ーーーユウナとデュケット&マトイのマイルームーーー
「はぁ…」
そう呟きーーアフィンに買ってもらった服を鏡で見る。
「…これ…素直に貰って良かったものか?ーーいや、ダメだった、か?」
何故こうなったのか。
トランマイザー戦後、急いでテレポーターを出してフーリエさんとアフィンを連れて帰還して、メディカルセンターにフーリエさんを置いて来て…その後ジグさんに渡した後。
アフィンに今お前の格好すごいことになってるぞと言われ、視点を下ろすとーー所々破れていた。
アフィンにやべっ!どうすんのこれ⁈と聞くと戦闘服はフォトン何とかで放置していれば勝手に修復されるはず、との事。
そこでアフィンは少し考えて、ちょっとこの場で待ってろと言われ、自販機で飲み物を買い、ショップエリアの噴水の見えるベンチで上を見ている事数分。
これを着ろと袋を差し出されーー中身を見るとーー懐かしのメトリィ・アシンが入っていた。
アフィンにこれ持ってるぞと言うと、えぇ、と言いながら少し青ざめていたが…。
その時はまぁ、なんだ、俺が持ってるのは黒だ、着てやる。
と言いスカート部分が蒼いメトリィを着たのだが…その時のアフィンの目線が…もろに、ねぇ?
「あぁ…スカート超すーすーすんだけど…」
「ユウナちゃん…幾ら女の子しか居ないって言っても…スカート捲り上げたらまる見えだよ?水色の」
「マトイさん…ユウナさんに言うのは…もう遅いですよ」
「そうは言っても…デュケットさんも言いましょうよ?」
「最初の内は言ってましたよ。でもね…」
そう言いデュケットさんは俺を見た後マトイの方を見て首を振った。
「…男性を誘うような行動はやめてって言っても…『もう癖だからやめられない』って言って辞めないんですよ…」
「もう最初聞いた時コレがアレな人なのかと思って…本当はダメですけど権限使ってデータ見て処女で安心しましたよ…」
「デュケットさん⁈それダメなんじゃないの?」
「マトイさん、バレなければ問題は無いんです。報告書も書かなくて良いですしね」
そうデュケットさんの話を聞き流しつつ鏡の前でスカートの長さを図るーーもっと長いのないのか?
「と言うかーーいえ、話は変わりますけどー!なんなんですかその胸は!私の何倍あるとーー」
スカートが長いのか、又はスボンが欲しいなぁと思っているとデュケットさんがいきなり俺の胸を見始めて怒り出した。
と言うかそもそもデュケットさんやマトイも俺に隠れているが結構ある。十分山はできているし。
「いや、デュケットさんも十分ありまーー」
「ユウナさんに比べたら全然ですよ!何なんですか!この胸のサイズは!」
そう言いデュケットさんが鏡の前でアフィンが買ったメトリィを脱ごうとしている所に後ろから来てーー胸を揉む。
「ひゃっ⁈ちょ⁈」
「ーーこのサイズーーF、い、以上?」
「F…?」
その言葉ーーと言うか頭文字を聞くと戦闘機しか思い付かない。と言うかバストのサイズがよく分からない。Fってどの位だ?ーー俺の胸か。
「そ、んな…」
「ちょ、やめて!上着脱げないじゃない!」
そう言いデュケットさんの手を振り解き、蒼い色をした上着を脱ぐ。
「…大き、過ぎる」
すっと俺の後ろから離れソファに座るデュケットさん。
「ねぇ、本当にそうだよねぇ、デュケットさん」
胸全体を覆う水色のブラジャー。このサイズだと全体を覆う奴じゃないとねぇ?スポーツブラって言うんだろうか?
ぴったりくっついてーーそれでいて厚いくせに通気性は最高。
ほんと最高だよこいつ。
「F以上、ある…なんて、なんて事だ…」
「まぁ、私は直に見た事ないから言えないけど…ユウナちゃんサイズだと肩懲りそうだよねぇ…後お風呂に浮きそう」
「そうだぞ、デュケットさん。胸が大きくて良いことなんて無い。4害合って1理無し、だぞ。ーーそれに浮くぞ」
それにビックリなのがこの胸、下に垂れない。なんかすげぇとしか言いようがない。まぁ、突き出るような形じゃなくて丸いからなぁ…。
因みに4害あって1理の内訳は 1.重い2.肩がこる3.視線が直で刺さる4.やっぱり重いーーまぁ、1と2と4は万能質量のフォトンで何とかなるが…3だけは無理だ。
1と4同じとは言わせん。
「そうは言っても…夢なんです…」
そう言い一度経った後、上の言葉を口にしてもう一度ソファに座るデュケットさん。
立ったり座ったり忙しいな。
「うーん…デュケットさんはそんなに大きな胸が欲しいの?」
「えぇ!大きければ良いのよ!」
「ならユウナちゃんの胸を揉めば自分の胸も大きくなるかもよ?」
「ぇ?」
「は?」
…ぇ?何言ってんのこの銀髪赤目の子は…。
まさか本当にもう一度触りに来ないよな?と思いデュケットさんの方を見るとーー丁度目が合った。あの様子だと同じ事を考えたのだろうか?
「えぇと…マトイさん?流石にそこまでは無いわよ?」
流石にデュケットさんもそんなことはやれない。
「…マトイ…流石にそれは…ねぇ?」
「えっ?でも…」
「…どうしたの?」
デュケットさんが優しく聞く。
「うん。フィリアさんがーー」
「あの人か…」
「?何かあったんですか?ユウナさん」
「いや、何でもない。何も無いさ。続けてくれ。マトイ」
「ーーうん、フィリアさんが『おっぱいを大きくするには胸を揉んでもらう?揉む?が一番』って言ってたから…」
「……あの医者は…」
「…揉んで大きくなるなら大きくなってますよ…とっくに…」
二人ではぁ、とため息を吐きながらーー俺は鏡の前で衣装をチェンジ、メトリィの黒色を着直し、そのまま作業台に向かう。
「あっ、ユウナさん、そう言えば私ライフルからランチャーに変えました!触ってみます?アークス製ですけど」
「おぉ!まじで!見してくれ!」
はい、どーぞ、と言いーー見た目に反して軽量化とフォトンで軽くしているらしいーーランチャーが出てきた。
と言うかいきなり出し、ランチャーの名前がランチャーって…。
「ほぉ…確かに軽いな…これ軽機関銃より無いな、重さ」
「えぇ。それは初心者用のランチャーですからね。その代わりH.E.A.D.Fしか無いですけどね」
ランチャーを作業台に乗せて下部にあるーー。
「あぁ、安全装置は?」
「付いてますよ。ほら、トリガーとグリップに付いているスイッチ」
ーー確かに付いているな。
本体下部にあるマガジンを取って、隣に置く。
「これ…何ミリだ?」
「確か75ミリだったかと。それ以上も有りますけど、弾代が一番安いらしいので」
あとそうそう、ランチャーの弾はフォトンを込めるだけだから弾代は実質かからないよ、と言う言葉を聞き作業台のイスに座っていたところを勢いよく立つ。
「弾代タダなの⁈」
「えぇ、ライフルよりよっぽどコストパフォーマンスかからないって言う事で結構な数のレンジャーが鞍替えしているそうよ?」
「……でも取り回しがな…」
「ダーカーに取り回しなんて言ってられないわよ」
「それもそうか」
そう言いこのランチャーを見る。
ぱっと見ソレっぽいって言うのがバレる下部の出っ張り。これ撃った弾のブラストを逃す奴だったりして。これだけは……そうかなぁ?
「……よし、ありがと。楽しめたわ」
「えぇ⁈楽しめたって数分も見てないですよ⁈」
「俺は触るだけで満足するタイプなの」
ほらっ、とランチャーをデュケットさんに渡しーー気がつくとソファで寝ているマトイに俺の部屋から持ってきた薄手の毛布を掛ける。
「……それにしても…マトイさん…何者なんでしょうか?」
「俺に聞くな。俺も分からん」
「アークスには登録されてない、それどころかオラクル船団にも……もしかして、ですけど……」
「…ダーカー、なんじゃ…」
「…いや、それは無い。マトイもフォトンを使えている。過剰気味に」
「…それなら尚更アークスに所属していないって事は…」
「分からん。取り敢えず記憶が戻るのを待つしか無い。それしか出来ないからな……」
「…所でユウナさん、話が変わりますけど…今日の晩御飯、角煮が食べたいです」
そうデュケットに言われ咄嗟に時計を見るーーまだ昼前だぞ⁈
「……俺は煮物苦手なんだよ、失敗しても行けるか?」
「はい!食べてみせますよ!」
それより前に昼飯作らないとな、と言い簡単にーー流石に適当なもので済ませた。レーションを簡単に炒めて調理した物を。
因みにその日の夜の角煮はーーフラグ回収ならず普通に成功した。二人ともホロホロで厚くて熱くて量も合って美味しぃ〜、と漏らしていた。
二人ともこんな大食いだっけと思いつつも自分も小さな口に角煮を入れるーー母親の味には遠いな、と思いながらも箸を進めた。
今回(クソ下手)イラスト描こうと思ったけど手が震えたので辞めました。
クーナ編も書く?
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書け
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書かないでいい
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Ep4に行け
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Ep5に行け
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Ep.Hはどこ…ここ?