この素晴らしい決闘者達に祝福を!   作:鳥沢の鳥沢

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第22話

【カズマ】

【LP5700】

【手札3】

早速痛手を受けてしまった。別に良いんだが、負けるにしても拮抗ぐらいにはしないとな。

「俺のターン、ドロー」【手札3→4】

伏せてあるのがあれだとするなら、必要なのは2300を越えられる火力。しかしこいつを出すのか……驚くだろうな遊星。

「俺は手札から《弓を引くマーメイド》を捨てて《クイック・シンクロン》を特殊召喚!」

「何!?」

(俺と同じモンスターだと?)

「俺は更に手札から《時の魔術師》を召喚。効果は発動しない」

ミスった時のリスクがヤバイからな。

 

「《クイック・シンクロン》はシンクロンモンスターの代わりとなる。俺は《ジャンク・シンクロン》を選択。《ジャンク・シンクロン》となった《クイック・シンクロン》と《時の魔術師》でチューニング!」

「明鏡止水。心落ち着かせ、全てを射抜け。シンクロ召喚。穿て《ジャンク・アーチャー》」

 

(まさか《ジャンク・アーチャー》を見ることになるとはな。効果を使って攻めてくるか)

「バトルだ、《ジャンク・アーチャー》で《ジャンク・アーチャー》に攻撃!ンソゲキッ!」

(攻撃力は拮抗している。ならば伏せているカードに打開策がある……だが甘いな)

「リバースカードオープン!《シンクロン・リフレクト》シンクロモンスターへの攻撃を無効にし、相手フィールド上のモンスター一体を破壊する。破壊するのは《スカー・ウォリアー》だ」

「うっそだろ!?」

くず鉄だと思ってたが違ったか!この読み違いはヤバイ……。

《スカー・ウォリアー》が破壊され、追撃も許されなくなってしまった…。

「俺はこれでターンエンド」【手札1】

クソッ…流石にちょっと削ってやりたい。このまま負けるのは悔しい。

 

「あのカズマが手も足もでてないとは…」

「そりゃあ遊星相手じゃな。俺も勝てるか微妙だ」

「クロウもデュエルするんですか?」

「おう。これでも強いんだぜ!」

(BFとかチート級だったじゃない……今はアレだけど)

「今度デュエルしようぜ」

「いいですよ」

気楽でいいなあいつら。俺も観戦してぇ…。

 

 

【遊星】

【LP8000】

【手札3】

(《ジャンク・アーチャー》……俺の知る限りの範囲では使用しているデュエリストは居なかった。それは俺が知らなかっただけなのか?)

「俺のターン、ドロー」【手札3→4】

(発動してない2枚のカード。1枚は先程の行動を見る限り、戦闘破壊をトリガー、あるいは攻撃力増加のカードと考えるべきか。残り1枚が気になるが、ここは臆さず攻める)

「手札から《ワン・フォー・ワン》を発動、手札からモンスター1体を墓地に送って手札またはデッキからレベル1のモンスターを特殊召喚する。俺はデッキから《チューニング・サポーター》を特殊召喚!手札から《ドリル・シンクロン》を召喚!」

次から次へとカードを並べる遊星。

 

「手札の《ワンショット・ブースター》をの効果発動!自分が召喚に成功したターン、このカードを特殊召喚することができる。《チューニング・サポーター》はシンクロ召喚に使用する際にレベルを2として使用することができる。」

つまり合計レベルは6。《ドリル・シンクロン》がチューナーということは。

 

「レベル3《ドリル・シンクロン》にレベル1《ワンショット・ブースター》とレベル2扱いの《チューニング・サポーター》をチューニング!」

「集いし力が大地を貫く槍となる。光さす道となれ!シンクロ召喚!砕け《ドリル・ウォリアー》!」

「《チューニング・サポーター》がシンクロ召喚の素材となって墓地に送られた時、カードを1枚ドローする」【手札0→1】

こちらは《ジャンク・アーチャー》のみ、しかし向こうにも《ジャンク・アーチャー》がいるし、効果も使える。となると、4700の大ダメージがある訳だが。

 

「《ジャンク・アーチャー》の効果発動!カズマの《ジャンク・アーチャー》をターン終了時まで除外する!バトルだ!《ジャンク・アーチャー》でダイレクトアタック!スクラップアロー!」

「リバースカードオープン!《リビングデッドの呼び声》!このカードは自分の墓地からモンスター一体を復活させる!蘇れ《スカー・ウォリアー》!」

「くっ…攻撃は続行!」

「ならもう一枚だ!リバースカードオープン!《スキル・サクセサー》!」

(やはりあったか)

「《スカー・ウォリアー》の攻撃力を400ポイント上げ《ジャンク・アーチャーを返り討ちだ!」

「やるな、カズマ」【LP8000→7800】

「遊星には及ばねぇよ」

いや本当に。

「フッ……リバースカードを1枚伏せてターンエンドだ。」

 

「カズマが形勢逆転しましたね」

「でも100%伏せに何かあるでしょうね」

「なんでそう思うんだ?」

「《スキルサクセサー》があるのに《ドリル・ウォリアー》をそのまま残しているもの。手札を捨てて逃せる効果があるのにね」

「逃がすとライフが足りないとかじゃ?」

「その線もあるけど、それにしてはまだまだ余裕って顔をしてるわよ」

「成る程」

「ん?どうしたの二人とも」

「「ア」」

「ア?」

「「アクアがアクアじゃない(です)」」

 

 

「なんでよーー!」




なんかこう、カズマさんのシンクロ口上を遊星さんみたいに「集いし~~光さす道となれ!」みたいに統一したいなー…と思うこのごろ。
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