pso2 (仮)   作:rego

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リアフレに15落ちた


82話目

 

 

 

ーーーマイルームーーー

 

「あぁぁ……疲れたぁぁ…」

 

殆どのアークスが自分のマイルームに帰り休んでいるかテレビを見ている頃。

 

やっと自分の仕事ーー晩御飯とその後片付けーーが終わりやっとゆっくり出来る。風呂でも入ろうか、と考え始めた時、史実の部屋の扉がノックされた。

 

 

「はぁい。どっちだ?」

 

「私です」

 

「いや、どっちだよ」

 

「マトイです。ユウナちゃんも一緒に観見よ?」

 

「見よって…何を」

 

ベッドから降りて適当に買ったズボンと長袖を着る。

 

「うん。コメディ…かな?デュケットさんが凄く笑ってるからーーぁ」

 

「ぎゃはははっ!」

 

そう言いマトイがテレビのある方を向くと、凄い、なんか…マンガみたいな笑い声が聞こえる。

 

「……まぁ、行くわ」

 

「…うん」

 

そう言い扉を閉めてふと思う。

 

デュケットさんてあんな笑い方だったか?と。

 

 

 

ーーーオラクル船団 ゲートエリアーーー

 

翌日。

 

ゲートエリアの休憩室で座って待っていると久し振りのニューマン姉妹のパティとティアから連絡が来た。

 

マグに映像を出すように指示を出し、空中に投影される。

 

 

『ーーあっ!こんにちわ!みんなのアイドル、パティちゃんだよぉ!』

 

『ちょっと!パティちゃん!何そのアイドルって⁈ーーこほん、ユウナさん、こんにちわ。妹の方のティアです。お久しぶりですね』

 

「えぇ、お久しぶりです。どうしたんです?急に?」

 

『えぇ、私達がやっている情報屋の方であるオーダーが出ましてね。それの討伐依頼がーーあっ、ちょっと!パティーー』

 

『ーーそう!その名は!ロックベア!私たち三種族を遥かに越す身長!それによって生み出されるパワー!さらにさらにーーぁ!ちょっとティアーー』

 

『ーーもう!パティちゃんは少し黙ってて!…えっとね?惑星ナベリウスにて多数のロックベアが出現、D因子の濃度も高いらしくて…空の討伐依頼が出てるの』

 

「……何体倒すんだ?」

 

『出来るう限り、だって。でも報酬自体一体倒せば貰えるから』

 

「…よし、やってみるか。人数制限とかある?」

 

『全くないよ。強いて言うなら死なない事かな。只でさえアークスは万年人手不足だし』

 

死人も多いからねぇ、と横でパティさんが言う。

 

『まぁ、任務ーークライアントオーダーって言うんだけど。それ。ユウナちゃんに送っておくから』

 

「…それって複数人で組んだらちゃんと他の人も貰えます?」

 

『うん。貰えるよ。管制官にマグを渡したら勝手に照合されるし』

 

「そうか。分かりました、友達呼んで行ってきますよ」

 

『うん。お願いね。私達も何%か貰えるから』

 

そう言い投影された通信を着る。成る程、オーダーってそういものだったのか。

 

「…アフィンを呼ぶか」

 

デバイスに投影させてーーマグからでも出来るが、専用のモノを用意するか各マイルームに設置してある充電器的なモノに置かないとエネルギーが回復しないらしい。

 

戻ったら常時そこに置いているけどーーフレンドの項目をタッチしてアフィンを呼び出す。

 

ホログラムメニューの上に更に投影されてーーアークス言語、と言うか半ば英語で

 

Now Link

ーー ーー

Connecting

 

と表示される。

 

右上にはOffLineとまで出てるし。

 

 

15秒程掛けたが…出ない。

 

何か用事でもあったのだろう?

 

「…はぁ、しゃぁない」

 

通信を切り空中に投影されたホログラムを閉じる。

 

と言うかコレ、ホログラムで合っているのだろう?

 

マガジン取って背中に付けている白いステブウェポンがちゃんとあるのを手で確認してカウンターに向かう。

 

「結構いるな」

 

10個ほどある任務を受注するカウンターには複数のアークスがごった返している。

 

「…少し待つか」

 

まだまだ日は早い。数分すれば開くだろう、と思いながら左右にあるATMの様な機械ーー決してAnti.Tank.Missileでは無いーーの前に行く。

 

 

が其処も人だかりが。

 

仕方ないマグで自分の倉庫に接続して整理でもしようかと考えた時、声をかけられた。

 

「おう!そこのビーストちゃん!」

 

「は?」

 

投影された自分の倉庫を見ずに言われた方向を探すーー後ろ?

 

振り向くと其処には金髪グラサン黒人という余りにもーーそう、映画なら最初に死ぬか最後まで生き残るか的な人が立っていた。

 

…と言うか戦闘服かっけぇな。

 

念の為周囲を見渡しーービーストは俺以外居ない。

 

「…え、俺?」

 

「そうだよ、そう!その様子だとアレだな?情報屋からオーダー受けたみたいだな?」

 

「何でそれを?」

 

いきなり話しかけられて、しかも受けたオーダーすら分かってたら少し警戒する。

 

「何でってそりゃ…オレも受けたからだよ。だがなぁ…ロックベアだっけ?ちっと怖ーーいや、上手い人のログを調べてたら偉い上手いビーストが居てだな?それがおたくだったわけよ」

 

と言うかよくよく考えたら普通に会話してたらか聞こえてたかも知れんな。

 

って言うかそんなに俺って強いの?ひたすら戦闘避けてるだけなんだけど。

 

「…いや、え?」

 

と考えていたらなんか凄いことを言い始めた。ぇ?俺の戦闘ログを?こう言うのって誰でも見れるの?

 

「混乱してる様だが続きいいか?」

 

「え?うん」

 

「それでな?誰しも初めて戦う敵は怖いじゃん?それで手本となる物が欲しいんだよ」

 

「う、ん?」

 

確かに怖い。と言うか戦いたく無いです。

 

「それでおたくに頼むわけだ」

 

「…うん?」

 

「まぁ、要するに。オレがおたくにオーダーを出すから戦い方を見せてくれって話だ。俺は手本を見れるし、おたくはメセタを貰える。win−winの関係だと思うぜ?」

 

確かにメセタを貰えるけど…うーん、まぁ、ただ戦闘シーン取るだけだし…良いかなぁ?

 

「…うーん…まぁ、討伐行くし…受けるよ」

 

「そうこなくっちゃな!ーーそうだ。オレの名はハンス。覚えてーーんっ?」

 

そう名乗った黒人ことハンスさん。なんか本当にすぐ死にそうな気がしてきた。黒人って事が余計に。

 

「どうしました?」

 

「…いや、どっかで見た気がしてな?」

 

「…ぇ?」

 

辞めてくれよ、こう見えて視線がーー色んな視線が痛いんだから。まぁ、今更一人増えたって変わらないのか?

 

「…うーん…まぁ良いか!取り敢えずパートナーカード。交換しようぜ!」

 

「う、うん」

 

そうハンスさんは言うとホログラムを投影してこっちに投げてくる。

 

「…ん?クラスが無い…?」

 

ハンスとだけ書かれたカード。本来クラスが入っている所は空白だった。

 

「あぁ、それか。いやな?どのクラスにするか迷っていてなぁ?」

 

「あぁ、それで」

 

それならば納得。まぁ、第8世代って書かれているからどれでもできるだろうし、別に良いか。

 

「そう言うおたくはレンジャーか。良いねぇ」

 

「どうも。まぁ、近付かれたらおしまいですけどね」

 

「なぁに、近付かれなければ良い事よ!ーーよし。交換完了!それじゃ頼むぜ!クライアントオーダーって所にあるはずだからよ!確認してみな!」

 

「お、うん」

 

クライアントオーダーと言う項目をタッチ、数個ほど受けている依頼が表示される。

 

「ハンスさん、ハンスさん、ハンスさん…あぁ、ありますね」

 

そこには森林地帯に潜む罠と言う題名でロックベアの撃破と言う内容の依頼がある。

 

「…結構ネーミングセンス良いっすね」

 

「だろ?それが出ているって事はちゃんと受け取ったみたいだな。終わったらこっちに来てくれよ。報酬を渡すからさ」

 

「分かりました。ーーそれではまた」

 

チラッとカウンターを見ると空いてきた様だ。話を切り上げ向かう。

 

「おう!またな!」

 

手を振りながら言うハンスさん。

 

なんか凄く、ハイテンションな黒人さんだなぁって思うわ。凄く話し掛けやすい。

 

「アフィンと違った話しやすさかな」

 

と言いながらカウンターに向かった。

 

 

ーーー惑星 ナベリウス 森林ーーー

 

 

依頼を受けてナベリウスに舞い降りる。

 

ステブウェポンを手に取りコッキングレバーを引く。

 

当然マガジンが刺さってないので、コッキングレバーが最大まで引かれた状態で固定される。

 

開いたエジェクションポートから1発弾を飛び出して横から入れる。

 

何でもこのライフル、と言うかアークスが使うライフル、大体がエアガンの如くパーツ交換でアサルトライフルにも、バトルライフルにも、スナイパーや軽機関銃にもなる様に設計されている、システムウェポンって言うのか?それらしい。

 

なんか米国とかでXMなんとかとかストーナー的なアレかな?

 

まぁ、前回まで使っていたヴィダブラスタはブルパップライフルだったが…今回のはよく見るトリガーの前にマガジンが有るタイプだ。

 

 

こう言うのってなんて言うんだろ?

 

 

それは兎も角。後退したエジェクションポートの中にある空いた薬室内に、マガジンから抜き取った弾を1発入れてみる。

 

「…ダメか」

 

入らなかった。行けると踏んだんだがな。

 

仕方なく弾をマガジンに入れて挿入する。

 

リリースボタンを押してボルトをリリース。

 

プレスチェックを行い入っているのを確認。

 

モードをフルに切り替える。

 

さて、準備も終わった事だし…進むか。

 

 

何でも少し歩けば結構な数の目標に当たるらしい。

 

さっさと倒して帰ろう。

 

 

ーーーオラクル船団 パティ&ティアのマイルームーーー

 

「ねぇ、パティちゃん。ユウナちゃん、ちゃんと他の人を誘って行ったかな?」

 

「流石に誘うっしょ!中型クラスとは言え'基本'は一人で戦わないし!」

 

「だよね。一人で中型から大型とタメ張れるのは六芒均衡くらいだもんね」

 

「そうだよ!私の妹は心配性だね!」

 

「…でも。もしも…一人で行ったらどうしよう」

 

「…はっはっは!流石に無いでしょ!」

 

「パティちゃん。ユウナちゃんがビーストって覚えてる?」

 

「…ぁ」

 

「今から連絡すべきかなぁ…私達の初めての情報を買ってくれた人だし」

 

「うーん…一応、カウンター行こうか?」

 

「…うん。そうしよう」

 

 

ーーー惑星 ナベリウスーーー

 

 

いつもの様に向かってくる敵だけを倒しながら奥地に向かう。

 

それにしても…中々出てこないなぁ…。

 

ライフルを片手で持ちながら、左手に付いているタリスを見る。

 

そう言やコレ、フォースとテクターに正式に使える様になるらしいなぁ…後ニューマンだっけ?系列が。

 

一応俺もニューマンらしいから使えるらしいけど。

 

 

そういやアークスからジグさんに情報が行ったのか、あの仮面が行ったタリスらしきもので空を飛んだりしたら奴、オラクル側の技術で再現してみた、って言ってたな。

 

タリスに装填されているタリスって言うかカードを空中に撃ち出して好きな所に止める事が出来るらしい。

 

パシュ、とタリスを真上に撃ち出す。オレンジ色に光っている。

 

んで更にタリスが止まった所に行こうとすればーー。

 

 

「ーーぉ」

 

ーーご覧の通りタリスを固定した所に、別次元を通して跳べる、らしい。

 

高度約5メートル程。

 

「…ぁ」

 

因みにだがフォトンによってどんな高度からでも落ちてもあまり痛く無いらしい。

 

 

ーー少し高さに驚いておしっこ漏れたけど。

 

 

技術の限界か仮面はD.Fの能力を併合して使い何処にでもワープ出来るのに対して、こちらのタリスは50メートルほどが限界(更に使える距離は20メートル前後)らしい。

 

ストンとゆっくり降りてーー周りに敵が居ないのを確認して、戦闘服を一時的に脱いで用を足す。

 

「…あぁぁ……」

 

尿が出る音が鳥の鳴き声に紛れ鳴る。

 

用を足し終わりナノトランサーから入れっぱなしよ完全自然分解のか柔らかい紙を出す。

 

「……」

 

それを優しいタッチで吹いて地面にポイする。

 

それが5秒後にはスッと溶けて土と帰る。

 

「…慣れないなぁ…色々」

 

女の子になって良かったと思う反面、色々とアレである。

 

マトイやデュケットさんは兎も角、他のアークス女性戦闘員の目がね…こう、怖い。ビーストだからって言うのもあるかもしれないけど。

 

 

今は何も無いが…何処か相談できる人、居ないかなぁ……ぁ。

 

「…リサさん?」

 

くらいかなぁ…のってくれるかなぁ…。

 

 

そんな事を思いながら戦闘服を着なおしてもう一度探しに向かう。

 




俺にシオンレッグよこせオラっ!

クーナ編も書く?

  • 書け
  • 書かないでいい
  • Ep4に行け
  • Ep5に行け
  • Ep.Hはどこ…ここ?
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