【カズマ&めぐみん】
【LP2400】
【手札1/0】
(カズマは最高の爆裂魔法を見せてみろと言いました。多分、私の切り札に気付いているのでしょう。ですがまだ足りません……とりあえずはあの子を引くしかないでしょう)
「私のターンです!ドロー!」【手札1→2】
「来てくれましたか…私は手札から魔法カード《紅玉の宝札》を発動します、手札からレベル7のレッドアイズモンスター1体を墓地へ送って発動します。私は手札から《真紅眼の黒炎竜》を墓地へ送ります。そしてデッキから2枚ドローします。その後、デッキからレベル7のレッドアイズモンスター1体を墓地へ送る事ができますが、いないので使いません。では…ドロー!」
(来ました!……でも手が足りません)
(そういえば先程集中してる時にカズマが布石と言っていたような?…この伏せは)
「……カズマ」
「なんだ?めぐみん」
「いいカードを託してくれました。ありがとうございます!」
「ああ!思いっ切りやってこい!」
「はい!私は手札から《連弾の魔術師》を召喚します。このカードが存在する限り、私たちが通常の魔法カードを使用する度に相手に400ポイントのダメージを与えます」
「だが手札は1枚。それじゃ削り切れないぜ?」
「…誰ですか?」
「うおぉい!さっきの話聞いてなかったのか?クロウだ!」
「すいません、集中していたもので」
「まあいいけどよ」
(なんだか箒みたいな頭してますね)
「まぁ見ていて下さい。カズマが託してくれたリバースカード《墓荒らし》を使用します。このカードは相手の墓地にある魔法カード1枚を選択し、ターン終了時まで自分の手札として使用する事ができます。ですが、その魔法カードを使用した場合、2000ポイントのダメージを受けます」
「それでライフを回復したのか」
「だとしてもさっき使う必要はやはり無かったと思うが…」
「まぁまぁ、ジャックもよく言うじゃねぇか『演出』だって」
「私が選択するのはダクネスが使用した《死者蘇生》です。そしてそのまま使用します。復活させる対象は《深海のディーヴァ》です」【LP2400→400】
「更に通常魔法を使用した事により、《連弾の魔術師》の効果が発動します」
「この程度で私は屈しないぞ」【LP4000→3600】
「ええ。屈するのはダクネスではありません」
「え?」
(さて、一応ターンを回してしまう以上は防御面を固めておきましょうか)
「私はレベル2の《深海のディーヴァ》にレベル4の《連弾の魔術師》をチューニング!数多なる修行を積み、魔道を極めた魔法使いよ!今ここに降臨し、全てを吹き飛ばせ!シンクロ召喚!現れよ《エクスプローシブ・マジシャン》!」
「私は《エクスプローシブ・マジシャン》を守備表示で出し、カードを一枚セットしてターンエンドです」【手札0】
【アクア&ダクネス】
【LP3600】
【手札2/0】
(あたし達の勝ちね、あたしの手札にはシンクロ召喚をする手筈が揃ってる。これであの子を出せば勝ちだわ)
「あたしのターン!ド…」
「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行の歪みとなりて現出せよ!」
「なぜエクスプロージョンの詠唱をしているのめぐみん?」
「踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり」
「よく分からないけどドローよ!スタンバイフェイズに移行するわ」【手札2→3】
「万象等しく灰塵に帰し、深淵より来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手段、これこそが究極の攻撃魔法、《マジカル・エクスプロージョン》!」
めぐみんが詠唱を終えると同時にデュエルディスクのボタンを押し《マジカル・エクスプロージョン》を発動させる。確か自分の手札が0枚の時に発動する事ができて自分の墓地に存在する魔法カードの枚数×200ポイントダメージを相手ライフに与えるカードだ。
初ターンに5枚送ったり、手札抹殺で送ったのが実は全て魔法だったり、なんだかんだ18枚も溜まっていたのだ。
「嘘でしょ!あたしが敗けるなんて!?」【LP3600→0】
轟音とともにアクア達のLPが尽き、あたりに風が巻き起こる。
勝者:カズマ&めぐみん
タッグ完結。お疲れさまでした。めぐみんの切り札いかがだったでしょうか。