに付けてください。この弾種なら真っ直ぐ飛びますし」
『それは良いの!よし!今すぐ取り掛かるから2日3日待ってくれ!お主の使ってる弾のサイズは⁈』
「確か…7.62ミリだったかとーーだったらジグさん、機関部をユニット化してどっちにも対応すれば行けるのでは?」
『良いぞ!冴えてきた!最高じゃ!』
そう言うとジグは世話無しなく動き出た。
『ジグがここまでなるのは何十年振りでしょうねぇ…こうなっては何も効きませんね。帰りましょうか?』
ちょっと待って。リサさんって何歳なんだ?
あの後またまたーーとなる訳ではなく、普通にリサさんとアークスカードを交換して別れる。
その後何時ものマトイとポイントの待つ部屋ーールームに向かいドアを開けた。
「あっ!ーーふふっ、お帰りなさい!」
「あぁ、ただいま帰ったーーこの匂い…?」
1日ぶりに部屋に帰るとなんとマトイがエプロンをしてキッチンに立っていた。
「うん、そろそろ帰ってくるってフェリアさんから連絡が来たから料理を作ろうって」
フェリア…あぁ、マトイがお世話になったメディカルセンターの人か!
「そうかそうか、マトイも料理ーーんっ?」
なんでメディカルセンターの人が俺のクエストの内容知ってんだ?
「なんでユウナちゃんの内容がフェリアさんに分かるかって?」
「お、おう…なんで分かった?」
「ユウナちゃん、ミミと尻尾で丸分かり!だよ!」
いやいや、分かっても内容まではわからないと思うんだがなぁ…。
「えっと、それでね?フェリアさんてああ見えてメディカルセンターの偉い人らしいんだって。それで色々とコネ?って言うのが合ってそれで教えてくれたの!」
そう言やメディカルセンターってアークスが一番近い病院だからなぁ…仲良くしないとアレなのか。
「そうか…」
「うん!ーーよし!出来たよ!ユウナも座って!」
「う、うん」
言われるがままテーブルに座る。よく見るとポイントもエプロンをしている。
「よし!これで完成、だね!」
テーブルには唐揚げ、ポテトサラダ、ポテトがある。勿論白米にお味噌汁(っぽい)ものだ。
「それじゃ、手を合わせて」
「頂きます」
「頂きます。所でユウナちゃん?着ていた戦闘服は?」
「アレか?溶けたんだか破けたんだから分からないからナノトランサーに入ってるーーはむっ」
言いながらマトイ作の唐揚げを口に入れる。
美味しい。サクサクして、なんか中身がやわらかい。
「良かった良かった。美味しい?」
「すごく美味しい」
隣を見るとポイントも唐揚げを食べている。
「…ねぇ?ユウナ?」
「んぁ?」
「クエストに向かったら…必ず、必ず帰ってきてね?」
「無理だったらテレポーター使って帰るわ」
「うん、お願いね?」
そんなことを言っているマトイをポイントが小声で、これはプロポーズでは?と言っている。
女の子同士は結婚出来ないから問題ーーえっ?出来るの⁈
複合銃ーーそれは全てを巻き込むロマン。
因みに想像図はヴィタライフルですーーなんでバレルが二本あるんですかなぁアレ。マガジンは一個のくせして。
クーナ編も書く?
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書け
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書かないでいい
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Ep4に行け
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Ep5に行け
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Ep.Hはどこ…ここ?