カードキャプターさくら『苺鈴外伝』   作:狼と踊る男

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新年最初の投稿となります。お待たせしてしまい申し訳ありません。

苺鈴がどうやってジョーカーに勝つのか?どうぞお楽しみください。


『最終決戦! 苺鈴対ジョーカー!!』

 

 

 

 

 

ジョーカー「なっ!?なんと!?」

 

ジョーカーが見たのは苺鈴がゆっくりではあるが確実に起き上がろうとしている様子であった

 

鏡アカンベェから受けたダメージ・『病み玉』の効力にやられもう立ち上がることなど出来ない『ただの人間』であるはずの苺鈴が起き上がろうとしている事にジョーカーは驚きを隠す事が出来ず、一つの仮説が頭の中に浮かびヒア汗を浮かべていた

 

ジョーカー(このパターン・・・まさか新しいプリキュアへと覚醒でもするのでは!?)

 

ジョーカーがこう仮説を立てたのには理由がもちろんある。かつて『スマイルプリキュア』のメンバーもプリキュアになる前にはバッドエナジーを奪われていたが、正気を取り戻し、そこから『大切なものを守りたい』という想いの力でプリキュアへと変身出来るようになった経緯が存在する。その前例があるからこそ咄嗟に浮かんだ仮説である

 

ジョーカー「これはさっさと済ませた方がよさそうですね?」

 

ジョーカーの目が細くなり、トランプを3枚ほど持って構え苺鈴の次の出方を伺っている。その様子は本気で苺鈴を警戒しているようであったが、対する苺鈴にはそんな余裕は全くなかった。

何とか立ち上がっただけで、ダメージはそのまま・ほんの少しでも気を抜けばやっぱりすぐ『病み玉』に飲み込まれるのは時間の問題であったからだ

 

マジカル『何やってるのよ苺鈴!?無敵の呪文はどうしたのよ!?』

 

苺鈴 「ぇ?」

 

ミラクル『そうだよ苺鈴!!思い出してよ!?前に私達と一緒にかけた苺鈴の魔法を!?』

 

ジョーカー「はぁ?何を言っているんですかねあの二人?」

 

フェリーチェ『苺鈴。覚えていますか?『素直な言の葉は時に魔法となって人の心を動かす』・・・前に校長先生から教わった言葉・・・私は覚えていますよ?あなたが私達に唱えてくれた苺鈴だけの『魔法』を!!』

 

苺鈴 (私だけの・・・『魔法』?・・・)

 

・・・・・絶対、大丈夫だよ・・・・・

 

違う。あれは私の呪文じゃない。ましてや私の魔法でもない・・・私が唱えてもただの気休めでご利益なんてないわよね?それに『大丈夫だよ』じゃ私にはまだもの足りないかもね?

 

素直な言の葉は時に魔法になる・・・・・・私の唱える呪文・・・・・・私だけの魔法・・・・・・すぅ~・・・はぁ~・・・

 

苺鈴 「絶対!!なんとかするぅぅぅっっーーー!!」

 

『絶対、なんとかする』。その叫びに呼応するかのように苺鈴の着ている『友枝小学校の冬服』のスカートのポケットから光が漏れ苺鈴はその光を見つめ、それは『病み玉』の外にいる一同も、空中に投映された映像を見て全員思わず動きを止めていた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

フォーチュン「何!?・・・これは、私の持っている『愛の結晶』?」

 

ビューティー「もしや以前相良さんが苺鈴さんに譲ったという『愛の結晶』に反応しているのでしょうか?」

 

フォーチュンは懐から光っている物。フォーチュンが持つ『愛の結晶』を取り出し、次の瞬間キュアハートの懐に『愛の結晶』が飛んでいき『何事か!?』と懐から取り出すと『マジカルラブリーパッド』から『愛の結晶』の光が溢れ、その次の瞬間マジカルラブリーパッドから二つ光が飛んでいきその光はキュアビューティーとキュアフォーチュンの手に収まり光が拡散すると、そこにはキュアハートとキュアダイヤモンドが持つ『マジカルラブリーパッド』と全く同じ物そしてそれを使うためのラビーズが具現化され二人はただ困惑していた

 

フォーチュン「何でマジカルラブリーパッドが!?」

 

ハート「皆!!私に皆の力を貸して?私に力を集めて!!」

 

ハートの言葉に3人は頷(うなず)き、4人は『マジカルラブリーパッド』に『キュアラビーズ』をはめ込み、『マジカルラブリーパッド』の力を発動させる事に成功したようだ

 

ダイヤモンド・ビューティー・フォーチュン「私達の力をキュアハートの元に!!」

 

ハート「プリキュア!!ラブリーストレートフラァァッッーーシュ!!」

 

本来の『プリキュア・ラブリーストレートフラッシュ』と異なり、違うチームのプリキュアが加わりしかも『ドキドキ!プリキュア』5人で発動の技が4人での発動となっている。

力をトランプへと具現化させ3人はキュアハートのラブリーパッドに向けて投げ、力が集まったところでキュアハートが一枚に集まったトランプを飛ばす。

 

すさまじい速度で飛んでいき、Hヤモーの檻の隙間から『病み玉』に直撃し、トランプはそのまま『病み玉』に飲み込まれ、『病み玉』の中の空間に出現すると同時に苺鈴のスカートのポケットの光に向かって一直線に飛んでいきトランプとビューティーの予想通り苺鈴のポケットに入っていた『愛の結晶』がぶつかり、重なった二つの光は苺鈴の眼前に移動し、苺鈴はいきなりの事でジョーカーが目の前にいるというのにその光に気を取られてしまっていた

 

ジョーカー「させませんよ!!」

 

「あれはヤバイ!?」そう感じ取ったジョーカーはトランプを無数に投げつけ苺鈴を襲う。しかし、当に苺鈴本人の『意識だけ』は別の場所に存在しており、精神だけ『病み玉』の世界とは違う真っ白い世界にあった

 

苺鈴 「・・・どこよここ?」

 

背後に気配を感じた苺鈴は振り返る。そこに立っていたのはキュアハート・ダイヤモンド・ビューティー・フォーチュンの4人で、先頭にいたキュアハートが苺鈴に歩み寄ってくる

 

苺鈴 「キュアハート・・・」

 

ハート「私達の力。受け取って」

 

その言葉を最後に白い世界は消滅し、苺鈴の意識は『病み玉』の世界に戻ってきており、迫ってくる無数のジョーカーのトランプが苺鈴を襲い足元から爆発が起こり、爆炎が苺鈴を包み込む

 

炎が完全に苺鈴の姿を消してしまったその様子を見たジョーカーであったが、まだ警戒していたためか視線は鋭く構えも解かない・・・

 

『クルリンミラーチェンジ!!』

 

炎の中から響いてきた苺鈴の叫び。『ハピネスチャージ!プリキュア』が変身する時の掛け声を苺鈴が叫んだその次の瞬間、炎をかき消し・衣装を変え、左手には『プリチェンミラー』を持った苺鈴がそこに立っていた・・・

 

苺鈴が身に着けていた衣装は香港に置いてきた『クロウカード』時代の時から着ていた苺鈴の式服であり、どうやら『プリチェンミラー』にはその式服の『プリカード』がセットされていたようだ

 

苺鈴 「これが私の・・・『大変身』!!」

 

ジョーカー「なっ!?・・・なんじゃそりゃー!?」

 

叫んだジョーカーは鏡アカンベェの鏡に黒い絵の具を塗り付け、鏡アカンベェはジョーカーを喰らい、更にその鏡アカンベェをジョーカーが喰らう。そして最終パワーアップとしてかつてキュアビューティーと戦った仮にS(スーパー)ジョーカーとでも呼称しよう。その形態となり、右手には剣を・左手には鏡の盾を装備しジョーカーも準備万端のようであった

 

苺鈴 「決着を着けましょう?ジョーカー!!」

 

ジョーカー「ぬんっ!!」

 

苺鈴→ジョーカーの順で駆け出していき両者の戦いが始まる。苺鈴は拳と足技を駆使し、ジョーカーは右手の剣を振るって戦っている

 

ジョーカー「何故再び立ち上がれたのです!?戦いならプリキュア達に任せてあなたは大人しく身を引けばいいでしょう!?」

 

苺鈴 「『身を引く』?そんなの!!あの人に失恋した時だけで十分よ!!」

 

ジョーカー「あなたと私とでは力の差は歴然!!あなたではプリキュア達の足手まといになるだけ!!それが分からないあなたではないでしょう!?」

 

苺鈴 「そうね?それで悔しい思いもたくさんしてきた!!」

 

ジョーカー「そこまで分かっていながらあなたらしくもない!!自分を見失いましたかぁー!!」

 

苺鈴 「そんなの!!昔から見えてなかったわよ!!」

 

両者は戦いながら話していた。両者は攻撃を避け・受け流し、距離が一度離れていた苺鈴は地を蹴って再びジョーカーに向かって駆け出していく

 

苺鈴 「私には魔力はない!!私はプリキュアにもなれない!!でも!!大切な人を思う気持ちだけは、誰にも負けない!!」

 

ジョーカー「うわあぁぁっーー!!」

 

会話が終わると両者は再び距離を縮め苺鈴は拳を・ジョーカーは剣を突き出していく

 

ジョーカー「はぁ!!」

 

苺鈴 「・・・やぁ!!」

 

ジョーカーが繰り出す剣の薙ぎ払いを避け、反撃に回し蹴りを放つ苺鈴

 

ジョーカー「ふん!!」

 

苺鈴 「ふん!!はぁ!!」

 

回し蹴りを避けたジョーカーが繰り出す『突き』を弾き、拳を叩き込むが、それは鏡に盾に防がれてしまうが、衝撃が意外にも大きかったのか防いだはずのジョーカーは後ろに数歩下がってしまい一度距離を取る

 

ジョーカー「・・・・・・」

 

苺鈴 「・・・・・・」

 

上から見れば『一』の字を描くようにジョーカーは剣と盾を構えたまま後ろに数歩下がり、それを苺鈴は追って数歩進む。一度両者が立ち止まると今度は苺鈴が後ろに数歩下がり、ジョーカーが苺鈴を追いかけて数歩進む。ジョーカーが剣先をくるくる回しながら苺鈴と対峙していると、剣を振り回して襲い掛かる

 

ジョーカー「ふっ!!ふん!!ぬぅん!!」

 

苺鈴 「っ!?・・・・・・」

 

ジョーカー「・・・はぁ!!」

 

剣による突きを2回→振り回しが一撃放たれ、上半身だけを動かして避け、3撃目は後ろに転倒することで避けて少し距離を開けた苺鈴に対してジョーカーは剣をしまい、代わりにトランプを数枚、苺鈴に向けて投げ飛ばし、それを苺鈴は意識してかは不明だが『仮面ライダーウィザード』のように『エクストリームマーシャルアーツ』の回転で攻撃を避けていきトランプの攻撃が止むと同時に回転も止め、ジョーカー目掛けて駆け出す

 

苺鈴 「ふっ!!ふっ!!とおっ!!」

 

ジョーカーとの距離が歩幅1~2歩分まで縮(ちぢ)まると同時に苺鈴は右蹴りを3回叩き込む。しかしジョーカーはそれを盾ですべて防ぎ切り反撃に出る

 

ジョーカー「ふっ!!ふん!!ぬぅん!!」

 

苺鈴 「うぅっ!?・・・っぅ!?」

 

今度はジョーカーが盾を突き出し3撃を叩き込む。それを受けた苺鈴は転倒するが、何とかすぐに体勢を整えジョーカーと再び向き合うが、次の攻撃をジョーカーはすでに仕掛けようとしている

 

ジョーカー「喰らいなさい!!」

 

苺鈴 「ふっ!!やっ!!」

 

ジョーカー「おぉっ!?」

 

ジョーカーは鏡の盾をフリスビーのごとく投げ飛ばすが、両手でしっかりとキャッチした苺鈴はそのまま一回転して鏡の盾を投げ返し、ジョーカーは転倒して尻餅を着く事になる

 

ジョーカー「ぅぅっ・・・はぁ!!」

 

苺鈴 「ふん!!やぁ!!」

 

ジョーカー「おぉっ!?」

 

苺鈴は駆け出し、ジョーカーと距離を詰めようとした。ジョーカーは反撃に剣で突き刺そうとしたが、回し蹴りで剣先を弾き飛ばし、そのままジョーカーをもう一撃放った回し蹴りで蹴り上げジョーカーは剣を手放し、後ろに転倒する

 

ジョーカー「・・・・・・」

 

苺鈴 「・・・・・・」

 

再び立ち上がったジョーカーと、距離を詰め歩幅1~2歩の距離を保つ苺鈴は数舜だけ構えて出方を伺っていたが、両者はほぼ同時に動き出し、ジョーカーが振り上げた右腕を苺鈴が左腕で止め、苺鈴が振り上げた右腕を今度はジョーカーの左腕が止める

 

ジョーカー「ふん!!ふん!!」

 

苺鈴 「っぅ!?ふっ!!ふっ!!はぁ!!」

 

ジョーカーは右蹴りで苺鈴の脇腹を二回蹴り上げ、苺鈴はダメージを負うが、カウンターで拳を振るいジョーカーの頭部を狙って3回攻撃を仕掛け、3回とも命中し、3回目の攻撃でよろけてジョーカーは後ろに下がっていく

 

苺鈴 「・・・・・・」

 

ジョーカー「ぅぅっ・・・ふん!!」

 

苺鈴 「ふっ!!やぁ!!」

 

ふらつくジョーカーであったが、苺鈴がゆっくりと距離を詰めてきた事でジョーカーは右腕を振るうが、それを苺鈴は左腕で受け止めると同時に右水平チョップをジョーカーの右わき腹に決めまた隙が出来たジョーカーにもう一撃追撃を仕掛ける

 

苺鈴 「はあっ!!」

 

ジョーカー「ぬぉっ!?・・・・・・」

 

追撃に苺鈴はジョーカーの頭部にチョップを叩き込み、またしてもふらつくジョーカーはとうとう背中から倒れ、苺鈴はすかさずジョーカーの両足を掴み、ハンマー投げの要領で回転し、ジョーカーを放り投げる。

その距離はざっと見積もって10メートルはあるかもしれない。

ジョーカーが叩きつけられた場所は偶然だったのか、手放してしまった剣と盾が落ちていた場所で、それを回収しながらジョーカーは立ち上がり、剣先を苺鈴に向けて突き出す。

それを見て苺鈴は再び地を蹴って飛び出し、数メートル開いていた距離は一瞬の内に縮まり0距離に近いぐらいである

 

ジョーカー「おぉっー!!」

 

苺鈴 「やあぁぁっー!!」

 

二人の叫びが止まると同時にジョーカーの持っていた剣は宙を舞い離れた位置に突き刺さる。ジョーカーの視線の先には氷の剣を持った苺鈴がたたずんでおり、苺鈴は一瞬で氷の剣を具現化させ、ジョーカーの剣を弾き飛ばしたのであった

 

ジョーカー「氷の剣!?ぅぅっ!?」

 

苺鈴 「プリキュア!!ビューティーブリザァァード!!」

 

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ハート「あれって!?」

 

ビューティー「『ビューティーブリザード』!?私の技を使えるのですか!?」

 

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ジョーカーが氷の剣に気を取られている隙に苺鈴は左手で十字・X字を大きく描きキュアビューティーと全く同じ『プリキュア・ビューティーブリザード』を放つ。数秒だけジョーカーはその冷気を浴び、衝撃で吹き飛んでしまい、倒すまでには至らず、体に残る氷を気にしている余裕もなく苺鈴を歯を食いしばりながら睨み付け、その場で大きく飛び、空中で静止すると、盾を構えながら空中に無数の分身を作り出し苺鈴を翻弄していた

 

ジョーカー達「さぁ!!あなたにどれが本物かわかりますか?」

 

苺鈴 「そんな面倒くさい事、考えるのは辞めたわ」

 

ジョーカー「何ですって?」

 

苺鈴 「プリキュア!!ダイヤモンドシャワァァーーー!!」

 

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ダイヤモンド『今度は私の技を!?』

 

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空中に飛んだジョーカーは盾を構えながら何十にも分身を作り出し苺鈴を翻弄(ほんろう)しようとするが、苺鈴は動じることもなく、今度は『ラブハートアロー』を召喚しキュアダイヤモンドの必殺技『プリキュア・ダイヤモンドシャワー』を放つ。それによって無数のジョーカーは次々と倒され残るは苺鈴から見て正面の空中にいるジョーカーただ一人になっていた

 

ジョーカー「何ぃっ!?」

 

苺鈴 「・・・愛の籠(こも)ったこの一撃が、最悪なバッドエンドなんて撃ち抜く!!」

 

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ハート「あの構えってもしかして!?」

 

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苺鈴 「プリキュア!!ハートシュート!!」

 

今度はキュアハートの技『プリキュア・ハートシュート』を続けて放ち、ジョーカーは迫る矢に対して鏡の盾を構えて守りに入る。しかしそのかいもなく、盾に施されえていた鏡は砕け矢は盾を貫通していった

 

ジョーカー「もらったぁぁ!!」

 

『ハートシュート』を放った苺鈴は数秒間、撃った先を見ていたが、突如ジョーカーが苺鈴の眼前に現れ、Sジョーカーの時の剣ではなく、いつものレイピアを右手に持ち、苺鈴を突き刺そうとするが、それを苺鈴は左手でジョーカーの右手を掴み、握りつぶすかのように力を込めていき、ジョーカーはレイピアを落としてしまいあまりの痛みに本気で叫んでおり、反対に苺鈴は静かにジョーカーを見つめていた

 

苺鈴 「これで最後にしましょう?ジョーカー・・・」

 

ジョーカー「ひぃっ!?そっ!?その光!?」

 

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フォーチュン「苺鈴・・・」

 

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苺鈴 「見ててくださいキュアフォーチュン。これが私の、全力全開。私の力のすべてをこの光に宿して!!」

 

ジョーカー「まっ待ちなさい!?」

 

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ビューティー・ハート・ダイヤモンド・フォーチュン「いっけぇぇぇぇーー!!」

 

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苺鈴 「フォーチュン!!スタァァーーバァァッースト!!」

 

苺鈴・ジョーカー「・・・・・・」

 

ジョーカー「ピエーロ様ぁぁぁっっ~~~!?」

 

苺鈴が最後に叩き込んだ右拳はジョーカーの顔面にめり込むほどの威力を持ち、時間差で右拳から『フォーチュンスターバースト』の光が爆散し、光に飲み込まれながらジョーカーは断末魔を上げ、その姿を消滅させ、右拳を突き出した体勢のまま肩で息をしていた苺鈴はいつの間にか『病み玉』の・そしてHヤモーの外に出ており「勝った・・・」とつぶやくと前のめりに倒れていった

 

フォーチュン「苺鈴!?」

 

苺鈴が倒れる寸前、滑り込むようにキュアフォーチュンが苺鈴を抱き留め苺鈴の安否を確認していたが、限界を超えた戦いに意識を失っており、ダイヤモンドが脈を確認すると息はちゃんとあることに4人は安堵して軽く息を吐いていた

 

フォーチュン「全くもぅこんな無茶して、本当にあなたって子は・・・」

 

 

 

 

 

 

ミラクル「やったんだ?苺鈴がジョーカーに勝ったんだ!!」

 

マジカル「ほんとにもぅ心配かけさせて?」

 

フェリーチェ「良かった・・・」

 

Hヤモー「おぉっ~!?ジョーカーさん!?まさかプリキュアでも魔法使いでもないあんな小娘に敗れるとは!?くぅ!?あなたは一時的とはいえ共に戦った同志。こうなったらエメラルドを手に入れプリキュア達を倒し、あなたへの弔(とむら)いと致しましょう!!」

 

フェリーチェ「ぅっ!?」

 

フェリーチェがエコーワンドを手に持ち構えるが、そのフェリーチェの前にミラクルとマジカルが並び立ち、Hヤモーも動きを止め二人はリンクルステッキを手に持ちHヤモーを睨み付けている

 

フェリーチェ「ミラクル?マジカル?」

 

ミラクル「フェリーチェ。今回は私達に任せてくれないかな?」

 

フェリーチェ「ぇっ!?しかし?」

 

マジカル「あんなの見せられたら、私達も頑張らないとね?」

 

フェリーチェ「・・・わかりました。頼みます!!」

 

ミラクル「ありがとう。フェリーチェ」

 

マジカル「行きましょう?」

 

「うん」とミラクルが頷くと二人は更に2~3歩前に進みHヤモーと向かい合い、二人はリンクルステッキを構え叫んだ。『ダイヤ』スタイルでの必殺技の時に叫ぶ言葉を・・・

 

二人 「ダイヤ!!・・・永遠の輝きよ!!私達の手に!!・・・・・・フル!!フル!!リンクルゥゥ~!!・・・」

 

Hヤモー「ガアァァッーー!!」

 

二人は必殺技『プリキュア・ダイヤモンドエターナル』を放とうとしたが、Hヤモーは口から黒と赤色の混じった破壊光線を発射して『ダイヤモンドエターナル』にぶつかる。その力は強大で二人は歯を食いしばりながらなんとか踏ん張り、Hヤモーを押し返そうと力を籠めるが中々押し返せない

 

Hヤモー「あなた方の力では『ドクロクシー様』のお力を持った私には通用しない事を忘れたのですか?」

 

ミラクル「くぅっ!?確かに前戦った時に、私達二人の力じゃ通じなかった!!でも!!」

 

マジカル「魔法使いでもない!!プリキュアでもない!!そんな苺鈴が!!私達の友達があんなにボロボロになっても、あきらめずに奇跡を起こしたのよ!?」

 

ミラクル「ここで私達が頑張らなきゃ!!」

 

マジカル「あの子の頑張りに応えなきゃ!!」

 

二人 「もう胸を張って苺鈴に『友達だ!!』って言えなくなるのぉぉーー!!」

 

Hヤモー「ガアァァッーー!!」

 

二人 「はあぁぁっーー!!」

 

三者は叫びながら攻撃を続ける。ミラクル・マジカルは踏ん張るが、やはりHヤモーの力はすさまじく、徐々に体が後ろに押されていき戦況は芳(かんば)しくない・・・

 

そんな中、二人の背中をフェリーチェが手を添えて支えていた

 

二人 「フェリーチェ!?」

 

フェリーチェ「私も、苺鈴の頑張りに応えたい。二人の事を応援したい。ですからこれぐらいの事はさせてください!!」

 

フェリーチェの想いに二人は頷き、フェリーチェに支えられながら二人は更に叫びながらリンクルステッキをHヤモーに向かって突き出す。その瞬間から3人の体から金色の光の粒子が溢れ出していき『ダイヤモンド・エターナル』の威力が上がっていったのか、Hヤモーの光線が徐々に押し返されていきHヤモーには焦りが出てきていた

 

Hヤモー「まさか!?こんなはずは!?」

 

二人 「プリキュア!!ダイヤモンドォォ~~!!エタァァッーーナル!!」

 

Hヤモー「ドクロクシィィー様ァァッ~~!?」

 

二人が叫ぶと同時に『ダイヤモンドエターナル』で発生したエネルギー体の巨大なダイヤモンドがHヤモーの体を包み込み、すさまじい速度で宇宙にまで飛んでいき、Hヤモーは亡き主ドクロクシーの名を断末魔として叫びながら浄化され『虫籠(むしかご)』と『ヤモーの元になったヤモリ』が地上に戻り二人はHヤモーとの戦いに終止符を打ったのだった

 

ラブー「あ~あ、やられてんでやんの?ったく、折角仕返しとやらが済んだらちょいと仕事を押し付けいやいや任せようと思っとったんやけどな?まぁええか?そこそこ楽しませてもろた事やしな?」

 

遠くからこの戦いを観戦していたラブーは、プリキュア達に挑むこともなく、指パッチンをトリガーにして瞬間移動を行いこの場から消え、こうして復活したヤモー・ジョーカーの野望は潰(つい)える事となったのであった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苺鈴 「んんっ?」

 

いおな「あっ?やっと目が覚めた?」

 

苺鈴 「いおなさん?」

 

いおな「あなた力を使い果たして気を失ってたのよ?覚えてる?」

 

苺鈴 「そういえば・・・ってそうだ!?ジョーカーは!?それにあの『ヤモリジン』はどうなりましたか!?ことはは!?みらいとリコは!?」

 

いおな「まぁまぁ少し落ち着きなさい?って言うか呼び方が『ショッカー』から『ネオショッカー』の大幹部に変ったわね?」

 

ことは「苺鈴大丈夫?もう動いて平気?」

 

苺鈴 「ことは・・・えぇ。少し体に力がまだ入らないけど大丈夫みたい?」

 

ことは「良かったぁ~」

 

れいか「それにしてもまさかジョーカーを倒すとは驚きましたね?」

 

マナ 「ですよね!?さっきの苺鈴ちゃん本当にすごかったし、かっこよかったよ!!」

 

苺鈴 「あっありがとうございます」

 

六花 「まさか私達の技まで使えるなんてね?でもこれであなたもプリキュアの仲間入りって事でいいのかしら?」

 

いおな「そうだった!?苺鈴『プリチェンミラー』は?」

 

苺鈴 「そういえば・・・」

 

いおなに促されてポケットから『愛の結晶』が『ラブリーストレートフラッシュ』を受けて変化した『プリチェンミラー』を取り出した瞬間、少しづつ光の粒子と化して『式服』のプリカードを残してプリチェンミラーは消滅してしまった・・・

 

いおな「やっぱりそっちもか?」

 

苺鈴 「『やっぱり』って?」

 

れいか「いおなさんの持っていた『愛の結晶』から生み出された私といおなさんの『マジカルラブリーパッド』も変身を解いた後に消滅してしまいまして」

 

苺鈴 「そうだったんですか・・・」

 

六花 「きっと、役目を果たしたからなんでしょうね?」

 

マナ 「そうかもね?でもこれで苺鈴ちゃんはもうプリキュアにはなれないのか~・・・なんか残念」

 

苺鈴 「いいえ・・・きっとあれはプリキュアに変身したって訳じゃないと思います?」

 

マナ 「えっ?そうなの?」

 

苺鈴 「勘ですけどね?」

 

マナ 「なぁんだ勘か?」

 

苺鈴 「でも・・・変身出来るとか出来ないとかそんな事棚に上げてでも、また友達を守る力が必要になれば私は・・・『絶対、なんとかする』。それがプリキュアの力であろうと魔法であろうとなんだっていい・・・」

 

みらい「苺鈴・・・」

 

リコ 「恐ろしいのやら頼もしいのやらね?」

 

みらい「だね?」

 

一堂に軽く笑みが浮かび、苺鈴はある事を思い出し時間を尋ね、もう昼は過ぎている事を知った苺鈴は徐々に顔がギャグ的に青ざめていき「どうしよう」とつぶやいていた

 

苺鈴 「約束があったんだった!?」

 

みらい「あぁそれなら大丈夫だよ?」

 

苺鈴 「えっ?」

 

リコ 「大丈夫らしいわよ?ねぇはーちゃん?」

 

苺鈴 「えっ?」

 

ことは「うん。なんか『今日はゆっくりやすんで、また遊びに来て』だってさ?」

 

苺鈴 「えっ!?どゆ事!?」

 

いおな「実はさっき苺鈴のスマフォに電話が来て、それをことはが取って・・・」

 

苺鈴 「そうなんですか・・・それで誰からだったの?」

 

ことは「う~んと・・・確か・・・あっ!?ともよ!!『大道寺 知世』ってスマフォに出てた気がする!!」

 

苺鈴 「知世か・・・そっか、あの子が・・・」

 

みらい「苺鈴。やっぱりまずかったかな?はーちゃんが電話に出て?」

 

リコ 「でも怒らないであげて!?はーちゃん本当にプリキュアとか魔法の事はほとんど何も言ってないから!?」

 

苺鈴 「別に怒ってないわよ?ただ・・・」

 

みらい・リコ「ただ?」

 

苺鈴 「あの子なら納得かな?って思ってただけ?」

 

みらい・リコ 「納得?」

 

苺鈴 「そっ。納得」

 

みらい・リコ「はぁ~・・・」

 

夏休み初日。苺鈴がジュエルシード事件やクロウカード事件の事を話した時、『木之本 さくら』達の事はあまり多くは話さなかったため、みらい達も『大道寺 知世』の事は知らなかったのだった

 

いおな「まぁその話はそれぐらいにして・・・苺鈴。本当によくやったわね?」

 

苺鈴 「いおなさん・・・」

 

いおな「でも?あんな無茶した事はみっっっちりとお説教させてもらうからね?」

 

苺鈴 「えぇっ!?何で!?」

 

いおな「あれだけ皆に心配掛けたからよ?」

 

苺鈴 「そっそれは・・・でもあれってジョーカーが勝手に私だけを取り込んだからで不可抗力なんじゃ?」

 

いおな「苺鈴。あなた確か香港出身だったわよね?」

 

苺鈴 「ぇっ?そうですけど・・・それが何か?」

 

いおな「良い事を教えてあげるわね?この日本には便利なことわざがあるの?『それはそれ。これはこれ』よ?」

 

苺鈴 「そっそんなぁ~!?」

 

苺鈴の半べそ気味の叫びに一同は笑みをこぼし『祝勝会』と称して苺メロンパンのワゴンでいおなに説教を受けていた苺鈴は、説教が終わった頃には頭から湯気を発しながらぼーとなっていたのだった・・・

 

それから祝勝会が終わり、一同はそれぞれの帰路に着き、方角の都合で苺鈴は一人で帰っていた時、一つの事を考えていた

 

苺鈴 (そういえば何でブリジットさんがあの時出てきたんだろう?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリジット「ふぁ~・・・」

 

フェイト「よく寝てたね?疲れでも溜まってたの?」

 

ブリジット「あぁいえ。そういうわけじゃないはずなんですけど・・・なにか・・・懐かしい人に会って、励ましていた夢を見ていた気がしまして?」

 

フェイト「懐かしい人?アルハザードの人?」

 

ブリジット「いえ。しいて言えば・・・無茶で優しい女の子・・・ですかね?」

 

時空管理局の本局。ブリジットはこの世界から動いていない。どうやら苺鈴に激励を送っていた時の事は夢の中での出来事だと思っていたらしい。しかし、あの時何故ブリジットの精神が『病み玉』の中に現れたのかは謎のままなのであった。強いてあげれば苺鈴が『相良 誠司』から受け取った『愛の結晶』のご利益だったのかもしれない・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は遡り、ジョーカー・ヤモーとの闘いが終わり苺鈴が眠り続けていた時の事である

 

ことは「苺鈴ちゃんと起きてくれるかな!?ちゃんと目を覚ましてくれるかな!?」

 

みらい「大丈夫だって、はーちゃん?」

 

リコ 「六花さんが診てくれたからきっと大丈夫よ?あれだけの激戦だったもの?疲れて眠ってしまうのも仕方がないわよ?」

 

ことは「だといいんだけど・・・」

 

マナ 「大丈夫だよ?六花の診断なら間違いないから?」

 

ことは「本当?」

 

マナ 「うん」

 

ことは「分かった」

 

六花 「まぁ前に私達と戦った時と違って変身してた事もあるからダメージはそこまで残っていないはずよ?その証拠に傷も無くなってるし?」

 

戦いが終わり、今だ目を覚まさない苺鈴を心配する一同の耳にスマフォの着信音が入る。出所は苺鈴のカバンの中のようで、モフルンが苺鈴のカバンの中からスマフォを取り出し、画面を一同に見せると『大道寺 知世』と表示されていて苺鈴が寝ているのに出ていいものか?そしてなによりどうごまかせばいいのかわからず呆然としていた一同・・・

 

そんな中、ことはが咄嗟に苺鈴のスマフォを手に取りなんと通話ボタンを押してしまっていた

 

みらい・リコ「はーちゃん!?」

 

れいか「ことはさん!?それはまずいのでは!?」

 

ことは「はー!?ごめんなさい!!つい!?」

 

知世 『あら?・・・すみません間違えました』

 

ことは「はー!?間違ってないから切らないで!?」

 

知世 『えっ?』

 

ことはの「切らないで」発言に一同は「あちゃ~」と小声交じりにジェスチャーしていた。ことは自身も内心「やっちゃった~!?」と叫んでいた。あのまま切ってくれれば少し時間が稼げただけに。しかしある意味仕方がない。何せことはは嘘は言っていないのだから?これは苺鈴のスマフォで、相手は間違い電話を掛けてしまったと思い込ませてしまったのだから・・・

 

知世 『あなたはどちら様でしょうか?苺鈴ちゃんは?』

 

ことは「あのそれはえっとね?それが苺鈴『魔法』使えないから!?」

 

みらい「ぎゃぁぁ~~!?はーちゃん!?」

 

ことは「はー!?やっちゃった!?今のナシ!?それが苺鈴プリキュアに『変身』出来ないから!?」

 

リコ 「ああぁぁっ~~!?はーちゃん!?」

 

ことは「はー!?またやっちゃった!?今のもナシ!?」

 

どうしよう!?電話の相手黙っちゃってる!?やっぱり怪しまれちゃったかな!?えぇっとこれからどうしよう~!?

 

知世 『苺鈴ちゃんに、何かあったんですね?』

 

ことは「あぁえっとそのね?あのぉ~!?苺鈴、私達のために頑張って、そのぉ~・・・」

 

知世 『・・・分かりました。深くはお聞きしません』

 

ことは「えっ?」

 

知世 『恐らく、深くお聞きしては苺鈴ちゃんがお困りになられるのでは?それにあなたも?』

 

ことは「えっと・・・うん。困っちゃうかな?」

 

知世 『分かりました。苺鈴ちゃんはご無事なんですよね?』

 

ことは「苺鈴は・・・うん。今は疲れて寝息たてながら眠ってる。しばらくすれば目を覚ますと思う」

 

知世 『そうですか・・・それが聞ければ十分です。すみませんが苺鈴ちゃんには『今日はゆっくり休んで、また後日遊びに来てください』と伝えてください』

 

ことは「分かった。必ず伝える」

 

知世 『お願いします。あっ!?そうでした?最後に二つ?』

 

ことは「何?」

 

知世 『あなたのお名前は?』

 

ことは「私?私は『ことは』。『花海 ことは』!!」

 

知世 『『花海 ことは』さん・・・では最後に一つ』

 

ことは「ん?」

 

知世 『あなたは苺鈴ちゃんの事、お好きですか?』

 

ことは「苺鈴の事?・・・うん!!すっっごく好き!!大好き!!」

 

知世 『そうですか・・・苺鈴ちゃんの事、頼みますね?ことはちゃん』

 

ことは「うん。『絶対、なんとかする』。苺鈴の魔法は無敵だもん!!」

 

知世 『苺鈴ちゃんの『魔法』・・・成程?それでは』

 

ことは「うん!!またね?・・・ふぅ~・・・」

 

みらい「はーちゃん?」

 

リコ 「電話の相手は何だって?」

 

ことは「うん。『苺鈴の事、お願いね?』だって?」

 

リコ 「それだけ?」

 

ことは「うん」

 

いおな「よくそれだけで話が済んだわね?」

 

六花 「本当にどんな子から来た電話だったのかしら?」

 

マナ 「きっと、優しい子からの電話だったんじゃないかな?」

 

れいか「その根拠は?」

 

マナ 「苺鈴ちゃんの友達なら『そうなのかな?』って?」

 

れいか「成・・・程?・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知世 「・・・・・・」

 

さくら「知世ちゃん?」

 

小狼 「苺鈴に何かあったのか?」

 

知世 「さぁ?」

 

小狼 「えぇっ!?『さぁ?』ってあのなぁ!?」

 

知世 「何か、大変な事があったのは間違いないでしょうね?」

 

さくら「何かって何!?」

 

知世 「それは私にもわかりません。ですがきっと、大丈夫ですよ?」

 

さくら「何で?」

 

知世 「苺鈴ちゃんも新しい『無敵の呪文』を生み出したようですから?」

 

さくら「えっ?『絶対、大丈夫だよ』じゃなくて?」

 

小狼 「一体どんな?」

 

知世 「『絶対、なんとかする』・・・苺鈴ちゃんの新しいお友達が唱えていました。『苺鈴の魔法は無敵だもん!!』と・・・」

 

海鳴市から離れた友枝町にて、深い事情を知らない3人とケロであったが、空を見上げる知世の穏やかな表情の横顔を見て、つられるかのようにさくら達も空を見上げていたのであった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴースト「命、燃やすぜ!!」

 

みゆき・やよい「来たぁぁーー!!」

 

あの戦いから数日後・・・

 

ここはとある遊園地。その中のステージ『シアターCロッソ』である。ショーの内容は『仮面ライダーゴースト対ショッカー』だ

 

れいか「すごい歓声(かんせい)ですね?」

 

あかね「そん中にはみゆきとやよいも入っとるけどな?」

 

なお 「それにしても珍しいよね?れいかが『ヒーローショーを見に行きませんか?』なんてさ?」

 

あかね「それウチも思っとったんやけど?どうゆう風の吹き回しやねん?」

 

なお 「あっ!?もしかしてこの間話してた子の影響?ほら?ジョーカーを倒したって言ってた?」

 

れいか「そうかもしれませんね?私も『あの子』の憧れに恥じないヒーローでいたい。そう思ったからかもしれませんね?」

 

あかね「あ~あっとるんやけどなんか違う気がする?」

 

れいか「えっ?どこがですか?」

 

あかね「いやウチらヒーローやのうてヒロインとちゃうん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ頃、マナの実家の洋食屋『ぶたのしっぽ』にて

 

六花 「それにしても、結局れいかさんの言ってたラブーって名乗ってた魔人は現れなかったわね?」

 

真琴 「気になるわね?まだこれで終わりじゃないって事だもんね?」

 

アリス「四葉財団の力をもって情報を集めていますがそれらしい情報は未だに手に入りませんね?」

 

亜久里「警戒しておくべきですね?かつての幻影帝国のように戦いはいつ始まるものか分からないのですから?」

 

マナ 「そうだね?でも、大丈夫だよきっと?」

 

亜久里「へっ?大丈夫と言いますと?」

 

六花 「頼もしい後輩達がいるものね?」

 

マナ 「『絶対、なんとかする』っか・・・あたし、この間のあの子達の戦い見てからまだ胸のキュンキュンが止まらないよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に同時刻『ぴかりが丘』のヒメの自宅である大使館にて

 

めぐみ「う~~ん!!やっぱりおいしいね?翠屋のケーキ?」

 

ヒメ 「ほんとほんと!!これなら幾らでも食べられるね?」

 

ゆうこ「なのはちゃんがお勧めしてくれた紅茶との相性もいいね?」

 

いおな「えぇ。時々手伝ってるだけあって色々詳しくて驚いたわ?ところでヒメ、ブルースカイ王国に戻らなくていいの?この間のジョーカー達との一件で急遽駆けつけてくれた訳だから

向こうでの予定が中断しちゃったはずじゃ?」

 

ヒメ 「いいのいいの!!どの道もうちょいでこっちに帰るつもりだったし?」

 

めぐみ「そういえばいおなちゃん?ゆーゆーから聞いたんだけどいおなちゃんに弟子が出来たってホント?」

 

いおな「弟子って・・・ゆうこ、どんな風に話したの?」

 

ゆうこ「うふふ。ちょっと『有る事』をちょこっと盛って話しただけだよ?でも正直弟子みたいなモノでしょ?」

 

いおな「まぁ・・・そうなのかしら?あんまり自覚無いけど?」

 

ヒメ 「その子って確かさ?昔サイアークになっちゃった子なんだって?」

 

いおな「えぇ。あのチャイナドレス着たサイアークの時の子よ?今度皆にも紹介するわね?」

 

めぐみ「本当!?楽しみだなぁ~?」

 

ゆうこ「そういえば今日出発何だっけ?苺鈴ちゃん達?」

 

いおな「えぇそうよ?残りの夏休みは『向こう』で過ごすって言ってたから次に会えるのは夏休みが終わった後ね?」

 

ゆうこ「そっか?」

 

いおな(みんな、今頃着いた事かしらね?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みらい「見て見て!!苺鈴!!窓の外!!」

 

苺鈴 「うわあぁぁっ~~!!」

 

ことは「着いたぁぁーー!!」

 

リコ 「ふふっ・・・ようこそ苺鈴。ここが私の故郷『マホウカイ』よ!!」

 

『ナシマホウカイ』と『マホウカイ』を繋ぐカタツムリの列車『カタツムリニア』に揺られながら苺鈴・みらい・リコ・ことは・モフルンは『マホウカイ』へとやってきていたのだった・・・・・・

 

 

 

 




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