【LP6100】
【手札3】
「私のターン。ドローの代わりに《Sin World》の効果で3枚のカードを選択する。私が選ぶのはこの三枚。
《Sin レインボー・ドラゴン》
《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》
《Sin 青眼の白龍》
さあランダムに選べ」
「ドギツイのばっかじゃねぇか。くそこれだ!」【手札3→4】
「私はデッキから《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》を除外し、手札から《Sin レインボー・ドラゴン》を特殊召喚!バトルフェイズ!行け《Sin レインボー・ドラゴン》《ツインバレル・ドラゴン》に攻撃!」
今度はヨハン・アンデルセンが使用したカードか…キレイダナー…だから見とれてる場合じゃない。
「トラップ発動!《鎖付きブーメラン》このカードには攻撃してきたモンスターを守備にする効果と攻撃力を500上げる効果がある。レインボーを守備にする!更に《ツインバレル・ドラゴン》に装備だ」
「またしても……私はカードを2枚伏せてターンエンドだ」【手札4→1】
【LP8000】
【手札2】
「俺のターン!ドロー!」【手札2→3】
正直もうきつい。今までの二体は守備力が低いし、《ツインバレル・ドラゴン》の効果が決まったから何とかなったが、次はそうはいかない。伏せカードも三枚だ。
原作通りなら伏せ一枚は《Sin Claw Stream》があるはずだが…問題はOCG化してないカード群だ。これらの有無で、だいぶ左右される。
とりあえず、《Sin Claw Stream》警戒で。
「俺は手札から《弓を引くマーメイド》を召喚!」
多分このデッキで二番目に抜きたいカード。なんでこんなカードが……。
……弓?まさかまさかまさか。
成程そうか、そういうことか。
「はは。ははははははははは」
「おいカズマが笑い出したぞ」
「恐怖で頭が…?」
「カズマさーん?大丈夫ー?」
ああ大丈夫だ…。デッキ以外はなぁ!
「気でも狂ったか?ならサレ…」
「バトルだ…。《弓を引くマーメイド》で《Sin レインボー・ドラゴン》に攻撃!」
「チッ…リバースカードオープン。《Sin Claw Stream》このカードは自分フィールド上に「Sin」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合に発動する事ができる。相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。このカードで《ツインバレル・ドラゴン》を破壊する」
やっぱりあったか!出して正解だったな。しかし…。
「俺はカードを1枚セットしてターンエンド」【手札3→1】
【LP6100】
【手札1】
「私のターン。《Sin World》の効果発動
《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》
《Sin 青眼の白龍》
《Sin パラレルギア》
さあ一枚選べ」
どれが来ても厳しい。
「くっ、真ん中だ」【手札1→2】
「私はエクストラデッキから《サイバー・エンド・ドラゴン》を除外し、《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》を特殊召喚!」
一番引きたくないの引いてしまったァァァァァァァァ!
「バトルだ。《弓を引くマーメイド》を攻撃。エターナル・エヴォリューション・バースト!」
ここでこのカードは使えない…。ダメージを受けるしかない。
「ぐあああああああ!」【LP8000→5400】
なんだ…これ…体に痛みが。
「大変です。カズマのライフが一発で相手のライフを下回りましたよ!」
「確か相手の攻撃力は4000…カズマさんのモンスターは1400。勝ち目がなさすぎるわね」
「カズマは大丈夫なのか、倒れているが…」
「くくく…これは生死を賭けたデュエル。ダメージは実体化し、プレイヤーを蝕む」
そんなの聞いてないぞ畜生。
「そんな…カズマ!もういいです。デッキを差し出しましょう?このままではカズマが」
「無理だ…サレンダーは敗北と同時にライフが0になる…。ライフが尽きれば恐らく俺は死ぬ」
「そんな…」
めぐみんは絶句してしまう。わざわざ最初に持ち掛けたんだ…存在してはいけないカードを差し出せと。交渉が決裂してしまえば向こうから殺してでも奪い取るのは当然…。むしろ始末出来る分交渉が決裂した方がいいまである。
「そこまで馬鹿じゃなかったか…チッ」
(この男勘が鋭い。さっきのターンも《Sin Claw Stream》……いや除去系のカードをこちらが使う事を読んでいた。何者だこの男は?)
「私はターンエンド、さぁお前のターンだ。立てるかすら危うそうだがな?」【手札1】
くそ、こんなとこで死ぬわけには。せめてこいつらだけでもどうにか逃がさないと。
――――――――――それが主の願いか?――――――――――
……え?
効果やらなにやら間違えてないか心配。