そしてとうとう通算UAが1万を超えました!!読んでくださった皆様には本当に感謝です!!
苺鈴 「あっ!!ブリジットさん」
ブリジット「苺鈴さんもここだと聞いてきたんですね?」
苺鈴 「そゆこと」
二人はフェイトとアルフが隔離されている部屋にたどり着き、自動ドアが開き、中に入室すると泣き崩れていたフェイトとフェイトをなだめていたアルフは思わぬ来訪者に涙が止まり、口をあんぐりさせていた
フェイト「ブリジット?・・・苺鈴さん?・・・・・・」
ブリジット「ただいま帰りました。フェイトさん・アルフさん」
苺鈴 「心配かけたわね」
アルフ「あんたたち・・・どうして?・・・」
フェイト「ブリジット!!」
ブリジット「遅くなってしまってすみませんですはい」
フェイト「ううんいいよ。無事に帰って来てくれてよかった・・・本当に・・・」
苺鈴 「これを見てほしいの」
フェイト「これ?・・・」
苺鈴 「ある人達から二人に伝言を頼まれててね?」
苺鈴 「それじゃあ撮るわよ!!」
プレシア「えぇ。お願い」
アリシア「いえぇ~い!!」
苺鈴 「ってもう~アリシア、写真じゃないのよ?それじゃあ行くわよ?」
と言って撮影ボタンを押したのだが、ほんの5秒で強制的に撮影が終わってしまい「ちょっとタイム!!」とスマフォを調べてみるとメモリーカードの要領がいっぱいになっていたのだ。
苺鈴 「嘘!?こんな時に!?どうしよう・・・この世界に来てからもみらい達やさくら達とも結構写真撮っちゃったしなぁ~・・・名残惜しいけどこうなったら秘蔵の仮面ライダーの話をどれか消して・・・ぁっ・・・」
苺鈴は何かを思い出したのか、ポーチを漁(あさ)りその中から以前メディアードで賞品としてもらったマイクロSDカードを取り出し、一度スマフォの電源を切ってから元々刺さっているマイクロSDカードを取り出し、新しい方のマイクロSDカードをセットし直して撮影の準備を進める。その間また髪形が気になったのか髪をいじり待ちくたびれたのかアリシアは小さいがあくびをしていた・・・そうこうしている内に苺鈴の準備が終わったようで再び録画ボタンを押して、撮影が始まっていく
プレシア「・・・・・・」
苺鈴 「ねぇまだ?もうカメラ回ってるんだけど?」
プレシア「ねぇ私もアリシアも変じゃないかしら?」
苺鈴 「変な事ないわよ。ね?」
アリシア「うん。いつもと変わんないよ?」
プレシア「そう?」
苺鈴 「何?緊張してるの?」
プレシア「そりゃそうでしょ?今までが今までなんだし?フェイトに今更何て話せばいいのか・・・」
苺鈴 「何言ってんの?最後なんだし、伝えときたい事全部ぶっちゃけちゃえばいいのよ?」
プレシア「それが出来れば苦労は無いわ!?」
苺鈴 「そりゃそうだけどねぇ?・・・」
アリシア「フェイト元気~?初めましてだよね?お姉ちゃんだよ?」
苺鈴・プレシア「アリシア!?」
アリシア「だって二人共話長いんだもん!!早く私もフェイトに向かって喋りたいんだもん!!」
プレシア「ごめんなさい。アリシアも早くお話ししたいものね?コホンッ・・・フェイト見えているかしら?この子が『アリシア』。あなたのお姉ちゃんよ?」
アリシア「やっほ~!!」
プレシア「本当ならビデオでは無く、直接会わせたかったけれど、それは出来なくなってしまってごめんなさい」
アリシア「私もお母さんも博士が、あっ博士って言うのはね?こっちで私達がお世話になってる人だよ?私達の体が心配だから博士のそばから離れられないんだ・・・
フェイトには友達っている?私にはね?一緒に住んでるパルティって子が居てね?よく語尾に『でし!!』ってつけてて面白い子なんだぁ~会えないのは残念だけど、フェイトにもそんな友達が出来ればいいね?そうすればきっと、ううん絶対楽しいよ!!フェイトは優しい子だそうだからすぐに友達出来るよ!!お姉ちゃんが保証します!!」
苺鈴 「って?何で会った事無いのに保証できるのよ?ぁっ!?私の声入っちゃった?」
アリシア「えへへ」
プレシア「フェイト・・・今更なんて言ってあげたらいいのか正直分からない・・・今まで散々酷い事をしてきて最後にはあなたを見捨てて・・・嫌われてもしょうがないのだけれど、ただ一言、言わせて頂戴・・・今まで本当にごめんなさい。許してくれなくてもいい。恨んでくれてもいいわ・・・覚えているかしら?『時の庭園』であなたが言ってくれた「あなたの娘です」って言葉?あの時はただうっとおしく思っていただけだけれど、今は違う・・・あなたはアリシアではない。でも、愛(いと)おしい私の二人目の娘よ。もう会う事は出来ないかもしれないけれど、あなたの幸せをこっちの世界から祈っているわ・・・フェイト、あなたはもう自由よ?これからはあなたの人生を大事にね?」
アリシア「お母さんの事は心配しないで!!私やパルティ・博士が一緒に付いてるから!!」
プレシア「うふふっ賑やかになりそうね?アリシアが眠っていた頃には考え付かないほどに?」
アリシア「うん!!きっと楽しいよ?それじゃあフェイト、元気でね!!」
プレシア「フェイト私はね?あなたの事、大好きだったわよ!!」
プレシアの最後の一言で録画は切れ、後にブリジットから聞いた話だと、以前プレシアがフェイトに「大っ嫌いだったのよ」と言った事を悔やんでいたそうで、それを必ず一言付け加えてやり直したかったと言っていたそうで最後のシーンはこうなり、フェイトはこの一言で今までの頑張りが報われたような気がして更に涙が溢(あふ)れてきてブリジットは自身の胸を貸してフェイトをなだめていた・・・
そんな中、苺鈴はいつの間にか部屋の外に出ておりしばらくは黙ってフェイトを泣かせておこうと考えていた
苺鈴 「約束・・・無事に果たしたわよ・・・」
苺鈴 「っで、今に至る訳よ?」
さくら「そんな事があったんだね?」
苺鈴 「本当に大変だったわ~・・・あっところでハヤウェイさん。皆さんが元の世界に帰る方法なんですけど・・・」
クロノ「皆揃っているな?」
苺鈴が先の言葉を話す前にクロノがブリジットと共に一同の前に姿を現し、苺鈴はフェイトがいないことについて尋ねると、フェイトとアルフは隔離の措置を取られている事が判明しブリジットだけは事情があって特別に部屋の外に出ていたのだ
苺鈴 「ブリジットさんは特別ってどういう事?」
クロノ「彼女から君達の旅の話は大まかに聞かせてもらった。彼女(ブリジット)や彼ら(ハヤウェイ達)が元の世界に戻る方法も・・・」
プリーシア「わらわ達が帰る方法だと?」
小狼 「苺鈴。さっき言いかけていたハヤウェイさん達が帰る方法って何なんだ?」
苺鈴 「それね?よく考えたらそうなんだけど、行きと同じでハヤウェイさんがジュエルシードを使えばいいのよ?」
ハヤウェイ「あっそっか!?」
プリーシア「ずいぶんあっさり見つかったな?帰る方法・・・」
フィーリア「よかったぁ~それで私達帰れるんだ?」
フェル「これでブリジットちゃんも私達と一緒に帰れるね?」
ブリジット「あぁ~それなんですけどね?・・・」
フェル・フィーリア「えっ?・・・」
ブリジット「私は帰りません。この世界に残ります」
フェル・フィーリア「えぇっ!?」・「えぇぇっーー!?」
クロノ「いいのか?」
ブリジット「クロノさんとしても私が帰っちゃうのは困るんじゃないですか?」
クロノ「本音を言えばそうだが、君は事情が事情だ。このまま君は生死不明という事にして帰ってもよかったんだぞ?聞けば君のいた世界は『アルハザード』でそう簡単に管理局も手が出せない世界なんだ。こっちとしてもいい訳なんていくらでも出来るんだぞ?」
ブリジット「お気遣いは感謝します。ですけど、決めたんです。私はフェイトさんのそばにいます。元々この世界に来て、フェイトさんに話を聞いてからもうこの世界で生きていく覚悟はしていましたからね?」
フェル「でもさ!?ハヤウェイに頼めば帰れるんだよ!?ブリジットちゃんは帰りたくないの!?」
ブリジット「帰りたくないと言えば嘘になります・・・ですがサブルムはもうそちらの世界にも無いのでしょう?」
フェル「それはまぁ・・・そうだけど・・・」
ブリジット「私にはもう帰る故郷は無くなったんです。向こう世界のようにサブルム共和国になっていたとしても、私には他に帰りたい場所が出来たんです」
フェル「それって?」
さくら「分かった!!苺鈴ちゃんだ!!」
ブリジット「違いますよ」
苺鈴 「違うのね?・・・がくっ」
ブリジット「はぁ~・・・もちろん苺鈴さんもその一つですよ?」
苺鈴 「本当?」
ブリジット「本当です!!」
苺鈴 「なら・・・いい・・・かなぁ~・・・」
ブリジット(分かりやすい人・・・)「フェイトさんの事ですよ?私の新しい家族で、フェイトさんに至ってはまぁその・・・『妹』みたいな者ですしね?・・・」
苺鈴 「そっか・・・」
ユーノ「でもそうなると、ハヤウェイさん達が帰る時にはジュエルシードも一緒に送る事になるけど、クロノはいいの?執務官としては見過ごせないんじゃ?」
クロノ「その心配はいらない。ブリジットの時も言ったが、彼女達と共にジュエルシードもアルハザードへと飛ばされたんだ。一つぐらい戻っていなくてもいい訳は出来る。なにより彼らは僕らにとっても恩人だからな?それに彼らなら悪用はしないだろう?」
ハヤウェイ「すまない。恩に着るよ」
クロノ「構わないさ。ところでどうだろう?時間に余裕があるならここで送別会を兼ねて食事でもしていかないか?」
クロノの提案を聞いた途端、神楽の腹の虫が一段と大きく鳴り、送別会を開く事になった・・・
準備中の最中、なのははクロノとブリジットにフェイトとアルフがいない事を尋ねると、フェイトとアルフはブリジットとは事情が異なるためなのと、フェイト自身が部屋から出る事に躊躇(ちゅうしょ)している事もあってこの場にはいない・・・アルフもフェイトに付き添い部屋に残っているため、なのはは残念なようなホッとしたような気持ちになり、そんな最中料理が次々とテーブルに並べられていき、バイキング形式で皆料理を取っていく・・・
それぞれが席につき食事をしながらおしゃべりも始まっていく
なのは「かっ神楽さんよく食べるんですね?・・・」
神楽 「お腹・・・すいてた・・・」
知世 「すごい盛ですね?・・・」
さくら「雪兎さんみたいに食べる人だったんだ・・・」
神楽 「あむっ・・・」
プリーシア「神楽はよく食べるからな?まだまだ食うぞ?」
なのは・さくら「えぇっ!?まだ食べるの!?」
知世 「この体のどこに入るんでしょうね?ところでプリーシアさんは好きな物は最後に残す方ですか?」
神楽の皿の枚数と盛りを見て、それだけでお腹いっぱいになったような気持ちになっていたさくらとなのはをよそに、知世の指摘に若干の動揺を見せたプリーシアの皿を見てみると、酢豚の玉葱(たまねぎ)とチンジャオロースのピーマンが残っているようで、他の具材は食べきってしまっていたようだ
プリーシア「こっこれは食べずともよいものだ!!」
さくら「あっ!?もしかして苦手・・・」
プリーシア「違うぞ!!断じて違うぞぉぉ!!」
さくら「ごっごめんなさい!!」
なのは「でもおいしいですよね?玉ねぎも甘いし、ピーマンもシャキシャキでご飯が進んじゃいます!!」
知世 「たくさん食べて大きくなってくださいね?でも食べすぎてお腹を壊さないように?」
なのは「はぁぁ~い」
ハヤウェイ「ほらぁ~プリーシアも食べないと?」
プリーシア「ぐっ!?」
神楽 「じぃぃ~・・・」
プリーシア「わっ分かった分かった!!食べる!!食べるからその眼をやめよ!?」
フォークを突き刺し若干戸惑いながら玉ねぎやピーマンを口に運ぶ。若干眉間にしわが寄っているが何とか食べている・・・
さくら「あのプリーシアさんって玉ねぎとピーマンが苦手なんですか?」
ハヤウェイ「それがね?結構好き嫌いが多いんだよ?」
さくら「ほぇ~意外?」
さくらはハヤウェイに耳打ちでプリーシアの意外なイメージを聞いて、蒟蒻(こんにゃく)が苦手のさくらは心の中で「頑張って!!」と声援を送り、プリーシアは年下のなのはやさくら達の手前何とか残していた皿の具材を食べていった・・・
リッテ「へぇ~小狼君は遺跡とかに興味があるんですか?」
小狼 「はい。前にさくら・・・プリーシアさんやハヤウェイさんの近くにいるあの子の父親が前に考古学の話を聞かせてくれた時からすごく興味があって」
リッテ「成程?ではこんな話はどうです?苺鈴ちゃんの話にもありましたけど、私のいた世界にあるウームの遺跡は私が調べたところによりますと、最低でも1000年以上前に作られた遺跡のようなんです!!」
小狼 「1000年!?そんな前に・・・」
リッテ「しかも今でも稼働中だというのが実に興味深い所ですね?まぁ稼働させていた者がいた訳なんですが?しかもココだけの話なんですけど、その遺跡を作った一族とハヤウェイ君にはつながりがあるようなんですよ?本人は多分知らないと思いますが?」
小狼 「えぇっ!?その話もっと詳しく!!」
フェル「これおいしぃぃ~!!」
ユーノ「あぁフェルさん。口元汚れてますよ?これどうぞ」
フェル「へちゃ~ありがとう。君って気が利くねぇ~」
フィーリア「ふむっ・・・」
ユーノ「どうかしましたフィーリアさん?」
フェル「私達の顔になんか付いてる?もう口は拭(ふ)いたよ?」
フィーリア「やっぱり二人の声って似てるなぁ~って思って?」
フェル・ユーノ「えっ?」
フェル「ちょっと止めてよぉ~フィーリア?それって私が男の子みたいじゃないのさぁ?」
ユーノ「そうですよ!?それですと僕、女の子みたいな声しているって事じゃないですか!?」
フェル「何よ?あたしの声が嫌だっての?あぁぁん?」
ユーノ「あっいえ!?そういう訳では!?」
フィーリア「でもフェルちゃん男の子の演技したらこんな感じでカッコ良くなると思うよ?それにアニメ『PRISM ARK』の7話への予告の時「ぶっちゃけ、ヒーローでも活けるよね?」って言ってたじゃない?」
フェル「アンタ・・・よくもまぁそんな古いネタを・・・」
ユーノ「あははっ・・・」
小狼はリッテに考古学の事を興味津々で聞きながら食事をして、ユーノは若干フェルに絡まれながらもフィーリアを交えた3人で・・・
華凛とテレサはクロノとケルベロスそして、途中参加のエイミーと食事をしており、それぞれが楽しんでいた・・・
ほどなくして食事も終わり、少しの間食休みを挟んで、ハヤウェイ達との別れの時がやってきた・・・
苺鈴 「それじゃあハヤウェイさん、これを」
苺鈴からジュエルシードを受け取ったハヤウェイは『アーラ・グラディウス』にジュエルシードをセットして、強く念じた『元の世界につながれ』と・・・数舜待った後、空間に丸い穴が空き、そこは彼らがやってくる前にいた場所、『バベルの塔』ではなく、その下にある『サブルム帝国(仮)』が見えた。因みにこの時点ではまだ戦争で打ち取ったゲロート亡き後のサブルム帝国をどうするかが決まっていないための『(仮)』である
ハヤウェイ「サブルムだ!!僕達がやってきた方の!?」
プリーシア「どうやらつながったらしいな?」
ブリジット「あれが・・・今のサブルム・・・」
ヘル 「今建っているあの塔はいずれは私達が何とかします。ですからそんな顔をしないでください」
ブリジット「ありがとうございますです、はい」
ブリジットの見たサブルムには巨大でとてつもなく長い塔『バベルの塔』が建っている状態で、故郷が酷い状況にある事を知ったが、『シスター・ヘル』の言葉に気持ちが落ち着き、後の事を一同に託す事に決め、再びハヤウェイ達に向き直る
ブリジット「それでは皆さん。お達者で」
フェル「ブリジットちゃんも元気でね」
ブリジット「えぇ・・・思えばこの世界来れたのもリッテ先生がジュエルシードに私の事を強くお願いしてくれたからなんですよね?」
リッテ「そういえばそうですね?」
ブリジット「私に新しい道を歩ませてくれるきっかけをくださってありがとうございました!!」
リッテ「頭を上げてください。私もブリジットちゃんが無事だって分かった時は本当にうれしかったですよ?それに生徒の新しい旅路(たびじ)を見送れて、私も満足です」
ブリジット「はい!!」
華凛 「ブリジット。拙者から言う事はただ一つ・・・」
ブリジット「ごくりっ!!」
華凛 「達者でな?お主にも磨けばまだまだ強くなれる見込みは十分にある。こっちの仲間達と精進するのだぞ?」
ブリジット「わっ・・・分かりましたです、はい・・・」
華凛 「んっ?どうした?声が小さいぞ?」
ブリジット「あははっ・・・教官は最後まで教官なんだなぁ~何て思ったりして・・・」
華凛 「それが拙者だ」
ヘル 「もう会える事は恐らく叶わないでしょう・・・ですから折角なのでこちらの世界の神にでも祈りましょう。あなたに、この世界で幸(さち)あらん事を・・・」
ブリジット「おぉっぅ!?まさかヘル様の口から『神に祈る』なんて単語が聞けるとは!?」
ヘル 「まぁ最後ですからね?」
???「へっくしゅ!?」
???「どうしたブルー?風邪か?」
???「『神様』でも風邪って引くものなのかしら?」
ブルー「どうだろう?どちらかと言えば誰かが僕の事を呼んだような気がして?・・・」
???「おいおい?兄をホッポリ出して地球に帰る口実を作ろうって訳じゃないよな?」
ブルー「まさか?この星の命をある程度まで見守り切るまでは兄さんを置いて帰る訳無いさ?」
『シスター・ヘル』とのやり取りの後、地球を離れた遠い赤い星、惑星『レッド』にて、二人の男性と一人の女性が仕事の息抜きにお茶楽しんでいたようであった・・・
男性の二人は兄弟でブルーと呼ばれる男性と兄さんと呼ばれた男性は『レッド』。そして女性は『ミラージュ』。ブルーは地球の・レッドはこの惑星レッドの神で、二つの星は兄弟星であり、ミラージュは人間でありながらもブルーの彼女である。ちなみにそのミラージュが2年前に現れた『幻影帝国』の首領で、レッドが影の黒幕だったりするが、現在はブルーと和解し、今ブルーはミラージュと共にとある事情で惑星レッドに住み、レッドと共に惑星レッドのために働いているのであった・・・
フィーリア「ブリジットちゃん・・・」
ブリジット「フィーリアさんにもずいぶんお世話になりましたね?」
フィーリア「何か言わないとだけど・・・言う事が思いつかないかなかな?」
ブリジット「無理する必要はありませんよ?お元気で」
フィーリア「うん。ブリジットちゃんもね!!」
ブリジット「はい!!」
プリーシア「ブリジット」
ブリジット「はっはい!?」
プリーシア「・・・・・・」
ブリジット「・・・・・・」
プリーシア「ぁぁっ~その・・・なんだ?そういえばお主には謝っていない事が一つあったな?」
ブリジット「へっ?何かありましたっけ?・・・」
プリーシア「思えばお主との出会いは最悪なモノであったな?わらわの名を語って一暴れしおって」
ブリジット「あぁっ!!入学式の事ですか?懐かしいぃ~ですね?ってそうでは無くて!?あれは誤解で私が名乗りを上げた訳ではなくてですね!?」
プリーシア「すまなかったな?訳も聞かずにいきなり切り掛かったりして・・・」
ブリジット「えっ?・・・」
プリーシアは腰を90°に曲げ、頭を下ろし謝罪の言葉を述べ、ブリジットも逆に慌てふためき、「気にしていない」とプリーシアに頭を上げるように促し、プリーシアは頭を上げて、心に掛かったモヤが晴れたような気分になったのであった
ブリジット「神楽さん・・・」
神楽 「んっ」
ブリジット「これは?」
神楽 「どら焼き」
神楽はブリジットに懐から取り出した和菓子を4つ差し出す。ひらがなで「とっておき」と書いてあるようで、楽しみにとっていた感があったが差し出すという事はくれるという事だろう。和菓子を受け取ったブリジットはくれた事への礼を一言添えた
ブリジット「大切に食べますよ」
神楽 「苺鈴ちゃん・・・フェイトちゃん・・・アルフちゃんと・・・仲良くね?」
ブリジット「はい!!」
ハヤウェイ「最後は僕だね?」
ブリジット「ハヤウェイさんにも色々助けられましたね?入学式の時、プリーシア様から助けてくださったのが出会いでしたね?」
ハヤウェイ「そういえばそうだったね?」
ブリジット「実を言いますとあの時、プリーシア様に見とれていた後でそれ以上にときめいちゃってたんですよ?私」
ハヤウェイ「へぇ~そうだったんだ?」
ブリジット「そのあとはまぁハヤウェイさんとプリーシア様を中心に色んな事が起こって、それに周りも巻き込まれて行って・・・大変でしたけど、楽しかったですよ?」
ハヤウェイ「僕も皆との時間はすっごく楽しかった!!」
ブリジット「ふふっ・・・それでは皆さん!!お元気で!!」
ハヤウェイ「元気で!!」
プリーシア「ではな」
神楽 「ばいばい・・・」
フェル・フィーリア「元気でねぇぇ~~!!」
リッテ「さようならです!!」
華凛 「さらばだ!!」
ヘル 「失礼します」
その一言の後、丸い穴は閉じてしまい、ハヤウェイ達は元の世界へと帰っていった・・・見送りに来ていたのはブリジットだけではなく苺鈴・さくら・小狼・知世・ケロ・クロノ・ユーノ・なのは・エイミィーそして、通信越しではあるが最後ぐらいはという事でフェイトとアルフそして見張りの意味もあるためかフェイト達の部屋にリンディも来ており、リンディがハヤウェイ達の見送りを許可してくれたようだ・・・
クロノ「それじゃあブリジット。そろそろ部屋に戻るぞ?」
ブリジット「分かりました」
苺鈴 「『戻る』ってどういう事?」
クロノ「この世界に残る以上は彼女もフェイト達同様重要参考人だ。今部屋から出しているのは特別に許可を出しているだけだからな?」
苺鈴 「そう・・・」
クロノ「あぁそうそう。君達もこの艦を降りる準備をしておいた方がいい。君達にも君達の日常があるからな?」
なのは「あのクロノ君、フェイトちゃんとは・・・会えないかな?」
苺鈴 「なのは?」
クロノ「すまないが、今は許可できない。それにもう少し時間を置いてやれ」
なのは「分かった・・・」
苺鈴 「・・・・・・」
それから一同は自室に戻り荷物の片づけ・部屋の掃除を済ませ、転送ポートに集合すると、『許可できない』と言っていたはずなのにブリジットも転送ポートに一同を見送りに来ており、紙袋を抱えていた
苺鈴 「何でいんの?」
ブリジット「酷くないですか!?お見送りですよ!?それに苺鈴さんと知世さんに返す物もありますし・・・」
苺鈴 「冗談よ?でも私と知世に?・・・あっ!?ブリジットさんも『アレ』を?」
ブリジット「はい!!」
ブリジットは紙袋を知世に渡し、その中身はブリジットが『時の庭園』に向かう前に貸してくれたバトルコスチューム『コンパの私服』であり、それを返しに来たのも込みだったようだ
ブリジット「確かにお返ししましたよ?ボロボロになっちゃいましたけど?」
知世 「お気になさらず。修繕もお任せください」
苺鈴 「私も今返しておくわ?私の服もずいぶんボロボロになっちゃったし?」
知世 「それだけの激戦を潜り抜けてくださったという証(あかし)です。お二人が無事に帰ってこられたのでしたらこの衣装は十分役目を果たしてくれました」
苺鈴 「ブリジットさんが帰ってきたら、今度こそ記念撮影してよね?」
知世 「はい!!」
苺鈴 「っで?私に返す物って?」
ブリジットは懐からスマフォを取り出し、それを苺鈴の手を取り手渡す。苺鈴もフェイトに渡しっぱなしだったのを忘れていたようでこのまま帰ったらまた取りに戻る事になりかねなかったところである
苺鈴 「このマイクロSDはフェイトに渡してあげて?」
ブリジット「えっ?でもこれ苺鈴さんがもらった・・・」
苺鈴 「いいの。フェイトにとってこれがプレシアさんとアリシアとの最後のつながりなんだから?それに他のデータなんか入れてないしね?」
ブリジット「わかりました。それでは遠慮なくもらっていきますよ?」
苺鈴 「えぇ。フェイトとアルフさんによろしくね?」
ブリジット「はい。皆さんにも本当にお世話になりました」
さくら「ブリジットさんもお元気で」
ケロ 「ほななぁ~」
ブリジットが手を振ると、帰る一同も手を振り返し別れを済ませる・・・そして一同はそれぞれの場所に帰っていくのであった・・・・・・
場所は変わり『海鳴市』の整備された浜辺の付近・・・人気は無いようでここに一際大きいピンク色の光が一瞬周辺を包んだと思いきや、晴れるとそこには苺鈴・なのは・フェレットになったユーノが現れており、苺鈴にとっては数か月ぶりの海鳴の潮の香り・風を肌で感じていた・・・
苺鈴 「帰ってきたわね?」
なのは「うん・・・」
苺鈴 「元気ないわね?折角帰って来たって言うのに?」
なのは「・・・・・・」
苺鈴 「・・・フェイトに謝れなかったのが心残り?」
なのは「うん・・・」
ユーノ「なのは・・・」
苺鈴 「元気出しなさい?もう二度と会えない訳じゃないんだから?ね?」
なのは「うん・・・」
苺鈴 「それにしてもクロノったら、融通が利かないんだから!?ちょっと謝るための時間ぐらいくれてもいいのに!?ねぇ?」
ユーノ「まぁまぁそれより帰りましょう?色々ありましたから疲れましたし?」
なのは「うん。そうだね?・・・帰ろう?苺鈴ちゃん」
苺鈴 「あっごめん二人共、ちょっとだけ寄り道したいんだけどいい?」
なのは・ユーノ「寄り道?・・・」
苺鈴 「此処此処!!」
なのは「レンタルビデオ店?」
ユーノ「苺鈴さん。こういう場合はまっすぐ家に帰るのが良いと思うんですけど?」
苺鈴 「いやぁ~ちょっとね、どうしても見たいDVDがあってさ?すぐ済むんだけど、なのはとユーノも選んでいいからね?」
なのは「ぁっうん・・・」
苺鈴 「気分転換も大事よ?」
なのは「ユーノ君、見つからないように気を付けてね?」
ユーノ「分かった」
という訳でレンタルビデオ店に寄り道した3人。なのははフェイトへの心残りがあったためか若干『心此処にあらず』な様子であったが、とりあえず『ドラ〇もん』の映画を一本借り、ユーノはその付近にあった『名探偵〇ナン』の映画をなのはに取ってもらい二人は借りるDVDを選び終わったようだ
苺鈴 「えっ~と確か・・・あった!!」
苺鈴が物色していたのは特撮コーナーのようで、お目当てのDVDが見つかり数本手に取り、見たい話がどの巻に入っているのかを確認するとそれ以外を棚に戻し、なのは・ユーノと合流して会計を済ませ、今度こそ帰路に就くのであった・・・・・・
1号 「V3!!腕をクロスしろ!!細胞強化装置を働かせるんだ!!」
V3 「はっ!?あの声は本郷先輩!?生きていたのか!?」
ギロチンザウルス「えぇい!!早くライダーV3の首を拾えぇ~!!」
ナレーション「次回『生きていたダブルライダー』にご期待ください」
ユーノ「何度見てもすごいですね?この世界の特撮ヒーローって作品は?魔法を使わないでしかもこれで40年以上前に作られた作品ですもんね?」
苺鈴 「でしょ?小さい頃は何度も見て、その動きを真似て特訓した事もあってね?でもライダーキックはあまり練習しなかったなぁ~」
ユーノ「ライダーキックって仮面ライダーの主な必殺技でしたっけ?何でですか?苺鈴さんならむしろやりそうな・・・」
苺鈴 「ライダーキックは仮面ライダーだからこそ出来る技なの。本編でも子供達が真似て大怪我するからライダー1号直々に『止めなさい』って注意するシーンがあったからそれが影響してそれで遊びで真似はしなかったなぁ~」
場所は変わり久々の高町家にて、苺鈴となのはは久々に家族と再会し、これからはいつもの日常に戻れる事を話し、今日は賑わった・・・
食事等も済ませ、色々とやる事も済ませてくつろいでいた苺鈴は借りてきたDVDを再生させて、丁度ユーノもやってきてそのまま見入っていたのだ。その話というのが
『仮面ライダーV3』のDVD4巻に収録されている第20話『デストロン四国占領作戦』である。苺鈴はどうしてもこの話を見ておきたかったようで、真剣な顔をしながらライダーV3の活躍を見つめていた・・・
ユーノ「でも苺鈴さん。どうして急にこの話が観たくなったんですか?確かに面白かったですけど?」
苺鈴 「まぁ・・・ちょっと歴史の確認を・・・」
ユーノ「はぁ?」
苺鈴 (ほんと・・・歴史通りになっていればいいんだけど?・・・・・・)
TV画面のV3「仮面ライダァァーー!!V3ィィィッーー!!」
考え事をしながらもDVDはそのまま再生されていく・・・丁度次の話が始まりOPが始まるところであった・・・・・・
苺鈴 「後に『ジュエルシード事件』と呼ばれる事件と『PRISM ARK AWEKE』の世界での旅が終わって帰還した私に残された最後の仕事」
なのは「未だに修復されていない私とフェイトちゃんの溝を埋めるために苺鈴ちゃんが取った行動は、私達の予想を大きく上回るものだった・・・そして・・・苺鈴ちゃんは
一つの誓いを心に決める」
苺鈴 「次回『カードキャプターさくら 苺鈴外伝』『PRISM ARK AWEKE』の章最終話「苺鈴と密かな誓い」」