pso2 (仮)   作:rego

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せんせぇー!シオンレッグが落ちません!


81話目

 

 

 

ーーー惑星 リリーパ 地下坑道ーーー

 

「…よし、任務開始」

 

キャンプシップのテレプールから飛び降り地下坑道入り口に到着する。

 

付近には他のアークスの簡易休憩所的なテントが複数貼ってある。

 

『はい、分かりました。コレより任務を開始。ユウナさん、無事の帰還を。ーーあと』

 

その奥には大型のリフトが置いてあり、そのリフトに乗って坑道に向かう。

 

「ん?」

 

『肉じゃが。食べたいです。マトイさんも言ってました』

 

「マトイは知らないだけだろ…どうせポーーデュケットさんが吹き込んだんでしょ?」

 

『バレました?』

 

そうデュケットさんの話を聞きながら地下坑道に繋がるリフトのボタンを押して、下に向かう。

 

「……人参、じゃがいも、豚肉と白滝、グリーンピースを用意しておいてくれ。後はレシピ見ながら作る」

 

にしても…このリフトやけにデカイよな…あの人型兵器を載せていたりしたのだろうか。

 

『さっすが!早く帰ってきてよね!』

 

「…自分で作るって事は考えないのか…」

 

今回も同じく地下坑道の探索である。前回とは変わり少し深いところにいる。

 

他のアークスから来たデータによると。

 

「…地面から針が出てくるのが…そんなリョナみたいなのは…」

 

どうやら通路に所々針が出る場所があるらしい。最もアークスの戦闘服ならフォトンによって貫通しない、との事だが……うーん…。

 

「…注意して進むしかないか…」

 

コッキングレバーを引き初弾装填、プレスチェックを行いちゃんと薬室内に入っているかを確認。

 

サイドレールのランチャーにディフェンダーシェルと名付けられた口径の大きい弾薬を入れる。

 

リアサイトの横についている調整器を回して、ほお付けした時に見やすい位置に回す。

 

ストックの長さは最短。照準器があるなら兎も角、唯のアイアンサイトなので見やすさ重点で。

 

モードをセーフティからフルオートに。

 

「どうせならサイトのところに残弾数とか書かれないかなぁ…」

 

S.Fに良くある武器の如く、残弾カウンターがあればなぁ…と愚痴る。

 

愚痴ったところで変わらないが。

 

因みにこのディフェンダーシェル。ヤスミノコフ造兵廠が作った物をくれた。1ダースを20個程。合計240発。

 

俺としちゃグレーネードシェルの方が良いんだがなぁ…。

 

因みにヴィダブラスタ時代に使っていたグレーネードシェルはサイズが合わず使えませんでした。

 

お陰で全部デュケットさんに放り投げだよ。

 

…こっちの方がサイズでかいんだなぁ。

 

銃口を片手で上にあげて進んでいく。

 

…と言うか此処って地下坑道って名前つけられたけど…坑道って山の中を切り開いた道の事じゃ…?

 

今回はリフトからだったけど…色んな所に入り口あるらしいからなぁ…まだアークスも把握しきれてない。だから俺らが任務に行っているわけだが。

 

 

 

「あ!ユウナさん、こんにちは」

 

それから何回か機構種と戦闘を行い、探索を進めていくとーー何時もの様にフーリエさんと出会った。横にはリリーパ族もいる。

 

と言うか最近探索に出るとフーリエさんにしか会ってない気が…。

 

「こんにちは。そっちはどうだい。リリーパ族とのーー」

 

「りぃ!」

 

「ーーおぉ?会話に入り込んでくるとは…」

 

周囲を見渡し敵が居ないのを確認すると安全装置をかけて腰にセットする。

 

「ふふっ、きっとこの子も挨拶してるんですよ」

 

「そうか。……ああ…なんだ、フーリエさん、触っていいか?」

 

片膝をついて目線を合わせる。

 

「…りりぃ?」

 

「なんだって言ってんだ?フーリエさん」

 

「…うーん、女の子なのかって聞いてますね、コレは」

 

「……」

 

…此処でその質問をしてくるか。…確かに身体は女の子だ。確認した。胸もでかいし、ケツも…うん。だが中身は男である。最近慣れてきたけど。

 

と言うかどうやってリリーパ族はーーいや、なんでそんな疑問が思いが浮かんだんだ?

 

「…?ユウナさん?」

 

また考え始めるとフーリエさんが此方を覗き込んできた。

 

「あっ、いや、なんでもない。ーーんで、まぁ、話は変わるが、そっちの進展はあったか?」

 

「えぇ!あの後もこの子達と色々話していて、私、気付いたんです」

 

「完全に理解するんじゃなくて、感覚で分かれば良いって」

 

「感覚、で?」

 

「えぇ!感覚ーーもっと言うとなんとなく、で分かれば良いんです」

 

「そもそも発声器官も違いますしーーいや、まぁ…少し考えれば分かるのですが、完全理解は無理な話で……いやはや、付き合わせてしまって申し訳ないです」

 

「いや、良いってことよ。メセタは貰って……んっ?」

 

そう言いや俺、フーリエさんにリリーパ族を探して欲しいって言われて、報酬も出すって言っていて……あれ?俺報酬貰ったっけ?

 

「りりぃ!」

 

「うん、そうだねぇ、大丈夫だからねぇ。気持ちでなんとなくわかり会えば大丈夫だから…」

 

地面に座りながら話を続けるフーリエを見ると、今更聞くのもなんか…ねぇ?

 

「ふふ、なんだかこんな事を言うのも…少しおかしな感じですね」

 

「り、りりぃ!!」

 

「分かった、分かりましたって!」

 

「…あぁ…なんて言ってんだ?」

 

「それはですねーー」

 

「りりっ!りぃり!」

 

「…言わないでほしいとの事です」

 

「…言わないでって…」

 

「りりっ!」

 

「あぁ⁈ちょっと、どこに行くのぉ⁈すいません、ユウナさん!それじゃあ、また今度ぉ⁈」

 

「りっ!」

 

そう言い先に走っていくリリーパ族の後をついて行くフーリエさん。

 

「…何を言っていたんだ、アレ…」

 

一人残された俺はそのまま奥に進む事に。なにせノルマは行ってないからな。

 

と言うか強引に話を切り上げられたな。

 

 

 

フーリエと一方的に別れた後、歩ける所を確認しながら奥に進む。

 

そろそろ疲れたのでナノトランサーに入っている飲み物を飲もうかと考えつつ、なんか敵と会わないなと始めた矢先、視界に背を壁に預けた人影が見えた。

 

「……ぉあ⁈おい!大丈夫か⁈」

 

「その声は…ユウナさんですか?」

 

「な、なにが…⁈て、手当を!」

 

ナノトランサーからトリメイトを取り出しディアさんの口に突っ込む。

 

「げほっ、げほっ」

 

「つ、突っ込むのは不味かったか⁈渡すからゆっくり飲んで、そう。ゆっくり」

 

確かトリメイトはフォトン含有が一番多かったはず。多少はコレで……。

 

「あ…きちんと挨拶出来ず…申し訳、ありません」

 

「そんな事はどうだって良い!何があった⁈」

 

「少し、怪我をしただけです。そうです。ゲガです」

 

「怪我って…おま、それ…」

 

ディナの状況を見るとーー切り傷多数、よく見りゃ目に血が入ってる。

 

「取り敢えず撤退だ。連れて行くーー」

 

「待ってください。ゲッテムハルトさんを、待たないと」

 

「そんな状況じゃねぇ!?トリメイト飲んだとはいえ死ぬかもしないんだぞ⁈第一!ゲッテムハルトさんは!」

 

「私は…ゲッテムハルさんと確実に帰るって…シーナ姉さんと約束したんですーーぐっ…」

 

「ほら見ろ!そんな状況じゃねぇぞ!それにゲッテムハルトさんがいねぇじゃないか!」

 

「ゲッテムハルトさんは…此処で待ってろって…」

 

「…移動させるのはダメか…」

 

背中の壁に預けているディアの隣に座り、膝の上にディアの頭を乗せる。

 

「…あと、ユウナ、さん」

 

「なんだ、痛いところがあるのか⁈」

 

「い、え、そうでは…なくて……甘いものと、飲み物は、有りますか?」

 

……ぇ、飲み物?

 

「…の、みもの?」

 

「はい…流石にここまで…血が流れると…水分が…」

 

「分かった、分かった。10リットルくらいオレンジジュースがある。それで良いか?」

 

「ありがとう…ございーーげふっ!」

 

「なぁ、やっぱり帰ーー」

 

「よォ!ディナ!終わったぜ!さっさと帰ってメディカルルームにーーおォ?お前はーー」

 

嫌がるディアさんを無理やり背負って撤退しようかを考えていた矢先、心配していたゲッテムハルトさんが帰ってきた。

 

「えっと、こんにちは」

 

ナノトランサーから使い捨ての紙コップにジュースを入れてディアさんに渡す。

 

「…飲みます?」

 

「おぉう、俺は要らないから。ーーその様子だとディアをどうすっか迷っていた見てェだな」

 

びくっとミミと尻尾が立ったのが分かった。と言うかゲッテムハルトさんこえぇ!デカイし!

 

「…そ、そうですよ。ゲッテムハルトさん。ゲガ人をこんな所に放置だなんてーー」

 

恐る恐る言ってみる。いつ敵が出てくるからわからない状況で一人は少しーーいや、凄くマズイと思うのだけど。

 

「あァ?それに関しては大丈夫だ。ここいら一体動いている奴ら片っ端から壊しまくったからな。それにーー」

 

「おーーい!ディアちゃゃん!」

 

「ゲッテムハルトォォ!何があったぁぁ!」

 

俺が来た道から男の声と女の声が。この声は…。

 

「ほらっ、甘々の甘ちゃん(友)がきたぜ」

 

「…この声は…エコーさんと…ゼノさん、か?」

 

「あァ。流石に俺でもディアをおぶって帰るのはーー出来なくはないが、流石に、な?」

 

そう言い手に付けたナックルを外すゲッテムハルトさん。

 

俺の膝枕の上に横になっているディアさんを抱え上げーーえぇ⁈お姫様抱っこ⁈確かに小さいけど⁈

 

「おう!ゲッテムハルト!応援って何をーーうぉ⁈」

 

「ちょっとちょっと!ディアちゃん怪我してるじゃない!」

 

「そうだ。エコー、ゼノ。四人で入り口まで帰るぞ」

 

「ちょっと!ゼノ⁈ゲッテムハルト⁈人付き合い悪すぎない⁈」

 

エコーさん、それ人使いじゃないの?

 

「なんて言ってるぜェ?ゼノよォ?」

 

それを聞いたゲッテムハルトさんがゼノさんの方を向いてフッと笑い言う。

 

「……はぁ…エコー、お前、もう忘れたのか?」

 

「…ぁ」

 

数秒ほど間が空いてエコーさんが小さく呟いた。

 

「そういう事だ。コレでおあいこって事だ。さぁ、帰るぞ。ところでユウナちゃんは?」

 

「あぁ…まだ任務が終わってないので」

 

「そうか。分かった。気を付けろよ」

 

「えぇ、先輩達も。幸運を。無事に帰還してくださいね」

 

「おう!頑張れよ!」

 

「それじゃあね、ユウナちゃん」

 

「じゃぁな。また今度な」

 

「…ユウナさん、ありがとうございました」

 

そう言い四人は俺が来た道を戻っていった。

 

「……次からアフィンでも呼ぶか?」

 

と言うかマトイがアークスならなぁ…訓練場で見せてくれたテクニックーーアレが有ればすげぇ楽になるの思うんだけどなぁ…。

 

そんなこんなを思いながら先に進む。多分もうそろそろで終わるでしょ。

 

 

 

「……確か…この辺に…何処だっけ…」

 

 

なんて事を思ってたら見つけてしまったよ…いつかの仮面。

 

仮面はソードを持ちながら日たら周囲を見ながら首を傾げている。

 

「…あれ、確かこの辺だった…よな?記憶違いか?」

 

そう言いながら仮面を外しーー。

 

「…やっぱり、あの顔と…ミミと尻尾は…」

 

マグではなく古いカメラを使い仮面をズーム、シャッターを押す。

 

「取れたか」

 

カメラをナノトランサーに入れてもう一度仮面に視線を合わせる。

 

「……帰るか」

 

そう仮面は言うとタリスを上に投げてーー紫黒い色に包まれ消えた。

 

 

「…………」

 

アイツはーー仮面は何かを探している?だが…何を?ここいらにいると言えば機構種だが…ダーカーに機構種を混ぜる?

 

『……ユ……デュ……おう……』

 

ダーカーの弱点であるコア部分を機構種みたいな重金属で覆われたら確かにきついが…だが、いや、だったらダーカー全軍でここを抑えればいい。そのあと施設を使って作ればいい。なのになんでしないんだ?

 

 

『……ユウ……さ……ユウナ…ん!』

 

「んぁ?デュケットさんか?」

 

耳に入ったデュケットさんの声により立っていた俺の体が動き始める。

 

 

『よかっ…なんで…通…悪い…です…が、任務は完了しましーーあれ?感度が良くなっている…?』

 

 

「……まぁ、それは後で話すわ。帰還する」

 

『はい。テレパイプ出しますねーーお帰りなさい、ユウナさん』

 

「まだ帰ってないけどな」

 

まぁ、帰ったら帰ったで今度は料理ーー肉じゃがらしいがな!




最近思う事。ゲッテムとその姉妹を改変しちまったお陰で最後どうするか迷う。

感想待ってます(誤字脱字は許して)


一並び替えとかはパソコンに限るわ。

クーナ編も書く?

  • 書け
  • 書かないでいい
  • Ep4に行け
  • Ep5に行け
  • Ep.Hはどこ…ここ?
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