私達の転生world   作:夜刀神 闇

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第4話 ジム戦前日

メアリー、かなり落ち込んでいたなぁ。

……これは、手伝うしかないでしょ。

 

でも、どうやって手伝う?

試合に付き合う?助言する?

 

 

……どうしよう。

答えが、見つからないよ……

 

 

メアリー「フォッコ、チルット、今回は負けっちゃって悔しいね……だけど、こんどこそは勝つよ!頑張って特訓しよう!」

フォッコ&チルット「「うん!!」」

 

……メアリーだ。

次のジム戦に向けて特訓するんだね。

手伝いたいけど、言葉が伝わらないんじゃ意味がないじゃんか……。

 

メアリー「よし、いくよ……って、ガバイト?なんでここにいるの?」

「あっ」

 

メアリー「あっ、あの、ガバイト……」

「何?」

 

メアリー「特訓に付き合って!お願い!強くなりたいの!だから、この通り!」

 

……はぁ。

しょうがないな。

私の強さを極めるチャンスでもあるんだし、メアリーの為に一肌脱ぎますか!

 

「うんっ!いいよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「れんぞくぎり!」

メアリー「ッ!フォッコ、躱してひのこ!」

 

メアリーに特訓に付き合ってと言われたので、今メアリーのフォッコと試合中。

私は、まず手始めにれんぞくぎりを放ったが……

 

これまた躱された。

……ひのこか。

地面タイプとドラゴンタイプのガバイトには効果は今ひとつだが……

ハクダンジムのビオラは虫タイプ使い。

ひのこは有効な筈。……だけどね。

 

「そんな一筋縄じゃビオラは倒せないよ!りゅうのいかりだっ!」

ビオラはなかなか強い。

でも、メアリーなら倒せるようになる。

この私が言うんだから、本当になるよ!

 

私のりゅうのいかりが、フォッコに直撃した。

フォッコ「うわあぁ!?うぅ、ガバイトは……強いんだねぇ……」

そう言って、フォッコは倒れた。

 

メアリー「フォッコ!……大丈夫?……よく頑張ったね。戻って、次はチルットの番だよ!」

チルット「やっとアタイの番だ!」

 

そんな声をあげながら、チルットがボールから出てきた。

チルット「ガバイト!アタイは、フォッコみたいには負けないんだからね!」

お、チルットはちょっと強気なんだね。

 

「よし、どっからでもかかってきな!」

メアリー「チルット、かぜおこし!」

チルット「いけ!」

チルットは、メアリーの指示に従い、かぜおこしを放つ。

 

「ムムム……これは、いくら私でも少し、キツイかもねぇ……!」

チルットの放ったかぜおこしは、強く、勢いのあるものだった。

今までに受けてきたかぜおこしとはワケが違った。

 

そして、私は吹っ飛ばされた……

 

 

 

 

 

…とはいっても、かぜおこしなんかでガバイトである私が倒れる訳も無く。

 

「グッ!なかなか、やるね!チルット!」

チルット「えっへん!これも、メアリーに鍛えてもらったんだからね!」

「へぇ……メアリーってやっぱり、私なんかより強い。チルットも、進化したらきっと今より強くなれるよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

メアリー「じゃあ、今日の特訓はここまで。ガバイト、チルットとフォッコの特訓に付き合ってくれてありがとうね!」ナデナデ

「ん〜♪」

 

 

フォッコ&チルット「「ガバイトばっかりずるい!!」」

 

 

結局、その日はそんな茶番をして終わりましたとさ。

 

 

 

 

 

 

リアンside

 

「……はぁ」

 

何なのかしら。この思いは。

ガバイトというポケモンが現れてからというもの、私の心は揺さぶられている。

 

「まさか、私……ガバイトに"恋"をしちゃったのかしら?」

まさか、まさかねぇ。

それに、ガバイトはメスよ?

女の子同士で、愛し合うなんてこと……

しかも、ガバイトが私のことをどう思ってるのかさえ分からないし……

 

 

あの子は、きっとメアリーに着いていくだろう。

でも、その時はしっかり見送ってあげよう。

 

……何をやっているのかしら、私は。

元々、私は孤児だった。

ポケモンと意思疎通が出来る故に、盗賊や悪いヤツらなどに狙われやすい私。

それでも、両親は私を救ってくれた。

 

……自身の命と引き換えにね。

結局、両親は私の目の前で盗賊に殺された。

 

私は、その後1人で逃げた。

雨の中、びしょ濡れになっている所を拾ってくれたのがプラターヌ博士。

それからの私は、明るくなった。

 

……だからこそ。

 

リアン「だからこそ……!私の心に触れてくれた貴方……ガバイト、私の気持ちに気付いて欲しいのよ……。フフ」

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