【書籍化】異界転生譚 ゴースト・アンド・リリィ   作:長串望

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前回のあらすじ

こんにちは、死ね!
門を開けた直後に迎撃された一行。
難攻不落の要塞をいかに攻略するか。
冒険屋としての実力がいま試される。


第六話 白百合と死の十三砲台

死なず者(マルモルトゥロ)どもの砲台ってわけ!?」

 

 それは恐るべき魔術の嵐でした。

 

 すべてを焼き焦がす熱風が、

 目に見えない微小の風の刃の群れが、

 触れたものを凍り付かせ内側から破壊する霜が、

 文字通り光の速度で襲う破壊の閃光が、

 土中から鋭く伸びあがる無数の石斧が、

 静かにしかし精密に迫る水の檻が、

 鼓膜どころか心臓まで打ち抜く指向性音波が、

 見えない操り糸で踊り狂う魔剣が、

 肺へと潜り込んで人体を内側から腐らせる毒霧が、

 正体不明の不可視の純粋なる打撃力が、

 電磁加速により極超音速で繰り出される金属杭が、

 急速成長して人体を穿とうとする植物の根が、

 重さを操作して地面へと叩きつける妙技が、

 

 門外不出、人外魔境の十三の致死的な魔術が、私たちに向けて繰り出されたのでした。

 

 私は彼らが呪文を唱え始めた瞬間には、トルンペートとウルウ、ふたりをがっしり掴んでそのまま後方に飛びずさりました。遠慮なし、手加減なし、全身全霊の「逃げ」の一手です。

 全力の跳躍は二人を抱えたまま堀を超える勢いでしたが、その勢いで踏みつけられた橋は見事なまでに粉砕され、私たちは空中に放り投げられてしまいました。

 ウルウもトルンペートも空中で器用に体勢を整えて着地。

 私も頭から地面に着地です。

 

「それは落下っていうと思う」

「よくて不時着よね」

「ちょっとは心配してもらえません?」

 

 全力逃走のおかげで破壊的致命的魔術の嵐からは逃れられたようですが、一息つく間もなく、私たちの目の前で堀にかけられた橋が音を立てて崩壊していきました。

 燃えて、刻まれて、凍って、()かれて、叩き切られて、締め潰されて、砕けて、なで切りにされて、腐って、吹き飛ばされて、撃ち抜かれて、抉られて、ぺしゃんこに圧し潰されて、ここまでされるいわれはないというほどの過剰殺意によって完膚なきまでに破壊されてしまいました。

 私の蹴り足もそこに加わっていますが、まあ微々たるものと言っていいでしょう。

 

 《竜骸塔》につながる唯一の橋が修復不能なまでに完全に落とされ、魔術的防御のなされているはずの外壁の門も一部が崩れ落ちてしまうほどの圧倒的火力。

 これが死したりとはいえ十三高弟の魔術、ということなのでしょう。

 個人が呪文唱えるだけで繰り出していい破壊力ではありません。

 なるほど、これが一人で城塞都市を落とせるとまで言われる、戦術級魔術師の魔術。

 

「と、旅行雑誌に書いてありました」

「特異な魔術まで書いてあるのはなんかの機密にかかわるんじゃないのこれ」

「まあ雑誌に書いてあるようなことは、ばらしてもいい程度のことなんでしょ」

「うーん、あの破壊力をサラッと出せるあたり、ほんとその程度のことだったのかもね」

 

 さすがに盛ってるだろうと思ってたんですけれど、死なず者(マルモルトゥロ)となってなおあれだけのことができるのですから、生前はこの程度では済まなかったことでしょう。

 竜の子、竜殺しの子とはいえ、私では到底太刀打ちできない魔術の最高峰、なのでしょうね。

 真面目な話、誰か一人選んで一対一でやりあっても勝てる自信があんまりありません。少なくともお互いに距離を取った状態で開始したら無理そうです。

 そしてあの練度の戦闘魔術師が近接戦闘を考えていないということもないでしょうから、斬り合う距離ではじめてもわかりませんよこれは。

 

「感心してしまいましたけれど、実際どうしましょうか。たぶん防御に全振りしても、私じゃ一分も持ちませんよ、あれ」

「一分が永遠になっちゃうわよ。本物の飛竜でもあれじゃ無理でしょ。塔主の地竜殺しってのもホラじゃないかもしんないわね」

「私ならばれずに侵入できるかも……と言いたいけど、アンデッドって《隠蓑(クローキング)》の効きが悪いんだよねえ」

 

 ウルウ御自慢の姿を消すまじないも、死なず者(マルモルトゥロ)どもはなぜか見抜いてくることを、道中で確認済みでした。ウルウ曰く、生命を視る目というか、感覚が、まじないごしでも抜いてくるようです。

 

 真正面からあれを突破しなければならない、と考えると、これはどうにも無理筋のように思われました。

 物語の中であれば、なにかすごい力に目覚めたり、飛び切りの解決策を思いついたりするのかもしれませんけれど、私にはとんと思いつきません。

 私の必殺技である《雷鳴(フルモバティ)一閃(・デンテーゴ)》の威力は申し分ないと思いますけれど、ここからでは十分には届かず、近くにいって放つにはあまりにも大きな隙ができてしまいます。

 あとは……しいて言うならば、ここから全力で投石すれば、頭蓋骨くらいは砕けるんじゃないかとも思いますけれど、迎撃されそうですし、そもそも私の制球力ではそこまで正確に狙えません。まあ数投げればいつかは当たるかもしれませんけれど。

 

 私が真面目に手ごろな石を探し始めようとしていると、ウルウがぼやくように言いました。

 

「これさあ、普通に帰って帝国の偉い人とかに通報したほうがいいんじゃないの」

「ええぇ…………」

「いやまあ、そりゃそうなのよね。もともとそれが筋なわけだし。ここにだって通報手段があるかもってきたわけだし」

 

 私としてはなんかそういうのって負けた気がして嫌なんですけれど、そもそもこれは災害と言っていい問題なので、勝ち負けの話でもないのは確かです。

 それはまあ危急の問題ではあるんですけれど、じゃあ私たちがここで無理すればなにかうまいこと解決するのかと言われれば全然そんなことはないんですよね。

 《流血詛(りゅうけつそ)》の治療法とか隔離法とか知らないですし、そもそも《流血詛(りゅうけつそ)》かもわかってないですし、乗り込めばなんとかなるという確証はなにもありません。

 

 でも、こう……冒険譚ならこれどうにかして進む展開でェ……。

 

「どうにかする()()ないわよねえ」

「ぐへぇ」

「まあ、私も君の冒険が見たいのは確かだけど、要らん冒険しようってわけでもないし」

「ぐぬぬ…………ま、まあ、仕方ありませんね。勇気と無謀は違います。ここは冷静に、いったん戻って…………」

「……………」

「……………あっ、あー……」

 

 まあ、なんです。

 たぶん私たちが最初ではなかったと思うんですよ。

 《竜骸塔》に助けを求めようとした村人もいたかもしれませんし、村によらずに《塔》を目指した旅人もいたかもしれませんし、それこそ、《塔》で異変に気付いていち早く脱出しようとした魔術師もいたかもしれません。

 

 でも、私たちはそういう人たちに会いませんでした。

 村でも、そういう人の話は出てきませんでした。

 私たちは、ここにたどり着くまで、森の中の情報を全く持っていませんでした。得ることができませんでした。

 

 なぜといって、たぶん、()()が理由なのでしょう。

 

「私、イベント前にはセーブポイントあって欲しいタイプなんだけどなあ……」

「なにを言っているかはわかりませんけれど、なんとなくそのげんなりした感じには共感できます」

「さすがに……これは厳しいわね」

 

 振り向いた先には、来た道をふさぐように、死なず者(マルモルトゥロ)どもが徒党を組んで待ち構えていました。

 村人のような姿もあれば、旅装のものもいて、魔術師らしき杖を持った者たちもいます。土にまみれた鎧をまとった巡回騎士の姿さえありました。

 

 おそらく、そうなのです。

 村人たちが見ないようにしていたから話が広まらなかっただけで、ことはもっと深刻だったのです。

 

 ほとんどの来訪者は初見の死なず者(マルモルトゥロ)どもに対処できずに仲間入り。

 どうにか撃退できても、ひと噛み、ひと掻きでもされていればそこから感染してやはり仲間入り。

 察しのいいものがすぐに引き返そうとしても、いつの間にか集まってきていた死なず者(マルモルトゥロ)どもに囲まれてやはり仲間入り。

 

 そもそも、引き返すには遅すぎるほど深くまでやってきて、それではじめて死なず者(マルモルトゥロ)どもに襲われるのです。情報を持ち帰ることもできず、なにかを遺すこともできず。

 

 私たちはさくさく進んでしまい、進めてしまい、振り返らなかったために気づかなかっただけで、最初からずっと、私たちはこの森にとらわれていたのです。

 

「さすがに、お邪魔しましたーといって素直に帰してくれそうでもないですねえ」

()()()()()()()()()といい、これ仕掛けたやつはよほど侵入されたくなかったんだな……」

 

 ウルウがぽつりとつぶやいた言葉に、私たちは顔を見合わせました。

 

「仕掛けたやつって、誰よ」

「誰かだよね。少なくとも、中のあの魔術師たちは、自動砲台に改造されて設置されてるんだろうし」

「考えてみれば自然に串刺しにはなりませんよね」

「まだ魔術師たちが健在だったころに、治療を期待して拘束した……というストーリーもなくはないだろうけど、そのわりに普通に攻撃できてるし、やっぱり防衛機構として組み込んだんだと思う」

「ちょっと待ちなさいよ。それじゃあなに? 死なず者(マルモルトゥロ)を自由に操れるなんかがいるっての?」

「フムン…………まあ、そうなるのかな」

 

 こうして話している間も警戒していたのですけれど、道をふさぐ死なず者(マルモルトゥロ)どもはぼんやりとしているだけで、襲ってくる気配がありません。

 そしてまた、いまさらながらに振り返った先の、砕かれた門扉の向こう。十三魔術屍体砲台群も、あれきり攻撃をせず沈黙を守っています。

 射線が通っていますし、見つめると視線が合う気もしますし、先ほどの魔術を見るにこの辺りは普通に射程圏内っぽいのですけれど、それでもやはりぼんやりしたままです。

 

 死なず者(マルモルトゥロ)どもは《塔》への侵入を防ぐために配置されている、というウルウの予想は当たっているのかもしれません。

 侵入されたくない。攻め入られたくない。最大戦力を拠点防衛に当てています。

 そして私たちを囲む死なず者(マルモルトゥロ)どもは、ここまでやってきたものを帰さないことが目的、なのでしょう。いえ、それは手段ですね。入ってこられたくはないけど、しかし帰したくもない。やってきたものを帰さないことで誰かが得られる利益は……。

 

「──時間稼ぎ?」

「なんだって?」

「森の死なず者(マルモルトゥロ)どもは、なるべく森の奥に入ってから襲ってきたように思います。人目のない場所で、ばれないように。そして取り込まれもせず奥まで来れる実力者は、囲って数で牽制するにとどめて、積極的に仕掛けてきません。死体も数に限りがあるので、消耗するのが嫌なのかもしれません。耐久戦になれば先に参るのは生者ですし、待つだけで向こうには利益があります」

「フムン。それができるなら、最初から追い返せばいいのに……という疑問へのアンサーが、時間稼ぎってことね」

「ええ、できるだけ長い間、この惨状が外部にばれないことが目的、と見て、そこまで間違いはないと思います」

 

 戦力の拡充が目的か。それとも《流血詛》が地域に浸透するのを待っているのか。あるいはなにか時間のかかる準備があるのか。そのあたりはわかりません。

 わかりませんけれど、時間稼ぎを目的としている相手に、ただ時間を与えるのは得策ではないでしょう。

 

「仕方ありませんね。ここはなんとかして突破する手段を見つけましょう」

「うーん……」

「なんです?」

「リリオが賢そうなこと言ってるの、設定上間違いではないはずだけど解釈違いな感じがあるよね」

「ほんとになんです??」

「まあまあウルウ。戦闘勘が冴えてるのは蛮族として正しい形よ」

「それはまあ、そう」

「ほんとにほんとになんなんです??」

 

 別に私は頭が悪いわけでも、頭を使わないわけでもないんですよ。ほんとですよ?

 ただ普段は考えるより斬ったり殴ったりの方が早いのでそうしているだけです。

 拙くても速やかに進めたという話はあっても、巧みに戦を長引かせるなんてためしはありません。となにかの本で読みましたし。

 

「それは別に雑に殴れば済むという話ではなかった気もするけど……」

「まあたいていのことは殴れば済むってのも蛮族式よ」

「蛮族式でくくられるのもよろしくないと思うんですけれどねえ」

 

 一応、私たち乙女なんですよ?

 などとは言ってみましたけれど、まあ思いつくのは石投げたり丸太投げつけたりという蛮族式なので強くは言えないんですけれど。

 

 しばらくああだこうだと実のない話をしていると、ウルウが言い出しました。

 

「冒険屋なんだから、堅実にいこう」

「一言で矛盾させようとしてます?」

 

 私たちはウルウに導かれて堀を大きく迂回して、《塔》の裏手に回りました。森の木々の隙間にはちらほらと死なず者(マルモルトゥロ)どもの姿が見えますが、やはり襲ってきません。

 

「しかし、裏に回ってみても同じことでは? たぶん裏口も封鎖されているかと」

 

 《塔》の裏手にもやはり橋があり、正面よりやや小ぶりな門がありましたけれど、そこにつながる橋は落とされていました。仮に橋が落ちていなかったとしても、落とし格子がしっかりと下りていて、さすがにあれを人力で持ち上げるのは苦労しそうです。私でもちょっと難しいと思います。できないとは言いたくありません。

 

 堀を見下ろせばそこそこ深く、一度降りたらはしごや縄なしで登るのは難しそうでした。

 普通なら。

 

「じゃ、掴まって」

 

 ウルウは私たちを小脇に抱えるようにして、そのまま堀に向かって歩きはじめました。

 そしてそのまま角度を九十度変えて、堀を下っていきます。

 なにを言っているかわからないと思いますけれど私もわかりません。

 そのまま空堀の下にたどり着くと、そのまま歩いて渡って、対岸の壁をやはり九十度傾いて地面と平行になりながら歩いて登っていきます。

 ウルウの足はぴたりと壁に張り付き、そして私たちの体重など感じていないように軽やかな足取りでついに壁を登り切ってしまいました。

 

「…………あのね、言っとくけどあたしでもこんな芸当はできないわよ」

「あ、やっぱりそうですか」

「《壁虎歩き(ゲッコークライム)》と《薄氷(うすらひ)渡り》の合わせ技だね。頻出《技能(スキル)》だよ」

 

 やはりいつもの()()()()()()()なまじないでした。

 

 壁の上には通路があり、見張り台や矢狭間なんかもありましたけれど、いまは誰もおらずしんとしています。普段はそれこそ城塞のように、誰かが常に詰めているのかもしれませんけれど。

 

 正門前の広場を見下ろしてみると、十三高弟を魔改造した自動砲台は健在でしたけれど、後ろにいる私たちの方を振り向くことはありませんでした。

 というか、構造上、前しか見ることができないようでした。まあ、普通は前からしか入ってこれないのでそれで十分なんでしょう。攻城手段そろえて軍隊が来る頃には時間稼ぎも終わってるでしょうし。

 

 ウルウに抱えられたまま、私たちはまた壁を下って正門前まで降りてきました。

 自動砲台はやはり振り向きません。反応もしません。

 

「たぶん、《塔》に向けて攻撃しちゃわないように、固定してあるんだろうね」

 

 道理ではあります。

 あれだけの破壊力を自分たちに向けてしまっては、なにか間違えればあっという間に自陣が崩壊してしまうことでしょう。

 死なず者(マルモルトゥロ)どもを操れるとはいっても、高度な自律性は持たせられないのかもしれません。先程も初手で十三体同時の攻撃でしたからね。門から侵入してきたのが見えたら撃つ、くらいの簡単な指示しかできないのかもしれません。

 なので、彼らがぼけーっとしているのは大変もっともなことではあるんですけれど。

 

「なんか、釈然としませんね……」

「えーと……今のうちに首落としとく?」

「そこまではしなくていいと思いますけど……」

 

 まあ、なんです。確かに堅実な冒険屋のやり口、かもしれません。

 なにも切った張っただけが冒険屋ではありませんからね。野伏(のぶせ)などはこうして罠を解除したり、安全な経路を探ったりもするわけですし。

 まあ私たち脳筋蛮族ガールズが切った張ったしかしないだけで……。

 

「まあまあ、中に入ればさすがに戦闘は避けられないと思うから、準備はしっかり整えていこう」

「それもそうですね。中では強力な魔術は使えないにしても、狭い環境での戦い方が強いられるでしょう。注意していきましょうね」

「閉所なら閉所なりのやり方ってものがあるわよ。さっさと行きましょ」

 

 そういうことになったので、私たちはさっそく正門の扉を押し開けられませんでした。

 

「おっとぉ……」

「ま、そりゃ鍵はかかってるわよね」

「またノックしてお邪魔しますってやってみる?」

「そう言う手合いではなさそうなんですよねえ、今回は」

「まあ、ちょっと待ってなさいよ。たまにはあたしが知的なところも」

 

 トルンペートが鍵穴を覗き込むようにかがんだ瞬間、不意に扉が開きました。

 

「えっ」

 

 という声が聞こえたか、どうか。

 真っ暗な室内から伸びてきた無数の手が、トルンペートをさらって扉の向こうに消えてしまったのでした。




用語解説

・《隠蓑(クローキング)
 《隠身(ハイディング)》の上位スキル。《暗殺者(アサシン)》が《隠身(ハイディング)》を一定レベルまで上げると取得可能。姿を隠したまま移動できる。ただし低レベルでは移動速度が遅く、実用に足るレベルまで上げるのは苦労する。また使用中に攻撃を仕掛けると自動で解除されてしまう。
『アレドの殺し屋は孤独なものだ。仕事の時も休みの時も、死んだ時さえ誰にも見つからないのだから』

・《雷鳴(フルモバティ)一閃(・デンテーゴ)》(Fulmobati dentego)
 敵との間に風精で軽い真空状態の道を作り、そこに貯め込んだ魔力をたらふく食わせた電撃を流し込んで遠距離の相手に当てるという技。
 電力、電量、電圧によって細かく威力の調整が可能である。

・《壁虎歩き(ゲッコークライム)
 ゲーム内スキル。《暗殺者(アサシン)》が覚える移動スキルの一種。
 設定では壁などに張り付いて歩くことができる、とされ、壁面や断崖など、通常は歩行不可能な地形を踏破可能になる《技能(スキル)》。
『皇城の衛兵が、不埒な侵入者を相手にすることは稀だ。その前に飢えた「壁」の餌食になるからだ』

・《薄氷(うすらひ)渡り》
 ゲーム内《技能(スキル)》。《暗殺者(アサシン)》系統がおぼえる。
 設定では「一時的に体重をなくす」ことができるとされ、水上を歩行可能にするだけでなく、使用中所持重量限界を緩和できる。
『生きるということは、薄氷を踏んで歩くが如く』
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