pso2 (仮)   作:rego

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ギガッシュくんの出番は)ないです


68話目

 

 

 

「やぁ、ユウナ君。先日は迷惑をかけたね」

 

あの後アキ博士を連れ帰りそのまま依頼終了。その日はそれで終わり。ライトさんが結構な額のメセタをくれたから…去り際に「また何かあったら連絡します」と言って。

 

更に後日ーー3日後位かな?またまたショップエリアを散策しているとアキ博士と助手のライトさんに捕まった。

 

もしやまた火山に、と思ったが、話の内容は前回の謝礼?だった。謝礼で合ってる?

 

いつものカフェーーラフリーーにて話を聞いている

 

「全くですよ博士。お願いですから一人での無茶は避けて下さい!と言うか護衛をつけてください!」

 

アキ博士の隣にライトさんが。前には俺が座る。

 

「はいはい、分かってるよ、いちいち五月蝿いねぇキミはーーすまないキミ。コーヒーを頼むよ」

 

店員が近くに来るとアキ博士が呼び止めた。注文するようだ。

 

「僕はカフェオレをーーユウナさんは?」

 

「じゃぁ、オレンジジュースを…」

 

そう言い店員は店の中に戻っていく。

 

「ーーさて、話を戻して…ご覧の通りに助手が五月蝿いもので、実地での調査は'少し'控えめにしようかと思っている」

 

…少し、なんだ。依頼すれば良いものをーーいや、まさかこの流れば…いや、あるまい。

 

「そこで、代わりに現地の情報収集をしてくれる人材を探しているのだがーー」

 

先程頭を過ぎった内容がもう一度浮かぶ。おいおい、嘘だろ?と思いライトさんの方を見とーー。

 

「……はい、つまりそういう事です」

 

無慈悲にもコクリと頷きそう呟いた。

 

「ぁあぁ…私、がですか」

 

溜息をつき上を見る。

 

「ーーそう、察しが良いね。そう、キミだ。依頼は単純明快。私の代わりに龍族の調査を願いたいーーあぁ、すまない。ありがとう」

 

依頼を受けていると、丁度アキ博士のコーヒー、ライトさんのカフェオレ、俺のオレンジジュースが届いた。

 

「調査と言っても難しいものじゃない。龍族の生態を見てきてーーマグで撮ってきて欲しいだけだ」

 

「幸いな事に、中から上ーー一部の種族はアークスとどっちつかずな態度を取っているけど、現場レベルの末端ならばある程度は大人しい。そこを取ってきてくれーー」

 

確かにキャタドランと交戦した時、龍族と共闘したけどさぁ…もうあんなのと戦うとか嫌だわーーいや、戦うって決まったわけではないし…うーん。

 

ライトさんは頭に手を当てて首を振っているーーいや、メガネを取って目に手を当てて、か。

 

「ーーそうだな、出来るならダーカーと交戦中ーー特に中型種以上の映像とか合ったら助かるな」

 

そう言いコーヒーにシュガーとミルクを入れーーずにブラックのまま飲んだ。俺はとてもじゃないが飲めんぞ、あんな物。

 

「ふむ、ここのコーヒーは苦味が強いなーーそれに香りも強いーー酸味も中々、かな?眠気覚ましには良いコーヒーじゃないか。そう思わないか?ライトくん」

 

「博士…僕はコーヒーは甘くしないと飲めないんですよ?」

 

「そうだったなーーさて、それじゃ、ライト君。後の事は頼んだよ。私は研究室に戻るからーーあぁ、大丈夫だ。会計は私が払っておくよ。後は好きに頼みたまえ」

 

そう言いコーヒーを飲み終えると会計の方に向かっていった。

 

「はい!博士!ーーと言う事らしいです。すみません、よろしくお願いします。報酬はキチンと用意しますので」

 

そう言いアキ博士が見えなくなるのを確認すると、改めてライトさんは依頼内容を言ってきた。

 

「本当に迷惑をかけてすいません。本来ならばちゃんとした依頼をクエストカウンターに出すのですが…まだ研究費の予算を組み直している最中でして…」

 

「まぁ、なんだ。貰えれば良いよ」

 

そう言いオレンジジュースを一口。

 

「それに博士ーーん"ん"……『彼女はビーストだろう。それにあの耳ーーニューマンビーストに違いない。数少ないニューマンのビーストだ。研究の意味でも戦闘データは必要だろう?』って言っていたので…ユウナさん以外は考えられないと」

 

「でも受注者オーダー出来なかったっけ?」

 

「…まぁ、これは僕の推測なんですけど…珍しいニューマンビーストを見る、と言う名の観察したかったんじゃ無かったんですかね?」

 

「そうか。余りに良い気分じゃないがなぁ…まぁ…戦闘はしなくて良いんだよね?」

 

「はい、龍族とダーカー種の戦闘を撮ってください。博士は中型以上って言ってましたけれど、取り敢えず何でも良いです、火山洞窟は熱さで好んで行くアークスが少なくて情報もあまり無いので…」

 

「分かった。取り敢えず行ってくるよ」

 

「お願いします」

 

そう言い席を立ちショップエリアを経由してクエストカウンターを目指す。

 

「あ、すいません、今回のレシート、領収書を貰えますか?」

 

…ライトさんも頑張ってるんだなぁ…。

 

ーーー惑星アムディスキア 火山洞窟ーーー

 

今回はライフルに弾を装填しつつ腰にセットしてある。メインはライフルではない。

 

「さて…俺にこれを使う技量はあるものか…」

 

そう言いバックパックに備え付けてあるソードーーギガッシュを両手に取る。

 

型式名称A.C.H.S−2 mk1 Gigash だった筈。

 

中型重量のA.C.H.S−1 ソードと重型重力のA.C.H.S−3 ブレイカー、軽型重量のA.C.H.S−2 ギガッシュの三種類が駆け出しの新人ハンターに支給される。

 

この内1番軽くて使い易いのがギガッシュ、との事だった。

 

確かに握ってみればライフルよりは重い物の両手必須って程、極端に重いってわけではない。

 

ギガッシュを片手で振る。まぁ悪くない。刀を両刀にして少し太くしたみたいだ。

 

と言うか片手剣にしちゃデカイが、ソードとして使うには軽い。

 

「まぁ、こう言う層もいるんだろう。今の俺みたく」

 

ソードをもう一度背中に戻し、奥に向かう。

 

 

 

「ありゃ…この音は接敵ーーいや、交戦しているな」

 

奥の方に龍族とダーカーが戦闘している音が聞こえる。

 

急いで奥に向かい戦闘しているところを撮らなければ。

 

 

「よぉし…マグの設定を…録画開始、目標は前方の龍族及びダーカー」

 

壁に隠れて、手にマグを乗せて、正面を向けて録画を開始する。

 

本来なら左手のモニターで確認できるのだが、タリスーー正式にもらったーーが邪魔で見れない。

 

ちょくちょく顔を出し、戦闘がどっち有利かを見るーーこの様子だと龍族の圧勝か?

 

『おい そこの お前 何 している』

 

録画していると後ろから声が。そちらを見るとーー四足歩行の首あたりに一本のツノを持った龍族がいた。

 

「いえ、ただ録画ーー龍族とダーカーが戦うのを記憶しているだけです」

 

『そうか 余り 余計な事は するなよ』

 

「…貴方は前のダーカーと戦わなくて良いんですか?」

 

『だーかー? あの黒い物か あれは私達 上のものが戦うものではない 下の奴らから優先的に 戦うのだ』

 

「…そうですか」

 

要するにそれ捨て駒?こりゃ減ってくわ。

 

『無論無理強いはせん しかし下に行けば行くほど攻撃的な奴が多くてな 我々も 手を焼いている』

 

訂正、そうでもなかった。

 

『そうだ アークス 先程 我らと 黒い奴の 戦いを記憶する と言ったな?』

 

「えぇ、言いましたよ?何かまずい事が?」

 

「いや そうではない。アークスに 力は不要と言う証拠を見せてやろうと 思ってな 付いて来い アークスよ』

 

そう言い戦闘中の横を通るツノ付き。それについていく。

 

 

 

「アレは…デカイ…」

 

『どうだ 我ら の 種族は アークスの言う だーかーとらやらも 手を出せないだろう』

 

そう言い連れてこられたのはある高台ーーそこから下を見るとデカイ龍族が複数のダーカーを相手取り火球を吐いたり、尻尾で叩き潰したりと暴れまわっていた。

 

手を地面に下ろし、上に上げるとーーダーカーがいた地点から炎が出てきた。俺らのテクニック的な事をやれるのか?

 

「取り敢えず記憶はーー撮ってあるな?大丈夫だな?」

 

『ーー終わったようだ さて アークスよ そろそろ 帰ったら どうだ』

 

デカイ龍族がダーカーを全滅させると頭を動かし、いない事を確認するとーー地面に潜った。

 

「えっ⁈飛ばないのかよっ!」

 

『一応 飛べなくはないが あの方は結構な ご老体故 余り飛ぶ事を しない』

 

「そ、そうなのか。まぁ、ありがとう。結構データは揃ったはずだーーあぁ、どこに手を出せば良い?」

 

『頭を撫でてくれ』

 

「こうか?」

 

『そうだ。こちらも話せて楽しかった』

 

「うん、それではまた。ダーカーに侵食されてなければ」

 

『それでは』

 

そう言い龍族と別れ、キャンプシップに戻った。

 

戻った後、すぐさまライトさんに録画データをコピー、渡しておいた。

 

 

 




介護の仕事なんて)やめてやらぁぁ!

という事で介護の仕事を退職してきました。とてもじゃないけどあの速さはワシには無理じゃ…。

さっさとこのEp1ー5も終わらせないと。

クーナ編も書く?

  • 書け
  • 書かないでいい
  • Ep4に行け
  • Ep5に行け
  • Ep.Hはどこ…ここ?
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