ワケあり少女、ブラック本丸へ行く   作:冬好きの風鈴

1 / 2
初の小説(?)なので、色々とおかしい所あると思いますが、
生暖かい目で見て頂けると嬉しいです。

恋愛要素は恐らく無いと思います。
流血表現など、軽くあります。お気をつけ下さい。

それでは、どうぞ!!!


出会い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君達は、ボクの事をどう呼ぶ?」

 

 

 

 

______________________

 

 

 

毎日同じ事の繰り返し、周りの時間だけが進んでいく。

そんな中ボクは、行く場所も帰る場所も無くただ景色を見ながら歩いていた。

 

 

「貴方が、__さんですね?」

 

 

いつの間にか目の前に、スーツを来た男が数人立っていた。

 

 

「……だぁれ?」

「我々は、時の政府から来た役人です。貴方は、審神者に選ばれました。」

 

 

__審神者。最近よく聞くフレーズだ。

 

 

「…確か、付喪神を呼び出して歴史を守る…だっけ?なんでボクが選ばれたの?特に何もしていないけど。」

「詳しい説明は、政府の方でさせて頂きます。我々について来て下さい。」

「えっ拒否権なし?まぁ…特にすることも無いしいいけどさ。」

 

 

そうして、流されるがまま、ボクは政府に連れていかれた。

 

 

………

 

 

「…という訳でございます。」

 

 

政府に着いた途端、応接室の様な部屋に連れていかれ淡々と話をされた。

どうやら政府は、常に審神者を探しているらしく基準以上の霊力がある人間はマークされているらしい。

 

 

「でも、君たちの話によればボクは基準以下の霊力なんでしょ?普通だったら審神者に値しないんじゃないの?」

「はい。しかし、失礼ながら貴方の事を調べさせてもらいました。その上で、貴方のその"体質"の様なものは、我々に必要だと判断したのです。」

「あー…なるほど」

 

 

相当人手が足りていないらしい。

審神者ってそんなになるの難しいのか…

 

 

「…まぁ、事情は分かったよ。いいよ、やってあげる。どうせ暇だしね!」

「ありがとうございます。では早速ですが、貴方にはブラック本丸に向かってもらいます。」

「はいはい、ブラックほん…え?」

「"ブラック本丸"に向かってもらいます。」

「いやぁ、それは聞いたよ?えっ、ブラック本丸って?明らかに不穏な気配しかしないんだけども???」

 

 

どうやら、ボクが行くのは前任の審神者に酷い扱いを受け、人間を嫌い恨んでいる刀剣男士達がいる本丸らしい。

あっれぇ?思ってたのと違う…

 

 

「数あるブラック本丸の中でも危険度の高い本丸です。お気をつけ下さい。」

「何それこわ…」

「それでは、参りましょう。」

「えっ無視?」

 

 

 

 

_______________________

 

 

「こちらが、貴方が受け持つ本丸です。」

「おお…でかい…」

「この門より先には、我々は行けません。門の先に管狐の"こんのすけ"が居ますので、案内をしてもらってください。」

「はぁーい」

「それでは、ご武運を。」

 

 

少し門の前で話すと、さっさと役人は政府に帰っていった。

門を潜ると、そこには昔ながらの少し古びた木造建築の家が立っていた。

 

 

「思ったより綺麗だぁ…そういえばこんのすけがいるとか…」

「審神者様!こちらでございます!」

 

 

下に振り向くと、足元に喋る狐がこちらを見ていた。

 

 

「んーと、君がこんのすけ?」

「はい!私が管狐のこんのすけでございます!ささっ、本丸を案内いたします!」

「ありがとー、おいで?よいしょっ…と」

 

 

ボクはこんのすけを抱き抱え、本丸へ向かう。

 

 

「審神者様。この本丸にいる刀剣男士達は、恐らく審神者様を見つけると攻撃してくるでしょう。気をつけてください!」

「んー…って言ってもこれだけ大きな声で話してたらバレそうだけどね」

 

 

そう話をしながら、ボクは靴を脱ぎ、本丸の中へ入っていった。

本丸の中はシン…としている。

ボクは、沢山ある分かれ道の前で周りを見渡した。

 

 

「よし、とりあえずー…刀剣男士探すかー!」

「えっ、いやいやさっきの私の話聞いていましたか?見つかれば攻撃されますよ!?」

「大丈夫大丈夫、一応役人に懐刀もらったし!」

「ええ…」

 

 

心配そうに焦るこんのすけを笑いながらボク達は刀剣男士を探しながら話していると、ふと1つの部屋に目がついた。

実は、ボクは意外と勘が当たるのだ。

 

 

「…ここか!」

「審神者様!?」

 

 

ボクは、勢い良くその部屋の襖を開け、部屋に入っていく。

すると、首元に冷たい何かが当たった。…よく見ると、刀だ。

 

 

「おっとぉ?危ないよ…君達がこの本丸の刀剣男士達だよね?」

「…そうだ。俺達に何の用だ?…人間。」

 

 

部屋を見渡すと、恐らくこの本丸の殆どの刀剣男士が座っていた。

返事をしたのは、一番奥にいる青い着物のとても綺麗な男だった。

ボクは政府で、一通りの刀剣男士を把握させられたので、すぐにその刀剣男士がなんという刀か分かった。

 

 

「君は……三日月宗近、だね。周りの様子を見るに、君がリーダーって所かなぁ??」

 

 

三日月はこちらを冷たい針のような目で睨み、口を開けた。

 

 

「…俺達に何の用だと聞いている。まぁ…引き継ぎの審神者と言った所か。残念だが、俺達に審神者は要らない。俺達はお前達人間を…信用しない。その首を切られたくなければさっさとこの本丸から去れ。」

 

 

ボクに当たる刀に力が入る。

首を動かせないのでよく見えないが、恐らく首に当たっている刀は薬研藤四郎と、厚藤四郎だろう。

冷たい殺気のようなものが、ひしひしと伝わってくる。

 

 

「…そういう訳にもいかないよ、ボクはこの本丸で君達の主になりに来たんだから。というか、君達危ないから首から刀離してくれない…??」

 

 

そう言うとボクは、刀の薬研藤四郎と厚藤四郎を首から離そうと、刃に触れる。

当たり前だが、刃に触れたので手のひらが少し切れ、血が垂れる。

 

 

「いって!ほら、離してくれないから切れたじゃん!」

 

 

ボクが一人で騒いでいると、三日月が冷たい声で言った。

 

 

「あまり調子に乗るなよ、人間。刀を向けられ怯えないのは感心するが…この状況では無謀としか言いようがない。ここから去らないのであれば、仕方ない。…悪く、思うなよ。」

 

 

そう三日月が言った途端、薬研と厚が襲いかかってきた。

 

 

 

 

 

___続く。




最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます!!!!!
実は、これは前々から頭の中で妄想していた話なので、完全な自己満物語です(震え声)

とりあえず、1話という事にしています。
読んでくれる方が少しでもいらっしゃれば、続きをゆっくり書いていこうと思っています!

それでは、機会があればまた会いましょう!!!!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。