リリカルなのは~ほんとはただ寝たいだけ~   作:真暇 日間

18 / 59

漫画喫茶で一時的に繋げてます。高いよう(泣)

まあそんな訳で、アフター板をお楽しみください。

題名はその場のノリでつけたもので、意訳すると『GODに陽光の殲滅者な演奏家のなのはさんが一人でやってきましたよ』です。



Sunlight Destracter=陽光の殲滅者

execution=執行、作製、演奏

CONCERT=協奏曲=オーケストラ(原作)になんか一つの楽器(なのはさん)が入っている形の演奏。

まあ、そんな感じで。





Gears Of Detiny
0-1


 

side 高町 なのは(ミッドチルダ・翠屋)

 

お久しぶりです。JS事件からもう二年が過ぎ、私、織斑なのはは22歳になりました。いまだに周りには高町で通ってますけどね。

ヴィヴィオも学校に通いはじめて二年。三年生になって魔法の勉強を受け始めているみたいです。

まあ、私が仕事の合間にちょっと教えている魔法理論だけで実力的にはもう中等部の模擬戦に混じってもまず負けないくらいの力は持ってるんだけど、ヴィヴィオの特化点はヴィヴィオがやりたがってる戦い方とは全く違うから……本気じゃなくて全力になったらもっと強いんだけどなぁ……。

具体的に? そうだなぁ……二年前、機動六課最後の模擬戦の時のスバルと接戦の末にギリギリ負けるくらいかな? 戦い方の相性から言うと練度次第で誰にでも勝てる筈なんだけど、流石に経験も練習も練度も足りてないからね。しょうがない。

 

ちなみに、ヴィヴィオの特化点は【模倣】。聖王状態のように他人の真似をすることが得意で、本気になるとトランス状態から完全に本人になりきって見せる。勿論技だって完璧……とまでは言わないけど、かなり上手に真似て見せるしね。

 

つまり、ヴィヴィオは理論上は誰にでも勝てるようになるんだろうけど、本人は『自分の力だけで戦って強くなりたい』って言うから友達やノーヴェ達との試合ではトランスモードは封印中。そうじゃないと試合にならないからね。

 

あと、私の技も一応使えるけど私の特化点が無いから上手じゃない。周囲に存在する魔力を無差別に引きずり寄せて使う私と比べ、ヴィヴィオの模倣する私は周囲に存在する自分の魔力しか使えない。中途半端と言えば中途半端な能力なんだよね。

 

 ……自分の魔力を使ってカートリッジを作っておけば文字通りの外部魔力タンクとして使えたりするんだけど、そう言うのは自分で思い付いて工夫するべきだと思うから言ってない。

それに、あくまで私の真似をしている時の方法だからヴィヴィオが目指してるインターミドルでは使わないだろうしね。

 

……さてと。そろそろヴィヴィオが帰ってくる頃だし、晩御飯を仕上げないとね。

今日の晩御飯は野菜たっぷりのシチュー。あえて柔らかい蕪なんかを形が残らないくらいしっかり煮込んでから形が残りやすいにんじんやじゃがいもを入れた、野菜の旨味がたっぷりのホワイトシチュー。ヴィヴィオだけじゃなくってヴィータちゃんやはやてちゃんも絶賛してくれた。

勿論肉もそれなりに入っています。肉ばっかり食べるのは体に悪いけど、野菜しか食べないのもそれはそれで体に悪いからね。

 

ちなみに、フェイトちゃんはお仕事に夢中になっていると食事を忘れちゃうタイプなので、時々様子を見に行っていたりもします。

短かったけどティアナがいた頃はティアナがちゃんと注意してくれていたみたいだし、私も最悪ティアナに料理を渡しておいて食べさせてもらってたんだけど、今じゃあ仕事に集中すると食事も睡眠も忘れちゃう仕事人間に。まったくもう……。

 

……フェイトちゃんのことは置いといて、とりあえず色々確認をする。

ご飯は玄米に十五穀と白黒胡麻を入れたのを炊いてあるし、たくさん食べるようになったヴィヴィオのためにパンも用意してある。

さくらさんは食べたり食べなかったりがあるけど、今日はシュテルちゃんが食べたいと言っていたので準備はできてる。ディアーチェちゃんとレヴィちゃんは眠いから寝るそうだし、合計で四人分あるから準備完了!

 

……今日はヴィヴィオが友達を連れて帰ってくるなんて事は無いみたいだし、私に用がある人が来ることも無さそう。まあ、よっぽどの事じゃなかったら来ても追い返すけどね。

なにしろこれは私とヴィヴィオ、それにさくらさん(いや、今回はシュテルちゃんだけど)の家族の団欒。邪魔するんなら管理局でも闇の書の闇でもかかっておいで。纏めて世界から消滅させてあげるからさ。

 

……あ、さくらさんを相手にするのだけは勘弁ね。勝てる気しないし絶対勝てないから。負けないことはできても勝つことは絶対無理だから。いやほんとに。

分身フル活用すれば負けないことはできるけど、それでも怖いから。

それに、さくらさんって次元世界の向こうにいる誰かの首を正確に斬り飛ばせるから、負けないだけでも本当にギリギリだし。

 

……まあ、いいや。耳を澄ませばヴィヴィオが走って帰ってくる足音が聞こえるし、さくらさん達の寝息も聞こえて気分がいいし。

ついでにシュテルちゃんの膝枕も気持ちいいし。シュテルちゃんが私の頭を撫でる手も気持ちいいし。

なにより、さくらさんと本気で殺し合うことなんてまず無いだろうしね。

 

「……ところでよぉ……もしかしてあたしのこと完璧に忘れてねえか?」

「ちゃんと四人分揃えてあるよ? 私と、シュテルちゃんと、ヴィヴィオと、アギトの分」

 

……確かに名前は出てなかったけど。

 

……と、それは置いといて、シチューの水分子を波の力で震動させる。電子レンジ要らずの便利な能力だけど、やっぱりこうやって平和に使うのが一番だよね。

……人にやったら内臓に含まれる水分が蒸発して内側から蒸気で蒸されながらゆっくりじっくり火を通されて激痛の中で内側からパンッて破裂するだろうけど。人にはできな…………。

……仲のいい人にはできないね。

 

「何でそれを言い直したんだよ? 仲悪い奴にはやるのか? やっちまうのかよオイ!?」

「あっはっは★」

「怖えよ!ヴィヴィオ泣くぞ!?」

「ほんとはスペードにしたかったんだけどね」

「どこのマッドピエロだよ!? どっちにしろ怖すぎるわ!」

「どこのマッドピエロ? とある竜物語のモンスターズでは赤子悪魔二体を配合するとできるあれ?」

「なんの話だよ!? あとそれ門番さんだから!ピエロの方は一つ目メラミ使いを二体だから!」

 

アギトは物知りだね。絶対わからないだろうと思ってたのに。地球に連れていった時にアドバンス触ってたから。原因はそれかな?

ミッドでは地球のゲームや映画はかなり人気があるからね。ヴィヴィオも興味津々だったから、とりあえず中古のゲームを買ったんだよね。竜物語モンスターズの第一段。

 

……スカリ博士に頼んでちょっと改造してもらって自由度とグラフィックをレベルアップしてもらってたりしてね。お陰で凄いことになったよ? 初めに男女が選べるようになったし、デバイスにセットしてやればデータを読み込んで私が昔やっていた意識内での戦闘訓練みたいにリアルに楽しめるしね。

 

……訓練メニューを入れてやれば、体力はつかないけど魔力操作技術に一役買うことくらいはできるようになるから便利だよね。初めは遊びのためだったのにさ。

 

「ただいまー」

 

あ、ヴィヴィオが帰ってきたね。それじゃあヴィヴィオが荷物を置いて手を洗ってきたら、すぐにご飯にしようか。

 

 

 

 




 
追伸:凄い量のワッフルに包まれていますが、書いた方がいいんですかね?

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。