「ーーんで、まだ砂漠か?」
「はい!今回も色々な方に聞いて回ったので!前回よりは小さい範囲ですよ!」
絞れてきましたっ!と言い両手を上げるフーリエ。
何もこんな朝っぱらから行かなくてもなぁ…。
「……んで、今回はどうするんだ?」
「先ほども言った通りに範囲は絞れたので今回は二人で行動しましょうーーあれ?そう言えばユウナさん、その背中に背負っているそれは…?」
そう言い俺の背中に付いている武器ーー確か武器名はギガッシュだったかーーを指す。
「これか。少し前に砂漠を一人で行ったらね、いやぉ、未確認大型ダーカーと会っちゃってね?そん時にソードを拾ったのだけど、使えちゃったから買ってみた」
ほんとあの時は死ぬかと思ったわ。何人も死体はあるわ、女性アークスが…な、苗ーーいや、よそう。気持ち悪くなって来る。
「買ってみましたって…ユウナさんはレンジャーでは…?それにフォトンアーツは使えます?」
フォトンアーツ…?フォトンアーツ?……ライフルにフォトンアーツってあるのか?フルオート、セミオート、グレネードと俺のヴィダブラスタだけAPFSDSだっけか?それが撃てるけど。
今思ったが只の鉄の槍がダーカーに当たってダメージ出るならフォトン要らなくね…?
いや、もしかしたらフォトンを再結晶させ、それをAPFSDSにしている可能性が…?いやでもフォトンって無味無臭じゃ…?
「……ぁあ⁉︎あのスバーってやったりクルクル回ったりするやつ?多分できる」
「…まぁ、同じレンジャーですし、いざとなったら二人でライフルとランチャーで戦いましょう!」
バックパックにギガッシュを。腰にヴィダブラスタをセットしてクエストカウンターからフーリエと二人で砂漠行きのキャンプシップを頼んだ。
ぁ、左腕には勿論タリスをバックラーの如く装備しっぱなしである。なんでもジグさんがまだまだデータが足りん、との事。
ーーー惑星 リリーパ 砂漠エリアーーー
「あぢぃぃぃ……フーリエ、さっさといごぉう。ここにいちゃ死んでまうぅぅ…」
一応戦闘服には体温調整機能とかあるのだが、頭に熱が来てもう…。
「はい!今回目撃情報があったエリアはここから直ぐそこです!張り切っていきましょう!」
「おぉ…」
なんでこんなにフーリエはハイテンションなんだ…こんなにも暑いのに。それにこちとら精神年齢20やぞ…きつーーいってほどではなくは無いわ。
腰にあるライフルに手を伸ばして、手に取りフーリエの隣に行く。
「今回目撃情報があった場所はここから直ぐ近くーーマップ上だとこの辺り、ですかね?」
フーリエのマグが映すマップに丸い円が出る。その円には未確認生物情報アリ、とアークス言語で書かれている。
「半径はーー言うほど無いな」
「はい。有ってもこのエリアには機甲種の反応が見られますし…どうします?接敵次第撃破しますか?」
「いや…わざわざそんな道渡らなくていいでしょ。出来る限りスルーで。他のアークスがやってくれるに違いない」
フーリエと話つつライフルのチェックに入る。マガジンを入れれば勝手に薬室内に初弾を届けてくれるーーコレは出来れば手動でやりたいからジグさんにーー言ってくれたーーじゃない、連絡してくれたかな?マトイ。
中央のバレルのシリンダーにバックパックからAPFSDSを装填、シリンダーの位置を元に戻しロックをかける。
グレネードランチャーのシリンダーも同じく弾を3発シリンダーに込めて戻す。
徹甲弾とD.A.P弾の混ざったマガジンが撃てるように小口径の方だけセーフティーを解除。但し指はトリガーに掛けずにその後ろ部分ーーグリップ部分を握る。
APFSDSの方は今はセーフティを掛ける。コイツは対大型用だから小さいのに使ってられない。
後弾も高い。早く量産して安くなって欲しいわ。
可変照準器に電気を入れ1.2倍辺りに調整する。
左手のタリスにはレフタ、アンティ、シフタ、デバンドのカードをセット、使用可能状態に。
本来のクラスーーテクターやフォースなら考えたりロッドやウォンドをくるくる回したりしてテクニックを放てるけど…俺はほら、レンジャーでライフルマンーーマン?だから。
「ーーよし、準備完了。フーリエさん、そっちは?」
左手をグーパーグーパーして動きに問題はないことを確認、ライフル部のグレネードランチャー部分を握りフーリエに言う。
「はい!こちらも準備万端です!いきましょう!」
今回は特に何も無いといいなぁ…。
進む事数分、何人かアークスと現地で会い影に付いての場所が少しづつ絞り込まれる。
「あぁ、そうだ。今このエリアに面倒なアークスが居るから気を付けろ」
そう言いパルチザンを持った男が言う。隣にはソードを背負った男性が。二人ともハンター、か?
「面倒なアークス、ですか?」
フーリエが少し疑い深そうに言う。
「あぁ、ゲッテムハルトって言うんだが、アイツスペックは高い癖してプライドも高いからな。最近は柔らかくなったらしいが…」
そう言い頭を書くパルチハンター。
「そういや機甲種に八つ当たりしていたな。危ないから見に行くなよ?先輩としての注意、だな」
そう言いった後俺たちが来た方向に去っていくハンター二人組。
ゲッテムハルトってそんなにアレだったか?
「…ユウナさん、お二人が言っていた人が居るところはーーこの辺りらしいですね。…なんか変な予感がします。行きませんか?」
そう言い背中のランチャーを持ち出し戦闘態勢に入るフーリエ。
「…まぁ、フーリエさんがそう言うなら…」
俺もライフルを構えゲッテムハルトさんが居るエリアに二人で向かうーー。
「ーーあぁ⁈そう言えば私、任務記録取るの忘れてましたぁ⁈」
ーーとした所、急にフーリエが止まり任務記録をつけ始めた。
「わわっ、あわわっ!えっと、えぇっとーーこれ書いて、アレ書いてーー」
フーリエがマグを呼び寄せ任務記録を書くーーそれってマグが録画するやつじゃダメなのか?
「あぁ、時間も書かないと⁈ユウナさん!今って何時ですか?」
そう言い俺の方を見るフーリエ。確か今は…。
マグを呼び時刻を見るーー朝の8:30を回ったところだな。
「今ーー8:34分ジャスト」
「そうですか!…まぁ、8:30でいいかなっとーーよし!データ入力完了っと」
「…少し早過ぎましたかね?今8:00って…」
「発見されてまだ1ヶ月も立ってないのに人はあまり居ませんし…こう言う早い時間からの任務って言うのもなんだか良いですね」
「にしても早い気がするんだがなぁ…」
そう言いながらも二人で奥に向かう。
「…っぁ!ユウナさん、彼処、彼処を見てください」
そう言いフーリエが前にある残骸に近づく。
俺はライフル脇に入れてトリガーから指を離し周囲を見渡しながらその残骸に近づく。
「これは…戦闘の残骸、ですよね?機甲種の残骸がこんな感じにボロボロに…」
そう言いフーリエはランチャーを背後に戻し何かで殴られた様に凹んだ機甲種を指差す。
「こんな闘い方をする人がアークスにいるのかと思うと…なんだか、少し怖い…ですね」
周囲に散らばる機甲種の残骸を手に取り俺に渡してくる。
「…いや、俺的には敵が減るんだから良いんじゃないか?それに流石にフーリエさんの言う'あの子'達には手を出さないだろ」
殴られた装甲を見て、これを殴って凹ませるって何という腕力なのだろうか…いや、フォトンでなんかこう、やってるんだろ。多分。
「…どうでしょうか?リリーパって機甲種とダーカー以外、今の所は居ないじゃないですか」
装甲板を地面に起く。
「だから…もしこれをやった人があの子達を知らずに機甲種を作った本人だと考えて攻撃したら…私達オラクル船団が敵になってしまうかもしれないし…」
「そしたら逃げられちまうな」
そうは言いつつも周囲を見渡すのは辞めない。
「…っとぉ!ごめんなさいね、変に考えている場合じゃないですね」
「私達は敵じゃないんだよってあの子達に教えてあげないと。交流も何も出来ませんからね」
「折角出逢えたのに、仲良く出来ないなんて悲し過ぎますもんね…」
更に奥に向かう事にしよう。
本当はゲッテムとお話しして終了にしたかったけどpso2のイベントシーンが勝手に進むタイプだったから断念。
クーナ編も書く?
-
書け
-
書かないでいい
-
Ep4に行け
-
Ep5に行け
-
Ep.Hはどこ…ここ?