この素晴らしい決闘者達に祝福を!   作:鳥沢の鳥沢

18 / 34
第18話

【アクア&ダクネス】

【LP4500】

【手札2/2】

「私のターンだな。ドロー!」【手札2→3】

(ふむ、魔法罠を破壊するカードは引けずか…仕方ない)

「私は手札から《死者蘇生》を発動。自分または相手の墓地からモンスター1体を特殊召喚することが出来る。呼ぶのは《絶対防御将軍》だ」

「更に手札からチューナーモンスター《ヴァイロン・テトラ》を召喚」

シンクロ召喚か…何が出てくる。

 

「いくぞ!レベル2《ヴァイロン・テトラ》にレベル6の《絶対防御将軍》をチューニング!絶対守護の戦士、新たな力を授かり不屈なる戦士となれ!シンクロ召喚!打倒せよ《ギガンテック・ファイター》!」

《ギガンテック・ファイター》か。墓地には戦士族モンスターは2体、攻撃力は超えられてしまった。

 

「《ギガンテック・ファイター》は墓地の戦士族モンスターの数だけ攻撃力が上がる。更に墓地の《ヴァイロン・テトラ》の効果発動。500ライフポイントを支払い、このカードを自分フィールド上のモンスターに装備することが出来る。対象は無論《ギガンテック・ファイター》だ」【LP4500→4000】

「手札から《魔導師の力》を発動し、《ギガンテック・ファイター》に装備。攻撃力は自分フィールドの魔法・罠カード1枚につき攻撃力が500上がる。更に手札から装備魔法《ドーピング》を発動し、《ギガンテック・ファイター》に装備。攻撃力が700ポイントアップ!」

なんて脳筋な…普段のダクネスからじゃ考えられない…。

 

「何か失礼なこと考えてないかカズマ…」

「イイエソンナコトアリマセンヨー」

「おい…バトルだ!攻撃力5200となった《ギガンテック・ファイター》で《メンタルスフィア・デーモン》に攻撃!デストロイフィスト!」

「ここで破壊されるわけにはいかないんでな、速攻魔法《ハーフ・シャット》!このターン、《メンタルスフィア・デーモン》は攻撃力が半分になり、戦闘で破壊されなくなる!」

 

「そんなことしたらライフがなくなるじゃねぇか」

「いや、あいつは場にモンスターを残す事で何か狙っているんだろう」

「だとしてもあれを受ければ残りライフは…」

 

「くっ」【LP3950→100】

「いいわよダクネスその調子よ!これで残り僅かよ!」

「私はこれでターンエンド。さあめぐみん…」【手札0】

「おっと待った。エンドフェイズ時速攻魔法《神秘の中華鍋》を発動、自分フィールド上のモンスター1体を選択しその攻撃力または守備力分の数値を回復する。俺は守備力を選択し、2300回復する」【LP100→2400】

 

「なんで、そのカードをさっき使わなかったんだ?」

こ、こいつはクロウ・ホーガン…いつの間に。

「えっと?」

「ああわりぃ、クロウって言うんだ。よろしくなカズマ!で、なんで使わなかったんだ?」

「俺も気になる。《ハーフ・シャット》を残して置けば次に繋がったかもしれないだろう。今リリースする必要もなかった筈だが」

「なんでって聞かれると困るが…俺の相方を見てくれ、自信満々な顔してるだろ」

そう言ってめぐみんを指す。

めぐみんは爆裂魔法の詠唱をするときのような集中をしている。おそらく、声は届いてない。

「多分だけど、次のターンで終わる」

「へぇ、信頼してんだな」

「リリースしたのは相方の邪魔をせず、勝つための布石だ」

「成る程」

 

めぐみんが目を開く。目は紅く染まっており、準備はいいようだ。発破をかけてやろう。

「めぐみん」

「はい」

「お前の100点満点の爆裂魔法を見せてみろ」

めぐみんは気合十分な声で応える。

「任せてください。見せてあげますよ、私のとっておきを!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。