チョロい彼とオトす彼女   作:杜甫kuresu

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(何の小説なのか)ぜんぜんわからない、俺達は雰囲気で執筆をやっている
まずは本文をどうぞ。


風の吹く部屋

――――――――からんからんからん。精緻(せいち)な模様の風鈴が、ゆっくりと風の襲来を予報に騒ぐ。

 窓から訪問してきた夏らしい涼しい風が体の上を吹きすさぶ。書類がぱらぱらと舞うのを、微動だにせず眺めているのは何だか冒涜(ぼうとく)的。

 

(おおー、今日は良い風が吹いているな)

 

 他人事のように、浮かんでは消えていく朦朧(もうろう)とした意識で思う。

 はらはらと舞っている紙が書類ではなくて、紙吹雪であれば最高だ。毎日お祭り騒ぎなんて中々に可笑しい、「いとをかし」ってな。

 

「おわ…………」

 

 顔に制帽が乗りかかってきた――――――――正確には、むしろ俺が椅子からずり落ちて、それに仕方なしと乗ってきた。

 眠い。()()()()()()からだろう。

 

――――――遠くで海鴨(うみがも)の鳴き声がする。俺の個人的な感性かもしれないが、彼奴(きゃつ)の鳴き声は気が抜けないだろうか?

 

(しっかし、此処は穏やかだな――――――)

 

 今度は比較的優しめの微風(そよかぜ)が顔を撫でた。

 

 平和? それは違うな、平和とは違うんだよ。

 でも穏やかだ。起きる動乱もこうビーン、と跳ね上がるような大きな幅のものじゃない。それに、楽しいことも少なくはない。

 

 目指すものには遠いながら、悪くない居心地になってくれたと思う。平穏とか無病息災とかが一番なんだよ、良い人生を目指すならさ。

 

「…………んー?」

 

 そんな中途半端な感傷に浸っている中、遠くから小さな声。これは恐らく距離の問題だな。

 此処は三階だから、多分すぐ下の――――――一階の窓の外側辺りの会話が聞こえてるのかな。

 

【エンタープライズちゃん、お帰りなさい】

 

 柔らかめな声色、落ち着くバブみ――――――こりゃヨークタウンかな。

 大雑把(おおざっぱ)な予想だが、俺の大雑把は世間の大雑把に比べれば正確だと思う。

 

――――――ポイントは少ない。そもそもアイツをちゃん付けで呼ぶなんていうのは、ヴェスタルさんとヨークタウンぐらいしか居ないからだ。姉と、お世話係だから面子も妥当だよなあ。

 後は渾名(あだな)って意味なら――――――まあ此処(鎮守府)が幽霊屋敷だった頃から居るようなベテランぐらいだろ。具体的にはオイゲンとか。

 

【ただいま、ヨークタウン姉さん】

 

 通り過ぎる風みたいな、聞けば脳に透き通っていく声が響いてくる。コッチはアイツだな、なのでコメントなし。聞き飽きたよ、アイツの声は。

 来た頃からあのイケメンぶりだしなぁ、自分を(かえり)みて泣けてくるよ。つくづくモテる男にはなれない確信が強まっていく。

 

『指揮官よりも、エンタープライズの方がカッコイイよな』

 

 ってクリーブランドに言われた時はリアルで泣きそうだった。性別不一致じゃねえかよ…………。

 

――――――さ、さて。ヨークタウンの出迎えに続いて、色々な声が俺の脳を揺らしだす。

 

【今日の演習相手はどうでしたか!?】

 

 とか

 

【また発艦を見せて下さい!】

 

 とかな。良いねえ、頼られるエースっていうのは。俺はいっつもそういうストライクで目立つ位置には居ねえんだよなあ、羨ましいぜ。

 

――――――まあ、表舞台が得意なやつと、裏でごそごそするのが得意なやつの違いか。

 別に斜に構えてるんじゃなくて、そういう向き不向きなんだ、多分。良い悪いでもねえぞ?

 

「微笑ましいねえ、ったくさ」

 

 一言で適当に感想を打ち切り。俺氏の次回作にご期待下さい。

 

――――――しかし、そうは行かないのがウチの鎮守府の良くて悪いところだったな。

 というか、俺がそうなるように造ったのかな?

 まあどっちにせよ、煩いのは良いことだ。静かなのは良い人生に必要なことだが、同時に俺みたいなタイプには興醒めだ。

 

【帰ってきたな、グレイゴースト!】

 

 渾名で呼ぶやつなら一杯居たわ。記憶力が最近無くなってきたらしい、老けた?

 

 威勢のいい声がアイツに飛びかかってきていた。多分、うんと――――――瑞鶴かな。絡み方とか、この元気溌剌(はつらつ)って感じは多分あの娘だな。

 しつこいな、別にアイツに勝つことだけが全てじゃあるまいに。

 

 しかし、思わず閉じかけていた目を見開いてしまう。アイツの返しについて、少なからず興味が湧いてきた。

 さてさて、と俺は耳をやや本格的に傾ける。

 

【――――――――またか。今日は何で勝負する?】

 

 そう言って、アイツは飽きた、と口調だけで分かるような億劫そうな感じで尋ねかける。

 またふわりと吹いた風が、塩を運んできて妙に気持ち悪い。

 

【ふっ――――――神経衰弱、剣道、ポーカー、バッティング――――――全部、私の勝ちだった訳だが?】

 

 あ、今少しだけ笑った。アイツ、もしかして敢えて煽って付き合ってやってるのかな?

 

 でもポーカー、あれは仕方ない。

 クリスマスに俺が大会開いた時だったかな。アイツを心理戦でどうにか出来る奴なんて居る訳ねえからな…………。俺は勝ったけどな、俺は勝ったけどな。

 大事な事だから二回言ってやったぜ。

 

――――――というか勝負内容がアクティブな男子高校生みてえだな、らしいっちゃそうだが。

 二年後には賭け麻雀してないだろうな。

 

【い、いいや。一回だけ勝った事が有る!】

 

 瑞鶴は多分気落ちでもしてたんだろうな、それを誤魔化すような強気な口調でぴしゃりと言った。

 

 アイツが不思議そうな(うな)り声、そしてふと思いついたらしき声を上げる。

 

【ああ、ハロウィンか】

 

 そんな事も有ったな、とかアイツは感慨深そうに呟いた。これは…………声色じゃ分かりにくいが、色々思う所が有るのかね? 何年も付き合ってる身としてはこれは色々思い(ふけ)ってるパターンの声だ、違いない。

 むぐぐ、と瑞鶴は悔しそうだ。多分、「言われてみれば有ったな」みたいなニュアンスが寂しいんだ。

 

 ライバル(あの娘の場合は憧れの的とか、尊敬する姉みたいなものでもあるのか?)への数少ない勝ち星を忘れられちゃ、なんか粗末にされてるみたいというか、眼中にないというか、思い出の『感情』の共有が上手く出来てないというか。

 多分アイツはそんなつもりはないし、瑞鶴を大事にしてるんだろうけども――――――其処らへんの気持ちは、今のアイツでは分からないから仕方ない。

 

 アイツなりには色々有ったのだろうが、連れてきた頃から大体あんな感じの奴だった。既に何やら物語を終えたような雰囲気の奴ってことだ、前作主人公みたいだった。

 初めての艦だったから

 

『アズレンってこんなおっぱいのついたイケメンばっかだったっけか?』

 

 って本気で疑った。違ったから、安心した。

――――――とりわけアイツは今作主人公である俺(少なくとも俺の人生に於いては俺は主人公だ)に色んな事を教えてくれた師匠でもある。

 

 クサイ言い方で構わないなら『一緒に歩んできた相棒』ってやつだ。

 

「って…………何を話を盗み聞きして感想なんぞ」

 

 突然、真っ当な感性が俺を(なじ)った。

 

 何時から俺はこんな趣味が悪くなったんだ?

 

「ふぁぁ~――――――眠い」

 

――――――かつかつ、と誰かが歩いて行く足音と、瑞鶴の独り騒ぐ喧騒(けんそう)を遠耳に聞きながら眠気に身を任せてみる。もう話し声なんて言うのは、出所不明のノイズ扱いとなった。

 

 

◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆

 

 

也人(やひと)、お前は賢い子供だ】

 

 親父の声だった。多分、夢なのかな。

 若干自由な思考の隅で

 

「俺が賢いなんて、過大評価だよ」

 

 と言ってみる。口は動かないし、あの時だってそんな事は言わなかった。

――――――これは、母親がまだ歩いているから、小学生になる前か。急にピクニックだ、とか母親が言いだした時の記憶だと思う。

 この頃から俺の転生(憑依なのかね?)人生の悲劇は始まっていた。演技が始まっていた。

 

 だって目立つ訳にも行かないだろう? それじゃあ、他の幼稚園児みてえに無邪気なふりをするしか無いじゃんか?

 

 これ辛いのよ、餓鬼は無邪気であると同時に悪意も直球でぶつけてきやがるし、大人故の要らない気遣いは子供の世界じゃほとんど空回りよ。

 親には自分の正体を勘付かれないように必死に無邪気を気取って、先生の前では馬鹿なふりして。気づけばマジで子供になりそうになっていた日もあったな――――――そのままなっとけば良かったのに。

 

【そして透けて見える、お前は周りが思ってるより良い子供だ】

 

 それは『都合の』良い子供って事か、当時は思った。(ひね)くれちまったんだよ、誰にも打ち明けられない環境で感情が完璧に淀んでた。

 

 平穏を求める俺は、平穏を求めすぎて異常に片足を突っ込んでいた訳だ。良い笑い話だよなぁ、ホント。

 

【偶には弱音を吐け。周りに擦れていくのは、俺だけで良い】

 

 親父は俺の頭をくしゃくしゃと撫でた。言動も、行動も、愛情も不器用なやつだった。

 

――――――例えば俺が此処で

 

「俺はホントはアンタラの子供になる前に、20年ぐらいの記憶が有るんだ」

 

 とか言ったらどうなったのかね。精神異常扱い? 黄色い救急車? そもそも戯言(ざれごと)扱い? 気味悪がられた?

 言ってないから、分からないけどさ。

 そんな風に思った、当時の俺を見透かしたように

 

【――――――お前の願いを、一個だけ。叶えてやる】

 

 と親父は呟いた。

 当時の俺は意味が分からなかった。いや、子供の願い事なんて大概は大したことないだろうし、そういう意味なんだろうと思ってた。

 

 分からないから、「コイツは俺の正体に気づいていないんだな」とか思って、適当に流しておいた。

 

――――――だからさ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆

 

 

「――――――官」

 

 遠のいていた意識が、帰還するのを自分のことながら鮮明に認識出来た。

 

 だが眠気、コイツは消えていない。(まぶた)が重くて、意識は朦朧、気分は快眠急募――――――――鮮明な意識が眠る理由を大量に積み立てて、また睡眠に洒落込もうと躍起になる。

 積立方式睡眠である。賦課方式睡眠というのは多分無い。

 

「――――指揮官」

 

 吐息が顔にかかったのに気づいて、目を開きながら同時に後ろに倒れ込みそうになる。

 

――――――倒れる直前、すぐ目の前に端正な顔立ちが写り込んでいた。

 あいた。椅子ごと後ろに倒れる。

 

「オワチャァトトォウ!?」

 

 変な声を上げてしまう。半ば癖になった奇声だ。

 

――――――紫青の深みの有る瞳、人であると(うそぶ)くには計算すら感じるパーツ配置。唇は薄いような、いやに色気のあるような不思議なもので、肌は陶磁のような真っ白さ。

 やはり至近距離は駄目だった、前世でも普通の女性でリタイアだった俺にはハードルが高すぎる。

 

――――――そのルネサンス期の精緻な芸術品みたいな奴は、溜息を付いてこめかみに手を当てる。

 

「何をしているんだ、あなたという人は…………」

 

「いてて――――――大体お前のせい、だけどもぉっと!!」

 

 思い切り椅子ごと手で跳ね上がる。どうにか元の位置に収まる。

 

――――待て待て、まだ顔が近い。無理やり押しのける。

 心拍数上がってるのがバレる。バレますそれは嫌です。

 

 英語のダイレクト和訳みたいな酷い感情の渦を隠す。

 

「顔近いの、分かるか――――――?」

 

 押しのけようとして肩を触る時、肌がやけにすべすべでそれすら俺に逆効果だった。

 

 というかこのコートを微妙に着ない奴ってさ、生前インドアマスターだった俺にはよく分からんのだがオシャレなのか?

 じゃあ多くは言わないんだけど、出来ればその細い肩は俺の前では隠してほしいものだね。

 

「この程度の距離で何を言っているんだ」

 

 淡々と返事をする。

 

「それ本気で言ってる?」

 

 へらへらと作り笑いをしながら眼を見てみる。

 あ、これガチで言ってるな。変な所でポンコツだなあ、いつもながら。

 

――――――(ようや)く乗り出していた体を退()けてもらうと、腰まで届きそうな長い銀髪が連れられるようにふわりと彼女の軌跡をなぞる。

 漆黒のコートの上で繰り広げられた其れは、まるで夜空の流星が銀色の尾を引いたようで、その様すらどこか芸術的。

 

――――『灰色の亡霊(グレイゴースト)』?

 未だにそんなナンセンスな渾名で読んでいるやつは今すぐ俺がお説教だ。敢えて言うなら今のコイツは『銀灰の妖精(シルバーピクシー)』とかだろうよ。

 少なくともそんな色味の乏しい雰囲気ではとうに無いし。

 

 黒いコート。白いボタン付きの上に、恒例のやたら短い黒のスカート。いやにあざとい絶対領域を創り出す黒ニーソ。所々に交じる金のラインがセンスを光らせている。

 黒ネクタイがふわりと舞う度に、男か女かの区別を困らせる。男に見えたなら、多分俺はオトされる乙女側だな?

 

 全て纏めて、その大波に揉まれたように垢抜けた雰囲気が「格好良さ」に仕立て上げる。

 制帽は――――――最初から被ってたかな? 覚えてねえ。俺のと同じやつだな、変なの。

 

――――――でだ。これの何処が灰色で亡霊なわけ? 唯のクール美少女にしか俺には見えんわけだが。

 

「またサボって居眠りか――――しかも、書類は散らかっているし」

 

「ああ、そうだったな」

 

 眠かったから素で放置してたのだが――――――ありゃ、片付けてくれたらしい。紙が散乱していたあの風情ある景色は消失していた。

 

 礼を言おう。

 

「ありがと、直してくれたんだな」

 

「構わないさ、アレではとても仕事に取り掛かれないだろうに」

 

 まあ、そりゃそうだ。でも礼は礼だから、素直に受け取って欲しかったな。

 

 怪訝(けげん)な表情で俺の常識とかやる気を疑っている彼女に、さっきの景色の良さとかを延々と語ってやりたい衝動に襲われたが、興味深そうに聞いた後に

 

『そうだとしても、指揮官』

 

 という言葉と共に説教が始まる景色が見えてきたので、言うのは辞めておいた。賢いだろ、俺。

 

「実際やる気出なかった。急に突風が吹いてよぉ…………」

 

 我ながら情けない声で抗議をしてみる。これはこれで事実である。

 

――――――彼女は少しだけ考え込む仕草をしたが、それもすぐに終わって

 

「そうだとしても、指揮官」

 

 ほら。予想通りこう言って説教を始める。

 

――――――ああっと、内容は丸々カットだ。本当に説教だからな。

 つらつらと、延々と、久遠(くえん)に続くこれに諸兄(しょけい)を付き合わせる趣味は俺にはねえ。

 いや、良いこと言ってるし間違ったことだって殆ど言わないんだぜ? ただ俺みたいに怠惰(たいだ)なタイプには「俺に効くからヤメロ」としか言いようがない鋭いものであるのも事実なんだよ。

 

「――――――分かったか、指揮官」

 

 はい、容赦ない切り捨て(ルースレスカット)ってな。これ分かる奴は居ないか…………。

 

 さて、彼女がまるで息を切らす訳でもなく言い切って、俺の横に積み上げられた書類を見つめる。

 

「にしても――――――他の鎮守府との演習で尋ねてはいるが、これ程の量は聞いたことが無い」

 

「当たり前じゃないか、俺が自主的に増やしてんだよ」

 

 艤装を勝手に開発したり、細かすぎて伝わらない選手権に出れそうな艤装の微調整を重ねたりな。

 

――――という言外の意味を込めてウインク。バチコン。

 彼女は呆れて肩を(すく)める。

 

「元々サボり性なのに、あなたは何を考えているんだ?」

 

「書類は嫌いだけど、お前らは好きってこと」

 

 だってこっちの不備で怪我とか、俺が心因性の心臓発作で倒れかねん。

 うう、考えるだけで怖気立つ。

 

――――そんな『情緒不安定なう』な俺の様子を見て、彼女は諦めがついた。みたいな感じで机越しの会話を諦めて、サイフォンに向かっていく。

 

「…………私は飲むが、指揮官は?」

 

「くれくれ。お前のコーヒーチョイスはイカしてるからな」

 

 調子のいいことを、と笑っている俺を彼女は流し目で見ながら用意を始める。

 実際美味しいぞ?

 

――――――ネルフィルターに布をかぶせて、フラスコに予め沸かしていたらしき熱湯を注ぎ込む。

 最初から飲む気だっただろ、アイツが歩いていってから今の短時間で湧くポットなんか此処にはないし。

 

「コーヒー好きだよなあ」

 

 このサイフォンも、コイツが数少ない自分の持っている金で買ったものだったりする。

 じゃあ何で俺の所に置いてあるのか?

 

 知らん、飲む時はいつも此処に来て俺と歓談になるが、それは位置の問題であって歓談(かんだん)がメインであるとは俺には思えんしな。

 

「好きというか、中毒だな。これでは」

 

 何が面白いのか、ふっと彼女が小さく笑った。

 

――――――そういうのは反則。つい漏れた、みたいな表情は俺に特攻だから辞めてほしい。俺はチョロいんだからさ。

 フィルターと漏斗をセットする。ビームヒーターに熱されたフラスコをちらりと一瞥(いちべつ)して、彼女は沸騰しているのを確認する。

 

「反則だよなあ、お前ら」

 

「何がだ?」

 

 コーヒーの粉を入れながら尋ねてくる。

 

「全部」

 

 変な人だな、と彼女は更に表情を崩して緩く笑う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――出された珈琲は多分美味しかった。猫舌だから冷めるまで飲まなかったのに

 

「相変わらずだな」

 

 と笑われた。なんでい、ちょっと熱いものが飲めるぐらいでよ。

 

 

 

――――ぶっちゃけだな。

 あの時の穏やかな笑い方が頭にチラついて、味がよく分かんなかった。

 

 俺はチョロいねえ。いや実際、自覚症状が在るくらい。




三時間クオリティ。どういう話なのかとか尋ねられても、逆に分からない。何が書きたいんだ、でもこういう感じの話なら、いっぱい書けます。
やっぱり俺達は雰囲気で執筆をやっている。

文圧とかの調整、練習がメインです。
エンプラは良いぞ(無言のサムズアップ)。これ何処でも言ってるね僕。


※2/18 見慣れない漢字が多いのでルビ振って、ちょっとだけ文を調整。
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