と言うか年内に終わんねぇ…
ーーー惑星アムディスキア 火山洞窟ーーー
周辺を警戒しつつもさらに奥へ。
「…そうだ、ユウナくん。これを渡そう」
そう言いアキ博士が渡してきたのはーーモノメイトと同じ容器だ。
「何ですこれ」
「確かディメイトだったかな?トリメイトだったかな?まぁ、モノメイトの改良型だよ」
そう言い渡された容器を見るーーそこにはディメイト、消費期限 新光歴239年4月と書かれている。
と言うかオラクル船団の年号、しんこうれき、で読み方あってるのか?初めて知ったぜ。
「……んっ?」
歩きつつディメイトーーモノメイトの味の改良型を飲む。
「それはモノメイトより細胞の再生速度がーーいや、単に受けたダメージが治るっていう事かな。モノメイトより速く」
「…それって大丈夫なんですか?」
「ヒューマン、ニューマンは何も異変はなかった」
「はぇ…ニューマン、ヒューマンは大丈夫ーーあれ、ビーストは?」
「ほら、今やってるだろ?」
「人体実験じゃないですか!」
「科学というのは人体実験でーー」
等話しながら火山洞窟の奥に向かう。
奥に進むと会話のできる龍族の村らしき所を発見した。
「見たまえライトくん。こんなに龍族がいるぞっ」
「は、博士ぇぇ、見てくださいよぉ、明らかに歓迎されてませんよぉ…」
「ユウナくん。まだ武器に手をかけてはダメだ。我々アークスは無害ということをーー」
『なんだ また アークス か』
『あの 黒い者 の 排除 に 来ている らしい』
『そう言えば あの アークス 何処かで』
等周りで言われながら奥に向かう。
すると四角の石らしきものが積まれた扉の様なもの前に四人ほどの龍族がいる。
どうやら警備しているらしい。
『そこの アークス ここから先 は 今 は 通行 出来ない 引き返せ』
そう言うと引き返せと言われた扉らしき物の奥の方から龍族の唸り声が聞こえる。
「どうしたんだい、奥の方で唸り声が聞こえるのだが」
『今 ロガ様 は 心の居所 が 悪い アークス を 見たら 闘い を 挑んで 来るかもしれない』
「もしかして龍族どうして喧嘩でも……?」
アキ博士の後ろで小声で言う。龍族でも喧嘩するのか…。
などと思っていると扉が開いたーー中からは複数の負傷した龍族が出てきた。
『どうだった ロガ様 の 様子 は』
『ダメだ こちらの話 を 全く 聞きはしない』
『くそっ 幾ら 我々 龍族 の 上の連中 が 強いからって あの 黒い者 に勝てる筈が 無い』
『あぁ、ロガ様 がおかしくなったのも あの黒い者と闘い 始めてから だったな』
「……待ってくれ、君達の言うロガ様、だったか?彼はもしかしたらーー」
「…はい、博士。D因子に侵食されている可能性がありますね」
「…そこの龍族。少しロガ様を見ることはできないか?なに、遠くからでも構わない」
『どうしますか アヤル』
『どうしたものか アークスよ 確か貴殿達は 黒い物ーー其方のダーカーと呼ぶ物 を 倒せる の でしたか?』
「えぇ、倒せますよ」
『では 一応 見てもらおう アサキ 案内 を 頼む』
『はっ では こちらへ』
そう言い目の前の龍族についていく。
高台に登り問題の龍族を見る。
『あちら に 居る 方 が ロガ様 です』
そう言い奥で複数の小型龍族が囲っている大型種ーーヴォルドラゴンをみる。
『ロガ様ッ! 静まりくださいっ! 何故 暴れ 何故我々を攻撃するのですっ! お答えください! ロガ様っ!』
「ぐぉぉぉぉっ! 」
そう言うとロガ様と言う大型龍族ーーヴォルドラゴンだったか。それが吠えて火球ーーいや、アレは火炎放射か?それが周りに居る龍族に当たる。
「ぐっぉぉぉ」
「グァァ⁈」
『ぐっーーロ、ロガ様……な、何故なのです……!』
ヴォルドラゴン前方で展開していたシールドと剣を持った龍族が倒れていく。
「は、博士っ!龍族同士の喧嘩ですよっ!マズイですよっ!離れましょうよっ!」
「その筋も否定はしない、が声を聞く限り、そうではなさそうだよーーさて」
そう言いアキ博士がホログラムを操作してーー拡声器みたいなものを取り出した。
高台から一歩出て拡声器を口に近づける。
「ーーえ、ちょ、博士っ!もしかして首を突っ込む気ですか⁈」
ライトさんが手を出そうとするもそれをスルーする。
「……ん、ねぇ、ライトさん。あの頭のアレって…」
そう言いライトくんの肩を叩き、ヴォルドラゴンの頭を指差す。
「…えっと、少し待ってください。なにぶんメガネをつけているので…少しピントが…」
そう言いメガネを斜めにしてみる。
「ライトくん。それピント合ってないでしょ」
「あれ、分かります?」
「そうやってレンズの厚さを傾斜させて見るとはっきりするやつ。俺も多用したなぁ…昔は」
「昔って…ユウナさんは何歳ーーあっ」
「…まぁ、聞かなかったことにしとくよ」
話しているとアキ博士の話が続く。
「説得は無駄だ!龍族のキミ!ダーカーの侵食を受けて、正気でいられる筈が無い!」
『……アークスか 今 貴様達 に 構っている 暇はない 去れ!』
「ーーぁ、ほらほらっ!仰る通り帰りましょうって!危ないですよっ!ほらっ!」
龍族の言う言葉に乗じてライト君が立ち上がりアキ博士の体を掴み後ろに引き込もうとする。
「五月蝿いね!ライト君!もう君は黙っていてくれたまえっ!」
それを振り切りさらに言う。
「ーーさて、龍族のキミ!そうは言うが、目の前の彼をどうするつもりだい」
『ヒ族 の ロガ様 は 我等が標 だが 同族 を 侵す 著しい 掟の侵犯』
『掟を破りし者 悉く カッシーナ の 元 へ』
「カッシーナーー龍族に伝わる神話の、地獄龍だね。成る程成る程。殺すって事か」
へぇ、龍族にも宗教があるんすねぇ…。響き的にインド的な?
『賢しいアークス 何を考えている』
「任せろ、と言おうと思ってね。生きている者を見捨てるなんて勿体無い事、私に出来るものか」
そう言い拡声器から口を話し、俺の方を向く。
「いいかい、ユウナくん、あの龍族なら、フォトンで浄化ーーいや、攻撃すれば間に合うかもしれない。救えるかもしれないーー」
「ーー確証ではない、実験になるーーが、やってみるだけの価値はある」
「まじか……やるっきゃないのか」
「大丈夫だ。その分報酬はあげるから。そうだね……この位とか」
そう言い報酬金額を見せるアキ博士。
「えぇ⁈いや、確かに命張ってますけど、流石にこんなに…」
「これで龍族と関係の回復や龍族の今のデータ、更にダーカーに侵食された者を回復させる事が出来るかもしれないんだ。下手すればダーカーの脅威から守る事が出来るかもしれない」
「…あぁ、もうっ!分かりましたっ、やりますよっ!」
「わかった。ありがとうーーほらっ、ライトくん。君も逃げようとしない」
「えぇ⁈だ、だって!あんなに大きな者と戦うんですよっ!ダーカーでもあんなに大きいの居ませんって!」
「つべこべ言わず!ほらっ」
そう言い二人揃って下に行く。
「えっ、ちょっと⁈」
ライフルを握りコッキングレバーを引く。
初弾がチェンバーに装填され、セーフティをシングルに。
左手に持ち替えて、右手にギガッシュを握る。
「…っし、行くかっ!」
そのまま先に向かった二人の後を追う。
戦闘描写が幼稚すぎてヴォルドラゴンとの戦闘シーン)飛ばしたい…飛ばしたくない?
と言うかEp1だけでこんなに書いてんの私だけかもしれない。えっ?纏めれば少ない?
クーナ編も書く?
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書け
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書かないでいい
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Ep4に行け
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Ep5に行け
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Ep.Hはどこ…ここ?