「よっ、と……まぁ、こんなものか?」
そう言いギガッシュを背中に背負ってーー3Dホログラムで作られたダーカーの残骸を見る。
今いるところは、アークス訓練場ーー少し前にマトイが爆発テロ紛いで吹っ飛ばしたアークス製武器販売店、だったか?それとは違う。
クエストカウンターにて武器の試し振りーーまぁ練習がしたいと言えば場所を貸してくれる。
そこで自由に振るもよし、敵ーー3Dホログラムだがーーと戦うもよしと本当の意味で練習場である。
「まぁ、このサイズだし適当に振ってれば倒せるでしょう」
そう言いギガッシュを菱形の圧縮状態に戻し、後ろのバックパックに入れた。
「レンジだけ見れば槍ーーパルチザンの方があるんだがなぁ…」
そう言い備え付きの大型のデバイスを操作して、下からある物ーー武器ラックが開く。
そこから練習用のーーフォトンをコーティングされていないーーパルチザンを取りだす。
「そういやフォトンって無味無臭で実体が無いとかなんとか…いや、フォトンクリスタル的なのあったりしてーーいや、それはゲーム、か」
そんなこんなで素振りをしているとマグにメールが。
内容はライフルの小改修が完了した件と俺が凍土で見つけたクラリッサについてだった。
「えっとーー持つ部分と下の部分があるから出来れば見つけて来てくれ、だって?」
他にも完成形は覚えているから、作り直しは出来なくもないがーーあの後ジグさんの店に持って行くと何故かいきなり輝き出したーーソレをジグさんはフォトンの輝きと言いーーそれを、その輝きを出来うる限り残したまま元の状態に戻したい、との事。
内心、えぇ…と思ったけど、武器を作る際、好きなように作る、と文元とデータは撮ったので…まぁ、良しとしよう。
そうかぁ、前回は考え纏まらずに帰ったからなぁ…何を作ってもらおうかなぁ…。某地球を防衛する軍に合ったアサルトライフル型のミニガンとかないーーよなぁ…。
等考えていると更にメールが。
ライフル取りに来い、だそうだ。
「…んじゃ…」
そう言い出した練習用のパルチザンを元の場所に戻す。
勝手にラックが下がりつなぎ目が見えなくなる。
デバイスを操作、終了の欄を選び、クエストカウンターに帰ることに。
すぐ横に扉が出てそこに入るーー。
ーーーオラクル船団 ゲート及び
クエストカウンターエリアーーー
ゲートエリアに着いたので早速ショップエリアのジグ工房へ向かう。
大型エレベーターを下りショップエリアで止まる。
ショップエリアを前進しーーペアーリへと歩く。
殆どのアークスが任務に行っているのか、店の中には数人しかいなかった。
カウンターの方にジグさんが。見ると店の中に数カ所設置してあるテレビを見ているようだった。
「おう、きたの」
俺に気付き、テレビを見るのをやめた。
「はい。ジグさん、ライフルーーヴィダブラスターでしたっけ?それの小改修が終わったとか」
そう言うと奥に行き大きなケースを持ってきた。
「ほれ、これでどうだ?」
そう言い渡されたのがーー小口径用の排莢口にコッキングレバーが付いている。
「あとこれ。一応バレルの限界が600発だから、それ以上撃ちまくりたいのなら氷系テクニックーーお主ビーストである前にニューマンでも有るであろう?それでバレルを冷やすんじゃ」
そう言い渡されたマガジンはーー普通のマガジンと変わらないサイズーー寧ろ一般的な少し屈折したマガジンでは無くストレートタイプ、ベトナム戦争で見かけるM16の様なマガジンだった。
「……いや、ジグさん、これ…明らかに30ーー20も入らない様なサイズなんですけど…」
「それもそうじゃ。お主達レンジャーの使う火薬で爆発させ弾丸を飛ばすタイプなら入らんよ」
「…えっ、どう言うことです?」
説明の意味が分からん。弾の種類が違うのか?
「少し前にライフルの撃針をレーザー式にしたと言ったじゃろ?その時にな?弾のーーいや、薬莢内の火薬の量を減らして小さくすればもっと装弾数あげれるんじゃないかと思っての?」
実行してみたんじゃよ、と言いった。
「…それだと初速が得られないのでは?爆発力がないとバレル内で飛ぶ力も…」
「その点は大丈夫じゃ、レーザー型撃針を補助するために薬室内少し後ろに炎系テクニックの術式を埋め込んどいた。万が一レーザー型撃針がおかしくなってもこれでいけるはずじゃ」
と言うかそれが有るならレーザー要らなくない?と言う言葉を飲み込み、取り敢えず頷く。
「…まぁ、そうなら…」
と言うかこれ既存の弾薬使えんの?
「そして聞いて驚け?このマガジン。こう見えて90発入るんじゃぞ!」
「…うーん、すごい様な微妙な様な…」
実際撃ってみないと分からない。本当に90発も入っているかさえ。
「まぁ待て。お主はアレじゃろ?トリガーハッピーというやつじゃろ?分かっている。もっと撃てるようにどうにか考えておくから待っておれ」
その間これで我慢してくれ、と言い更に装填されたマガジンを5個くれた。
「…でもこれで450発と考えれば…うーん」
「はっはっは!まぁ、そう悩むな!さて、儂はそろそろ戻ってコレの件を書いて各会社に送らねばならん。済まないが失礼するよ」
そう言い店の奥に行くジグさん。
「…うーん、今思ったけど、このオラクル船団だっけか?フォトンが無くなったらどうすんだろ?」
一応調べた結果が無くなることはない、との事だった。
フォトンとは真空、空気ーーと言うかそこら辺にでもある'物'なのか'無'なのこ分からない何からしい。但し、使用は出来るからあるとか無いとか…うーん、分からん。
まぁあれか、超絶弱い電気的なもので見えないのか?
そう言いながらも返してもらったライフルを腰に付けてショップエリアを抜けてクエストカウンターに向かう。
クエストカウンターにある休憩所でアキ博士とその助手のライトさんが俺の事を待っていた。
「来たね。それでは火山洞窟に向かおうか」
「ユウナさん、アキ博士を宜しくーー」
「何を言っているんだいライト君。君も行くんだよ」
「ええぇ⁈本気ですか⁈ぼ、僕もですか⁈」
そう言いオーバー気味に驚くライトさん。俺も驚いた。
「…ライトさんは…そのアークスなんですか?」
「そうだよ、一応ライト君もアークスに所属しているーー取った時は後ろからーーいや、最下位だったね」
「そうですよ…あの時僕の前にいた人が不正をやらなければ…」
そう言いながらも俺から視線を外し、メガネの位置を確認する。あれ?さっきまで普通に目を合わせながら会話していたのに…なんで急に?
「所で何をやったんですか?私、最近発見された第8世代らしくて訓練らしい訓練を受けていないんですよ」
と言うか訓練なしの第8世代と軍同然だったそれ以前の世代だと、やっぱり色々と違う。特に筋力とかこう、複数で戦闘する時とか明らかに。
「……えっ、と…まぁ、色々ですよ、色々…」
「あとユウナくん。そう言う畏まった話し方じゃなくて良いよ。君のレポート動画で普段の話し方は分かっているから」
「…ぁ、そうですか…わかりました。多分そうします」
「素直でよろしい。して、ユウナくん。ライト君。火山洞窟に実地調査に向かうとしよう。目標は龍族だ」
「おぉぉ!」
「お、おぉ…」
内心こんなので大丈夫かなぁ、と思いつつクエストカウンターから火山洞窟に跳んだ。
いや、超絶駆け足で突破すれば…いや、無理だこれ
クーナ編も書く?
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書け
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書かないでいい
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Ep4に行け
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Ep5に行け
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Ep.Hはどこ…ここ?