初めまして。不知火です。
いえ、正確にはただの不知火ではありません。
元々私は、ただの会社勤めのサラリマンでした。ただ一つ違っていたことは…。
私は艦これユーザーだったのです。
ちなみに嫁艦が不知火だった、という訳ではありません。少なくとも、加賀さんや榛名、ハイパーズの方がよっぽどケッコンカッコカリには近かったはずなのですが…。
ある時気が付けば、私は不知火になっていました。私に落ち度はありません。元は男性の体だったのに少女の身体になってしまいましたが、既に慣れました。興奮することもありませんし、自慰をしようとも思いません。不思議ですが。
とはいえ、髪の手入れは少々億劫だとは思います。が、それも夕立や若葉が基本的にはやってくれるので、あまり男性だった頃から生活のスタンスは代わっていません。生活リズムは変わりましたが。
さて、今私は釣りに来ています。
話せば長くなりますが、私はいわゆるドロップ艦としてこの世界に来たことになるようです。
しかし、私を見つけた艦隊の皆さんの顔が悲痛な面持ちだったのでどういうことか不思議に思いましたが、その鎮守府に行って分かりました。
そこの鎮守府の執務室へ入ると、厳つい顔をした司令らしき人物が眼鏡の大淀さんの服を無理やり剥ぎ取ろうとしているところでした。
眼鏡の大淀さんは別にどうでもいいですが、婦女子に対してなんたる狼藉か。私は気が付けば司令らしき人物の胸ぐらを掴み上げ、吊し上げていました。
そしてそのまま大本営に連絡を入れましたが、これがいけなかった。
無事に憲兵さんに司令らしき人物を引き渡したまでは良かったのですが、その後私は『人類に反逆する艦娘』としてブラックリスト入り。超絶短い間だったとは言え、鎮守府でおにぎりをくれた鳳翔さんにお礼を言うことも出来ないまま、数人の艦娘とともに、今のこの島にたどり着きました。
私たちはここを『艦娘島』と呼んでいます。
元々は深海棲艦による攻撃で廃棄された島だったのですが、割りと大きくて広いこと、状態の良い家屋がいくつも点在していること、水道と井戸が生きていることなどから、私たちの拠点となりました。
今居るメンバーは私、夕立、時雨、若葉、天龍、摩耶様、つまり改二の摩耶、そして霧島です。
夕立と時雨、霧島は私が反乱を起こした鎮守府に居た艦娘で、天龍は私とは違う鎮守府からの離脱組です。
摩耶様は野良艦娘だったようですが、燃料が切れていた所にたまたま私が遭遇、深海棲艦に襲われたため撃退した後に保護しました。その後は私達と共にこの艦娘島で生活しています。
この艦娘島は東西に長いひょうたんのような形をしています。ひょうたんというか、∞のような形というか。真ん中部分はもう少し太く繋がっていますけれど。
南側は砂浜になっていて、南東部には小さな船着き場があります。木で出来た橋のようなものが突き出ています。
そして北側がリアス海岸のようにギザギザしていて、崖のようになっています。この近くにコンクリートで整備された岸があるので、今日もここに釣りに来ています。
真ん中部分はだいたい鬱蒼と生い茂った森です。木材が豊富なので、薪にはあまり困りません。
東側には民家が多く、現在の私達はこの民家のうちのいくつかを生活の拠点にしています。
さて、今私は生暖かい椅子に腰かけて釣りをしています。今のところの釣果はメバルが三匹。もう少し欲しいところです。
…え?生暖かい椅子って何だ、ですか。
プロのドM、若葉です。俗に言う人間椅子ですね。orzのような。
この子は『痛いぞ…。だが、それがいい…!』とか恍惚とした表情で言ってしまうくらいイッてしまった子なので、むしろこうしないと拗ねてしまうのです。
正直、私には理解出来ませんが…。まあ、私はちょうどいい高さの椅子が出来て(ちょっと生暖かいですが)、若葉は自分の欲求が満たせて満足ですから、いわゆるwinwinということでしょう。
ちなみに若葉の背中には若葉が反応しなくなるまでは乗っていないと行けません。例えば肘から崩れ落ちても、びっくんびっくん痙攣しているうちは乗ります。あれは興奮ゆえの痙攣らしいです。ちなみに限界を超えると気絶して反応がなくなるので、そうなれば若葉の背中から降りても問題ありません。いえ、若葉の背中に座っていないといけないのは問題なのですが。
さて、先ほど一匹釣れましたので、これで四匹。あと三匹釣れたら、ご褒美として、天龍に若葉のお尻ぺんぺんを100回やってもらいましょう。
嬉しいのは若葉だけですが…。
ちなみに私が以前に一度だけ若葉のお尻ぺんぺんをしたことがありますが、大変不評でした。
ついついきれいな肌と無垢な恥丘というか割れ目に視線が行ってしまい、あまり強く叩けなかったのが原因でしょう。その後、天龍に思い切りお尻をはたかれてからは、若葉のお尻ぺんぺん係は天龍に決定しました。正直ほっとしています。