なんやかんやで結局6話の編集になりましたが、コラボ編はこれにて完結です。第5話終了時点ではまだ苺鈴外伝でちりばめていた伏線は回収しきれていませんよ?
後、編集出来次第ですけど、今回のコラボ編の設定資料集編を近いうちに投稿予定です
なぎさ「いやぁ~助かりましたよ?本郷さん・一文字さん」
ほのか「まさかこんなにすぐまた会えるなんて思いませんでした」
本郷 「あぁ。あれから1年どころか一月(ひとつき)も経っていないというのに、なぁ?」
一文字「あぁ。ゲルショッカー首領の次はまさかの君達との再会ときたもんだ。人生何が起きるかわからないもんだな?」
はな 「あのぉ~・・・」
本郷 「おぉっ!?すまない。まだ名乗っていなかったな?俺は『本郷 猛』こっちは・・・」
一文字「俺は『一文字 隼人』。フリーのカメラマンだ、よろしくな」
はな 「私は『キュアエール』・『野々 はな』っていいます」
はぐたん「はぎゅぅぅ~!!」
はな 「この子は『はぐたん』。めっちゃかわいいでしょ!!」
本郷 「ははは、確かにかわいいなぁ~」
本郷はそう言いながらはぐたんのほっぺを指でほほをなでるように搔(か)き、赤ちゃん特有のぷにぷにほっぺを堪能し、はぐたんも「らいだぁぁ~!!らいだぁぁ~!!」と本郷・一文字の方へと両腕を伸ばしながら二人の事を呼ぶ。その様子を見てはぐたんを抱いていたはなも本郷または一文字に「抱いてくれませんか?」と提案をしてくる
本郷 「いいのかい?俺達が抱いても?」
はな 「はい。はぐたんも抱っこされたそうにお二人の事呼んでますもの。お願いします」
はなからも頼まれ、はぐたん自身も抱っこを望んでいると言われ、お言葉に甘えて本郷ははぐたんを抱っこして、今度は一文字がはぐたんのほっぺを軽くつんつんしながら赤ちゃんのほっぺを堪能していた。その最中に残りの『Hugっとプリキュア』メンバーを紹介し、二人もそれに応える。しかし、その紹介の中に苺鈴とブリジットは加わろうとしなかったいや、正確には苺鈴がブリジットの後ろに隠れて妙に恥ずかしそうにしており、自分を壁にされていたため動こうにも動けないでいたブリジットである・・・
ほのか「苺鈴さん・ブリジットさん。どうかしたの?そんな離れた所に居て?」
苺鈴 「いや!?これはそのぉ~・・・」
なぎさ「二人の事も紹介したいからさ?こっちおいでよ?」
ブリジット「だそうですよ?ほら行きましょう!!」
苺鈴 「おっ押さないでよ!?」
なぎさ・ほのかに呼ばれ、ブリジットに背中を押されながら本郷・一文字の前にやってきたブリジットと苺鈴は改めて本郷・一文字から自己紹介を受けることになった
苺鈴 「ぁぁっ・・・ぁっ・・・・・・」
本郷 「改めて自己紹介だ。俺は『本郷 猛』。『仮面ライダー1号』だ」
一文字「俺は『一文字 隼人』。『仮面ライダー2号』だ」
苺鈴 「ぁぁっ・・・ぁ・・・」
ブリジット「私はブリジットと言いますです、はい」
苺鈴 「ぁぁ・・・ぁぁっぁ・・・うぅっ!?」
ブリジット「あらっ!?」
さあや・ほまれ「えぇっ!?」
さあや「苺鈴さん!?」
ほまれ「ちょっと!?何やってる訳!?」
苺鈴 「ぅぅぅっ~~・・・」
苺鈴は突如ジャンプしてさあや・ほまれの背後に着地して二人を壁にして膝を曲げてしゃがみ込み顔を真っ赤にしながら頭を抱えている。どうやら極度に緊張しているようだ
ブリジット「ちょっと苺鈴さん!?何やってるんですか!?さあやさんとほまれさんの後ろなんかに隠れてないで出てきてください!!」
苺鈴 「だっだって!?私さっき戦った後だから泥だらけだし、傷だらけだし、髪も海水でべたついてるし、こんなみっともない姿、恥ずかしくて見せられないわよぉ!?ぅぅっ・・・」
ブリジット「そんなの『名誉の負傷』じゃないですか?本郷さんと一文字さんがそんな小さな事気にする人達に見えますか?」
苺鈴 「だってぇ~~・・・」
一文字「なぁほのか。俺達あの子に何かしたか?」
ほのか「それが、あの子『李 苺鈴』さんって言うんですけど、彼女は別の世界から来たそうで、彼女のいた世界では仮面ライダーは物語の中だけの存在という事になっているらしいんです」
一文字「ほぅ、俺達の事が?」
本郷 「俺達の戦いが、他の世界ではそんな風に伝わっていたとはな?」
なぎさ「そうなんですよ。しかも苺鈴、本郷さんや一文字さん達の大ファンらしくて、余計恥ずかしがってるんだと思います?」
未だにさあや・ほまれの後ろから出てこようとしない苺鈴とそれを呼び出そうとするブリジット・その二人の様子に「どうしたもんか?」と動けずにいるさあやとほまれの様子を見ていた本郷・一文字・なぎさ・ほのかの4人・・・本郷と一文字はなぎさ・ほのかから苺鈴がやたら恥ずかしがっている事の事情を聞いて本郷達も「そんなに気にしなくてもいいのに?」と思いながら、苺鈴とブリジットの様子をうかがっている・・・そんな二人、特に苺鈴の様子を見かねた『さあや』と『ほまれ』は『はな』にちょっとしたお願いを頼む
ほまれ「はな。悪いんだけどこの子の事、応援してあげてくれない?」
はな 「へっ?」
さあや「はなの元気を分けてあげて?はなの応援を見れば、きっと緊張もほぐれると思うから?」
はな 「・・・・・・」
苺鈴 「ぅぅっ・・・」
ブリジット「はなさん。私からもお願いしますです、はい。こんな苺鈴さんでは調子が狂ってしまいます!?」
はな 「分かった・・・・・・良し!!フレェェ~!!フレェェ~!!苺鈴ちゃん!!頑張れ!!頑張れ!!おぉっーー!!頑張れ!!」
はなは数歩分後ろに下がり、ポンポンが無いため手を振り振りしてポンポンの代わりにしてちょっとした振り付けを踊る。最後の「頑張れ!!」の時に一気に苺鈴との距離を詰め顔が苺鈴の顔の近くにまで寄ってきて、その満面の笑みと見ていて気持ちいい振り付けを見たせいか、緊張で固まっていた苺鈴も一回頷き、ゆっくりと立ち上がり、はなに「ありがとう」と伝えると、本郷・一文字の元へと歩み寄っていくのであった
苺鈴 「改めまして、『李 苺鈴』です。よろしくです!!」
はなの応援に背中を押され苺鈴はようやく本郷・一文字に両手を差し出し、二人はその差し出された手を握り握手を返す。数秒続いたその握手を放すと、苺鈴はさっきまでの緊張はどこへやら・・・大はしゃぎでブリジットの元に戻り二人と握手した事を目の前で見ていたのにわざわざ報告していた
苺鈴 「見た見た!?私、仮面ライダーと握手しちゃった!?」
ブリジット「見てましたからわかってますって!?」
苺鈴 「大きくて、貫禄のある逞(たくま)しい手だったわ~!!」
さあや「苺鈴さんすごい喜びようね?」
ほまれ「本当に好きなんだ?『仮面ライダー』の事?」
はな 「そうだ。苺鈴ちゃん!!」
苺鈴 「ほぇ?」
はな 「スマフォ貸してもらっていい?折角だからさ?本郷さん達と記念撮影でもどう?私撮ってあげるよ?」
苺鈴 「ホント!?ぁっでも・・・私が勝手に決められないし・・・」
本郷 「俺達は構わないぞ?」
苺鈴 「えぇっ!?いいんですか!?」
本郷 「あぁっ。なぁ?」
一文字「俺達なんかでよければ?」
苺鈴 「是非(ぜひ)!!お願いします!!」
どさくさに紛れて本郷・一文字の手を握り、ぐいぐい来る勢いで一緒に撮影をお願いする苺鈴に若干唖然としていた本郷と一文字・・・そして苺鈴ははなにスマフォを渡そうとしたがその前にちょっと一手間あるようだ
苺鈴 「今刺さってるのはフェイトに渡す予定だからもう一つのメモリーカードに変えて・・・惜しいけど、秘蔵のライダー動画をちょこっと消して容量を増やしてっと・・・良し!!これでまだ何枚か撮れるわ。それじゃあ野乃さんお願い」
はな 「OK!!」
はなにスマフォを渡し位置に着こうとする苺鈴はその最中にブリジットの腕を掴み、写真に入れるように自身の横に連れてきて、戸惑っているブリジットに「折角だから一緒に入って」と苺鈴は催促して、はなもなぎさとほのかにも「折角だから」と一緒に写真に入るように指示を出す。本郷と特に一文字ははなが持っているスマフォが「こんなので写真が撮れるのか?」と考えていたが、ほどなくしてはなから「撮るよぉ~!!」と秒読みを開始され、なぎさ・苺鈴・ブリジットはピースをして、本郷・一文字・ほのかは落ち着いた様子で写真に写る。中心には苺鈴・ブリジット。背後には身長もあって本郷と一文字。左右にはそれぞれなぎさ・ほのかが並びはながシャッターを押して、約3枚ぐらいは撮ったであろう・・・
はなから「撮ったよぉ~!!」と撮影出来た事を告げられると6人は体勢を崩し、はなの背後からハリー(人)がやってきて、抱いていたはぐたんをはなに抱かせ、代わりにスマフォを預かった
ハリー(人)「折角や。お前らも混ざってき?今度は俺が撮ったるさかい?」
はな 「うん!!」
はなは4人に声を掛け、5人は6人に混ざり再び撮影が始まる。今度はハリー(人)の合図でそれぞれ簡単にポーズも取ってはぐたんも交えた12人の集合写真となり、また数枚撮り終わった後、苺鈴は心底満足したような顔になり、例えるならオシマイダーが「辞めさせてもらいます」と浄化された時のような状態である
苺鈴 「私・・・今さいっっこうに幸せ・・・人間・・・生きててよかったって思い場面って訪れるもんなのね?・・・」
はな 「大げさ過ぎやしない?」
本郷 「しかし、俺達の存在にここまで喜んでくれるなんてな?」
一文字「少々複雑な気もするが、悪くは無いな?」
なぎさ「そうだ!!皆!!折角の機会だし、苺鈴に盛大なファンサービスでもしてあげない?」
なぎさの言葉に一同が「何する気?」と訴える目を向け、なぎさは一同に変身するよう頼み込み、苺鈴・ブリジット・ハリー(人)を除く一同はなぎさの意図が分かったのか、頷き・プリキュアは変身アイテムを手に取り、本郷・一文字は再びポーズをとって変身する。
なぎさ・ほのか「デュアル・オーロラ・ウェェェ~~ブ!!」
本郷 「ふんっ!!・・・ライダァァ~~変身!!」
一文字「変~身!!」
はな達「ミライクリスタル!!・・・ハート・キラット!!・・・はっぎゅうぅぅ~~!!・・・」
ブラック・ホワイト「ふたりはプリキュア!!」
エール達「Hguっと!プリキュア!!」
苺鈴 「ほわぁぁっ~~!!」
ブリジット「これだけの人数がいっぺんに変身するところは爽快(そうかい)ですね?はい」
ブラック「じゃあハリー!!もう一度お願い!!」
ハリー(人)「応!!」
エール「ほらほら!!苺鈴ちゃんもブリジットさんも並んで並んで!!」
ハリー(人)「ほなっ行くでぇ~!!・・・チーズ!!」
一同が並び終わったのを見たハリー(人)は再びシャッターを数回押して何枚か今度は変身した一同の集合写真を撮る。これがなぎさいや『キュアブラック』の提案した苺鈴への盛大
なファンサービスである。苺鈴の元居た世界では遊園地のショーなんかでなら仮面ライダーとのツーショット写真を撮る機会もあるだろうが、これは正真正銘『本物の』仮面ライダーそして出会うこと自体が難しいプリキュアも交えた大集合写真なのだ。これには苺鈴は撮影が終わった後、変身を解いたなぎさが「良い記念になったね?」と肩に手をポンっと乗せると苺鈴は体がぶるぶる震えていてなぎさは咄嗟に手をどけて「何事!?」と一瞬動揺したが次の瞬間、苺鈴は跳んだ
苺鈴 「ぃやったぁぁっーー!!」
なぎさ「ありえない!?」
はな 「めちょっくぅっ!?」
ブリジット「何ですか急に!?」
ルールー「分析完了。苺鈴さんの体内でアドレナリンが急増しています」
苺鈴 「そりゃそうよ!!だって、『仮面ライダー』と『プリキュア』のコラボ撮影何て本当に夢のようじゃない!?私、世界中のライダー・プリキュアファンの中で一番の幸せ者になったのよ!?これが嬉しくない訳無いじゃない!?」
ほのか「まさか飛び跳ねるぐらいまで喜ぶなんて?」
本郷 「ここまでとは・・・」
一文字「流石に予想外だったな?」
膝を曲げてせいぜい2メートルぐらいの高さまで最初にジャンプして、その後、膝曲げの1メートルぐらいの高さまでのジャンプを何度も繰り返し周りの目も気にする事無く喜んでいる苺鈴の姿を見てはなは「応援してよかった」と・・・本郷・一文字は「こんな俺達で喜んでくれて良かった」とこれまで望まない体となっても『ショッカー』・『ゲルショッカー』そしてなぎさ・ほのかと共に戦ってきた『ヘルショッカー』の事も「頑張って来てよかった」と報われたようなすがすがしい気分になったのであった
闘いが終わり、写真撮影が終わり、苺鈴の興奮がまだ冷めていないその最中、突如本郷と一文字を呼ぶ声が響き渡る。海の向こうからだ・・・一同が海を見渡すが何も見えない・・・その声には本郷と一文字そして、なぎさとほのか更に苺鈴まで聞き覚えがあったのだ。
はぐたん「はっぎゅ~!!」
叫び声と共にはぐたんの額のアクセサリーが光だし、その先の海の上でまるでTVの画面のような光が現れ、そこには一人の男?が映っていた。どうやらその人物が本郷と一文字の事を呼んでいたようであった。その人物は赤い頭部に緑の体そして、風になびく2本の白いマフラーをした存在であった・・・
本郷 「風見!!」
苺鈴 「V3!?どうして?・・・」
一文字「・・・どうやら俺達の事、見えていないようだな」
本郷 「うん・・・」
はな 「・・・あの人・・・何か、悲しそう・・・」
本郷 「んっ?」
はな 「さっきあなた達を呼んだ時の声も、マスクをつけたあの顔でも悲しそうな表情をしている気がするんです」
本郷 「風見が悲しんでいる・・・」
一文字「考えて見れば俺達は風見とあんな別れ方をしたんだ。俺達が風見の立場だったとしても、かなりきつかったかもしれないな・・・」
本郷 「風見!!聞こえるか!!」
一文字「風見!!」
本郷・一文字の必死の叫びも向こうには聞こえていないようだ。どうやらお互い声が通らないし、見えてないようだ。どうにか連絡を取りたいのだが、ライダーの特殊な通信ですら通らず、正直八方塞がりになっていた・・・
苺鈴 (情けない・・・本郷さんと一文字さんに助けられてばっかりなくせに、何にも力になれない・・・私って本当に情けない・・・二人の力になりたい!!)
ブリジット「苺鈴さん!?」
本郷・一文字の力になりたいと強く心に思った苺鈴は拳をぎゅぅぅっ~~と握りしめ、目も強くつぶる。すると苺鈴のコートのポケットから一つ光が溢れてきてそれに気づいたブリジットは苺鈴の名を呼びそれで苺鈴もポケットから溢れる光にようやく気付き、ポケットから光の正体を取り出す
ブリジット「ジュエルシード?」
苺鈴 「ハヤウェイさんが投げ返してくれたあの時の?」
サブルム共和国からハヤウェイが返してくれたジュエルシードを次元の狭間の中で回収して苺鈴が預かっていたのだが、それを取り出したと同時にもう一つ苺鈴のコートから今度は光って・消えてを繰り返す光があり、それもポケットから取り出し、その正体を語っていた
苺鈴 「これ・・・私がメディアードで向こうの史郎さんからもらったお礼の送風機・・・・・・」
苺鈴が取り出したのは以前『メディアード』で誘拐事件を解決したお礼としてもらった送風機であり、ジュエルシード・その送風機を交互に見て、苺鈴はその二つをゆっくりと近づける・・・
するとジュエルシードから集束された細い光がその送風機に伸びていき数秒後、送風機には大きくRの文字が彫られており、その中心には緑色の宝石のような物が埋め込まれているメダルへと姿が変わり、苺鈴の強い思いがジュエルシードに伝わり、発動した結果なのであろう・・・しかし「これでどうしろ?」と苺鈴・ブリジットはそんな風に思っていた・・・
ブリジット「どう使う物なんでしょうか?」
苺鈴 「・・・・・・」
ブリジット「苺鈴さん?」
苺鈴はメダルと本郷・一文字を交互に見て「そういう事なの?」とつぶやき、ブリジットの言葉が聞こえていなかったのか、ブリジットの呼びかけに答えず、本郷・一文字へと足を運ぶ
苺鈴 「これを使ってください」
本郷 「メダル?」
一文字「「これを使え」って言うと?」
苺鈴 「これに強い思いを込めて語り掛ければ、もしかしたらV3にお二人の声を届ける事が出来るかもしれないんです」
一文字「それは本当か!?」
苺鈴 「確証はありませんけど・・・きっと届きます!!」
本郷 「・・・分かった」
苺鈴から差し出されたメダルを預かり、本郷・一文字はメダルを掴み、『風見 史郎』を・・・いや『仮面ライダーV3』の事を強く思いながら語り掛ける
本郷 「風見史郎君・・・いや・・・仮面ライダーV3よ・・・」
一文字「俺達は死なない・・・いつの日か・・・必ず帰ってくる!!・・・」
本郷 「三人の仮面ライダーがそろって戦うその日まで・・・すべては君の力に掛かっている!!・・・」
一文字「頑張れ!!・・・仮面ライダーV3!!・・・」
本郷 「俺達は・・・君を見守っているぞ!!・・・」
ブリジット「・・・強い人達ですね?本郷さんと一文字さん・・・遠い地に仲間をたった一人残してしまって、それでもその悲しみを押し殺して、エールを送るなんて・・・」
苺鈴 「ひっく・・・ぅぅぅっ・・・」
ブリジット「何も苺鈴さんがそんなに泣かなくても・・・」
苺鈴 「感激だわ・・・ダブルライダーの遺言状の名シーンに立ち会えるなんて・・・」
ブリジット「って!?感激の涙ですか!?お二人があんな悲しそうな顔をしている時に!?」
苺鈴 「だぁってぇぇ~・・・ひぐっ・・・・・・」
正直不謹慎だが、苺鈴は名シーンに実際に立ち会っている事に感激したあまり感激の涙を流して、ブリジットは呆れている・・・横で見ていたはなも「めちょっく・・・」とブリジット同様若干呆れていた・・・
V3へのメッセージを伝え終わり、V3の姿も見えなくなった後、本郷・一文字は預かったメダルを苺鈴に返そうと差し出したが二人が近寄ってきたと同時に泣き止んでいた苺鈴はそれを断った
苺鈴 「これはV3に・・・風見さんに送ってあげてください」
本郷 「風見に?どういうことだ?」
苺鈴 「このメダルはきっといいえ必ずV3の危機を救ってお二人の意志を伝えるために必要になります」
一文字「俺達の意志?」
苺鈴 「このメダルにはV3のダブルタイフーンに取り付けて莫大なエネルギーを送り込む事も出来て、通信機能も付いているんです・・・私からの最後のお願いです。お二人が無事元の世界に帰れたらこれを1973年6月30日に四国の『ホテル奥〇後』ってところに風見さん宛に届けてください」
本郷 「そうか・・・分かった」
一文字「これは必ず史郎に届けよう」
苺鈴 「ありがとうございます!!」
ブリジット「さてさて、話も一段落した訳ですけど・・・」
ほのか「私達・・・どうやって帰ればいいのかしらねぇ~・・・」
はな 「ぁっ!!それだったらさぁ?しばらく私達の家にくる?」
なぎさ「ぇっ?いいの?」
さあや「行く当てもないでしょうし、分散して泊まってもらえば何とか」
ブリジット「助かったぁ~・・・」
はぐたん「はぁぁっぎゅぅぅっ~~!!」
当面の一同の寝床が確保出来たと思った矢先、はぐたんが叫ぶと同時に額のアクセサリーが輝き空中に虹色の穴が開き、それと同時になぎさ・ほのか・本郷・一文字・苺鈴・ブリジットの6人は薄く光りながら宙に浮かびその穴に吸い寄せられていく。どうやら自分達の意思では動けないようだ
なぎさ「何々!?」
ブリジット「浮いてますよ私達!?」
ほのか「お別れが来たみたいね?皆さんお元気で」
はな 「うん!!皆さんも元気で!!」
苺鈴 「えみる!!ルールーさん!!たまには喧嘩もいいけど!!ほどほどにね!!」
えみる「分かりましたのです!!」
ルールー「『喧嘩するほど仲が良い』・・・という事でしょうか?」
苺鈴 「喧嘩出来るからこそ親友って事よ!!」
本郷 「君達もこれからの戦い、しっかりとな!!」
さあや「はい!!」
一文字「俺達は、君達の事も見守っているぞ!!」
ほまれ「その期待。私達もきっと応える!!」
苺鈴 「・・・あなた達の方もこれから本当に大変だろうけど、きっと後の時代に繋げていってくれるって信じてます」
ほのか「えぇ。必ず」
苺鈴 「ほんの少しの間だったけど・・・会えて、一緒に戦えてよかった・・・」
本郷 「いや・・・いつかまた必ず会えるさ?」
一文字「その時君達がまた危機に陥っていたら、その時はまた一緒に戦おう」
苺鈴 「はい!!」
なぎさ「こんなのばっかりぃぃ~~!?ありえなぁぁっ~~い!?」
はな 「・・・行っちゃったね?」
6人は宙に浮きながら別れの言葉をはな達に向けて、最後に浮いている自分達に別れを告げて再会の約束を交わす。叶うか叶わないかではない・・・理屈ではないのだ・・・なぎさの「ありえな~い!?」の叫びがやむと同時に虹色の穴が閉じ、はなは一同に対して「行っちゃったね?」と少し寂しそうにつぶやいていた・・・
その直後さあやは「6人をこの世界に呼び出したのははぐたんの力なのではないか?」とはぐたんを見つめ、はぐたんはそれに答えようとしたのかジェスチャーも交えていたがやっぱりそこは赤ちゃんなので何を言っているのか、何をジェスチャーで表しているのかさっぱり分からなかった・・・
ハリー(人)「何やて?」
ほなれ「何言ってるのか分からないけどきゃわたん!!」
ルールー「・・・いつか・・・またあの皆さんに会えるでしょうか?」
えみる「わかりません・・・ですが、その時はもっと親友になった私達のギターを聞いてもらいましょう!!ルールー!!」
ルールー「はい!!」
ブリジット「さっ!!今度こそ元の世界に戻りましょうです、はい!!」
苺鈴 「・・・・・・」
ブリジット「苺鈴さん?」
苺鈴 「私・・・間違ってないかしら?」
ブリジット「何が?」
苺鈴 「風見さんが訪れるホテルと日付よ?咄嗟(とっさ)だったから今になって不安になっちゃって・・・」
ブリジット「ぁっそう・・・」
最後まで元の世界に帰る事よりも本郷・一文字の事を気にかけていた苺鈴に若干呆れていたブリジットは若干冷めた態度で返答する・・・
なにはともあれ、二人は再び元の世界に向けて次元を移動していくのであった。
苺鈴とブリジット・なぎさとほのか・本郷と一文字・・・3つのグループ一度の次元移動によってそれぞれの世界でちょっとした異変が起こった事に誰も気づくこともなく・・・
なぎさとほのか・本郷・一文字のチームは時間のズレと時間に関する世界に影響が多少出た程度で済んだが、苺鈴・ブリジットの場合はまた『平行世界』へと飛んでしまうという結果になってしまったのであった・・・・・・
苺鈴 「さようなら栄光の戦士達・・・そしてただいまなのは!!皆!!」
ブリジット「と思っていたのに、なんかさくらさんの様子おかしくありませんか?」
苺鈴 「どういう事?冗談はやめてよさくら!?」
ブリジット「次回。苺鈴外伝番外編第3部「苺鈴と透明なカード(前編)」・・・」