次回の話からは残りの話が全部出来てからの予定となります
サブルムの街中にて、究極天使(ウルティマ・アンゲル)と化したアリシアと交戦していたハヤウェイ・ルーアは本気を出せば苺鈴とブリジットそれにプレシアが全く足元にも及ばないほどの実力者であり、負けてはいないが、優勢ともいえる状況では無かった・・・
究極天使「ヴアアァァァッッーーー!!」
ルーア「ふっ!!くぅぅっ~~!?」
ハヤウェイ「クリティカル・ブレイク!!」
究極天使が強靭な尻尾をルーアに向けて振り落としルーアはそれを『カリス・ロンギヌス』を横にする事で受け止め防ぐが、衝撃がルーアを通して地面にまで伝わりルーアの足元が砕け、小さなクレーターが出来、振り払う事が出来ずにいたが、ハヤウェイが究極天使の横顔に向けて運が良ければ大ダメージを狙える技『クリティカル・ブレイク』を放ちよろけてルーアに向ける力が弱まった事で尻尾を振り払う事が出来たルーアは着地したハヤウェイと合流し体勢を整えていた
ハヤウェイ「大丈夫?」
ルーア「はい。それにしてもこの究極天使、以前戦った者よりも遥かに強い!?」
ハヤウェイ「あぁ。魔王になったジュダスぐらいの力があるかも?これがジュエルシードの力?」
ルーア「来ます!!」
体勢を整えた究極天使も、再び雄たけびを上げながら二人に向かって攻撃を開始し、二人も再び究極天使へと向かっていくのであった
その頃苺鈴達も巻き添えを受けた住民達を救助・避難誘導をしていた。苺鈴はレーダーハンドで生命反応を探し、パワーハンドで瓦礫をどけ・砕き救助をこなしていた・・・
苺鈴 「ふぅぅ~ん・・・でやぁっ!!早く逃げて!!あっちの方へ!!」
ブリジット・セリマのコンビもその素早い動きや小道具をうまく利用し瓦礫に押しつぶされそうになった者や先に応急処置を施さないといけないような者を救助し、徐々に避難も完了しそうなところであった
苺鈴 「二人共!!この辺りはもう少しで完了よ!!頑張って!!」
ブリジット・セリマ「了解!!」
パルティ「お姉ちゃん達~~!!」
メイリン「待って!!パルティ!!」
苺鈴 「『私』にパルティ!?」
ブリジット「何でここに!?」
セリマ「危ない!!」
突如現れた避難しているはずのパルティとパルティを追いかけるかのようにやってきたメイリン・・・
セリマの叫び声に反応してメイリン・パルティは頭上を見上げると、瓦礫が落ちてきている処が見えその落ちる速度にパルティは自身の頭を守り、メイリンはそのパルティを守るように体をかぶせ瓦礫に対応をしようとするが、直撃するとまず大怪我は間逃れないだろう・・・
3人が今から駆けつけようとしても間に合う事は無い・・・「もう駄目だ」そう誰もが思えた瞬間、瓦礫に雷が直撃し瓦礫が粉々になり、メイリン・パルティは怪我も無く、苺鈴・ブリジットは安堵し、セリマはすぐさまメイリンの元へ駆け寄り安否を確認していた
セリマ「メイリン様!!お怪我は!?パルティも!?」
メイリン「えぇ私もパルティも何ともないわ」
セリマ「良かったぁ~・・・」
メイリン「セリマ。あなたの方は?」
セリマ「何考えているんですかあなたは!?」
メイリン「えぇっ!?」
セリマ「あなたの身に何かあったらどうするんですか!!それなのに何故こんな危険な場所に!?」
メイリン「そんなの・・・あなたが心配だったからに決まっているじゃない!!」
セリマ「そんな・・・あなたはこの国に必要な方なんですよ!?私のように影で生きる者と違って皆に必要とされている大事な方なんです!!分かっているんですか!?」
メイリン「そんな事分かってる!!でも私にとってセリマはこの国と同じぐらいに大切な人なの!!あなたを失いたくない!!」
セリマ「私よりもご自身の身を案じてください!!」
メイリン「嫌よ!!」
セリマ「なっ!?」
メイリン「私が折角頑張っても、それを見届けてほしいあなたがいなくなったら、私は何のために頑張っていくのよ!?それとも何!?セリマは仕事だから私を守るの!?本当は私が嫌いなの!?」
セリマ「そんな事ある訳無いじゃないですか!!あなたの事を心から思っているからこそ言うんじゃないですか!!」
メイリン「じゃああなたは私の事『好き』?」
セリマ「勿論です!!はい!!」
メイリン「『一人の女性』として?私を『愛』してくれてる?」
セリマ「へっ!?それは・・・」
苺鈴 「取り込み中悪いけど、皆怪我は無い?動けるんだったら話は後にして早く避難して!!」
ブリジット「私!!メイリン様とパルティさんを頼みます!!」
セリマ「分かりました!!さぁ二人共!!」
パルティ「お姉ちゃん達頑張ってでし!!」
メイリン「御武運を!!」
苺鈴 「行ったわね。ところでさっきの雷って一体・・・」
ブリジット「あっ!?」
苺鈴 「どうしたの?」
ブリジット「『プレシア』さん?・・・」
「ぇっ?」の一言の後、ブリジットの視線の先を苺鈴も見てみるとそこにはバリアジャケットを装着していたプレシアの姿があり、どうやらプレシアがメイリンとパルティの窮地を救ったらしい・・・
丁度リッテも苺鈴達を見つけやってきており、一同はプレシアの元に集まっていた
ブリジット「何故ここに?」
苺鈴 「あなたが二人を助けてくれたの?一体どうして?」
プレシア「あの『パルティ』って子はアリシアの友達だから。友達が傷ついたらアリシアはきっと悲しむ。だから助けたのよ」
苺鈴 「成程」
プレシア「ところでこれはどういう状況?アリシアは?」
苺鈴 「時間が無いから簡単に説明するけど、向こうに見える黒い奴。あれがアリシアよ!!」
プレシア「あれがアリシアですって!?」
リッテ「まさか体内の天使の因子が拒絶反応を示して暴走を?」
ブリジット「それがジュエルシードが発動して暴走してアリシアさんを取り込んでしまったんです、はい!!」
プレシア「何て事なの・・・」
リッテ「このままでは被害が大きくなるばかりです!!かわいそうですが、ハヤウェイ君・ルーアちゃんが究極天使(ウルティマ・アンゲル)を倒すのを待つしかありません!!」
プレシア「そんなの駄目よ!!またアリシアを見殺しにするなんて!?」
ブリジット「何とかならないんですか!?」
リッテ「天使化した者を元の人間に戻すには『倒す』しか今のところ方法がありません。残念ですが・・・」
プレシア「そんな・・・」
リッテの言葉を聞き、一同が落胆していたところにハヤウェイ・ルーアと交戦していた究極天使が放った魔法の砲撃が一同の近くに着弾し、その余波が暴風として砂煙と共に襲い掛かりその威力に一同はそれに耐えようとそれぞれ身を守っていた
プレシア「すごい爆発ね!?」
リッテ「あの天使の魔力は底無しですか!?」
苺鈴 「流石に『ジュエルシード』を取り込んでいるだけの事はあるわね!?んっ!?『ジュエルシード』?・・・」
『ジュエルシード』の単語を口にした苺鈴は『ある事』を思い出す。それはブリジットがまだ敵だった頃に彼女に勝利し、フェイトが危険を顧(かえり)みずジュエルシードの暴走を止めようとして、苺鈴・ブリジットがフェイトを支え、何とか暴走を食い止めた『「次元震」の発生した時』の事である。たった一個ですさまじい力を持ち、世界そのものに影響する事が出来るあれが今、複数一カ所に集まりそれが何かのきっかけで一気に破裂でもしたら・・・それに気付き苺鈴は思わず叫び出した
苺鈴 「駄目・・・ハヤウェイさん!!ルーアさん!!攻撃したら駄目!!その天使を倒したら駄目ぇぇー!!」
ブリジット「いきなりどうしたんですか!?」
苺鈴 「ブリジットさん忘れたの!?あの時の『次元震』の事!?フェイトと一緒に止めたあの時よ!!」
ブリジット「あれですか?あれがどうか・・・そういう事ですか!!」
苺鈴 「今ここで下手に刺激しすぎてジュエルシードの力が一気に爆発でもしたら、被害何てこんなもんじゃない!!下手したらこの世界が崩壊する!!」
リッテ「『世界が崩壊』って、ジュエルシードの力はそれほどまで危険なものだったんですか!?」
ブリジット「最悪の場合は・・・ですが良くても、この国が『消滅』するぐらいの被害が起こっても不思議ではないです、はい・・・」
苺鈴 「『封印』するしかない・・・」
ブリジット「でもどうやって封印するんですか?ここにはフェイトさんもなのはさんもいません!?」
苺鈴 「そうなのよね・・・ブリジットさんは封印の魔法って使えないんですか?」
ブリジット「使えなくもないですが、あくまでこの世界の封印魔法。封印の用途が違いますし、ジュエルシードの封印となりますといつもフェイトさんに任せっきりでしたのではっきり言って無理です!!」
苺鈴 「参ったわね・・・私はそもそも魔法が使えないし・・・これは完全に『詰んだ』わ・・・」
リッテ「そんな・・・」
ブリジット「万事休すですか・・・」
プレシア「・・・私がやるわ」
苺鈴 「えっ?」
プレシア「私が封印を施すわ」
苺鈴 「出来るの?封印魔法?」
プレシア「フェイトの魔法の基礎になっているのは私の魔法なのよ?あの子に・・・『娘』に出来て私が出来ないなんて事はないわ」
苺鈴 「成程」
ブリジット「そうと決まれば急ぎましょう!!あまり時間はなさそうですし!!」
苺鈴 「そうね!!」
ハヤウェイ「グロウラァァッーーシュ!!」
ルーア「リリトー!!イフタァァハ!!」
ハヤウェイは以前プリーシアの好感度が上がった事で入手したプリーシアの技を宿したプリズムを使い『グロウラッシュ』を放ち究極天使がひるんだ隙にルーアが槍を力一杯投げ飛ばす光属性の技『リリトーイフターハ』を放ち、究極天使の翼の一つを貫通し、へし折る事に成功する。空中でハヤウェイがルーアの槍『カリス・ロングヌス』をキャッチし、ルーアに向けて投げ返すと、ルーアは見事キャッチし、ハヤウェイも地に着地する。究極天使も今の一撃は応えたようで片膝をついたような動きを見せたようだ・・・
ハヤウェイ「行ける!!この調子なら!!」
ルーア「これで決めます!!全力の!!ノーア・シャロォォッー!!」
ブリジット「待ってください!!」
ルーア「おっとと!?ブリジットさん!?リッテ先生まで!?」
ブリジット「間に合った!!あの天使を倒すのは待ってください!!」
ルーア「どういうことですか?」
ブリジット「ジュエルシードを取り込んでいるので今下手にあの究極天使を倒したら、この国一つは軽く『消滅』するかもしれないんです!!」
ルーア「えぇっ!?それではどうすれば?」
リッテ「それについては私達に考えがあります!!ルーアちゃんとハヤウェイ君は倒さない程度に究極天使の体力を削ってください!!」
ルーア「分かりました!!ハヤウェイさん!!」
ハヤウェイ「聞こえた!!とにかく、まだ倒すなって事でしょ!!はぁっ!!」
ルーア「私も行きます!!」
リッテ「ブリジットちゃん。私達は避けるのに専念しましょう!!私達では下手に手を貸そうとすると足手まといにしかなりません。ですから一つの事に専念した方がまだ良い働きが出来るはずです!!」
ブリジット「了解!!」
苺鈴 「始まったわね?・・・チェェ~~ンジ!!レーダーハンド!!・・・『レーダーアイ』発射!!」
場所は離れ究極天使が見渡せるほどの高い建物の屋上・・・苺鈴はプレシアと二人っきりとなっており、メイリンとパルティはセリマに頼み避難をしている処だ・・・
苺鈴はレーダーハンドへと換装し、何かを調べているようで、その間にプレシアは魔法陣を展開し、封印のための魔力をため込んでいるようだ
苺鈴 「ねぇプレシアさん。一つ聞いてもいい?」
プレシア「何?今集中しているから手短にお願い」
苺鈴 「何でさっきフェイトの事を急に『娘』って呼んだの?・・・」
プレシア「・・・気付いたのよ・・・私は『プロジェクトF』でアリシアを生き返らせる事に『失敗』したんじゃない『出来なかった』・・・私は無意識にアリシアの最後のお願いを叶えようとしていただけだった・・・」
苺鈴 「最後のお願い?」
プレシア「『妹が欲しい』・・・それが元の世界で私におねだりした誕生日プレゼントだった・・・」
苺鈴 「可愛らしいお願いね?」
プレシア「でもあんな事になってしまって、皮肉にもそれがフェイト誕生のきっかけになった・・・私はフェイトに対して『アリシア』として見るんじゃなく、こう見るべきだった・・・」
苺鈴 「どうな風に?」
プレシア「アリシアの『妹』で、『二人目』の私の子供として見るべきだった・・・フェイトと戦っていた白いあの子・・・あなたの妹だったわね?」
苺鈴 「『義理』のだけどね?」
プレシア「妹が出来るって・・・どんな気持ち?・・・」
苺鈴 「そうねぇ~・・・受け入れてもらえるまでは大変だったけど、『私』という存在を受け入れてもらえたって実感できた時は嬉しかったなぁ~・・・」
プレシア「ふふっそうかもね?」
苺鈴 「笑ってる?」
プレシア「ん?」
苺鈴 「初めてあなたが笑ったところを見たわ・・・」
プレシア「『笑ってる』?・・・私が?」
苺鈴 「そうよ?」
プレシア「そう・・・私今『笑った』のね?・・・ふふっ」
苺鈴 「んっ!?反応見つけた!!デバイスに画像を送るわ!!」
苺鈴が何か操作するとプレシアの正面に究極天使の内部構造のような画像が浮かび、その中の一際青い光が強く出ている個所に注目する。その箇所こそがジュエルシードの正確な位置でこの究極天使の核とも言えるカ所であった。プレシアの準備ももうじき整うといったところでもある
今更ではあるが作戦はこうだ。プレシアが封印に専念できるように全員でサポートする。苺鈴はプレシアの代わりにジュエルシードのより正確な位置を探索・ブリジットとリッテは
ハヤウェイとルーアへ連絡とサポートに・・・
苺鈴 「ブリジットさん聞こえる!?」
ブリジット「もしもし!!」
苺鈴 「ブリジットさん聞こえる!?」
ブリジットは苺鈴から預かったスマフォを取り出し電話に出る。どうやら苺鈴はレーダーハンドの機能で通信をしているようだ
苺鈴 「こっちはもう準備が整うわ!!その前に最後の下ごしらえ、ハヤウェイさん達にお願い!!」
ブリジット「了解!!ハヤウェイさん!!ルーアさん!!最後に一撃お願いします!!」
ハヤウェイ・ルーア「分かった!!」・「はい!!」
ルーア「足を止めます!!はぁぁ~・・・・・・『ルナ・ライト』!!」
ルーアは『カリス・ロンギヌス』を地面に突き刺し、光属性の全体攻撃魔法『ルナ・ライト』を発動させ、光の雨が究極天使の頭上から体全体に降り注ぎ、確実にダメージを与えている。
放ったルーア自身も一応(いちおう)威力は押さえてはいるがそれでも相当な威力である。正直さくらの『アロー』のカードの矢の束ね撃ちが子供だましに思えるほどであろう・・・
そしてハヤウェイは大ジャンプをして、究極天使を見下ろせるほどの高さまで跳び、『アーラ・グラディウス』を高く構え、技を叩き込む
ハヤウェイ「『ナイツ・オブ・デストロイ』!!」
ハヤウェイは自身の持つ技の中で1・2を争う必殺技『ナイツ・オブ・デストロイ』を放ち更にぎりぎりまで究極天使の体力を削ってプレシアへの最後の布石を撃っておく・・・
ハヤウェイの攻撃の後、ブリジットはスマフォ越しに苺鈴に叫び、苺鈴もそれに応えるかのようにプレシアに向けて叫ぶ
苺鈴 「今よ!!」
プレシア「はああぁぁっーー!!」
プレシアの放った集束砲(しゅうそくほう)は究極天使の体内のジュエルシードのある場所に命中したが、それでもまだ封印されるような雰囲気ではなかった・・・
プレシア「くぅぅっ~!!・・・」
プレシアは力一杯魔法を放つが、流石にジュエルシードが複数も取り込まれているだけあり難航しているようだ・・・デバイスを持つプレシアの腕が下がりそうになったその時、苺鈴がプレシアの腕を支えた
プレシア「あなた?」
苺鈴 「アリシア助けたいのは私も、いいえ『私達』も一緒よ!!もう一踏ん張り頑張って!!」
プレシア「えぇっ!!」
苺鈴の支えと、アリシアに対する思いが皆『自分と同じ』と聞いて気持ちが高ぶったのか、プレシアの魔法の威力が高まっていき、究極天使を押していく・・・
プレシア「ジュエルシード!!封印!!」
プレシアの叫びと共にジュエルシードが強い光を放ち、究極天使も断末魔のように雄たけびを上げると、次第に光も収まりジュエルシードはプレシアのデバイスへと向かっていき、デバイスの中へとゆっくり収まっていき、光が晴れると、アリシアの体が地面にゆっくりと降ろされ突然の変身だったためか、一糸纏わぬ姿になっていたのであった
苺鈴 「・・・ふぅ~・・・何とかなったみたいね?お疲れプレシアさん・・・プレシアさん?・・・」
プレシア「・・・・・・」
苺鈴 「プレシアさん!?」
リッテ「大丈夫。脈もありますし、気を失っているだけのようですね?」
ブリジット「良かった~」
その頃アリシアの体を触り、『脈がある』という事を聞いたブリジット・ハヤウェイ・ルーアは安堵(あんど)し、ハヤウェイとルーアは気が抜けたのかその場に座り込んでしまう。
ジュエルシードを複数取り込んだ天使と戦ったのだ。魔力もかなり消耗しているとみていいであろう・・・戦いが終わった事に気が抜けてしまって、二人共「疲れた」と声にも顔にも出していた・・・
ルーア「今回はとても疲れました・・・」
ハヤウェイ「こんなに力を使ったの久しぶりだもんな?鈍っちゃってたかな?」
ルーア「そういえばここ最近ちょっと鍛錬をさぼり気味でしたもんね?」
ブリジット「お疲れさまでした」
一同は完全に気が抜けていた・・・おまけにハヤウェイ達が知っている究極天使よりもはるかに強い究極天使との戦いに勝利した事実が出来た事ですべてが終わったような雰囲気を感じていたため余計であった・・・
だからこそ、突然の奇襲に反応が1テンポ遅れてしまったのであろう・・・
クディス「ははははっ!!」
ブリジット「クディス!?」
クディス「これでも喰らえぇぇーー!!」
???「双刃炎覇斬(そうじんえいはざん)!!」
クディス「ぎゃあぁぁっ~~!?」
ルーア「今の技は確か!?」
???「お前達!!大丈夫か?」
ハヤウェイ「教官!!」
突如瓦礫の中からクディスが姿を現し攻撃魔法を発動させようとしたが、クディスの側面から火柱が彼を襲い、吹き飛ばされたクディスは黒焦げになり、体をピクピクさせてしばらくは立ち上がれないほどのダメージを負ったようだ。その技を放った人物はハヤウェイ達の前に現れ、安否を確認したと同時に、ハヤウェイ達はここに居るのが意外な人物の名前を口にする。
『壬生 華凛(みぶ かりん)』・・・
ハヤウェイ・ルーアそしてブリジットの教官であり、リッテの元同僚である
華凛 「大丈夫か?お前達?」
ハヤウェイ「教官どうしてここに?」
華凛 「丁度通りかかったらお前達がいた」
ルーア「ここサブルムですから丁度通りかかる所では無いと思いますが・・・」
華凛 「『ヴィントラント』に向かおうとしたら色々あってここにたどり着いた」
ルーア「あはは・・・華凛教官らしいです・・・」
ハヤウェイ「とにかく助かりました」
華凛 「ところで一体何が起こったのだ?何故究極天使が?・・・」
ハヤウェイ「それが・・・」
ブリジット「んっ?・・・もしもし苺鈴さん?」
苺鈴 「大変なの!!プレシアさんが!?」
電話の向こう側・・・プレシアは力を使い果たし、体の体温が徐々に、確実に下がっていく・・・ジュエルシードを封印し、愛娘(まなむすめ)を助ける事には成功したが、今の弱ったプレシアにはとても大きな代償を払う結果となってしまったのであった・・・
次回「騎士達の別れ」(仮)