さぁ!(Ph)来い!
あっ、そうだ。遅れて申し訳ないです。
「あぁ…確か情報だとこの辺りに…」
先導するゼノさんの後を俺とエコーさんが付いていく。
それにしてもこのカタパルト…乗ると規定のラインを沿って着陸点に向かうのだが…これが怖い。
ジェットコースターでさえ乗れないのに更に速く、しかも足も浮いていると来た。
着陸後、ゼノさんがこの辺りだとマップを立体投影させて俺とエコーさんに見せる。
「確か情報だと有効な龍族がユウナちゃんを名指しで指定してきたのよね?」
「エコー、名指しと指名は一緒だと思うぞ?ーーまぁ、兎も角、その龍族、名前は確かーー」
「ーーヒノエンさん」
ゼノさんが言う前に呟いてしまった。思い出すはあの大型龍族ーーヴォル・ドラゴン。いやぁ、もう二度と戦いたく無いっす。
そういや防具あれから変えてないな…後でショップエリア見てくるか。
などと話しから脱線しそうになる。その時、ゼノさんの方から疑問の声が聞こえた。
「……ん?」
歩いていた足を止めて首をかしげるゼノさん。
「…あれ?違いましたか?」
「…俺が効いたのはヒエンって聞いたぞ?」
それに更に言葉を掛けるエコーさん。
「え?ゼ、ゼノ?ヒ・エンじゃ無いの?」
「…待てエコー。そう言えばこの間のちっこい丸。なんて言うんだ?」
「知らないわよ。自分で調べなさいな」
「…はぁ、調べるか。ーー」
何やら気になり調べ始めたご様子。確かに俺も・の意味が気になる。いや、名前を区切る以外に意味はないのかもしれないが。
エコーさんと俺がゼノさんの後ろからその検索結果を見ようと覗き込むとーー。
「…この・が捉えられずに意味の意味が表示されたんだけど」
俺とエコーさん、ゼノさん含めて三人でガッカリしたのは言うまでもない。
「…まぁ、アクセントの問題だな」
それからしばらくして三人とも再起動して前に歩く。
「…まぁ、ヒノエンさんで」
俺がそう言うとゼノさんがそれに続く。その時だ。
「あぁ。んで、そのヒノエンさんがーーそう。ちょうどこの辺りにーー」
「ーーゼノさん…何か…聞こえません?」
「えっ?いや、何も…エコーは?」
「ごめん、私にもちょっと」
その間も声がーー少し聞こえる。この声は…確か…。
「ヒノエンさん、か?」
「ユウナちゃん、場所分かるの?」
「…えっと、声が小さくて…でも、多分、あっちです」
小さいながらも聞こえる声の方を指す。
「あっちか。とりあえず行ってみよう。接触しなくちゃ始まらないからな」
「そうね。さぁ、ユウナちゃん。聞こえる方に案内をーー」
「はい」
「ーーあと、ゼノ?ユウナちゃんの後ろは私が歩くからね?」
「あぁ、うん」
その時の顔はーー少し怖かった。
それから少し歩くとーー浮遊する大陸に大陸と一体化したような住処のようなものが見えてきた。
その住処らしき物にカタパルトを使いつつ接近するとそこからアリ見たく数体のーー龍族が出てくる。
『ここ は 我ら 龍族 の 住処 それ を 知って 入るか』
ツノが二本生えている四足歩行の竜族が一歩前に出てきた。
「待て待て待て!俺たちに戦う意思はない!ここを通してくれないだろうか!」
「…ここの龍族は青いのか…」
ゼノさんが龍族とお話ししている最中、ふと喋った言葉にエコーさんが続く。
「龍族って言っても火山に居る龍族、浮遊大陸に居る龍族。ーーあと森林地帯にも居るそうよ?森林地帯の龍族は友好的らしいし」
「へぇ…」
と言うことはある程度周囲に溶け込めるように体の色が変化するのか…カメレオンやタコか?
『それ でも 掟 は』
視線をエコーさんからゼノさんと交渉している龍族に戻すと、そのタイミングで後ろから火山でも見た杖を持った龍族が接近する。
『ミ ニカ さん ヒ エン さん から 伝言 です 彼ら を通せ と』
『ふぅむ … 仕方ない 通れ! アークス ただし 監視 は 付けるぞ』
「感謝します!ーーさぁ、行こう」
Uターンし、付いてくるように頭を動かす龍族。それに続いてゼノさん、エコーさん、俺が続き、さらにその周囲を龍族が警戒しているのか距離を少し取りつつ囲む。
「…警戒されてるな、これ…」
「仕方ねぇさ。ユウナちゃんがヴォルドラゴンを救って以降火山の龍族は態度が軟化しているがこっちはまだだ。仕方ねぇさ」
「うーん、そうは言ってもねぇ…この様子だとこっちもアレでしょ?ダーカー倒せるからアークス要らないぅて思っているわけでしょ?」
「多分な。倒しているだけでD因子は飛び散っているだけなんだよなぁ…」
「…最終的にはフォトンがないとって事か…」
「そうだ、ユウナ。まぁ、それが分かっていればこうなってないがね」
『 来たか、アークス』
「…久しぶりですね、ヒノエンさん」
向こうから来たのはヴォルドラゴン戦を観戦していた杖を持った龍族ーーヒノエンさんが前から歩いてきた。
周囲に複数の護衛を引き連れて。
『違うぞ、アークス。ヒエン、私の名はヒエンだ。ーーそれとこれは?』
護衛を散らして周囲の警戒に入らせて話を続ける。
ヒノエン改めヒエンさんの前に出て手を差し出す。
「これ?握手だ。ーーそっちには無いのか?」
『…いや、すまないな』
そう言い杖をもう片方の手に移して俺の手を握る。ゴツゴツしている。
『久しぶり、だな』
「えぇ、こちらも、ね」
「ほらっ!私のアレ合ってたじゃない!」
「エコー、今は重要な時だからな?少しね?ね?」
『…後ろのアークスは置いておいて。前回のーーヒロガ様の救命。ありがとうございます』
握手した方に杖を一度握り。そこから更に地面に置いて片膝立ちにして頭を下げるヒエンさん。
「よ、よしてくれ、アレは任務だったから!ほら、報酬が絡んでたから!それにほら!握手した仲だろ⁈」
『それでも救ってくれた事に変わりはない』
「ヒエンさん。今回呼んだのはこんなことではないだろう?ユウナも落ち着け。エコーはもっと周りを見ろ」
「えぇ⁈」
尻尾をバサバサ降ってどうしようかと目線を合わせたりしていた所を後ろで周囲をみわたしているゼノさんに注意される。
『そうだ、赤毛のアークス。ここらが更に西にあるお方が待っている。今回はその方とーー』
『戦って貰いたい』
「……は?」
「ぇ?」
「……えっと、そのお方、ダーカーに侵食されたりとかはーー」
『ない』
「…ダーカーに攻撃を受けたとかはーー」
『ない』
「……なんでたたかうの?」
『…私はあれ以降、様々な場所に向かいダーカーとはアークスと協力して叩くべきと唱えて来ていてな、この浮遊大陸を支配するお方達にも話が伝わってな』
「うん」
『そこで出た案が新しく生まれたコ・レラと模擬戦を行い勝ったらアークスと協力しようとどうにか話を付けてな。それで』
「勝ってほしい、と」
なに?龍族上層部は戦いで確認するタイプ?滅ぼされないそれ?
『その通りだ。幸い向こうは数は言ってない。それにいくらあのお方達と言えど生まれたばかりらしい。彼等には悪いが倒して欲しい』
そんな事を部下から言われてるが別の意味で大丈夫なのだろうか?
「…まぁ、確かに上の考えが変われば下も楽になるからな」
「えぇ、戦うのは下の兵士だもの。やろうよ、ね?」
『と言うと受けてくれるか?アークスから見てもデメリットは無いように思えるが』
「…まぁ、やりましょう」
と言うか拒否権なく無い?
『あぁ、それと。私に近いーーと言ってもアークスと会う前の私ですがーー考えを持った龍族がいるので。うまくすれば彼も使えるかもしれません。もし会ったら存分に使ってやってください』
それでは、と言いここの責任者らしき龍族と二、三言葉話し、周りの護衛を連れて端っこに去っていくヒエンさんとその取り巻き。
するとーーなんか空飛ぶ恐竜みたいなのが飛んできてーーそれにみんな乗って行った。
「……なんだいありゃ」
「…飛んでいったな」
「…まぁ、私達もフォトナーの遺産を解析出来ればできなくは無いらしいけど」
「えっ⁈なにそれ!」
「知らないの?私達が使っているP.Aはフォトナーのマジックを再構築した物なのよ?飛ぶマジックがあってもおかしくないわ」
「そうか…飛べるのか…」
そう言い俺は空を見上げる。
「…あれ?そもそも俺フォースとテクター出来るのか?」
「出来るでしょ?第八世代なんだし」
「さて。話はそこまで。エコー、ユウナ。さっさと模擬戦してさっさと帰ろう」
ゼノさんがそう言うと周囲の龍族も動き始めた。
『アークスよ 彼 の 言っていた 方角は 向こうだ この テリトリー の 外れまでは 案内しよう』
「感謝します」
ヒエンさんに言われた通り西に俺たちは向かうことにする。
正直ヴォルドラゴンとは二度と戦いたくないな…。
伸ばした出来がこれである。これもうダメみたいですね…所でR18の方ネタが無いんですが…R18の方もう上げなくて良い?
そう言えばesの方のジェネのコスプレイヤーが会場に来るらしいっすね(行かない)えっ⁈コスプレイヤーのアレIカップ⁈うっそだろお前⁈(自キャラ兼小説のモデルのキャラがバストカーソル全マックスとか言えない)一体何カップになるんですかね…?
クーナ編も書く?
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書け
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書かないでいい
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Ep4に行け
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Ep5に行け
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Ep.Hはどこ…ここ?