はーちゃん「はむ!!・・・はぁー!!最高!!」
みらい「そんなに食べて大丈夫?」
はーちゃん「大丈夫。大丈夫おなか減ってたんだぁ~」
時は進み苺鈴達が苺メロンパンのワゴンでの出来事まで進む
ちょうど同じ頃、日本の別の場所へと舞台を移し、工業地帯にて『また』世界征服に訪れていた悪の秘密結社『鷹の爪団』と(一応)正義の味方のDXF(デラックスファイター)の姿があった
総統 「許してくださいィィ~~!?許してくださいぃぃ~~!!」
吉田 「もうHな本は読みません!!もうHな本は読みません!!」
フィリップ「NOォォォ~~!?」
ジョーカー「ちょっとうるさいですよ?あなた方?」
ラブーによって復活したジョーカーはどうやら人々から発生する負のエネルギー『バッドエナジー』を集めに来たようだ。そこにたまたま『鷹の爪団』とDXFがいたためジョーカーが作り出した水晶玉ほどの大きさの青い鼻の玉『青鼻(あおっぱな)』を細かくして、かつて苺鈴が戦った仮面ライダーの敵『ショッカー』の戦闘員のような質より量の手駒を大量に作り出し、鷹の爪団とDXFを拘束させ、今に至る。因みに玉を細かくする前に使えば『アカンベェ』だが、この戦闘員の状態では『アカン兵』というこの小説のオリジナルの新しい形態である
総統 「わしらは怪しい者ではありません!!ただの善良な悪の秘密結社です!!
吉田 「僕はただの善良な島根県民です!!」
ジョーカー「どこが善良ですか!?」
総統 「いや本当です!?わしらの世界征服は人に地球にやさしいんです!?」
吉田 「三遍回ってオスピーです!!って叫んでもいいです!!」
ジョーカー「心底どうでもいいです!!」
総統・吉田「オスピーです!!オスピーです!!オスピーです!!」
ジョーカー「うるさいですよ!!ですが・・・」
DXF「うわぁぁっ~~!?やだよぉぉ~~!?もう怖いよぉぉ~!?もうお家に返してよぉぉ~~!?うわぁぁっ~~!?」
ジョーカー「あんたが一番うるさいよ!?」
DXF「そもそも俺関係ないんです!?たまたま近く通りかかっただけなんです!?そこの地下鉄職員達を煮るなり焼くなり背骨をちょうちょ結びにするなりお好きにしてください!!その代わり俺だけは助けてください!!」
吉田 「あんにゃろぉ~!!」
総統 「自分だけ助かるつもりかぁ!?」
ジョーカー「私が言うのもなんですがあなた本当に人間の屑(くず)ですね?本当にこれで正義の味方なんですか?」
DXF「ごっごっごっ・・・」
ジョーカー「ご?」
DXF「ゴリラ!!助けて!?ゴリラ!?ゴリラヘルプミィィ~~!?ゴリラ!?」
吉田 「何故かゴリラに助けを求めてきました!?」
総統 「これ『パーフェクトベストマン』が登場した話のパクリじゃないのかね!?」
DXFが一番うるさく騒ぎ、涙もどんどん流し、鼻水も飛びまくり垂れまくりのきったなぁ~い顔になっていた。DXFの言動に流石に悪党のジョーカーですら呆れていた
ジョーカー「まぁ殺しはしません。ただ、あなた方から上質なバッドエナジーをいただければそれで充分ですから?」
総統 「いっ一体何をするつもりなんじゃ?」
吉田 「きっとあれですよ?『鷹の爪 ゴールデンスペル』で何とか回避できた大家さんの耐久裸踊りを体がペースト状になるまで見させられるとかですよ?」
総統 「うぇ~それは最悪なバッドエンドじゃあ~!?」
ジョーカー「確かにそれも相当なバッドエンドだとは思いますが違います!!おふざけはここまでにしましょう。それでは久々の・・・世界よ!!最悪の結末!!」
???「ちょっと待ったぁぁー!!」
ジョーカー「はぁ?」
ジョーカーは一冊の本と黒い絵の具のチューブを取り出し、叫びだしたが、それを遮って一人の少女の叫び声が聞こえジョーカーは声の方へと視線を向ける。物陰からピンクと赤を混ぜたような色の髪をした高校生ぐらいの少女が現れジョーカーに鋭い視線を向けていた
ジョーカー「どちら様ですか?ここは今、関係者以外立ち入り禁止にしていたはずなんですがね?」
マナ 「あぁ私は『相田 愛(あいだ まな)』。私が『プリキュア』だって言えば無関係じゃなくなるのかな?・・・ピエロさん?」
ジョーカー「ほぅ『プリキュア』?成程、それは確かに無関係ではありませんね?それではお相手してさしあげませんといけませんね?行きなさいアカン兵!!」
ジョーカーの叫びにアカン兵達は一斉に『相田 愛』と名乗った少女に向かっていく。数の不利を感じさせない戦いを見せ最後に蹴りを一発目の前にいたアカン兵に決め、ジョーカーに一度視線を移すと、ジョーカーは高みの見物を辞め、階段からジャンプして自分の方へと向かってきていた姿が映っていた
アカン兵A「アカンッ!!」
マナ 「ふっ!!・・・」
ジョーカー「ふっ!!」
背後からアカン兵Aが拳を繰り出すが、それを掴み、ジョーカーの方へと振り回しアカン兵Aはジョーカーに「邪魔!!」と言わんばかりに振り払われる。数秒の間の後、ジョーカーは突き出して構えていたレイピアを振るい、マナはそれをかわすと同時に後ろに下がり、スマフォのような物を取り出すと髪留めにしていたアクセサリーを取り出し、スマフォのような物『ラブリーコミューン』と呼ばれる変身アイテムへとセットすると、叫びだす
マナ 「プリキュア!!ラブリンク!!」
『ラブリーコミューン』の画面にL・O・V・Eと指でなぞり、その姿を変えマナはキュアビューティーの後輩プリキュア『キュアハート』へと変身を完了する
ハート「みなぎる愛!!キュアハート!!」
ジョーカー「おのれぇぇ~~!!キュアハート!!行きますよ!!」
工場地帯でキュアハートとジョーカー&アカン兵の大群との戦闘が始まる。ただでさえアカン兵では変身していない時のマナにすら勝てなかったため、変身したキュアハート相手では一撃で倒されるただの的のようであった
ジョーカー「ふん!!」
ハート「ふっ!!やぁ!!」
ジョーカー「ごふっ!?」
ジョーカーはレイピアを突き出すが、ハートは1~2歩分、横に動きながら360°体を回転させ、遠心力を加えた後ろ回し蹴りを放ちジョーカーの背中にまともに入り、転倒こそはしなかったが、ダメージはそこそこあるようだ
二人はその場から移動し、工場地帯なのは変わらないがジョーカーとキュアハートの戦いはまだ続いていく
ジョーカー「お遊びはここまでです!!本気で行きますよ!!」
???「ちょっと待った!!」
再びキュアハートへと向かっていこうとしたジョーカーに向かって叫ぶ声に二人は視線を移す。そこには深い青色のロングヘヤーの少女がこの場に走ってきているのが映り、キュアハートはその少女の正体を知っていた
ハート「六花(りっか)!!」
六花 「キュアハート!!さっきの悪の秘密結社って言ってた地下鉄職員の人達は無事に逃がした!!他にはもう誰もいないわ!!」
ハート「了解!!」
六花 「プリキュア!!ラブリンク!!」
『菱川 六花(ひしかわ りっか)』。彼女もマナと色違いの『ラブリーコミューン』を取り出し彼女も画面にL・O・V・Eとなぞる。そして彼女も『キュアダイアモンド』へと変身を
完了し、キュアハートのそばに並び立つ
ハート「二人だけど!!」
ハート・ダイアモンド「響け!!愛の鼓動!!『ドキドキ!プリキュア』!!」
ジョーカー「えぇいもうこうなったら一人も二人も変わりません!!まとめて地獄に送ってやります!!」
ジョーカーは半(なか)ばヤケクソぎみにレイピアを振るい、肉弾戦も加えて二人のプリキュアに向かっていく。ジョーカーは相当の手練(てだ)れではあるが、数々の修羅場を潜り抜けてきたキュアハートとキュアダイアモンドのコンビ相手ではジョーカーも苦戦を強(し)いられていた
ハート「プリキュア!!ハートシュート!!」
ジョーカー「おぉっ!?・・・はぁ!!」
ダイアモンド「・・・ふっ!!やぁ!!」
ジョーカー「ぐぉ!?」
ハートは『ラブハートアロー』と呼ばれるアイテムを召喚し、必殺技の一つ『プリキュア・ハートシュート』を放ち、矢がジョーカーのレイピアに命中し、ジョーカーの手から飛んでいく
ジョーカーはトランプを数枚手に取り、それを投げ飛ばすが、ダイアモンドは駆け出し、スライディングで進みながら避けていきジョーカーに強烈な張り手を腹部に叩き込み、ジョーカーはせき込んでいた
ジョーカー「アカンベェ!!」
ジョーカーは残っていたアカン兵達を呼び、あっという間に取り囲んだアカン兵達は一斉に飛び出すがダイアモンドも自分の『ラブハートアロー』を召喚し、構えて必殺技を繰り出した
ダイアモンド「プリキュア!!ダイアモンドシャワァァーー!!」
ダイアモンドの放った『ダイアモンドシャワー』は猛吹雪に巻き込まれたかのようにアカン兵達を飲み込んでいき、アカン兵は一人残らず凍り付き、ジョーカーもその光景には驚愕を隠す事が出来ず、一瞬の隙が生まれハートはその隙を逃す事は無かった
ハート「はあっ!!」
ジョーカー「のぉっ!?ぐぅ・・・勝負はお預けです!!」
ハート「・・・・・・」
ダイアモンド「逃げられちゃったわね?」
ハート「うん・・・でも必ず見つけてあの人を止めないとね?」
ダイアモンド「えぇ」
キュアハートはその場で2メートルはジャンプしてジャンプキックを放つ。ジョーカーはそのキックを受けると転倒し、立ち上がると同時に瞬間移動で姿を消し完全にこの場から離脱したようだ。
ジョーカーという二人にとって『ジコチュー』そして『幻影帝国』とは別の新しい敵の存在に気を引き締め、この場を後にするのであった・・・・・・
ジョーカー「あぁ~!!もうっ!!忌々(いまいま)しいったらありゃしませんね!?全く・・・『ドキドキ!プリキュア』・・・私の知らないプリキュア・・・復活してから少し調べた時に聞いた名前でしたが、実際に会ってみたら何とも厄介な人達でしょうか?あれから本当に4年も経ってしまったんですね?・・・」
『ドキドキ!プリキュア』との戦いから離脱したジョーカーは『ピカリヶ丘(ぴかりがおか)』と呼ばれる町の上空に移動していた。4年前であればまだ健在していた『バッドエンド王国』へと帰還する事が出来たが、それも出来ない。しかも敵であるプリキュアの数も4年前に比べたら増えていると来たものだ。本当にどうしたものかと考えていたジョーカーの元に、背後からいつの間にか『キュアフェリーチェ』の初陣(ういじん)を観戦して、そのまま瞬間移動でジョーカーの様子を見に来たラブーがやって来ており「景気はどうだい?」と尋ねていた
ジョーカー「良いと思いますか?」
ラブー「まっ、その様子じゃ上手くいかんかったみたいやな?」
ジョーカー「今のままでは私に勝ち目はありません。それほどまでにプリキュアの数も増えて、力まで増しているんですから?正直私一人ではどうにもこうにも・・・」
ラブー「ほ~・・・なっ?それならちょいと話聞いてくれへんか?」
ジョーカー「はぁ?」
ラブー「いやな?ついさっきお前さんと同じように、執念のかけらから妙なヤモリを復活させてやったんだけどな?これがびっくり、そいつもプリキュアに恨みを持っとったっちゅう話や?確か・・・『魔法つかい!プリキュア』とか言ったかな?」
ジョーカー「魔法使いのプリキュア?」
ラブー「あぁ。もうちょいってところまで追い詰めたんやけど、やられたみたいでな?悪いんだけどそいつに手を貸してやってくれへんか?」
ジョーカー「何故私が?」
ラブー「まぁそう言うなや?プリキュアが邪魔なのはそいつもお前さんも一緒だろ?それに俺がお前さんを復活させてやったんだから貸しの一つでも返すつもりで聞いてくれや?」
そう言われては「それぐらいでしたら」とジョーカーも同じようにプリキュアに恨みを持つ者と魔法を使うプリキュアに興味を持ったのか、ラブーに案内されるがままに海鳴市にいるヤモーの元へと向かっていく
そしてその様子は地上から空手の道着を身に着けた薄い紫の普段はストレートに流している髪をポニーテールにまとめていた一人の少女とそばを浮遊するテントウ虫の特徴を持ったサングラスを掛けた妖精に目撃されていたのであった・・・・・・
次回『大集合!!7人のプリキュア』
11月5日午後10時00分投稿