ネギまで聖牌戦争パロ   作:ACS

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中々戦闘にならないので麻雀が出来ません(白目


ネギ君の秘密道具

「で? アンタが雀士(?)なのは分かったけど、本屋ちゃんを助けたのってどうやったのよ、どう考えても魔法とか超能力的な何かにしか見えないんだけど?」

 

ネギの威圧に屈した明日菜はクラスに彼を連れて行く道中でのどかの落下速度が低下した事を思い出し、ひっそりと彼に耳打ちをした。

 

冷静に考えて雀士があのような事を出来るわけがない、少なくとも彼女の持つ知識の雀士とは麻雀を打つ人を指す物であり、超常現象的な力を操る存在ではない。

 

そんな彼女の疑問に対し、ネギは『あれ? 説明不足でしたか?』と首を傾げながらこう答えた。

 

「アレは雀力の応用です」

 

「雀力の応用って何!?」

 

「そのままの意味なんですけど……もしかして明日菜さんはそんな事も分からない低脳なんですか?」

 

教師の発言とは思えないセリフである。

 

無論このセリフに短期な明日菜は激昂し、ネギの頭をアイアンクローしようと彼の頭に手を伸ばしたのだが、容易く手首を掴まれた挙句、数えで10歳の少年の力とは思えない握力で手首を捻られる。

 

「いたたたたた!! ちょ、痛いって、ゴメン!! ホントにゴメンってば!?」

 

「あはは、明日菜さん暴力はいけませんよ?」

 

「アンタが言うなぁぁあ!!」

 

この時点で初対面の好印象からそれなりに高かった明日菜のネギに対する好感度は急転直下、それどころか超絶危険人物にしか思えなくなった。

 

明日菜の折檻を終えたネギは手をパンパンと叩きながら、事情を知ってしまった明日菜に対して雀力の説明をして行く、何だかんだ言ってネギも猫を被り続けるのにはストレスを感じるのでその吐け口に明日菜は選ばれてしまったのだ。

 

「まず知っての通り、僕達人間は産まれながらにして雀力と言う力を持っています」

 

「常識の様に言わないでくれる?」

 

「そして、麻雀を打つ際にその生まれ持った雀力の強さでヒキの強さが決まるわけですよ」

 

明日菜のツッコミを無視するどころか、話の合間にツッコミを入れた明日菜の脇腹に肘打ちを入れて悶絶させたネギは、肘鉄を入れられて蹲る明日菜を見下しながらイイ笑顔で話を続ける。

 

「で、この雀力を扱う事でツモ牌を自由自在にする事も出来ますし、雀力を放出する事で他家への妨害も可能です」

 

「は、話の前半は納得しそうになったのに後半の意味が分からない」

 

「他家の妨害は基本的に雀力で行われます、相手のツモ牌を吹き飛ばしたり、ポンチーの発声を潰す魔法の射手(サギタ・マギカ)や相手の服を吹き飛ばす事でイカサマ封じをする武装解除(エクサルマティオー)、風の精霊を召喚して空いた席を埋めたり相手の手を見て通しをする為の壁にする風精召喚(エウォカーティオ・ウァルキュリアールム)などですね」

 

「妨害って物理的な妨害って事!? 死んじゃうじゃない!!」

 

「いえ、被害は山程出ますが死人は出ませんよ? 雀力は雀力で防げますので精々道路が使い物にならなくなったり、雀荘のテナントが使い物にならなくなったりするだけですね、まぁ雀士は雀卓を召喚できるので雀荘が無くなっても問題ありませんが」

 

「それもアウトでしょ!?ってか雀卓召喚って何!?」

 

話を聞けば聞くほど明日菜の中で麻雀という物が分からなくなって行った、いやむしろゲームセンターで見るような麻雀のゲームからは想像の出来ない内容に頭が追い付いていないだけなのだろうが。

 

麻帆良という少々特殊な土地に住んでいるので多少の事はそんな事もあると流せる彼女も流石にコレは無理だ。

 

非常識の集合体、最終的に明日菜がネギに対して下した結論がそれだった。

 

 

精神的、肉体的疲労感を感じた明日菜はこれからネギの歓迎会も待ち受けている事を思い出し、途中で横にいる子供先生を置いてさっさと帰ろうかと真剣に考え始めた、まぁ無理もない。

 

「ところで明日菜さん、タカミチが好きなんですよね?」

 

「グッ、な、なんでそれを?」

 

「分かりやすいですし、今朝恋占いをしたのを覚えていますか?」

 

その言葉にぼったくり価格の占いを思い出した明日菜は、アレも『雀力でどうにかするのか……』元々賢くない頭でも深く考えないようにし、ネギの次の言葉を待っていたのだが、その内容もまたぶっ飛んだ内容だった。

 

「百円の内容が今朝サービスした分で、千円の内容が二人一緒にトリカブトを飲む心中ですね、適当に言いくるめて飲んで貰うつもりでした(※1g食べると死にます)」

 

「何でそこだけ雀力とか言う得体の知れない力を使わないのよ!?」

 

「一万円の内容は[自主規制]と[自主規制]と[自主規制]を[自主規制]した最強の媚薬、所謂惚れ薬ですね」

 

「ごめん、内容が規制だらけで全然分からないんだけど、大丈夫なのそれ?」

 

「今のところは麻薬指定されてないので大丈夫です、コレ使ったら一発で脳みそパーになって24時間365日ずーっと発情しっぱなしになりますが」

 

「犯罪も良いところじゃないの!!」

 

「合法ですよ、合法、合法ドラッグです」

 

「ドラッグって言っちゃってるじゃない!!」

 

 

思った以上にガチめな犯罪者のネギに頭痛と、胃痛がし始めた明日菜、しかし彼女の平穏はこの出会いを境に崩れ去る事になるとは、この時はまだ彼女自身気が付いていなかった……。




この世界の麻雀(ネギ達の様な裏の雀士には)色々金がかかります(白目

この作品はダークギャグになるんだろうか?
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