カードキャプターさくら『苺鈴外伝』   作:狼と踊る男

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今年初の投稿となる今日この頃・・・
編集してみたら結構長めになったため急遽、前後編となりました(汗)


18話「騎士達のアルバイト(前編)」

???「・・・・・・重い・・・」

 

場所は再び『メディアード』の孤児院に移り、苺鈴の眠っていたベッドには一人の女性が代わりに眠っていた。その人物は目が覚めたようで視線だけを動かしてみると、見知った顔が自身の足辺りに体を乗せて寝息を立てていた。模造品の娘のために本気で自分とぶつかり合った少女のうちの一人、『苺鈴』が・・・・・・

 

???「起きなさい」

 

苺鈴 「ぅっ?・・・うぅぅ~~ん・・・ふぁっ?」

 

女性が自分の体の上で眠っていた苺鈴を起こすと、苺鈴は眠い目をこすりながらなんとか起きようとする。目が覚めてきたのかのんきに「おはよう」と律儀にあいさつを交わすが、起こした女性は苺鈴をうっとおしそうに見て、「早くどきなさい」と急かす。

 

女性 「あなた、何をしていたの?・・・」

 

苺鈴 「ふぁぁあっ~~・・・何って、看病してたのよ」

 

女性 「看病?あなたが私を?」

 

「そうよ」とまだ眠気が勝っているがちゃんと質疑応答(しつぎおうとう)出来ていた。

 

女性 「看病なんてしてもらえるような仲じゃないでしょ?」

 

苺鈴 「まぁそうね。でもね、だからってはいそうですかって見捨てる訳にもいかないでしょ。それにあなたの怪我の原因には私も含まれてるんですから、それであのまま死なれ

でもしたら後味悪いのよ。まぁ一番の理由は恩返しですけどね」

 

女性 「恩返し?私はあなたに何か貸しでも作ったかしら?」

 

苺鈴 「ブリジットさんを助けてくれた・・・その事よ」

 

女性 「そんなつもりはないわ。『あれ』は私の管理下に無い者だから、私の身も危なかったから片付けた。それだけよ・・・」

 

苺鈴 「あっそう・・・(まぁ・・・もう一つ理由もあるけどね)・・・それで、気分はどうなのよプレシアさん?」

 

苺鈴が介抱していた相手は『プレシア・テスタロッサ』であった。苺鈴がプレシアを発見した時すでに意識を無くて倒れておりそのままにして置く訳にもいかずあの後、ハヤウェイ・ルーアを呼びに行き子供達とブリジットそして、プレシアを孤児院に連れていきそれから丸一日経ち現在に至る訳なのだが、プレシアは体に違和感を覚えていた。不快なものではない。むしろ体の痛みが無いのだ。もともと体に無理が生じており、ボロボロの状態であったのだ。それに拍車をかけるかのように『時の庭園』での高位魔法の連発・苺鈴とブリジットとの戦闘でもう体も限界に近いはずの状態なのは間違いなかった。それが今ではその苦しさがなくなっていたのだ

 

苺鈴 「やっぱりすごいわ。あの3人の力・・・」

 

プレシア「どういうこと?」

 

苺鈴 「ハヤウェイさん・ルーアさん・テレサさんに感謝しなさいよ。あの三人が一生懸命治癒魔法をかけまくってたんですからね!!」

 

プレシア「そうね・・・それに関しては感謝しておいてあげるわ」

 

苺鈴 「・・・ずいぶん上から、何ですね?一応あなたも助けてもらった側なのに」

 

プレシア「どうでもいいわ。あなたたちに貸しを作るためにやったわけでもないし」

 

プレシアの発言に苺鈴は「あっそう」と素っ気ない返事で返し、プレシアは体を起こそうとする。それを見た苺鈴は勿論止めたがプレシアは言うことを聞くそぶりは全く見せない。理由は簡単、『アリシア』の事だ。プレシアもアリシアの遺体とカプセルとは離れ離れでこの世界にたどり着いたそうで居ても立っても居られないといった状態であった・・・

プレシアよりも先にドアの前に立った苺鈴はプレシアを睨み、プレシアも苺鈴の事を目で「うっとおしいぃ!!」と訴えていた。

 

苺鈴 「聞くまでもないとは思いますけど、どこに行く気ですか?」

 

プレシア「決まっているわ。アリシアを探しに行くのよ」

 

苺鈴 「でしょうね・・・でも、いくらあなたでも病み上がりで、しかもこの至近距離・・・・・・魔法を発動させるよりも私の拳(こぶし)がぶつかるのが先ですよ?・・・」

 

苺鈴はプレシアの腹部にぎりぎりの距離で拳を運びながら今の状況だと「私が有利だ」と語る。いわゆる『寸止め』だ。確かに苺鈴とプレシアの距離は歩幅2歩分にも及ばないので仮に魔法を発動させても苺鈴の拳が先に届く。最悪『相打ち』になるであろう。それが分かっていてもプレシアはやめようとしない。そもそもいい出会い方をしていないのだ、

お互い『じっくり話し合う』という解決法が出てこない・・・しかし、苺鈴は意外とあっさり拳を下し、プレシアをある場所へと案内することにしたのであった・・・・・・

 

 

 

 

 

プレシアが案内されたのは孤児院の庭だった。庭では鬼ごっこでもしているのか、走り回っているウェル・エテ・メトの三人と子供達と遊ぶハヤウェイそして、ブリジットの姿があった。

ブリジットも元気そうに子供達と遊んでいる姿を見ても苺鈴は特に動じる事もない。理由は簡単である。プレシア同様孤児院に運び込まれた後にハヤウェイ・ルーア・テレサに治癒魔法で治療されたからである。子供達が元気そうに遊ぶ姿をじ~とみている苺鈴・プレシアの元に孤児院から出てきたテレサが近づいてきて二人に話しかけていた・・・

 

テレサ「苺鈴さん。プレシアさんを動かして大丈夫なんですか?無理をされているようでしたらすぐベッドに戻した方が」

 

苺鈴 「もちろん止めましたけど、一応本人もずいぶん楽になっているらしいですし、それに・・・あの光景をどうしても見せておきたくって・・・」

 

苺鈴の視線の先には子供達の姿が映っている。テレサには何となく苺鈴の意図が分かったようだがプレシアにはさっぱりな様子であった・・・

 

苺鈴 「あなたが守ってくれたんですよ。あの子達を・・・いい顔しているでしょ?」

 

プレシア「だからどうしたというの?私とあの子達に何の関係があるの?」

 

苺鈴 「・・・もしかして、気づいてないの?」

 

プレシア「何が?・・・」

 

苺鈴 「あの子達を助けたのもあなたよ?」

 

プレシア「・・・・・・どうでもいいわ・・・」

 

苺鈴の話を素っ気なく返したプレシアはいずこかへと立ち去ろうとするが、「どこへ行く気?」と苺鈴が尋ねるとプレシアはやっぱり「アリシアを探しに行く」と言い出す。

プレシアの体の状態を気遣うテレサはプレシアを止めようとするが、苺鈴は特に止める訳でもなく、テレサをうっとおしく思い扱うプレシアはやっぱり聞く耳もたずであった・・・

 

苺鈴 「プレシアさん。どうしても行くんですか?」

 

プレシア「当り前よ。あの子は私のすべて・・・私が行かなくてどうするの?・・・」

 

苺鈴 「そう・・・だったら行けば?」

 

テレサ「苺鈴さん!?」

 

苺鈴 「ただし、条件があります」

 

プレシア「条件?私があなたの出す条件を飲む義理はないわよ・・・」

 

苺鈴 「まぁ聞きなさい・・・ここにはね・・・」

 

苺鈴が言うにはこの孤児院にいるハヤウェイ・ルーアそしてシスター・ヘルでもあるとすでに苺鈴とブリジットに名乗っていたテレサは自分とブリジットよりも「ずっと強い」というのだ。彼らがプレシアを止めようとしたら確実に止められることは目に見えているという訳だ。そこで条件を出したのだ。その内容にはハヤウェイ達の話を聞いた後だからこそプレシアは食いついた

 

苺鈴 「ここを出ていきたいのなら私ともう一度勝負よ!!今度は一対一でね。それなら十分勝てる見込みがあるでしょ?」

 

テレサ「苺鈴さん!!駄目ですよそんな!?」

 

苺鈴 「どうなの?・・・」

 

プレシア「・・・あなたに勝てれば邪魔しないのね?・・・」

 

苺鈴 「えぇ。他の人が止めようとした時も手出しはさせない。あなたの好きにしていいわ」

 

プレシア「いいわ。その勝負、受けてあげる」

 

 

 

 

 

苺鈴 「・・・・・・」

 

プレシア「・・・・・・」

 

苺鈴とプレシアは孤児院の庭へと場所を移し、庭で遊んでいた子供達とブリジットとテレサそして、審判として呼ばれたハヤウェイと付き添いのルーアは庭の端っこによって勝負の行方を見届ける事になった。要はハヤウェイ以外は野次馬のような者である。

 

ハヤウェイ「じゃあルールの確認だよ!!勝敗は俺が戦闘不能または勝負ありだと判断した時か降参した方が負け!!苺鈴は素手で戦うらしいけど、彼女の提案で武器やアイテムの使用もありとする!!なお、敗者は勝者の頼みを何でも聞く事とする!!でよかったよね?」

 

ハヤウェイの最後の確認に苺鈴とプレシアは「それでいい」と返事を返し、それを聞いたハヤウェイは片手を高く上げて「はじめ!!」と叫びながら一気に振り落とすと、それを合図に二人はそれぞれ構え、臨戦態勢を取った・・・観客席と化していた場所ではウェル・エテ・メト達はテレサから昨日の天使から助けてくれたのがプレシアだと聞いていたためかプレシアに向けて「がんばれーー!!」と声援を送っており、それに負けないぐらいにブリジットも苺鈴に向けて声援を送っていた

 

ブリジット「苺鈴さん!!頑張ってください!!」

 

ルーア「あのぉ~ブリジットさん一つ聞いてもいいですか?」

 

ブリジット「はい?何ですルーアさん」

 

ルーア「この勝負って、苺鈴さんには分が悪いんではないですか?昨日聞いたブリジットさんの話ではプレシアさんとはあなたと苺鈴さんの二人係でやっと勝てた相手なんですよね?」

 

ブリジット「お恥ずかしながらその通りですはい・・・おそらく本調子が出せないプレシアさんであっても正直苺鈴さん一人では厳しいでしょうね。おまけに今はサイクロードもメディアードの警備隊が預かっていますし・・・」

 

ルーア「あのベルトですよね?それではますます勝ち目がないんじゃ?」

 

ブリジット「確かに厳しい戦いですけど、そんなの苺鈴さんも百も承知のはずです。だからこうしたんでしょうね・・・」

 

ルーア「『こうした』って言いますと?」

 

ブリジット「『武器やアイテムの使用を許可する』ってところですよ。恐らく苺鈴さんは『あれ』を使うはずです・・・」

 

「あれ?」とルーアが尋ねるが、ブリジットが「始まりますよ」と本格的に二人が動き出したためかルーアにも二人の戦いに注目するよう促(うなが)す。動き出したのは苺鈴の方であった。

 

プレシアは『時の庭園』でも放った雷属性の球体魔法弾を放つが苺鈴はそれを左右に動くことで回避していく。その動きは回避だけに専念しているかのような動きである。

 

苺鈴 (やっぱり『サイクロード』無しじゃ遠距離は無理か・・・)

 

今の苺鈴には『サイクロード』がないためファイブハンドの機能が使えない。プレシアもデバイスはメディアードに入国した時点で関所で預かられているため本来の力は発揮できない状態ではあるが、それでも苺鈴一人と戦うにはプレシアの実力は桁外れであった。おまけにプレシアは『体力』という意味では『時の庭園』で戦った時よりも治療を受けた事によってむしろ回復しており、『時の庭園』で戦った時よりも圧倒的に不利であった・・・

 

苺鈴は方向を変え、プレシア目掛けてまっすぐ進んでいく・・・

 

プレシア「ふんっ!!」

 

苺鈴 「ふっ!!うんっ!!はぁっ!!」

 

プレシアの球体魔法弾3発。1発目は球体ぎりぎりの高さまで回転ジャンプでかわし、着地すると同時に地面に横になり回りながら2弾目3弾目もかわし、3発目が通りすぎると同時に再びジャンプして、プレシアの頭上に移動した時、急降下を始める。

 

苺鈴 「やあぁぁっーー!!」

 

急降下キックを放ったがプレシアは頭上に向けて魔法陣のバリアを張りキックを防ぐ。それを防がれた苺鈴は軽く歯ぎしりしたかのような顔をしながらも「やっぱりだめか」と防がれるのは予想の範囲内ではあったようだ。魔法陣を台としてその場から跳び引き、着地すると同時にコートの周りについてるミニポーチから一つの玉を取り出しそれを思いっきりプレシアに向けて野球でピッチャーがボールを投げるかのように投げつける。

 

苺鈴 「はあっ!!」

 

プレシア「ふんっ!!」

 

プレシアは展開していた魔法陣のバリアをそのまま苺鈴の投げた玉に向けてかざす。それが命中するとプレシアは予想外の事態に一瞬隙が生(しょう)じる。魔法陣にぶつかった玉は割れ、プレシアの周囲を完全に包み込むほどの白い煙が立ち込めていた。この決闘の前にあらかじめブリジットからもらっていた煙玉を仕込んでいたのだ。プレシアは煙の中で視界を完全に奪われ見えるはずもない周辺を見渡す。

 

その隙に苺鈴はすかさず移動し、煙玉を投げた位置の向かい側、つまりプレシアが背後を向けていると思わしき位置へと場所を移し、さらに一つの短めの縄をまたミニポーチから取り出し、それを振り回しながら、少しの間様子を見ている・・・少しの間の後、プレシアが魔法で煙を吹き飛ばし、プレシアの視界が完全に復活した直後、苺鈴は自身が建てた戦術通りに行動を開始する

 

苺鈴 「ふんっ!!」

 

苺鈴は煙が晴れると同時に振り回していた縄をプレシアの足元目掛けてまるで川で石を投げて水切りをするかのように投げる。プレシアも咄嗟に反応して魔法陣のバリアを向けるが、どうやら360°のバリアではないようで魔法陣からはみ出していた足元には攻撃が通るようだ。うまい具合に片足に絡むと、そのままもう片足にも絡みその反動で思わず動いてしまったために前のめりに倒れる。一瞬の隙が生まれたが、苺鈴の狙いはこんなことではなかった・・・・・・

 

苺鈴 「よし!!上手くいった!!」

 

プレシア「こんなことで私に勝った気・・・ん?・・・」

 

プレシアは急に体に疲れがどっと押し寄せてきたかのような感覚に襲われた。ダメージも受けていないし、そもそも疲れるほどの魔法も使用していない。それなのにこの異様な疲れ・・・明らかに異常な事と感じたプレシアであったが、その答えは苺鈴が持っていた・・・

 

プレシア「ハァハァ・・・どういうことなのこの疲れは?・・・」

 

苺鈴 「どうやら効いてるみたいね」

 

プレシア「ハァ・・・何をしたの?・・・」

 

苺鈴 「あなたの足に絡んでいる縄にはね、『グラーベ』っていうプリズム(魔法石)を結んでいるのよ。こんなこともあろうかと昨日のうちにハヤウェイさんとブリジットさんに手伝ってもらってこしらえてね。それは装着車の体力をぎりぎりまで落とすアイテムで、魔力はあってもその様子じゃ魔法一発を撃つだけでもしんどそうね?・・・」

 

プレシア「姑息な手を使うわね・・・」

 

苺鈴 「戦術って言ってほしいわね?私は最初に提案したはずですよ『武器やアイテムの使用を許可する』って。こうでもしないと正直あなたには勝てそうにもないから・・・」

 

倒れるプレシアに向かって歩み寄ってくる苺鈴はプレシアに起きた不調の原因(げんいん)を説明しながらプレシアと自身の距離がおよそ歩幅1、5歩分までの場所にたどり着くと拳をふるう構えをとり、とどめの一撃を放とうとしていた。もちろん本人は寸止めのつもりではあったが・・・・・・

 

苺鈴 「これで終わりよ!!あいた!?」

 

プレシア「んっ?」

 

苺鈴 「あいたた・・・何?・・・」

 

突如、苺鈴の頭部に小石がぶつけられた事によって苺鈴の攻撃は中断された。飛んできた方向を見るが、その方向はブリジット達がいる観客席の方であった。石を投げたのはエテであり、全員(ぜんいん)の視線がエテに集まるが、お構いなしにエテはまた小石を持って苺鈴に向けて投げ出していく・・・

 

苺鈴 「あいた!?あいたたた!?・・・」

 

テレサ「エテやめなさい!!」

 

エテ 「嫌だ!!」

 

テレサ「なっ!?」

 

エテ 「俺達を助けてくれたあのおばさんをいじめる奴は俺の敵だ!!」

 

エテはそう言いながらまた小石を投げようとする。テレサはエテの両手首を掴みやめさせようとするが、暴れてテレサの腕を払いのけようとする。エテの行動に共感したのかメトとウェルは互いの顔を見て頷き、エテに続くように小石を苺鈴に向かって投げ始めた。その姿を見たテレサとブリジット・ルーアは必死に三人を止めようとするが子供達はそんな三人を何とか払いのけまた小石を投げつける・・・

 

苺数 「ちょっとちょっと!?やめなさいってば!!あ痛っ!?」

 

プレシア「ふんっ!!」

 

苺鈴 「うあぁっ!?ぐぁっ!?・・・くぅぅっ・・・」

 

子供達の投げる小石が何度もぶつかり地味に痛く、隙だらけになってしまったため反応が遅れてプレシアの不意打ちに対処できずに腹部に魔法弾を受けて地面を2回ほどバウンドして地に伏せっていたところを両肩よりも少し下・へそと同じぐらいの高さの個所・両足首の三カ所にバインドをかけられ完全に身動きが取れない状態へと拘束され、息を切らしながらも『グラーベ』が結ばれていた縄をほどき、右手をかざすと、苺鈴の真上に魔法陣が展開されいつでも「サンダーレイジ」を発動できる状態へとなっていた。

 

プレシア「形勢逆転ね」

 

苺鈴 「くぅぅっ・・・」

 

プレシア「・・・・・・」

 

ハヤウェイ「そこまで!!」

 

プレシアが魔法を放とうとしたまさにその直後、審判であるハヤウェイが試合を止めた。勝者を『プレシア』として・・・

理由はこうだ。『勝負がついた』と判断し、あの状態では苺鈴はプレシアに反撃することもできずにやられるのが目に見えていたからだ。そのため苺鈴の敗北として、プレシアは勝利を勝ち取ることとなった。

 

苺鈴 「くぅぅっ・・・」

 

プレシア「約束よ。私のすることにもう口出ししないで頂戴」

 

苺鈴 「待って!!こんなの無効よ!!」

 

プレシア「見苦しいわね?戦いにアクシデントはつきものだと思うけれど?」

 

苺鈴 「ぅっ!?」

 

プレシア「もういいでしょ?私の邪魔をしないで頂戴・・・」

 

苺鈴 「・・・うぅっ!!」

 

『負けた』どんな事情があったとしても出来てしまったその事実は変わらない・・・プレシアの発言に悔しさがこみ上げ感情のままに地面に拳をぶつける苺鈴をただじっと複雑な気持ちになりながら見ているハヤウェイ・・・

 

しかし、ここで思わぬ事態が起こった。この場を去ろうとしていたプレシアの足取りがおぼつかない雰囲気で最終的には足が崩れて倒れこむところであり咄嗟に一番近い距離にいたハヤウェイがプレシアを何とか倒れこみ切る前に体を支えたが、体をゆすってもプレシアには反応がないのだ。脈はあるので死んだという訳ではないようだ。よく考えてみればプレシアはたまっていた疲労に抜けきっていないダメージそして病み上がりの戦闘でまた体が限界を訴えたのだ。とりあえず元のベッドへとプレシアを移すためハヤウェイと苺鈴はプレシアに肩を貸し運んで行ったのであった・・・

 

 

 

 

 

場所はまた変わりプレシアを寝かせた後、苺鈴達はリビングのような場所へと移動しており、子供達の苺鈴に対する行動に地味に傷ついていた苺鈴は軽くため息をつきながら愚痴をこぼしていた

 

苺鈴 「全く・・・これじゃあ何のために子供達に嫌われてでも戦ったんだかわかったもんじゃないわよね?」

 

ブリジット「まぁまぁ・・・それにしてもあの子達がまさかプレシアさんを助けるとは思いませんでしたね」

 

テレサ「本当にごめんなさい。あの子達には後で私からきつく言っておきますから」

 

苺鈴 「いいですよ。私とブリジットさんからしたら『敵』でしかないあの人でも、あの子達からしたら私は助けてくれた恩人に暴力をふるう悪役でしかないんですから当然といえば当然ですよ。むしろ、『子供は正直』っていうじゃないですか?それぐらい自分の気持ちに素直なぐらいでちょうどいいんですよ」

 

「だからあまり叱らないであげてください」と付け加えてテレサも「そう言ってくれると助かる」とひどい目にあった本人からの懐の広い言葉を聞いて今度はお礼を言ってひとまずこの話は終わりを迎える事となった

 

ルーア「ところで苺鈴さん・ブリジットさん。お二人はこれからどうなさるおつもりなんですか?」

 

ルーアの問いに苺鈴・ブリジットは目を丸にしながら一瞬頭上に?マークが浮かべ、プレシアの件ですっかり忘れていたが二人はこれからどう動いていくかを全く考えていなかったのだ。もちろん苺鈴は『元の世界に帰る』ための手がかりを探すことになる訳だが、ここで苺鈴には一つの疑問が浮かんだ。ブリジットの事だ。ここはパラレルワールドとはいえ『ブリジットの生まれた世界』には違いないのだ。一応元の世界に戻ってこられたのだから「無理して地球に戻る」ということをする必要があるのかという事が頭に浮かんだのであったが、ブリジットは即決で答えた

 

ブリジット「もちろん私も『元の世界』あっいや『地球』に戻りますよ。フェイトさんの事もそうですけど、フェルさん達にまだあの時のお礼も言えていないんですから」

 

苺鈴 「それもそっか」

 

ブリジット「そういうことです、はい。しかし、となりますと何か手がかりを探さなければならないわけですけど、はてどうしたもんでしょうかぁ~・・・」

 

苺鈴 「そうよねぇ~柊沢君とかがいてくれたら世界を移動する方法の手がかりの一つでも持ってそうなんだけど・・・」

 

テレサ「・・・ぁっそうです。ハヤウェイさん・ルーア様、リッテさんを訪ねてみてはいかがでしょうか?彼女いろんなことに精通していますし、そのアリシアという子の事も何かわかるかもしれません」

 

ハヤウェイ「あっそうだ!!リッテ先生なら」

 

ルーア「何かいい方法を知っているかもしれないですね!!」

 

苺鈴 「リッテさんって確か『時の庭園』で私達の援軍に来てくれた・・・あのちっちゃい子!!」

 

ハヤウェイ・ルーア「ぁっ」

 

ブリジット「苺鈴さん・・・それ本人の前では絶対に言わないでくださいよ」

 

苺鈴 「ふぇ?何が?・・・」

 

ブリジット「とにかくリッテ先生に対して「ちっちゃい」だの「子供」だのは禁句なんです!!いいですね!!」

 

苺鈴 「あ・・・はい・・・」

 

めずらしくブリジットのすさまじい気迫に押され後頭部に汗を一滴たらしながら返事を返してとりあえず「言う通りにしよう」と心に決めて一度その話は終わった。

さて、肝心のそのリッテは今どこにいるのかという話なのだが、ハヤウェイとルーアの話によるとこのメディアードに来る前、ヴィントラント王国を旅立つ際に挨拶に回った一人だそうでもしかしたら再建されているはずの『ローゼンベルグ騎士養成学校』で先生に復職している可能性が高いという話を聞き苺鈴とブリジットはひとまずヴィントラント王国を目指すことに方針が決まった

 

ハヤウェイ「その時は俺達もいくよ」

 

苺鈴 「いいんですか?あなた達の旅があるのに?・・・」

 

ルーア「大丈夫です。ね?」

 

ハヤウェイ「あぁ。俺達の旅は風の向くまま、気の向くまま・・・目的地はないし、それに乗り掛かった舟だろ?それにリッテ先生に君達の事を紹介したりするのに俺達がいた方が話も早いだろうしね」

 

ブリジット「ありがとうございます、はい」

 

苺鈴 「助かります」

 

ハヤウェイ「気にしなくて大丈夫だよ。それよりも・・・」

 

ルーア「どうかしました?」

 

ハヤウェイ「あっいや・・・苺鈴・ブリジット、君達は別の世界から来たんだったよね?」

 

苺鈴 「そうですけど・・・それが何か?」

 

ブリジット「あっ細かいこと言いますと私はこの世界の平行世界からですけどね」

 

ハヤウェイ「じゃあ今君達って・・・『無一文(むいちもん)』?・・・」

 

苺鈴・ブリジット「あっ・・・・・・」

 

無一文・・・つまりお金がないのだ。別の世界の住人である苺鈴がこの世界のお金を持っている訳もなく、ブリジットは確かに一応この世界の住人ではあるためこの世界のお金は確かに持ってはいたがそれは地球に来た時に来ていた一張羅(いっちょうら)に入っていてしかも『時の庭園』に行く前に着替えて来ている訳で、そもそも買い物に出かけたわけではないので財布なんて持ってきている訳がないのだ単なる交通費としても、この世界に電車だのタクシーだの高速バスだのがある訳でもなく、あったとしてもいいとこ馬車であろう・・・

 

そしてそれらを使わなかったとしてもメディアードからヴィントラント王国までは日単位で移動がかかってしまうのだ。その最中『野宿』は確実であろう・・・

となると必ず食料や水・その他に医薬品やアウトドア用品も揃えないければいけないという事はそれなりのお金がかかるのだ。それだけの路銀をどうやって稼ぐのかを考えなければならなかった・・・

 

???「邪魔するぞ!!」

 

路銀(ろぎん)問題に頭をうならせていた苺鈴達の前にウェル達の目撃情報をくれた中年男性が現れる。テレサは嫌そうな顔をしており、ブリジットは初対面であるため「誰?」と頭を傾げ、他のメンバーは「何でここに!?」という顔をしていた・・・

 

ルーア「あれ?まだこの街にいらしてたんですか?テレサさんからもう旅立ったって聞いてたんですけど?」

 

中年男性「ちょいと野暮用で戻ってきたんですよ。まぁすぐに旅立つつもりですが」

 

苺鈴 「あっ!!昨日はありがとうございました。おかげで子供達と私の仲間も無事に見つかりましたよ」

 

ブリジット「あれ?苺鈴さんこちらの方ご存じなんですか?」

 

苺鈴 「えぇ。昨日子供達を探してた時にね。えぇっと・・・」

 

中年男性「そういやぁまだ名乗っていなかったな?だが、こういう時はまず自分から先に名乗るのが礼儀だと思うんだが?・・・」

 

苺鈴 「あっ!?それもそうですね?すみません。私は『李 苺鈴』といいます。彼女はブリジットです」

 

ブリジット「どうもです、はい」

 

イシュマエル「苺鈴嬢ちゃんにブリジット嬢ちゃんか、いい名前だな。俺は『イシュマエル』と呼んどくれ」

 

ハヤウェイ「ところで、今日はどうしてここに?」

 

イシュマエル「いや実は用があるのは苺鈴の嬢ちゃんなんだ」

 

苺鈴 「へっ?・・・私?・・・」

 

イシュマエル「あぁ。おい、入っていいぞ」

 

イシュマエルの後ろからひょっこりと顔を出したのは昨日イシュマエルと別れた後に出会った騎士であった。

この騎士がなぜイシュマエルと一緒なのか理由はイシュマエルの口から説明された

 

イシュマエル「嬢ちゃんに用があるのはこっちの騎士の兄ちゃんでな、俺は嬢ちゃんがテレサと一緒にいるところを見たからな、この兄ちゃんが苺鈴の嬢ちゃんを探しているみたいだったから道案内してやってたって訳さ」

 

ルーア「そういう事だったんですか」

 

苺鈴 「それで・・・騎士のお兄さんが私に一体何の用なんですか?」

 

騎士A「あぁ。実は君に折り入って頼みがあってきたんだ」

 

苺鈴 「頼み?・・・」

 

騎士A「率直に言おう。私の所属する騎士団に入団してほしいんだ」

 

苺鈴 「私が騎士団に!?」

 

騎士A「先日君が犯人を無力化した時の動きは素晴らしいものだった・・・君には相当実力があると私は考えてね?君さえよければその実力を生かしてこのメディアードの人々の平和のために入団してほしい!!もちろん入団するか否(いな)かは君の自由だ」

 

苺鈴 「騎士団か・・・でも私には色々やることが・・・」

 

テレサ「苺鈴さんちょっと」

 

テレサに耳打ちされて聞いた内容は簡単に言うとこうだ。「時給がいい」ということだ。路銀問題が出て来た矢先に仕事の方から苺鈴の方へとやってきてくれたような物であった。騎士団ともなると地球で言えば警察のようなものでもあるため危ない仕事も多そうではあるがその分高い給料が期待できるというものだ。これからの事を考えると少しでもお金はあった方がいいことは明白であるため、少し悩んだがその話を受ける事にして苺鈴は細かい話を済ませるために騎士Aと共にそのままメディアード騎士団の隊舎へと向かうことになったのであった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メディアードの騎士団隊舎へと案内され通路を歩きながら他愛ない話や騎士団についての話を聞いていた苺鈴であったが、とうとう騎士団長のいる部屋へとたどり着くと、騎士Aが「失礼します」と一言入れてから入室し、苺鈴もその後に続いて入室する。騎士Aが「例の少女です」と苺鈴を紹介して苺鈴も騎士Aの後ろから前に出て騎士団長の顔を見る。すると目を大きく開き思わずある人物の名前を叫んでいた

 

苺鈴 「寺田先生!?」

 

騎士団長「はっ?」

 

騎士団長の顔を見て叫んだのはかつて日本で世話になった人物の一人、『寺田』先生とうり二つの人物であった。あまりにも外見が似ていたためつい叫び、騎士Aも「知っているのか?」と苺鈴に尋ねるが、寺田先生似の騎士団長が先に「知らない」と答えるのであった。

 

苺鈴 「ごめんなさい!!人違いみたいです。知り合いによく似ていたもので・・・」

 

苺鈴は「知り合いによく似ていた」とはなして団長も「そんなに似ているのか?」と愉快そうに笑いながら自身の事を自己紹介して名前は『ヨシユキ・テラダ』と漢字でないところ以外は名前までほぼ一緒な事に更に驚きつつもそのまま入団にあたっての労働条件やら仕事内容の確認やらになっていったが、その前に苺鈴は今の自分がどのような進路を考えているのかを説明した。

 

1・ヴィントラント王国へ尋ね人を探しに旅をすること

 

2・旅に行くことは決定事項なので、当然メディアードに長期滞在をする予定がないため短期でしか働けない事

 

「それでもいいのなら雇ってください」と付け加えて、絶対長く働けないことを承知の上で雇ってくれるかを向こうの判断にゆだねようと考えていたのであった・・・

 

苺鈴の言葉に団長もほんの少し悩んだが「それでも構わない」と歓迎され、団長は頭をうねりながらメディアードからヴィントラント王国へ行くための路銀であれば大体ここで一月ほど働けば少し余る程度は軽く稼げるほどらしいと団長は計算して苺鈴もそれで了承してここで働くこととなった。

 

細かい手続きのためのあれこれを済ませるために団長は騎士Aに団長の秘書官を呼んでくるように頼み騎士Aは部屋を後にしてしばらくすると騎士Aが秘書官を連れて部屋に戻ってくるとその人物を見たときにまた驚愕してつい声を出してしまっていた

 

苺鈴 「佐々木さんまでいるの!?」

 

秘書官「えっ?」

 

苺鈴が見たのは友枝小学校時代のクラスメイト『佐々木 利桂』にこれまた瓜二つの人物であり、声も名前も同じで、しかも漢字書きである。

団長からも「詳しいことは彼女に聞いてくれ」ととりあえず後の事を秘書官に任せて苺鈴と秘書官の利桂は部屋を後にして別室に移動していた

 

 

 

 

 

利桂 「そんなに私があなたの知り合いに似ているの?」

 

苺鈴 「えぇ。ただ、私の知っている『佐々木 利桂』さんよりあなたの方が『大人』みたいですけどね?それにしても名前まで同じ書き方なんて思いませんでしたよ?」

 

利桂 「この辺りじゃ変わった名前だからね。私『和の国』の出身だから」

 

苺鈴 (『和の国』か・・・確かルーアさんが話してたわね・・・)

 

利桂 「色々あってこのメディアードに移住して今は団長の秘書をやっているの」

 

苺鈴 「へぇ~」

 

利桂 「あっでも最近『メディアード』に移住する『和の国』の人って増えてるみたいよ?最近オープンしたカフェのオーナーも『和の国』の人だったはずだし・・・」

 

苺鈴 「へぇ~・・・ところで佐々木さんと団長って・・・できてるの?」

 

二人は別室にて必要な書類に目を通したり、何故か採寸を取られながらいろいろ雑談を交わしており、この『佐々木 利桂』が『和の国』の出身者のため同じ名前をしており、見た目は高校生ぐらいの位の年相応な感じに成長を遂げている雰囲気でどうやら苺鈴の予想通り、秘書官と団長は付き合っているようであった。何でそう思ったのかというと、二人が顔を合わせたときの感じがさくらと小狼がお互いの顔と同じように見えたからである。図星をつかれて顔を真っ赤にしながら苺鈴と目を合わさないようにしながら自分の仕事に専念する

 

利桂 「うん。採寸はこれでおしまいっと」

 

苺鈴 「何で採寸なんか?」

 

利桂 「あなたに合う騎士甲冑(きしかっしゅう)を選ぶためよ。出来るだけ体のサイズに合わせたのでないと体が思うように動けなくなっちゃうから」

 

苺鈴 「騎士甲冑かっ・・・」

 

利桂 「どうかしたの?」

 

苺鈴 「ごめんなさい。出来れば私このコスチュームのままで活動したいんですけど」

 

利桂 「その服のままで?」

 

苺鈴 「私の友達が私のためにって送ってくれたバトルコスチュームなんです。甲冑なんか着たら動きずらそうで私の戦い方に合わないと思いますし」

 

「そういうことなら」と利桂も苺鈴の要求を受け入れ特別に騎士甲冑は無しになったが一応用意だけはしておくことになり、それとは別に騎士団の団員だと証明ができる物として専用のバッジがあるのでそれは受け取りコートに着ける事にして服装の事は終わったのでとりあえず今日のところは手続きだけで終わり明日から本格的に仕事に就いてもらうという事になったので苺鈴はひとまず孤児院へと帰って行った・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、再び隊舎へと向かい指定されていた時間・入り口に来るように言われていたのでそこに向かい利桂と合ったのち広い食堂のような場所へとやってくると、利桂は誰かを探し始めて、探し人が見つかったのか二人組の女性のいる席へと向かい、その二人に声をかけ、苺鈴に紹介していった・・・

 

利桂 「二人共今いいかしら?」

 

女性A「あぁはい。大丈夫です」

 

女性B「あら?その子もしかして昨日話していた新人さん?」

 

利桂 「そう。あなた達に面倒を見てもらいたい子よ。苺鈴さん、今日からこの二人に付いて仕事をしてもらうことになりますから」

 

女性A「よろしくね」

 

女性B「あら?どうかした?」

 

苺鈴 「みらい?・・・リコぉっ!?」

 

女性A・B「へっ?」

 

利桂が紹介したふたりの女性・・・女性Aは『朝比奈 みらい』女性Bは『十六夜(いざよい) リコ』の面影のあるというより、成長した感じの二人そのものであった・・・

 




苺鈴 「思わぬ問題発生の矢先に舞い降りたいいアルバイト・・・これは頑張んないとね!!」

ブリジット「ですがやってきたバイト先では思わぬ人物達と顔を合わせる事態に苺鈴さんも困惑する羽目に・・・」

苺鈴 「でもそれ以上に!!私がついに魔法を使う事が可能に!!簡易(かんい)だけど!!でもそれと同じぐらいず~~んとする出来事も・・・・・」

ブリジット「まぁしょうがないですよ仕事だったんですから」

苺鈴 「はぁ~・・・次回『カードキャプターさくら外伝』「ジュエルシード編」第19話『騎士達のアルバイト 後編』輝け心のプリズム・・・」

ブリジット「元気出してくださいよ。予告の時にまで暗くならないでください!!」

苺鈴 「だってぇ~・・・」

ブリジット「あぁっ~もう!!ルーアさん残りお願いします!!」

ルーア「あっはいわかりました。ここからは今出てきているキャラクター達の設定を紹介をさせていただきます」



イシュマエル→PS2版『PRISM ARK』のルーア編に登場した結局ほとんど謎の人物。ゲーム本編でもサブルム帝国の騎士甲冑姿以外では声でしか登場しなかったため容姿は結局わからない。『イシュマエル』という名前も神に関する深い意味のある名前のようであるが、本名で無い可能性が高いようだ。本名も本編では一切語られることもなかった。ハヤウェイ・ルーアがメディアードを旅立つ前に先に旅立ったようでその後の行方も不明であった

寺田先生似の団長→こっちの世界の寺田先生である。どうやらメディアードの騎士団団長である

佐々木 利桂→こっちの世界の以下省略。元の世界よりも成長していて、団長とは恋仲の設定は原作『CCさくら』の設定から持ち出し。この小説のCCさくらはアニメ版の世界の設定が強めのつもりなのでこうなった

朝比奈 みらい→こっちの以下略。成長した感じは『魔法使いプリキュア』本編の数年後の世界のみらいと同じである。この世界でも名前は『朝比奈 みらい』で『和の国』出身で、魔法操者であるが剣士の方がメインである。少し後に苺鈴におっと・・・

十六夜 リコ→みらいと同じで成長したリコである。この世界でもやっぱり名前は『十六夜 リコ』でやっぱり同じ『和の国』出身であり、リコも魔法操者であるが剣士でもある。リコも後に苺鈴におっと・・・


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