pso2 (仮)   作:rego

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絶対終わらない(確信


67話目

 

 

あの後フーリエのクレイジーバイクに乗って帰りショップエリアにて別れた。

 

もう乗りたくないです。

 

トイレに駆け込み下呂を吐いてスッキリ。また外に出るーー?なんだ?なんか騒ぎ声が…?

 

声のする方向に向かっていくと結構な人だかりが。

 

更に行くとーー中央に見知った顔がーーあれは、ゼノさんとゲッテムハルトさん?二人が喧嘩ーーなのか?をしている。

 

「どぉらぁ!」

 

「ふっ、甘い!」

 

「どぉわぁ⁈」

 

若干ゼノさんが負けている。

 

「ぜのぉぉ!がんばってぇぇぇ!」

 

「良いわよ!ゲッテム!そのままやっちゃいなさい!」

 

「……何やってんだアイツら」

 

周りの声もやっちまえ!とかゼノ勝てよ!とか掛けメセタどうだ!等凄く盛り上がっている。

 

賭け事してんのかよ…。

 

「アレはエコーさんとシーナ姉さんがゼノさんの後輩が持って来た人数制限ありーー三人までのデザート食べ放題を、どっちが食べるに相応しいかで喧嘩ーーいえ、勝負しているんです」

 

俺の問いにふっ、と現れたメルフォンシーナの妹ーーメルランディアが俺の隣に現れる。

 

「デザート食べ放題権?」

 

「はい、とても有名で凄く自然な甘さなんですよ、ソコは」

 

そう言い余り表情の読めないメルランディアがうっとりとした表情をしたーー気がする。

 

「あぁ…俺は良いや、いざとなれば一人でーー」

 

「ゼノ!いくぞぉ!」

 

「おうっ!」

 

二人の大声が聞こえそちらを見るーーすると二人とも身を引きすごい速さでストレートパンチを放ちーー同時に顔に当たり、同時に地面に落ちた。

 

「ディアさん?二人ともーーあれ?いねぇ」

 

どこに行ったのか周りを見ると倒れた二人のところに行き。

 

「わん!つー!すりー!ふぉー!」

 

さっきまで俺の隣にいたディアさんがカウントを取る為に二人の脇にいた。いやアンタレフリーかい。

 

「おいおい!」「ゼノ!立て!立つんだ!」「ゲッテム!お前はそんな所で終わる玉かぁ⁈」「負けるなゲッテム!俺の掛け金がぁぁぁ!」

 

周りの野次馬もいろんな事を言っている。

 

「……帰るか」

 

「ーーねぇ、エコーちゃん、私とディアの二人でいかない?」

 

「良いわね!」

 

ミ耳がエコーさんとシーナさんのヒソヒソ声を聞き取ったーーあぁ、ゼノさん、ゲッテムハルトさん。たった今貴方達の喧嘩は意味が無くなりましたよ…。

 

でかい胸の前で手を合わせ南無、と思いながらその場を去った。

 

 

ゲッテムとゼノの無駄の喧嘩が終わったのを確認して、周りにいた野次馬達がショップエリアに散っていく。

 

一方俺はショップエリアをぶらぶら歩き、そこら辺で買ったアイスを手にベンチに座り、そのアイスを食べていた時だった。勿論ミルクアイスである。なめらかだ。

 

「ーーぁ、どうしーー!あぁぁ!どうしようぅーー!」

 

男なのにポニーテールって言うのか?メガネをかけた男の人が、どうしようどうしようと言いながら向かってきてーー俺の事を見た。

 

「あっ!そこの貴女!ーーそう!今周りを見渡した貴方です!」

 

咄嗟に周りを見たが俺の様だ。むしろ俺だという事を決定させてしまった。

 

「その服装!アークスですよね?きっと僕の依頼を受けてくれたアークスですよね⁈」

 

「依頼?」

 

そもそも依頼なんて受けてないんだが。俺はフーリエのクレイジーバイクで疲れているんだ。そっとして置いてくれ。

 

「申し遅れました。僕はライト、アキ博士の助手をやっています」

 

「アキ博士?ーー助手ってそのアキ博士のアシストなんじゃ…その博士は?何処に?」

 

「…そう、それなんですよ!それ!」

 

そう言いグイッと俺の肩を掴んでくる。

 

「ぁ、アイス…」

 

ボトッと落ちたアイスに目をくれず只管自分の事を話し始めた。

 

「うちの先生、最近アムドゥスキアの龍族にご熱心出して…」

 

「アークスの士官学校を出ているからって事で一人で行かれてしまったみたいなんですよ」

 

「あぁ、心配だなぁ…万が一って事かあるしなぁ…」

 

「そこで依頼の話に戻ります。先生ーーアキ博士を探して来てもらえないでしょうか?」

 

「も、もちろん報酬は用意してあります!ーー先生の研究費から」

 

「研究費からって…乱用じゃ無いのか?捕まらない?と言うか俺のアイス…」

 

「ーーいえ!そこは、ほら、アレですーーそうだ!アキ博士の護衛役って事でどうにか出します!後アイスくらい僕が奢りますから!」

 

「そうか。ならまぁ…」

 

「もちろん!おヒマな時で構いませんから!ーー成る可く急いで欲しいですけど…」

 

「そこまで言われたらねぇ…んじゃぁ行ってくるよ」

 

「本当ですか!ありがとうございます!」

 

 

ーーー惑星アムドゥスキア 火山洞窟ーーー

 

「くそぉぉ、あんな簡単に安請け合いしなければ良かった…」

 

そう言いまたまたくっそ熱い火山洞窟にやって来た。

 

確かあのライトって人曰くこの辺りで調査しているとかなんとか…。

 

そう思いながらライフルを構えてーー初弾装填済み、セレクターもフルに位置を弄ってある。

 

レーザーサイトをつけながら辺りを歩きながら調査する。

 

因みに今回はギガッシュは無しだ。

 

 

「無し。ここにもいないか。本当に居るのか?そのアキ博士って人は…」

 

そう言い次のエリアに向かって移動しようとした時だ。

後ろから女の人が声をかけて来た。急に。

 

 

「なんだい君は。会いもしない人に向かって悪口を言うなんて」

 

 

「うわぁ⁈ーーだ、れですか?」

 

そう言いタリスを前に射出、前の地面に打ち込み、打ち込んだ所に高速で飛ぶ。飛んで距離を稼ぎ、声のした方にライフルを向けーーあれ?女の人?

 

「おぉ⁈新型兵装⁈ーーいや、まずは名乗らなければ。私はキミの言うアキだぞ。さぁ、キミは?」

 

そう言いメガネをかけた女性ーーその服装なんかアレじゃない?大丈夫?アークスの…なんか、そう言うの。

 

「やっと見つけた……貴方の助手を名乗るライトって人に連れて帰る様に依頼を受けたアークスのユウナって言います」

 

そう言いライフルを下ろしながらこの女性ーー探していたアキ博士に近づく。

 

「ーー全く、君も大変だな、どうせ彼の事だ。戻ってこない、心配だな、とか言っていた所を捕まったんだろう?私が万が一などはあり得ないと言うのに」

 

そうブツブツ言いながら彼女も歩きながら近く。

 

「まぁ、仕方がない、こうして声を掛けてわざわざ捕まってしまったんだ。今回は素直に私が折れるとしよう」

 

「ーーあぁ、すまない、良ければアークスカードを交換しないか?」

 

「ぇ、えぇ、どうぞ」

 

そう言いアキさんとマグに俺のアークスカードをスキャンさせる。

 

「ーー成る程、キミは龍族より遥かに興味深い存在かもしれないねーービーストなんて中々お目にかかれないし」

 

「えっ」

 

「いや、独り言だ忘れて構わない」

 

いやちょっと今怪しい言葉が聞き取れたんですが…。

 

「ユウナくん、キミのことは覚えておくよ。それじゃぁ、彼の所に帰るとしようか。そう安安と研究費を使われてしまったら困るからね」

 

そう言い俺が来た道を手招きしながら戻った。

 




旧)Ep1ー5にイクゾォォ!

クーナ編も書く?

  • 書け
  • 書かないでいい
  • Ep4に行け
  • Ep5に行け
  • Ep.Hはどこ…ここ?
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