『ショッカー?』
???A「ゆいちゃんの今一番大事な事!!頑張ってねぇ~!!」
ゆい 「うん!!・・・」
???A「・・・ん?」
???D「どうした?」
???A「犬の糞踏んじゃった・・・」
ぎゃあぁぁ~~!?
プレシャス「あつあつご飯でみなぎるパワー!!キュアプレシャス!!」
みらい「ぉぉっ!?・・・・・・夢?・・・」
みらい「っていう夢を見たの?」
苺鈴 「ごはんのプリキュアねぇ?」
リコ 「なんか想像しずらいわね?」
とまぁそんなこんなで夏休みも過ぎてしばらく・・・私事『李 苺鈴』は『ことは』達と魔法学校に放課後留学という形で入学?している訳ね?魔法界に着いて、学校の敷地内に入って教室に向かっている最中にみらいが今朝見た夢の話をしていた訳だけど・・・
苺鈴 「もしかして私達の知らないところでまたプリキュアが誕生しているのかもね?この世界なのか、別の次元なのかはわからないけど?」
リコ 「かもね?」
とまぁそんな話をしている最中、突然校舎の一室から爆発が起こったの。その煙の中から私達の前に何かが地面にぶつかって咄嗟に顔を覆うように腕をクロスさせて煙が晴れるのを待ったけど・・・これって校長先生!?しかも爆心地にいたせいかボロボロじゃない!?
リコ 「大丈夫ですか!?」
校長 「君達・・・来ておったのか?」
みらい「一体何が?」
校長 「君達、早く逃げるんじゃ!!」
苺鈴 「『逃げろ』って・・・一体何から?」
ちょいちょい
苺鈴 「ごめん後にして?」
ちょいちょい
苺鈴 「もう!!後にしてって言ってるでしょ!?って・・・」
???「イ~?」
一同 「きゃあぁぁ~~!?」
???「騒がなイィィィッ~~!?」
???数名「イィィ~~!!」
苺鈴 「増えたぁぁ!?」
ちょっとちょっと!?いつの間にか取り囲まれてるし!?思いっきり背骨の刺繍(ししゅう)のボディースーツって見覚えがあるんですけど!?しかも校舎からなにか飛び降りてきたイカの怪人にも思いっきり見覚えがあるんですけどぉ!?
イカの怪人「こいつは頂いたでゲソ!!」
苺鈴 「イカデビルゥゥ~~!?」
イカデビル?「ほ~う?貴様らは『魔法つかい!プリキュア』だな?」
リコ 「何で私達の事知ってるのよ!?」
イカデビル?「『魔法つかい!プリキュア』の娘達よ!!貴様らはこの魔法界で闇の魔法を極めたドクロクシーの事を覚えているかな?」
みらい「ドクロクシーって、何で!?」
リコ 「あなたもまさか闇の魔法使い!?」
イカデビル「イカにも!!俺様はドクロクシー様に生み出され、魔法界・そしてナシマホウカイで偉大な組織『ショッカー軍団』を創設させる怪人。その名も『イカデビル』様だ!!」
リコ 「まだ生き残りがいたなんて・・・」
苺鈴 「つまりあなたは姿形はイカデビルだけど、仮面ライダーに出てくる本物のイカデビルじゃない訳ね?」
イカデビル「その通り!!」
苺鈴 「じゃあこの戦闘員達は?」
イカデビル「こいつらはヨクバールを生み出す時にアレンジしただけだ。力は弱いが、数は大いに用意できたという訳だ」
苺鈴 「なるほど」
イカデビル「おしゃべりはお終い!!イカゲソ!!」
みらい・リコ「うわぁっ!?」
イカデビル「ついでにこいつもいただいていくゲソ!!」
ことは「みらい!?リコ!?」
苺鈴 「リンクルストーンが!?」
イカデビル「この『カード』とリンクルストーンが手に入ればもうここに用は無いゲソ?お前達!!やれぃ!!」
戦闘員A「イィ~!!」
イカデビル「あ痛!?」
戦闘員B「イィ~!!」
イカデビル「いて!?」
戦闘員C「イィ~!!」
イカデビル「ぉ痛たたぉぃお前ら?」
触手を伸ばしてみらい・リコを薙ぎ払いリンクルストーンまで奪ったイカデビルは逃げるための時間稼ぎに戦闘員に指示を出したが、苺鈴達に向かっていく最中、戦闘員達が道の真ん中にいたイカデビルの肩に何度もぶつかり雑な扱いになっている姿がちょっと面白い・・・
みらい「苺鈴!!はーちゃん!!行って!!」
ことは「みらい!?」
リコ 「はーちゃんはエメラルド盗られてないし、こっちも放っておけないでしょ!?こっちは私達に任せて行って!!」
苺鈴 「やぁ!!」
戦闘員A「イィ~!?」
苺鈴 「分かった!!ここはお願い!!ことは!!」
ことは「うん!!」
リコ 「頼んだわよ二人共・・・はぁ!!」
残された戦闘員達と交戦していた苺鈴達。リンクルストーンを奪われ変身が出来ないみらい・リコはイカデビルの追跡を苺鈴とことはに任せ、残っている戦闘員との戦いに突入するのであった・・・
イカデビル「ゲソゲソゲソ!!」
語尾を連呼した歌を歌いながら華麗にステップを踏んで何処かへと向かっていたイカデビル・・・しかし、後方から自身の名を呼んだり・「待ちなさい!!」と呼び止める声に追っ手を感じたため再び駆け出し、イカデビル対苺鈴・ことはの草原を舞台とした追跡戦が始まった
苺鈴 「待ちなさい!!」
イカデビル「待てと言われて待つイカあっいやバカはいないゲソ!!」
ことは「こうなったら!!」
イカデビル「させん!!これでも食らうゲソ!!」
イカデビルは口からイカ墨を吐き出し、それが顔は覆い隠したとはいえ、魔法学校の制服にも広範囲で付着してしまい、真っ白な制服はかなり黒が混じってしまっていた。しかし、そんな事が些細に思える事態が起こってしまう
ことは「エメラルド!!フェリーチェファンファン!!フラワーレ!!・・・あれ?」
苺鈴 「ことは?」
ことは「変身出来ない!?」
苺鈴 「えぇ!?何で!?」
ことは「はぁ~!?見てこれ!?エメラルドがイカ墨で真っ黒!?これじゃ変身出来ないはずだよぉ~!?」
苺鈴 「えぇ!?ことはの変身ってそれだけで妨害出来るもんなの!?」
イカデビル「この隙に逃亡再開でゲソ!!」
苺鈴 「あっこら!?」・ことは「ちょっとぉぉ~~!?」
苺鈴 「それ!!あらぁ!?」
ことは「はぁー!!ずべっ!?」
イカデビル「へへっ~ん!!捕まるものかでゲソ!!」
ことは「痛た、鼻打った」
苺鈴 「うわぁ~やだぬめぬめ・・・」
草原での追跡戦は見事にイカデビルに逃げられ、飛び掛かって捕まえようとしたが、イカ独特のぬめりに体が滑り二人は顔まで地面にぶつける結果に終わってしまうのであった・・・
苺鈴達と距離を稼いでいたイカデビルは何十メートルも高い壁に挟まれたS字の谷に駆け込み出口付近で一度立ち止まっていた
イカデビル「むむっ?来たな?」
苺鈴 「何とか追いついた!!」
ことは「待てぇぇ~~!!」
イカデビル「うふふふっ・・・ゲソ!!」
あれ?キランッ!!って壁から何か光ったような?・・・ぁっ!?嫌な予感!?苺鈴!!待っ!?
ことは「苺鈴!!待っ!?」
苺鈴 「えっ?」
どうやらこの谷にはトラップが仕掛けてあったようだ。イカデビルは不自然に壁に仕掛けられているレバーを下して作動させたようで、S字の狭い道の壁から槍が180ド~360ドの角度の範囲で何発も飛び出し、咄嗟に引き返す事も出来ない苺鈴は本当に必死に、しかし見ている視聴者には逆につい笑ってしまえるような動きになってしまっている
イカデビル「ははははっ!!しばらくそのまま踊っているでゲソ?ゲソゲソゲソ!!」
苺鈴 「あっ!!こら!!待てぇぇーー!!ってわぁ!?」
ことは「苺鈴頑張ってぇぇー!?」
人間死ぬ気になればすごい力を発揮できるものなのかもしれない・・・普段いや今までの戦いの中でも見せなかったような無理な動きですらやり遂げ遂に苺鈴はS字の谷を進み切り、イカデビルの下げたレバーを上に戻すと、仕掛けは解除されたようで、ことはは一目散に苺鈴の元に駆け出していくが、進んだ先には苺鈴の姿が消えていたのだった
ことは「あれ?苺鈴?・・・ぉっ?」
ことはは一度周辺を見渡す。すると谷にくぼみがあり、そこに苺鈴は体を縮こませ、身を寄せていたのだ
ことは「どうした・・・の?・・・」
ことはの思考は一度停止していた。何故ならそこには上手い具合に魔法学校の制服の帽子をかぶり、下着姿になって身を隠して、顔を赤くしている苺鈴の姿があったからだ
ことは「サービスって奴?裸帽子って結構マニアックだね?」
苺鈴 「違~う!?さっきの槍を避けてたら服が切り裂かれてこうなったのよぉ!?」
ことは「えっ?誘ってるんじゃないの?」
苺鈴 「誘うか!?バカ言ってないで何とかしてよ!?それとその鼻血何とかしなさい」
ことは「えぇ~」
苺鈴 「渋(しぶ)らないで!?」
ことは「もったいないなぁ?」
苺鈴 「もったいなくない!?」
ことは「は~い・・・キュアップ・ラパパ!!お洋服よ!!出ろぉ~!!」
ほっ。良かった。魔法は何とか使えるみたいね?このままじゃ変質者だったもの私?ほんとことはがいてくれて助かったわ?それじゃあ早速着替えてっと・・・・・・
良し!!着替え終わり!!
ことは「それじゃあ行こう、苺鈴!!」
苺鈴 「OK!!じゃない!?ことは何よこれ!?」
ことは「えっ?何が?」
苺鈴 「何で出してくれた服が『バニーガール』のコスプレなのよ!?」
ことは「えっ?あぁごめん。今エメラルドが真っ黒だから魔法が上手くいかなくってさぁ?」
本当かしら?
苺鈴 「やり直して!!」
ことは「えぇ~いいじゃん?似合ってるよ?」
苺鈴 「良くない!!」
ことは「むぅ~しっかりうさ耳も着けてくれてるのに・・・キュアップ・ラパパ。お洋服よ出ろぉ~・・・」
全くもうこの子ったら?私にはある意味容赦ないんだから?・・・良し!!今度こそ!!
ことは「行こう!!苺鈴!!」
苺鈴 「おぉっ~!!ってこらぁぁー!?」
ことは「もぉぉ~今度は何?」
苺鈴 「『何?』っじゃないでしょ!?なによこの格好!?」
ことは「ほら?アニメの『カードキャプターさくら』本編の第2話で初めてさくらが着たバトルコスチューム?」
言われてみれば確かにこの服、知世のビデオの中で見た気がするわね?でも・・・
苺鈴 「何でことはがそんな事知ってんの?」
ことは「まぁいいじゃない?細かい事は?それにしても、ちゃんと着替えてから突っ込んででくれるから苺鈴好き!!」
苺鈴 「やかましい!!」
とまぁそんなこんななやり取りの後、ようやくまともな服として、苺鈴の式服を出してもらいそれに着替えた苺鈴はことはと共に再びイカデビルの追跡に向かうのであった・・・
『もう一つのクロウカード』章・最終話『俺!!参上!!』(仮)