ですが、6話・8話と10話目そして11話目(番外編予定)がまだ半分も書けていない状態です。
早く書いて読んでもらえるよう頑張ります。
はーちゃん「お花!!蝶々(ちょうちょ)!!モフルン!!み~んな小さく見える!!みらいとリコも!!」
ひとまずみらいの家に行く事になった一同であったが、まだ公園から出ていない。主にはーちゃんが色んな物に目を輝かせ、興味津々に見ていた事から時間がかかってしまっていたのだ。
はーちゃん「あっ!!猫ぉぉ~~!!」
みらい・リコ「はーちゃん!?」
はーちゃん「ぁっ!?忘れてた!?」
はーちゃんが子猫を見つけて追いかけるが、階段を『飛びだし』以前妖精だった頃に羽があったため飛べたが、その感覚のまま飛ぼうとしたようで、今は飛べない。そのため普通に重力に引っ張られ落ちていくが、咄嗟に飛び出した苺鈴が何とかはーちゃんの手首を掴むが『勢い』と、軽いと言っても人一人分の重さに踏ん張っても耐えられず一緒に落ちていきみらい・リコ・なのはが次に落ちた二人を見た時の様子は地面に正面からダイブして膝からつま先は天を向いて倒れている状態であった
はーちゃん「はー!!びっくりした!?」
苺鈴 「タフね?痛たたっ・・・」
みらい「二人共大丈夫?」
はーちゃん「うん!!・・・あれ?」
苺鈴 「どしたの?」
はーちゃん「ない!?スマホン落としちゃった!?」
リコ 「えぇっ!?大変!?よく探して!?」
『リンクルスマホン』を探す一同・・・ほんの数秒ではーちゃんが見つけたが、鉄格子の先に落ちてしまっていたため腕を通すのがやっとの空間だ
なのは「すぐ見つかってよかったですね?」
みらい「うん!!」
はーちゃん「・・・あ痛っ?通れない?」
苺鈴 「そりゃそうでしょ?そんな隙間じゃ通れないわよ?」
みらい「はーちゃんおっきくなったからだよ?」
リコ 「こういう時は・・・・・・キュアップ・ラパパ。スマホンよ。こっちに来なさい」
リコが懐から杖を取り出し、周囲に他に人がいないことを確認してから呪文を唱え、リンクルスマホンを回収する。スマホンははーちゃんの手元に戻り、その様子に苺鈴は感心していた
苺鈴 「便利ね?その魔法」
リコ 「こっちの世界ではあんまり人前じゃ使えないけどね?」
苺鈴 「ホントそうよね?でも無くし物した時なんかじゃ重宝(ちょうほう)するわよね?だって呪文一つで出て来てくれる訳じゃない?キュアップ・ラパパ、探し物よ、出てきなさい!!って?」
リコ 「確かに・・・今度からそうしよう・・・」
はーちゃん「よぉぅし!!私も!!・・・」
はーちゃんがスマホンから『フラワーエコーワンド』の元になったペンを取り出しはーちゃんも一つの魔法を唱える
はーちゃん「キュアップ・ラパパ!!みらいとリコとモフルンと苺鈴となのはとずっと一緒に居られますように!!」
杖を振りながらそう呪文を唱えると、周辺に光の粒が少しの間だけ噴水のように降り注ぎ一同を包む。それが収まるとみらいも続けてはーちゃんとほぼ同じ魔法を自分の杖を振りながら唱え、また光の粒が一同を包む
みらい「私も!!キュアップ・ラパパ!!みんなとず~と一緒に居られますように!!」
はーちゃん「はー!!みらい魔法上手!!」
みらい「えへへ」
なのは「だったら私も!!」
みらい「おっ!?なのはちゃんもやっとく?」
なのは「はい!!・・・リリカル・マジカル・皆さんとずっと一緒に居られますように!!」
はーちゃん「・・・光らないね?」
みらい「しょうがないよ?なのはちゃんの魔法は私達のとは違うみたいなんだし?」
はーちゃん「はー、残念。ちなみに苺鈴は?」
苺鈴 「へっ?私?」
はーちゃん「そっ!!」
苺鈴 「私魔法は使えない訳なんだけど・・・そうねぇ~・・・・・・『あれ』にしようかな?」
みらい「『あれ』?」
苺鈴 「『絶対、大丈夫だよ?』」
リコ 「それ魔法・・・じゃないわよね?」
苺鈴 「無敵の呪文よ?」
リコ 「そうなの?」
苺鈴 「そうよ?ね?」
なのは「うん!!」
苺鈴 「まぁもっとも、私が言ってもご利益あるかわからないけどね?」
リコ 「はぁ~?」
苺鈴 「ところでリコは魔法やらないの?」
リコ 「へっ?」
みらい・はーちゃん「じぃ~・・・」
リコ 「わっ私はその・・・それより!!早く家に帰りましょう!!」
苺鈴 「誤魔化したわね?」
なのは「うん」
みらい「あはは・・・それじゃあこれで帰ろう!!」
そういってみらいが小さいほうきのアクセサリーを取り出し、それがよく見るほうきほどの大きさに変わりみらいはこれで空を飛んで帰ろうと提案したのだがリコは「昼間だからダメ!!」と反対したが、はーちゃんがみらいのほうきをいつの間にか持って跨(またが)っており、ぴょんぴょん跳ねている様子からしぶしぶ空を飛んで帰ろうという事になった。なんやかんやではーちゃんに甘いリコであった・・・
苺鈴はリコの後ろに、はーちゃんはみらいの後ろにほうきへと跨り二人のほうきは空中へと浮かび高度がどんどん上がっていき、雲と同じぐらいの高さまで上昇する
苺鈴 「うわぁ~高~い!?」
リコ 「落ちないように気を付けてね?」
みらい「苺鈴大丈夫?怖くない?」
苺鈴 「ちょっと怖いけど、大丈夫」
みらい「良かった~!!」
苺鈴 「それより・・・」
リコ 「どうしたの?」
苺鈴 「うん・・・こんな細い棒一本でよくこんなにバランスをとれてるなぁ~って思って?」
リコ 「えっ?・・・」
苺鈴の発言を聞いたみらいとリコは自分が操縦している魔法のほうきを見つめる。言われてみれば人が乗るというにはあまりにも細いこの形状でいままでその事に疑問を持つ事も無かった・・・
そういえば私だけさくらの杖に乗せてもらった事無かったっけ?知世と小狼が何度か乗った処を見た事はあったけど、小狼はともかくあの知世が簡単にバランス保ってたわよね?今更だけどどんな原理だったのかしら?
みらい「なのはちゃんの飛行魔法は足に翼が生えるんだね?」
なのは「はい!!お二人のように人を乗せる事は出来ませんが、その分私が一人で飛ぶ分には勝手が効きやすいんです」
みらい「それはそれで気持ちよさそうだね?」
なのは「でも欲を言えば私もほうきに乗ってみたかったですね?」
みらい「ごめんね。流石に定員(ていいん)オーバーなもんだから?」
なのは「大丈夫ですよ?今度乗せてください」
みらい「それならいいよ?」
なのは「はい!!」
はーちゃん「は~!!気持ちいい~!!私も自分で飛んでみたいなぁ~・・・あっ!!そうだ!!」
はーちゃんは再びスマホンに刺さっているペンを取り出し、みらいが何をするのか尋ねると、『魔法の箒を作る』というモノであった。リコは「無から物を生み出す事は出来ない」と否定していたが、それを話している最中もはーちゃんの手は止まらず、空中にほうきの絵を描くとそれが本当に『魔法の箒』となり、みらいの「出来たよ?」の一言に思わず「嘘!?」と二度見までするぐらい驚愕していた
リコ 「信じられない・・・校長先生だってできないのに・・・」
苺鈴 「そんなにすごいんだ?今の魔法?」
リコ 「すごいなんてもんじゃないわ?ありえないわよ!?」
苺鈴 「ふ~~ん」
リコ 「・・・反応薄いわね?」
苺鈴 「まぁ私にとっては3人が『伝説の魔術師のプリキュア』とか『実際に平行世界を何度も行き来した』って事の方が衝撃が強いって言うか?」
リコ 「あっ・・・そういう事?」
はーちゃん「よっと!!それじゃあ私も!!ってあわわわっ!?」
みらい・リコ「はーちゃん!?」
みらいの箒から降りたはーちゃんは自分が創り出したほうきに跨(またが)るが、次の瞬間急にアクセル全開になったオートバイや自動車のように動き出し、その速度にはみらいもリコそしてなのはも追いつけておらず、はーちゃんは空中を横8の字を描くように飛びまわっていたのであった
そんな空中で無茶苦茶に飛び回るはーちゃんの様子を地上から睨み付ける『ヤモー』の姿があり、そんなヤモーの脳裏に突如誰かの声が聞こえて来たのだった
ヤモー「誰です!?・・・なっ!?」
ラブー「俺様は『ラブー』お前さんを復活させてやったのはこの俺さ?」
ヤモー「アナタが!?一体なぜ!?」
ヤモーは地面に向かって話しかける。相手のラブーがヤモーの影に憑りついているかのようにヤモーの影がラブーの形をしていたからだ。
ラブー「お前さんあのプリキュアっての倒したいんだろ?聞こえるぜ?お前さんの執念をよぉ?」
ヤモー「何が言いたいのです?」
ラブー「その力、存分に使うがいいって事よ。後、助っ人を送ってやったからそいつと上手くやるこったな?・・・・・・」
それだけ言い終わるとラブーの影は消えてしまい、ヤモーは「言われなくても使わせてもらいますよ」とそばにあった『何か』にかぶせてあった風呂敷(ふろしき)を取り、『何か』の前に敬意を払うかのように膝まづく
ヤモー「ドクロクシー様。私にお力をお貸しください・・・」
ヤモーは目の前にあるカカシを主『ドクロクシー』に見立てて作ったようだ。しかし、それに近くで遊んでいた子供が投げた水風船が直撃してついでにヤモーにも直撃してカカシもヤモーも濡れてしまい、投げて来た子供達は最初に謝罪をしたが、ヤモーの姿を見るや「お化けだぁ~!?」と逃げてしまっていた。実際その判断はこの場合では正しかったであろう。なにせ、異形の怪人に目をつけられてはたまったものでは無いのだから・・・
ヤモー「魔法、入りました!!・・・大いなる闇を纏(まと)い・・・いでよ!!ヨクバァァール!!」
ヤモーは子供達が遊んでいた水鉄砲とその子供達の母親と思わしき人物達が置いていってしまった団扇(うちわ)を素材として水鉄砲ヨクバールを召喚し、いつの間にか付近の木に墜落していたはーちゃん目掛けて水鉄砲を発射する。攻撃されたことで初めて状況を理解したはーちゃんはそばにあった木の陰に隠れて『リンクルスマホン』とはーちゃんの魔法の杖を手に持ち変身を試みた
はーちゃん「キュアップ・ラパパ!!エメラルド!!・・・・・・あれ?」
ヨクバール「ヨク?」
はーちゃん「はぁぁっーー!?何で変身できないのぉ~!?さっきはどうやって変身したんだっけ!?」
どうやらリンクルスマホンにリンクルストーン『エメラルド』をセットしたが『キュアフェリーチェ』には変身できなかったようだ。水鉄砲ヨクバールから逃げるが敵の攻撃は激しく、いつ命中してもおかしくない・・・前を走るはーちゃんの視線の先には小さな小屋のような建物がありはーちゃんは咄嗟にそこに飛び込むがそこでまたやらかしてしまう
はーちゃん「うぬぬぬっ!!ぐぬぬぬっ!!あぁっ!?またやっちゃった!?」
はーちゃんはまた妖精だった頃のサイズの感覚で行動していたため、小屋の窓の小さい隙間に挟まれてしまい、ちょっとやそっとでは抜けなくなってしまっていた。そのため
動けなくなり、まさに絶好の的であった。もちろんヤモーも水鉄砲ヨクバールも見逃す訳が無くまた水鉄砲を発射されてしまったのだった
なのは「ディバインバスタァァーー!!」
はーちゃん目掛けて発射された水鉄砲は側面から発射されたなのはのディバインバスターで阻まれその隙に苺鈴ははーちゃんに駆け寄り拳を叩き込んではーちゃんを挟んでいる木のパーツを粉砕し、何とかはーちゃんを救出する事に成功してその直後みらいとリコが空中からほうきに乗ったまま急接近してリコは苺鈴を・みらいははーちゃんを後ろに乗せてその場を離れる。その間(かん)約5秒も満たなかったかもしれない早業(はやわざ)と連携であった
みらい「はーちゃん大丈夫?」
はーちゃん「皆!!」
苺鈴 「何でまたヨクバールが!?」
リコ 「分からないけど、とにかくこのままじゃ不味いわ!!」
4人は一度地上に降り、みらいとリコに挟まるようにモフルンもやってきて苺鈴とはーちゃんそしてなのはもみらいとリコよりも後ろに下がり二人はモフルンの胸に黄色い宝石をハメて再び『プリキュア』に変身するのであった
みらい・リコ「キュアップ・ラパパ!!・・・トパーズ!!・・・ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!!」
ミラクル「ふたりの奇跡!!キュアミラクル!!」
マジカル「ふたりの魔法!!キュアマジカル!!」
二人 「魔法つかい!!プリキュア!!」
なのは「あれ?さっきと違う!?」
苺鈴 「フォームチェンジなのかしらね?あれ?」
苺鈴となのはが見た今の二人の姿は先ほどの物とは違い黄色が中心でお菓子の形をした髪飾りや指輪をつけた姿であった。先の姿は基本スタイルの『ダイヤ・フォーム』そして今の姿はエネルギーを武器の形(といっても主に野球バットやテニスラケットのような物)に自在に変化させて操る事が出来る『トパーズ・フォーム』である。初めて見たなのははただ先の姿と違う事に驚き、苺鈴は『平成仮面ライダー』にお馴染みのフォームチェンジと同じようなものと認識する事にしたようだ
水鉄砲ヨクバールが水を発射すると着弾する前にその場からジャンプする二人。そして二人の足元には二人の左右に浮かぶ黄色いエネルギーの玉がまるで即席の階段になるかのように移動していき二人の足場となり、ヨクバールの接近していく
なのは「あんな飛び方もあるんだ?」
苺鈴 「『飛ぶ』ってのとは少し違う気がするけど、発想の転換って奴ね?って今はそんな事言ってる場合じゃない訳だけど・・・」
苺鈴となのはが見守る中ミラクル・マジカルの戦いが続いていく・・・
ミラクル「はあっ!!ちぃっ!?」
ミラクルは正面から水鉄砲ヨクバールの顔面に向けてかかと落としを叩き込むが、体が硬いのか大したダメージではないようだ・・・
マジカル「ミラクル!!」
ミラクルを呼ぶマジカルの声に答えるかのようにミラクルは自身の左右に浮かぶ黄色い光の玉をマジカルに向けて投げ渡し、受け取ったマジカルはマジカルの左右に浮かぶ玉と融合させ巨大なハンマーを具現化させ思いっきり振り落とすが、その直撃を受けてもヨクバールはびくともしていないようだ
水鉄砲ヨクバール「ヨク!!」
苺鈴 「いけない!?なのは!!」
なのは「アクセルシュュッート!!」
水鉄砲ヨクバールは腕となっている団扇から水風船のような爆弾を投げていきミラクルとマジカルを襲うが、苺鈴の叫びになのはは行動で応え、『アクセルシューター』で弾幕を張りヨクバールの攻撃を相殺する。それに続くように苺鈴は駆けだしていきヨクバールへと向かって行く・・・
苺鈴 「ふっ!!」
ミラクル「跳んだ!?」
マジカル「でも全然届いてないわ!?」
苺鈴 「なのは!!足!!」
なのは「了解!!」
苺鈴は両足を付いてジャンプする。しかし、空中にいるヨクバールには全然届かないようだったが、苺鈴の叫びになのははすぐ意図を理解し、なのははレイジングハートを構えて次に瞬間、苺鈴の足元に当たる空間に魔法陣が展開され苺鈴はその魔法陣に乗り、そこから二段ジャンプを決める。どうやら先のミラクルとマジカルの空中歩行を参考にしたようだ
ヨクバールよりも高い位置まで跳んだ苺鈴はそこから急降下キックの体勢を取り、ヨクバールに向かって行く
苺鈴 「アンタみたいのならココが脆いでしょ!!」
水鉄砲ヨクバール「ヨク?」
苺鈴 「ちぃっ!!やっぱり私じゃ効かないか!?」
水鉄砲ヨクバール「ヨクバ~ル!!」
苺鈴 「うわぁぁっ~~!?」
ミラクル「苺鈴!?」・なのは「苺鈴ちゃん!?」
水鉄砲ヨクバールの団扇の付け根個所を狙ってキックを叩き込んだ苺鈴であったが、弱点では無かったのか?それとも苺鈴の力ではそもそもダメージが与えられなかっただけか?ヨクバールは全く堪えている様子は無く、逆に団扇で苺鈴を薙(な)ぎ払いそれによって吹き飛んだ苺鈴であったが、咄嗟にミラクルが黄色の玉を苺鈴に向かって投げクッションを具現化させ、更になのはが衝撃を吸収する魔法陣を展開させて苺鈴は大事に至る事なく、そのまま地面に降り立ち助けてくれた二人に礼を言って、二人は苺鈴が無事だった事に安堵の表情を浮かべていた
はーちゃん「私も変身できれば・・・」
苺鈴 「やっぱり私の力じゃまるで歯が立ってないわね・・・」
ヤモー「当然です。あなた程度で相手できるモノではありませんよ?」
苺鈴 「何ですって?・・・あなたさっきのヤモリ!?」
突如姿を現したヤモーを警戒してか、ミラクルとマジカルは苺鈴の前に降り立ち構える。ヤモーは不敵な笑みを浮かべながらも余裕の表情を浮かべていた
苺鈴 「ヤモリの怪人なだけに『ヤモゲラス』とでも呼べばいいかしら?」
ヤモー「『ヤモー』です!!勝手に名づけないで頂きたいですね!?」
ミラクル「どうしてまたここに!?」
マジカル「いい加減しつこいわよ!!もう私達には関わらないで!!」
ヤモー「ふふふっそうはいきません。エメラルドを手に入れ、ドクロクシー様に替わって私が世界を闇で覆うのです!!そのためにもあなた達には消えてもらいます!!」
ヤモーの指示に従い水鉄砲ヨクバールは再び突進を仕掛けてくる。それと同時にはーちゃんもミラクルとマジカルよりも前に立ち、両腕を広げてまるで5人を守るかのようにしていた
はーちゃん「ちょっとだけ思い出した・・・あの時、スマホンが私に語り掛けてくれたの。『エメラルドを、私の形に・私の思う形に』って・・・だから私は力になりたい!!私を守ってくれた皆のために。私を大切に想ってくれる皆のために・・・だから!!私はプリキュアになる!!」
はーちゃん「・・・エメラルド!!フォリーチェファンファン!!フラワーレ!!」
フェリーチェ「あまねく命に祝福を・・・ふっ・・・・・・キュアフェリーチェ!!」
ヤモー「ちっ!!また出ましたねエメラルドのプリキュア・・・ヨクバール!!」
「ギョイッ!!」の掛け声と共に水鉄砲ヨクバールは水風船をロケットのように大量に放つ。しかしそれはフェリーチェが右腕を軽く振るうと何故か静止し、逆に水鉄砲ヨクバールへと返され自分の技の直撃を水鉄砲ヨクバールは受けてしまう。しかし浄化される訳ではないため空中でくるくる回るが、すぐ体制を整え、再びもう突進を仕掛けてくるが、すでにフェリーチェはとどめの一撃を放つために『フラワーエコーワンド』に「キュアーアップ」と前回同様叫んでいたところであった
フェリーチェ「プリキュア!!エメラルドリンカネー!!うぅっ!?」
ミラクル「フェリーチェ!?」
なのは「きゃあっ!?」
マジカル「なのはちゃん!?」
突如技を放とうとしたキュアフェリーチェに不意打ちで巨大な手がフェリーチェの体を掴み、その近くにいたためかなのはもその巨大な手に体を掴まれてしまい二人は巨大な『何か』に囚われてしまう。それがミラクル・マジカルの視界にハッキリと映り、姿を確認すると、その姿は体は岩で出来た腕を持った蛇のようで、顔にはまるでピエロのようなメイクでもしてあるかのような顔をしていた
岩蛇の怪物「アカ~ンベェ~!!」
苺鈴 「ヨクバールじゃない!?」
???「油断大敵ですよ?隙だらけです」
ミラクル「あなた誰!?」
ジョーカー「おっとこれは失礼しました。初めまして『魔法つかい!プリキュア』のキュアミラクルさんとキュアマジカルさんですね?私は『バッドエンド王国』の参謀を務めていましたジョーカーと申します。以後、お見知りおきを?」
ミラクル「『バッドエンド王国』?」
ジョーカー「えぇ。かつてあなた方と同じプリキュア『スマイルプリキュア』に滅ぼされたのですが、この度復活を果たしまして、そのご挨拶に伺いました」
マジカル「いらないわよ!!こんな挨拶!!」
ジョーカー「うふふふっ・・・・そちらのヤモリさん?あなたがそこにいる『魔法つかい!プリキュア』に恨みを持つ者ですか?」
ヤモー「だったら何です?あなたには関係のない事でしょう?」
ジョーカー「まぁそう遠慮なさらず?ご心配いりません。私はあくまでサポートするだけです。止めはお任せしますので?」
ヤモー「サポート?そういえばあのラブーとか言う方が助っ人を送ったとか言っていましたがこの方が・・・そんな物いりません!!得体の知れない輩(やから)の力など借りません!!」
ジョーカー「そうですか・・・ですが今、やられそうでしたよね?そちらの手駒?」
ジョーカーの言葉に痛い処を突かれたヤモーは唇を噛み、ジョーカーは「この二人は押さえておきますので、そっちの二人をどうぞ?」とフェリーチェとなのはを『岩蛇アカンベェ』に取り押さえさせて、ヨクバールに苦戦していたミラクルとマジカルを先に倒せるようにおぜん立てをしたのだ。ヤモーは癪(しゃく)だったが、ヨクバールに指示を出し、ヨクバールは再びミラクルとマジカルを襲い始める。ジョーカーはその様子をまるでただの見物客のように見つめていた
ジョーカー「ほらほら。頑張ってくださいよ『魔法つかい!プリキュア』のお二方?でなければお仲間を助ける事なんていつまで経っても叶いませんよ?」
苺鈴 「やあぁっ!!」
突如、ミラクルとマジカル対ヨクバールの戦いを観戦していたジョーカーに向かって不意打ちで殴りかかってきた苺鈴であったが、不意打ちにも関わらず、まるで見ていたかのように対処されて苺鈴はジョーカーと正面から向き合う
ジョーカー「不意打ちとは感心しませんねぇ~?」
苺鈴 「アナタには言われたくないわね?それに不意打ちぐらいしないと勝てそうにないってぐらいの相手だって認めている証拠だと思ってほしいわね?」
ジョーカー「ほぉ~物は言いようですねぇ~?ところであなた?あなたもプリキュアですか?」
苺鈴 「残念だけど違うわね?私はただの人間よ?」
ジョーカー「ほ~?ただの人間がこの私に勝てると思っているんですか?」
苺鈴 「だからさっき不意打ちしたんじゃない?」
ジョーカー「なるほど?それは失敬。でしたらお帰り頂いて結構ですよ?プリキュア以外には興味ありませんので?」
苺鈴 「言ってくれるじゃない?」
ジョーカー「戦うおつもりですか?まぁ良いでしょう?丁度暇をしていたところでしたし・・・少し、遊んであげましょうか?」
より一層不敵な笑みを浮かべながら片手にトランプを持ち、それを苺鈴に向けて投げつけ、苺鈴は後ろに跳び引く事で回避し、着地と同時にジョーカーに向かって行き、ジョーカーはそんな苺鈴に対して不敵な笑みを浮かべながら迎え撃つ
苺鈴 「はっ!!やぁ!!てやっ!!」
ジョーカー「うふふっ」
苺鈴 「ひぃっ!?やあぁぁっー!!」
ジョーカー「あらま?よっ!!あはははっ!!ふんっ!!」
苺鈴はジョーカーに反撃の隙を与えないようにするためか連撃で攻撃を繰り出す。しかしジョーカーは余裕でのらりくらりと攻撃をかわし、それどころか苺鈴のきれいな黒髪ツインテールをなでるように触り、生理的な悪寒を感じ、一瞬青ざめた表情になったが、それをチャンスに変え髪を触っていたジョーカーの右腕と胸倉(むなぐら)を掴み背負い投げを放つ。しかしジョーカーは冷静に対応し、腕一本で体を支え着地し、その場から跳躍して縦2メートル・横1メートルほどの大きなカードを二枚どこからか取り出しそれを苺鈴に向かって投げつけ苺鈴は避け・弾き飛ばす
ジョーカー「オ~NO~~!?なぁ~んて?これぐらい出来てくれませんと面白くありませんからねぇ~?うふふっ」
本当にふざけた奴ね?でも私完璧に遊ばれてる・・・こんな相手初めてね?動きが全く読めない!?
ジョーカー「まぁでも、あなた弱すぎですから正直あくびが出るんですよねぇ~ふわぁ~・・・そろそろ本気で・・・遊んであげましょうか?」
ジョーカーは一際不敵な笑みを浮かべ懐からレイピアを取り出し一気に苺鈴との距離を縮める
ジョーカー「ほほほほっ!!踊りなさい!!踊りなさい!!それそれそれ!!」
ジョーカーは苺鈴にレイピアで連続の突きを放つ。それを苺鈴は何とかよけていた・・・はたから見ればそう見えるだろう・・・しかし、実際はよけている苺鈴が違うとわかってしまっていた
こいつ本当に『私で』遊んでる!?私の動きにぎりぎりのところまで、私がよけれる程度に合わせて誘導してくる!?『プリーシア』さんから教わったレイピアの相手の懐に飛び込む戦術もこいつ相手じゃ差がありすぎて無理じゃない!?
ジョーカー「それっ!!」
苺鈴 「あっ!?」
ジョーカーの苺鈴の顔を狙った突きを苺鈴は足を滑らせてしまう事で後ろに転倒してよける事に結果成功するが、倒れた苺鈴にレイピアをいじりながらまた不敵な笑みを浮かべてジョーカーは苺鈴との戦いに飽きてきたのかレイピアを突き立てようと構えている
ミラクル「苺鈴!?」
マジカル「いけない!?苺鈴!!これを使って!!それっ!!」
苺鈴の窮地を救うためマジカルは自分の武器となる黄色の玉を一本の棒に具現化させそれを苺鈴に向けて投げ飛ばし、それを間一髪掴んだ苺鈴は両手を広げ棒を掴む。その棒でジョーカーのレイピアを防ぎ、それによって一瞬膠着したジョーカーに向けて苺鈴は足を延ばし、ジョーカーの腹部に蹴りを入れてジョーカーも思わず軽く吹き飛びそれによって苺鈴は立ち上がっている余裕が生まれた
苺鈴 「リコ!!じゃなかったマジカル!!ありがとう!!助かったわ!!」
マジカル「気にしないで?それより、それは『ライドル』よ!!苺鈴なら使いこなせるはずよ!!」
苺鈴 「『らいどる』?・・・もしかして!?」
やっぱり端っこに4つのボタンまである!?マジカルったらわかってるじゃない?
苺鈴 「ありがとうマジカル・・・必ず使いこなして見せる!!・・・・・・ライドルホイップ!!・・・Xライダー!!・・・」
ジョーカー「はぁ?・・・今の動きに何か意味があるんですか?」
苺鈴 「これやるのとやらないのとじゃ意気込みが違うのよ?」
苺鈴が受け取った棒をマジカルは『ライドル』と呼んだ。その意味をすぐに理解した苺鈴はボタンの一つを押して棒をレイピアのように細い剣へと形態変化させ宙をX字を描くように振るって『Xライダー』と叫ぶ。苺鈴が預かった武器こそが『仮面ライダーX』の武器『ライドル』を模倣した武器であり、最初に持った時は棒状の『ライドルスティック』であったがそれを剣として使う『ライドルホイップ』へと変化させたのだ。Xライダーの名を叫んだのは本当にただのノリのようなものであった
ジョーカー「ではお手並み拝見と行きましょうか?いでよ!!アカン兵!!」
アカン兵一同「アカンベェ~!!」
ジョーカーは両手に一つづつ青い球を持ち、それを握りつぶすと細かい球となり、放り投げるとそれが質より量を優先した小型アカンベェ『アカン兵』を生み出す。生み出したアカン兵に『行きなさい!!』と命令を出し、アカン兵達は一斉に苺鈴に向かっていき、苺鈴もライドルホイップを構えながらそれらを迎え撃っていく
苺鈴 「やぁ!!」
苺鈴はいつの間に装備したのか槍を持ちながら向かってくるアカン兵達の槍攻撃をライドルホイップで受け止め・切り裂き、拳(こぶし)と足技で確実に敵の数で減らしていく
苺鈴 「ふっ!!」
アカン兵1「アカンッ!?」
苺鈴 「X斬り!!」
アカン兵2「アカンッ!?」
苺鈴は正面にいたアカン兵1に正拳突きを放ち、アカン兵1は倒れ消滅する。もう一体正面にいたアカン兵2にはXライダーを真似てかX字を描くように相手を切り裂く『X斬り』を放ち、アカン兵2も倒れて消滅する
ジョーカー「囲んでしまいなさい!!」
ジョーカーの指示に従いアカン兵4人は槍を構えながら苺鈴を中心にして右回りに回り始める。意外と素早い動きで苺鈴も数秒は目で追っていたがすぐに次の行動に移す
苺鈴 「ライドルスティィック!!」
苺鈴はライドルをホイップから最初のスティックの形態に戻し、Xライダーと同じようにライドルを背中に回し、左腕を突き出して構える
数秒はアカン兵達の動きを見ていたが、ライドルを正面に構え突き出すとアカン兵の一人に命中し、アカン兵の一人は吹き飛びそこから苺鈴の反撃が始まる
アカン兵4「アカンッ!!」
苺鈴 「ふっ!!たぁっ!!」
アカン兵4「アカンッ!?」
苺鈴 「ふっ!!」
アカン兵5「アカンッ!?」
苺鈴 「はあっ!!」
アカン兵6「アカンッ!?」
アカン兵4の繰り出す槍をライドルを両手を広げて持ち受け止め左足で蹴りを放ちアカン兵4は倒れ、そのまま右フックでアカン兵5の頭部を殴り倒して、さらに続けてライドルステックを振り回してアカン兵6をなぎ倒す
ジョーカー「一斉に掛かりなさい!!」
ジョーカーの指示に従い今度は3人のアカン兵が一斉に苺鈴に向かってくる。苺鈴は咄嗟にライドルを両手を広げて掴み構えて、アカン兵達がライドルの壁に阻まれてしまうが、多勢に無勢、苺鈴はすぐにずるずると後ろに下げられてしまい次第に苺鈴は追い詰められてしまう
苺鈴 「くぅっ!?・・・ぁっ!!ロングポォォッール!!」
追い詰められていく苺鈴は一瞬後ろを振り返ると木々がまじかに迫っており、苺鈴は咄嗟にライドルスティックを2倍の長さに伸ばした形態『ロングポール』へと変形させ遂にロングポールは2本の木々にぶつかり苺鈴はアカン兵達から解放される。『川』の字の真ん中の線を苺鈴・横の2本の線を木々として、ライドルはその横の2本の線に引っかかったような形になったのだ
苺鈴 「ふっ!!ふっ!!・・・てやっ!!」
アカン兵9「アカンッ!?・・・」
ライドルに阻まれ、思わぬ衝撃で倒れてしまうアカン兵3人。苺鈴は向かって正面→右にいたアカン兵7と8に右蹴りを放ち、最後に左にいたアカン兵9の頭部にチョップを叩き込んで倒しロングポールを回収する
ジョーカー「いつまでてこずっているんですか!?やってしまいなさい!!」
アカン兵一同「アカンッ!!」
苺鈴 「・・・ライドロォォッ~プ!!」
ジョーカーの怒声もあってか、一斉に苺鈴に向かってくる残ったアカン兵達・・・苺鈴はロングポールから縄の形態の『ライドロープ』へと変形させ、縄を振り回し、投げ飛ばすと木の枝に絡まり次の瞬間苺鈴はターザン飛びの要領で宙を跳び、キックを向かってくるアカン兵一同に叩き込み、アカン兵達は倒れる
マジカル「さすが苺鈴ね?やっぱりあれを渡して正解だったわ」
ジョーカー「全く情けない兵隊達ですねぇ~?まっそれぐらいしていただけませんと面白くない訳ですが・・・」
倒れ、消滅したアカン兵達に冷ややかな態度をとるジョーカーであったが、アカン兵ぐらいは退けられなければ自身が戦う相手としては『役不足もいいところ』と再び苺鈴に向かってレイピアを構えながらゆっくりと向かっていく。それには苺鈴もライドルロープをライドルホイップに変形させ迎え撃つ
苺鈴 「ふっ!!はぁ!!やっ!!」
ジョーカー「おっ!?」
ライドルホイップを振るい左蹴り→右正拳突きを放ち右正拳突きはまともに入りかけたためかジョーカーも一瞬焦りを見せたが、すぐに体制を整えレイピアを横一閃で振るう。それを何とか両手でライドルを持ち踏ん張る事で凌ぎ、数歩分後ずる
苺鈴 「ライドルスティィック!!・・・」
ジョーカー「コロコロと武器を変えて忙しい人ですね?」
ジョーカーは突きを一発放つが、苺鈴はそれをライドルスティックを振るい弾き、体ごと回転して大振りの攻撃も加える。続けてライドルを地に突き刺し支えにして蹴りも加えていきジョーカーはそれも何とか防いでいるようだ。
苺鈴 「やあぁっ!!」
ジョーカー「ふっ!!」
再びライドルスティックを両手に持ち、横薙ぎで振るうが、ジョーカーは反転ジャンプでかわし、約10メートルは距離を開けて着地し、再び苺鈴に向かって突撃してくる
ジョーカー「おほほほほっ!!」
苺鈴 「・・・ロングポォォッ~ル!!」
突撃してくるジョーカーに向かって十分引き寄せてからボタンを操作してライドルスティックをロングポールに変形させる。突如リーチが伸びた事に流石に対応できなかったジョーカーは腹部にロングポールの一撃を受けて後ろに吹き飛び転倒する。初めてジョーカーにまともなダメージが通った事に苺鈴も「良し!!」と思わずつぶやきながらジョーカーを目で追う
ジョーカー「今の不意打ちは効きましたよ?」
苺鈴 「『武器を最大限に生かした』って言ってほしいわね?」
ジョーカー「お遊びはここまでにしましょう。行きますよ!!」
ジョーカーは突撃して苺鈴との距離はロングポールのリーチの範囲内にまで迫る。そこからは立ち止まりその意図はわからなかったが苺鈴はロングポールで突き・薙ぎ払いを何発か繰り出すが、そのすべてをジョーカーは難なくかわしていく
苺鈴 「当たらない!?急にどうして!?」
ジョーカー「あなた・・・武道を多少たしなむようですけれど、本当にわからないのですか?」
苺鈴 「何がよ!?」
ジョーカー「その棒、あなたの身長に合わせた武器なんですか?そうでもない物を大した練習も無しに使おうとすれば荒が出るに決まっているでしょう?実際あなたの動きは急に悪くなりました」
いわれてみれば・・・ホイップやスティックはまだ使いやすかったけど、ロングポールはリーチの長さで使ってたから余計なところで力が入りすぎてたかも?それによく考えたらリーチが長くても動きを見切られてたんじゃあいつからしたら私ってただ動いて振り回してたってだけじゃない!?迂闊だった。そんな事にも敵に言われないと気付かなかったなんて!?
ジョーカー「あなたはその長物を上手く扱えていなかったんですよ?」
苺鈴 「くぅっ!?・・・ライドル!!」
ジョーカー「遅い!!」
苺鈴 「あっ!?」
ロングポールでは分が悪いためライドルスティックに変形させようとしたが、ジョーカーはその隙を逃さずライドルを蹴り上げ思わず苺鈴は手放してしまい慌てたかのように拳をジョーカーに向けて放つが軽くいなされ突き飛ばされてしまう。それによって背中から強打し、倒れている苺鈴にジョーカーは歩み寄りながらレイピアを構える
???「はあぁぁっー!!」
その時、苺鈴・そして向かってくるジョーカーの間に突如一人の少女が割り込み、掛け声とともに少女はジョーカーに向かって正拳突きを放つ。突然の事に流石のジョーカーも反応出来ず腹部にまともに受けてしまい、後方へと吹き飛んでいく。倒れる事は無かったが、ジョーカーは痛む腹部を押さえながら怒りに満ちた目で割り込んできた少女を睨み付ける
ジョーカー「誰じゃ!!お前は!?」
少女は先の『ぴかりが丘』でのジョーカーとラブーのやり取りを遠目で見ていた空手道着の少女であった。どうやらジョーカーを追ってここまでやってきたようであった。少女は周りを一見(いっけん)すると、どうやら状況を察したようで、少女のそばに『てんとう虫』のような雰囲気を思わせる妖精が突如現れてその妖精も状況を察したようだ
てんとう虫の妖精「状況は良くないみたいだぜ?」
少女 「みたいね?見た処プリキュアらしき子もいるし、四の五の言ってられないみたいね?」
ジョーカー「さっきからなにごちゃごちゃ言ってんだ!?あぁん!?」
苺鈴 「あいつキャラ変わってるわね?」
少女 「行くわよ!!」
少女は懐からなにやら小さいピアノのようなモノを取り出し、音を鳴らし・それにカードを数枚セットすると『プリキュア・キラリン・スター・シンフォニー』の叫びと共に髪形も衣装も代わり、その姿を変えていく。目の前で起こる事にその場にいた一同はただ驚愕してその場を動く事が出来ずにいた
そして苺鈴は徐々に、そして確実に思い出す。2年前に『幻影帝国』から自分を助けてくれた目の前の戦士の事を・・・
フォーチュン「夜空にきらめく!!希望の星!!・・・キュアフォーチュン!!」
苺鈴 「キュアフォーチュン!?本物!?」
フォーチュン「あなたは少し休んでて?ここからは私が!!」
苺鈴 「お願いします!!」
ジョーカー「『キュアフォーチュン』?また新しいプリキュアですか・・・良いでしょう。相手をして差し上げましょう!!」
ジョーカーはレイピアを構え直しフォーチュン目掛けて突きを放つ。対するフォーチュンは左腕を突き出しレイピアの突きを正面から斜めに受け流し右拳をジョーカーの腹部に叩き込みジョーカーは吹き飛び隙が生まれる
ジョーカー「ぐふっ!?うぅっ・・・」
フォーチュン「はああぁぁっ~~!!・・・はあっ!!」
ジョーカー「ぐふぁ!?」
痛みをこらえきれないジョーカーは数歩後ろに下がる。フォーチュンはその隙を逃さずにジョーカーに拳の連撃を叩き込み最後に一発右拳でジョーカーの横顔を殴り飛ばし、ジョーカーは吹き飛び、今度は背中をスライディングさせながら地面にジョーカーの通った跡を作っていきやっと止まったと思わしきところでは砂煙までもが上がっている状態だ
ジョーカー「ぬうぅぅっっ~~!!アカンベェー!!」
ジョーカーはフォーチュンを睨み付け、アカンベェの名を叫ぶと、アカンベェはその意図を察して、両手に握っていたなのは・フェリーチェを圧迫する力を強めていく
ミラクル「フェリーチェ!?なのはちゃん!?」
ヤモー「お待ちなさい!!エメラルドがつぶれてしまいます!?」
ジョーカー「プリキュアを倒せればそれでいいんですよ!!さっさとやってしまいなさい!!」
ジョーカーの命令を優先する岩蛇アカンベェは握る力を更に強める。しかし、その直後岩蛇アカンベェの顔面に人影が二つキックを叩き込み、それによって出来た隙をついてその二つの人影はなのは・フェリーチェを救出し、二人を抱えて地面に着地するとその正体がはっきりと見え、ジョーカーは嫌そうな顔をし、逆に苺鈴は興奮していた
なのは「えっ?」
フェリーチェ「あなた方はもしや?」
ジョーカー「げっ!?お前ら!?」
ハート「漲(みなぎ)る愛!!キュアハート!!」
ダイアモンド「英知の光!!キュアダイアモンド!!」
苺鈴 「嘘ぉぉっ!?キュアハートにキュアダイアモンド!?」
ダイアモンド「ようやく見つけたわよ!!」
ジョーカー「ここまで追ってくるとはずいぶん暇な方達なんですね?」
ハート「自分勝手な事したら皆に迷惑だよ!?」
ジョーカー「私の邪魔をしてくるあなた方も十分迷惑なんですけどねぇ?」
ハート「二人共、あのピエロさんは任せて!!」
なのは「えっ!?でも・・・」
ダイアモンド「私達はあいつを追って来たの。だからここは任せて」
フェリーチェ「分かりました」
ジョーカー「舐めんな!!アカンベェー!!」
ジョーカーはアカンベェを読んで2対2に持ち込もうとするがアカンベェに向かってフォーチュンが拳を叩き込み、岩蛇アカンベェは倒れフォーチュンは着地して『してやった』と笑みを浮かべながらジョーカーを見ている
フォーチュン「私もいる事忘れてないかしら?」
ジョーカー「きぃぃぃっぃ~~!!」
ヤモー「はっ!?ヨクバール!!今の内です!!せめてあの二人だけでも倒してしまいなさい!!」
水鉄砲ヨクバール「ギョイ!!」
ミラクル「来た!?」
マジカル「くぅ・・・」
???「プリキュア!!ビューティー!!ブリザァァッード!!」
突如ミラクルとマジカルの前に更に青い人影が現れ技名を叫びながら猛吹雪をヨクバールに向けて放つ。その冷気をまともに浴びた水鉄砲ヨクバールは団扇が凍(こお)り付き、自由に飛ぶ事が出来なくなったため不時着ししばらくは動けないようだ
ヤモー「あぁっヨクバール!?また誰ですかあなた!?」
ビューティー「しんしんと降り積もる、清き心・・・キュアビューティー!!」
ミラクル「キュアビューティー・・・」
マジカル「すごい・・・あのヨクバールが凍り付くなんて・・・」
ビューティー「お二人共、大丈夫ですか?」
ミラクル「あっはい!!」
マジカル「大丈夫です!!おかげで助かりました!!」
ビューティー「でしたら良かったです。それにしても、日本に帰って来て早々このような事が起こっていたとは・・・」
ジョーカー「げぇっ!?『キュアビューティー』!?何故ここに!?」
ビューティー「へっ?・・・あなたはジョーカー!?一体何故!?それにキュアハートにダイアモンドまで!?それにそちらのプリキュアは確か『キュアフォーチュン』!?」
ジョーカー「次から次へと!!アカンベェ!!誰でもいいですからさっさとプリキュアを始末しちゃいなさい!!」
ジョーカーの命令を実行するためアカンベェは目の前にいたキュアフォーチュン目掛けて突進を試みる。しかしフォーチュンは慌てる様子一つ見せず、左手の中指にはめている指輪から小さい光が飛び出し、その光が彼女の固有武器『フォーチュン・タンバリン』へと姿を変え、キュアフォーチュンの必殺技を放つ
フォーチュン「星の光を聖なる力へ!!・・・フォーチュンタンバリン!!プリキュア!!スタァァーライトォォッーー!!アセンショォォッーーン!!」
岩蛇アカンベェ「アカンベェェ~~!?」
フォーチュン「星よ!!天に帰れ!!」
キュアフォーチュンの『プリキュア・スターライトアセンション』は容赦なく岩蛇アカンベェを飲み込み、ただでさえ赤い鼻の『赤っぱな』よりも数段力が弱まる代わりにかつてキュアビューティーを始めとした『スマイルプリキュア』の単体の必殺技で浄化出来ないという利点ですら意味を成しておらず、あっけなく浄化されてしまった。次々と起こるジョーカーにとって悪い予想外の展開にハンカチでも噛みそうな勢いでいらだっていた
ジョーカー「きぃぃっ~~!?『青っぱな』とはいえアカンベェをこうも簡単に浄化されてしまうとは・・・」
ダイヤモンド「次はあなたの番よ!!」
ジョーカー「お前らぁ・・・どこまでも邪魔すんなぁ~~!!」
ダイヤモンド「煌(きら)めきなさい!!トゥインクルダイヤモンド!!」
ジョーカー「あががががっ!?ぐあっ!?・・・ちぃっ!?・・・はあっ!!」
ハート「プリキュア!!ハート!!ダイナマイト!!」
ジョーカー「なっ!?ぎゃあぁっ~!?」
ジョーカーは怒りに任せてハートとダイヤモンド目掛けてレイピアを構える。ダイヤモンドは必殺技の『トゥインクルダイヤモンド』を放ち、ジョーカーは氷の弾丸を浴びて攻撃が収まったと同時にトランプを何枚も投げ飛ばしてくるが、キュアハートの『ハートダイナマイト』に相殺・ジョーカーの足場付近に着弾してジョーカーは吹き飛ぶ
ヤモー「ふがいない人ですね?ヨクバール!!死ぬ気でプリキュアに掛かりなさい!!」
水鉄砲ヨクバール「ギョイッ!!」
ビューティー「お二人共、まだいけますか?」
ミラクル「大丈夫です!!」
マジカル「私達もまだまだ戦えます!!」
ビューティー「わかりました。では一緒にやりましょう?」
ミラクル・マジカル「はい!!・・・リンクルステッキ!!・・・フル!!フル!!リンクルゥゥッーー!!・・・・・・プリキュア・・・トパーズ・エスペランサ!!」
二人の放った技はヨクバールの動きを止める事には成功したが、浄化するまでには至らないようだ。現にヨクバールも技をもう少しで破ってしまいそうな勢いを持っている。しかしここにいるのはミラクル・マジカルだけではない
ビューティー「プリキュア!!ビューティーブリザァァ~ド!!アロォォッー!!」
追撃にビューティーのもう一つの技『プリキュア・ビューティーブリザード・アロー』がヨクバールの体を押し出していき空高く舞い上がる。そこでヨクバールは元の水鉄砲と『うちわ』に戻ったようで、破壊された箇所はすべて元通りに戻ってしまっている。これが意味しているのはヨクバールの浄化に成功したということだ
ヤモー「ぐぅっ!?オボエテ~ロ!!」
ジョーカー「うぅっ・・・キュアビューティー・・・」
ヤモーは呪文で瞬間移動・ジョーカーは特に因縁を持つキュアビューティーを睨みながら瞬間移動でこの場から姿を消し、一同は変身を解き集まるのであった
マナ 「お久しぶりですれいかさん!!元気でしたか?」
れいか「えぇ。本当にお久しぶりですね?マナさん・六花さん」
六花 「本当にそうですよね?前の『幻影帝国』の後の赤い星が出てきた時以来ですもんね?」
いおな「初めましてっでいいんでしょうか?私がキュアフォーチュン事『氷川(ひかわ) いおな』といいます」
マナ 「あっそっか?直接会うのは初めてだもんね?初めまして『相田 愛(あいだ まな)』です!!こっちは私の幼馴染の『菱川 六花(ひしかわ りっか)』!!」
六花 「よろしくね?」
いおな「はい!!」
れいか「わたくしは『青木 れいか』と申します。そちらの皆さんもプリキュアなのでしょうか?」
みらい「あっはい!!『朝比奈 みらい』!!『キュアミラクル』です!!」
リコ 「『十六夜(いざよい) リコ』です。プリキュアの時は『キュアマジカル』です」
はーちゃん「私は『キュアフェリーチェ』!!はーちゃんだよ?」
六花 「えっ!?それ名前?あだ名じゃなくて?」
はーちゃん「はー!!」
マナ 「へ~はーちゃんかぁ~・・・かわいい名前だね?」
いおな「いや自己紹介でいきなり本名じゃなくてあだ名を名乗るって無いと思いますけど?」
れいか「はーちゃんさんですか・・・笑顔が素敵な方ですね?まるでみゆきさんのようです?」
いおな「知らない人の名前を出されても反応に困りますよ!?そして何故本名を名乗らない事に疑問を持たないんですか!?」
六花 「いおな・・・」
いおな「へっ?何ですか六花さん?私の肩に手を置いて?」
六花 「いやその・・・あなたとは仲良くなれそうな気がしてね?あははっ・・・」
いおな「何で乾いた笑いをするんですか!?」
はーちゃん「なんだか楽しい人達だね?」
苺鈴 「そっそうね?・・・」
多分違う・・・天然っていうかなんて言うか・・・多分あの菱川さんって人、よくツッコミに回ってるんだろうなぁ~・・・
マナ 「それであなた達二人もプリキュア・・・なのかな?」
なのは「あっいえ!?私はその・・・」
苺鈴 「私達はプリキュアじゃありません。みらい達の友人です」
六花 「でもさっきあなた服が一瞬で変わったわよね?私達みたいに?」
なのは「あぁ・・・それは・・・」
苺鈴 「この子は魔導士なんです。だからプリキュアとは違います」
苺鈴はれいか達になのはの事・そしてジュエルシード事件の事を簡潔に説明してプリキュアとは違う力を持つ者ということを理解してもらい、流れで苺鈴も魔術師の家系である事を説明し、一通り話が終わったところでいおなはある事を思い出していた
いおな「そういえばあなた、前に会っているわよね?」
苺鈴 「覚えててくれてたんですか?2年前の夏にサイアークになってしまった私を助けてくれた事を?」
いおな「もしかしてあの時の拳法使いのサイアークの時の子!?道理で・・・」
苺鈴 「感激です!!覚えててくれてたなんて!?」
いおな「えぇ。強かったな~あの時のサイアーク?そういえばさっき遠目で見えてたんだけど?もしかしてあれからまだ拳法って続けてる?」
苺鈴 「はい!!っと言ってもまだまだ全然です。皆さんにはほど遠いのが歯がゆいです」
いおな「気を落とさないで?大丈夫。あなたは十分強いわ?でも無茶はしちゃ駄目よ?戦いなら私達に任せておきなさい?」
苺鈴 「ぁっ・・・はい・・・」
今のいおなの発言に何故か声のトーンが落ちた苺鈴を不思議そうにいおなは見つめ、その後苺鈴達はいおな達と連絡先を交換し合い、先輩プリキュアであるれいか達は「何かあったら連絡して」と言い残し、一同はひとまずそれぞれの町にへと帰っていく・・・
苺鈴達5人はみらいの自宅へと向かいみらいの部屋にてリコは水晶玉を取り出し
水晶から声が聞こえたことに苺鈴となのはは最初は驚きはしたが丁寧に「キャシーとお呼びください」と挨拶をかわすものだからすぐに馴染んでしまった
水晶に一人のイケメンの青年?が映り、みらいとリコの様子から苺鈴はその人物こそが『魔法学校の校長』だという事を察してしばらくだんまりしていた。
苺鈴 (キザーロフ公爵(こうしゃく)と違ってずいぶん若そうね?)
魔法学校の校長の姿を見てかつて短期入学もしていた『ローゼンベルグ騎士養成学校』で出会ったキザーロフの事を思い出し、キザーロフと比べて『若い校長だと』感じていた
校長 「そなたが『舞い戻る強き命』という訳じゃな?」
はーちゃん「えっ?」
校長 「いや、何はともわれ君が見つかってよかった。皆大層心配しておったからのぉ?」
はーちゃん「えへへ」
リコ 「ここに来る前・・・苺鈴と会う前の事、何か思い出したみたいだったけど?確か『花の海』とか?」
はーちゃん「うん。でもよくわからない・・・みらい達と出会う前の事なのかも?」
校長 「『花の海』?それもエメラルドと共に調べれば、何かわかるかもしれん?はぁ~長い道のりであったがようやく・・・エメラルドもその子も見つかった事だし君達もこれでようやく帰ってこれる訳じゃな?」
みらい「私達!!これからもずっと一緒に居たいんです!!」
リコ 「私達も、長い道のりでやっとはーちゃんと会えたんです!!」
モフルン「別々は嫌モフゥゥッ~~!!」
校長 「ぉぉっ!?・・・」
はーちゃん「魔法をかけたんです。みらいとリコとモフルンは・・・私の家族だから!!」
校長 「・・・うむ。素直な言の葉は時に魔法となって人の心を動かす」
はーちゃん「『言の葉(ことのは)』?」
校長 「『言葉』の事じゃ。君達の気持ちは分かった。無理して帰ってこいとは言わん。エメラルドを頼むぞ?」
みらい・リコ・はーちゃん「はい!!」
苺鈴 「良かったわね3人共?」
みらい・リコ・はーちゃん「うん!!」
校長 「むっ?3人共、もしやそこには他に誰かおるのか?」
みらい「あぁっ!?そうだった!?えっと~・・・」
リコ 「実は他の連絡したい事があるんです」
校長 「一体なんじゃ?」
リコ 「実は『闇の魔法使い』の生き残りが現れて・・・」
リコは先のヤモーそして新たに出現した『バッドエンド王国』のジョーカーの事を報告し、その過程でリコ達の使う魔法とは別系統の魔法を使う『なのは』や先の戦いで知り合った歴代プリキュアの事、そして李家という魔術師の家系の事も話し、校長は何故か『李』の名前を聞いた時に強い反応を示していた
校長 「『李 苺鈴』君と言ったな?一つ尋ねたいのじゃが『クロウ・リード』という名を聞いた事は無いかね?」
苺鈴 「『クロウ・リード』を知っているんですか!?」
みらい「えっと・・・それって誰?」
苺鈴 「簡単に言えば私の遠~い親戚にあたる人ね?それでもって存命(ぞんめい)していた時代では間違いなく最強の魔術師の一人だったらしいわ?」
みらい「今、最強の魔術師って言いました!?」
リコ 「でも校長先生とその『クロウ・リード』にどんな接点が?」
校長 「うむ。奴と儂(わし)は古い友人でな?少しの間じゃが、ともに世界を旅した事もあってな?」
みらい・リコ「へぇ~」
苺鈴 「世界って意外と狭いもんなのね?」
なのは「だね?」
校長 「本来ならば、ナシマホウカイの者に魔法を使ったところを見られれば、杖は没収と言いたいところじゃが、まぁ事情も複雑に絡んでおるようじゃし、今回は特例として不問としよう」
みらい・リコ「ありがとうございます!!」
校長 「苺鈴君。どうか皆(みな)の事を支えてやってくれ。それといつか魔法学校に遊びに来なさい。クロウ・リードの話も良ければ聞かせてあげよう」
苺鈴 「ありがとうございます」
最後に一言校長が別れの挨拶をかわすと同時に水晶を通した通信が切れ、みらい達はまだしばらく一緒に居られることが出来、それを心から喜んでおりなのはもその輪に入っていた・・・
するとそこにみらいの母が入室してきて苺鈴となのはがいたことから「いらっしゃい」と挨拶をかわすが、初対面のことはには当然の疑問として「その子は?」と聞かれてしまった
ことは「『ことは』!!『ことは』って言います!!」
みらいの母「『ことは』ちゃんって言うの?苗字は?」
リコ 「ぁっ!?『はなみ』です!!『花』の『海』と書いて『花海 ことは』って言います!!」
みらい「あのねお母さん!!この子はリコの故郷の子なの!!しばらく家に泊めてあげてもいいかな!?」
みらいの母「えっ?いいけど御家族にはちゃんと言ってあるの?」
ことは「はい!!」
この場合ことはの家族は『みらい』と『リコ』そして『モフルン』の事なので嘘ではない
みらいの母「そう・・・ならいいわ?家で良ければ好きにしちゃっていいから?何かあったら遠慮なく言ってね?私は夕飯の支度してくるから?あっそうだ?苺鈴ちゃんとなのはちゃんも折角だしよかったら家で一緒にご飯食べていって?桃子さんには私から連絡しておくから?」
苺鈴 「あっ!?すみません。ちょっと伝えないといけない事がありますので私から連絡します」
みらいの母「そう?ならお願いね?ゆっくりして行ってね?」
苺鈴 「はい!!
なのは「ねぇ苺鈴ちゃん?お母さんに伝えたい事って?」
苺鈴 「ほら?はーちゃんが記憶戻ってここに住む事になったでしょ?それ上手い事桃子さんに伝えなきゃ?」
なのは「あそっか?」
リコ 「ところではーちゃん、どうして『ことは』なの?」
ことは「さっき校長先生が言ってたよね?『言葉は言の葉だ』って?私皆が言ってくれた事がどれも嬉しかった。今日だけじゃない。みらい達は私が小さい頃から・苺鈴となのはは私が記憶を失くしてから今まで皆はいつも私に優しい言葉を掛けてくれたよね?『言葉は魔法』。皆の言葉は私の心にい~ぱい詰まってるの。だから『ことは』!!」
みらい「はーちゃん・・・」
リコ 「成程ね?」
ことは「みらい・リコ・モフルン・苺鈴・なのは?『花海 ことは』改めて、これからよろしくお願いします!!」
なのは「こちらこそよろしくです!!」
苺鈴 「改めてこれからよろしくね『ことは』?」
ことは「うん!!あれ?苺鈴呼び方?」
苺鈴 「あれ?ダメだった?折角名前があるからこっちがいいかな?って思ったんだけど?」
ことは「ううん!!『ことは』でも嬉しい!!」
苺鈴 「なら良かったわ?」
ことは「えへへ」
私事(わたくしこと)『花海 ことは』は思わず苺鈴に抱き着き、苺鈴も私の頭を撫でながら満更でもなさそうな顔をして、なのははちょっと頬を膨らませて、みらいとリコ・モフルンはそんな光景を微笑ましく見つめていた
こんな皆笑いあってる光景がこれからず~と続いていくんだ!!って思ってた。この時までは・・・
誰も気付いてなかったんだと思う。皆が笑いあってたこの時も苺鈴の中で渦巻いていた一つの『想い』はこの時、心からこの光景に笑顔を浮かべてはいなかったんだって・・・
それがこの次の日に、苺鈴がボロボロになるまで追い詰められてしまう前兆だったんだって、後になってから私はようやく気付いたのかもしれない・・・・・・
次週『苺鈴対レジェンドプリキュア』前編
~おまけ~
『れいか達と別れてみらいの家に着くまでの出来事』
みらい「そういえばリコ?一つ聞いてもいい?」
リコ 「何?」
みらい「何でさっき苺鈴に渡した武器がXライダーの『ライドル』だったの?」
リコ 「えっ!?いやそれはその・・・ほら?苺鈴よく『仮面ライダー』の話もしてくるからなんかぼんやりと覚えちゃって?」
苺鈴 「それにしては作りが細かかったわよ?だってぼんやりでXライダー知ってたらライドルの形状が4つもあるなんて知らないもの?」
リコ 「ギクッ!?」
苺鈴 「しかも各ボタンの位置もバッチリ本物のライドルと同じ並びだったし?」
リコ 「ギクギクッ!?」
みらい「なぁ~んだ?リコもしっかり『仮面ライダー』のファンなんじゃん?」
リコ 「ちっ違うし!?ただ私はその・・・ほら?プリキュアの時の戦闘で応用出来る動きとかがあるかな?って参考にしてるだけだし!?」
みらい「はいはい。分かったから?」
苺鈴 「ニヤニヤ」
リコ 「だから違うしぃ!!」
苺鈴 (もっとも、流石にライドルから電流を流す機能までは再現されてなかったみたいだけどね?)
はーちゃん「ああぁぁっーー!!」
苺鈴 「ちょっと!?びっくりしたぁ~・・・どうしたのいきなり?」
はーちゃん「そういえば思い出した!!」
リコ 「何を?」
はーちゃん「『花の海』!!」
はーちゃんを除いた一同「『花の海』?」
はーちゃん「はぁぁっーー!!」