遊戯王もこのすばもネタバレガンガン含むので、まだ原作を【読んでない・見てない】方はご注意下さい。
嘘だろ嘘だろ嘘だろ。
なんでこんな事に……
【LP8000】
【手札:5】
???「さぁ、どうしたのかね?先攻はキミだ早くカードを引くと良い」
辺りは荒野。俺は一人の未来人と敵対していた。いつもと違うのは相手が魔王軍でもモンスターでもなく人であること。
更に、左手にデュエルディスクを装着している事や、持っていたちゅんちゅん丸やダイナマイト等も無く、魔法も使えない。アクア達は心配そうに俺を見ている。
「カズマ!」
めぐみんが耐えきれず名前を叫ぶ。
【LP8000】
【手札:5】
ク、クソ。やるしかない。
「俺のターン!ドロー!」手札5→6
目の前にいるのは俺の記憶が正しければパラドックス。未来からやって来て、世界を変える為、伝説の決闘者達からカードを奪い、Sin化させる決闘者。
俺のデッキでどうにかなるのだろうか…。
何故俺がこんな奴と…デュエルしなければならないのか。
そもそもどうしてこうなったのか。それは少し前に遡る。
―――少し前―――
「アイリスが呼んでいる。行くぞお前ら!今すぐだ!」
俺宛への一通の手紙。それは愛妹のアイリスからだった。内容は【久しぶりに空きが出来たのでよろしければお茶でも如何でしょう。皆さんにも会いたいです】という事だった。
「おい、カズマ。お前はいつも面倒事を起こすんだから今回は断って………ひあぁ!」
「うるせぇ!大事な妹が会いたいと言っているんだぞ?断れるか!おら、準備をしろ準備」
首もとにフリーズを唱えられ身体をピクピクさせるダクネスに言う。
「カズマ、お前という奴は………くぅぅ!」
またしても首元にフリーズを吹き掛けてやると、だんだん顔が恍惚としてきたダクネス。やっぱこいつドMだな。
そんなダクネスを放置し、アイリスの元へ行く準備をする。
ウダウダ言ってたダクネスも諦め準備を整える。
既に用意が終わっていためぐみんとアクアは玄関にて待っていた。
「カズマー、ダクネスーまだですかー?置いていきますよー」
「早く行きたいんですけど~」
「ダクネスが邪魔するから遅くなっただろ。俺は悪くない」
「くっ。この男は……」
「はいはい。さっさと行きますよー」
「分かったから押すなめぐみん」
めぐみんに押され、目的地に向かって歩き出すダクネス。
俺は二人を追い抜き、今度はどんな話をアイリスに教えてやろうかを考えながら先頭を歩く。
やべぇワクワクしてきた。
テレポート屋に着くと、アイリスからの手紙を店主のおっちゃんに見せ、テレポートの魔方陣の中に入る。
「そういえばカズマさん。こんな話知ってる?テレポートしようとするときに稀にどこかに飛ばされちゃうんだって!」
こいつ…以前アイリスの護衛に付いた時の事忘れたのか……。
「そうなったらお前だけ置いて行くから安心しろ」
アクアにそう言い放つと掴みかかってくる。
「何よ!この!」
「やんのかこの駄女神!」
「あー!今、言っちゃいけないこと言ったー!」
テレポートを起動しようとしてるおっちゃんが見かねて止めにはいる
「あのぉ、最悪座標がずれる等ありますのであまり暴れないで頂きたいのです………ガッ!?」
「イタタ……」
アクアがよろけ店主のおっちゃんにぶつかり、その拍子でテレポートが起動する。
「今回も大変な気がします…」
「そうなるだろうな…」
取っ組み合いをしてる俺とアクアを尻目にそんなことを呟くダクネスとめぐみん。
次の瞬間目の前の景色が変わると同時に
【―――オオオ!】
謎の鳴き声が聞こえる。
「な、なんだ今の…」
「なんでしょうか?」
【―――オオオン!】
「なんだ…これは……?赤い………竜?」
ダクネスが冷や汗をかきながら言う。
俺達の目の前には赤い色した胴長の竜がいる。
あれ?こいつどこかで………?
そんな考えは慌てふためくアクアにかき消される。
「カジュマさーん!?なんかヤバそうなんですけどぉ!?」
「クソ、なんだってんだ!?」
次の瞬間。赤色の竜が俺らに突っ込んで来たかと思うと視界は白く眩しい光に包まれた。
ルールは古いですがマスタールール2に乗っ取って行っております。なので先攻ドロー有り、優先権などは無いですね。(遊戯王アニメ特有の「発動していたのさ!」はあるかも………)
「」の横に名前を入れるか悩んでます。
何か要望あればコメントお願いします。