吉田「どうも皆さんグーテンターク。鷹の爪団の戦闘主任こと島根の吉田です。今回は新規投稿が遅くなった作者に代わって僕から一言お詫びの言葉をお伝えします。
さて、皆さん今回の話からお詫びを兼ねて、新機能を搭載いたしました。本編中にとあるリンクを張り付けておきましたのでそれをクリックすればなんとお使いのPCにブルーライトカットのソフトが追加されます。・・・あるわけないでしょ!!それでは第7話「プレシア・テスタロッサ」をどうぞごゆるりとお楽しみごとgとごとごとごとおごとろおごとtぽttgプツンーーーーーーーー」
吉田「故障ではありません。少しからかっただけです。」
苺鈴・ブリジット「ああっー!?・うわぁっ!?」
なのはとフェイトが同時に接触したジュエルシードから直視できないほどの光と強い衝撃波が発生し、なのはもフェイトも、苺鈴もブリジットも、ユーノもアルフもそれに巻き込まれその場から後方に吹き飛ばされてしまう。
吹き飛ばされ、膝立ちの状態で起き上がった苺鈴とブリジットはいまだに光り続けるジュエルシードを見つめながら互いに今起こったことを整理していた。
苺鈴 「何なのよ今の!?」
ブリジット「十中八九あのジュエルシードから発生しましたよね?あの衝撃波は・・・」
苺鈴 「ってちょっと待って!!あの子何するつもり!?」
二人が見たのは、未だに光を放ち続けるジュエルシードを一気に詰め寄り、ジュエルシードを素手で掴み、強引に力を鎮めようとするフェイトの姿だった。
フェイト「っ・・・」
ブリジット「まずい!!」
苺鈴 「ブリジットさん!!」
ブリジット「了解!!」
二人は、フェイトの下へ駆け出す。ブリジットは「フェイトを助ける」気で、苺鈴は「ジュエルシードを何とかする」気で動き出す。
フェイト(止まれ・・・止まれ・・・止まれ!!)「えっ?」
ブリジット「ぐぅっ!?」
フェイト「ブリジット!?それに・・・」
苺鈴 「くぅぅっ~~!!」
フェイト「あなたも・・・」
苺鈴 「ぅぅっ~~今はジュエルシードに集中しなさい!!」
フェイト「えっ?」
ブリジット「私達がフェイトさんを支えますから、しっかり!!」
フェイトは「うん。」と小さく頷き、ブリジットはフェイトの背中から、苺鈴は正面からフェイトの両手を握り、フェイトの支えになりまた「止まれ・・・止まれ!!」と心の中で唱え続け、そして次第に光は小さくなっていき、光が収まると同時に三人は立ち上がるが、フェイトは力尽き気を失い、ブリジットが、フェイトを抱える。
フェイト「・・・ぁっ・・・」
ブリジット「フェイトさん!!」
苺鈴 「ちょっと、大丈夫!?」
アルフ「フェイトォォーー!!」
狼モードから人型に変身したアルフがフェイトに抱き付く。少しの間の後、アルフは苺鈴に一言「・・・一応、礼は言ってやる」と言ってビルを三角跳びで昇って行き、姿を
くらます。アルフがフェイトを抱えて飛び去り、姿が見えなくなった所で、ブリジットもなのは・ユーノそして、最後に苺鈴をなにか悲しげな表情で数秒見つめてアルフと同じようにビルを三角跳びで登って、そのまま姿をくらます。
今日の一件の後、自宅に戻り入浴を済ませた苺鈴となのははなのはの部屋でユーノに破損したレイジングハートの状況を確認していた。
ユーノ「というわけで、明日には直ると思います。」
なのは「そう・・・だったらよかった。」
苺鈴 「えぇ。それにしてもユーノ、今回のあれは何だったの?」
ユーノ「あれ?」
苺鈴 「ほら、なのはとあの子、「フェイト」って子がジュエルシードとぶつかった時の光よ。魔力が無い私でも感じたわ。「あれはまずい!!」ってね・・・」
なのは「・・・・・・」
ユーノ「恐らく・・・なのはとあの子の魔力が強引に流し込まれてしまって、それでジュエルシードの力が暴発したんだと思います。」
ユーノの回答に「成程ね。」と返事をしながら苺鈴は考えていた「たった一個であの力・・・」と、そしてそれほどの力を必要としている彼女たちの目的とは何なのかと・・・
その頃、フェイト達が拠点としているマンションには住人であるフェイト・アルフ・ブリジットが戻って来ていた。
フェイト「イツッ・・・」
ブリジット「あっすみません。ちょっと我慢してください。」
消毒液の付いた綿を傷口に当てて、痛そうにしていたが、これも直すための事なので我慢してもらうことにして、慣れたような手つきで包帯をフェイトに巻いていく。
ブリジット「はい。これで良し。怪我自体は大した事無いのですぐに直ると思いますよ。」
フェイト「うん。ありがとうブリジット。」
アルフ「しかし手慣れてるねホント、あたしがするよりも巻き方上手いんじゃない?」
ブリジット「まぁこれでも色んな現場に行ったりもしてましたから、応急処置の仕方とかも色々学んできましたからね。それよりも・・・・・・」
ブリジットはテーブルの上に置いてあった「ジュエルシード」を見るとフェイトとなのはがぶつかった時に見た「ジュエルシード」の反応を思い出していた。相当の力がある事は二人から聞いてはいたが、ここまでとは思っていなかった。そして、以前から思っていた「彼女の母親は、これを集めてどうする気なのか・・・」という疑問が一気に膨らんだ。しかし、出会った当初に理由を尋ねた事もあるが、二人も詳しい事は知らないのでとりあえずまたこの疑問は保留することにした。
フェイト「それじゃあ今日はもう休むよ。明日も早いから」
ブリジット「えっ!?駄目ですよ!!今日の戦闘でまた怪我したんですよ!?それに疲れも溜まっているんじゃ・・・」
アルフ「あっそっか・・・明日は」
ブリジット「えっ?」
フェイト「うん。母さんに報告に行く日だよ。」
その翌日、フェイト達はマンションの屋上に集まり、フェイトは何やらぶつぶつと数字を唱えていた。ブリジットが何の数字なのかをアルフに尋ねると『時の庭園』と呼ばれる場所への転移座標であった。
フェイト「~~~~~」
ブリジット(転送魔法とはまた便利な魔法があるんですねぇ~私のいた世界にも、こんな魔法があればよかったんですけどねぇ~)
アルフ「ねぇブリジット。あんたは別に行かなくてもいいんだよ?」
ブリジット「へっ?何でですか?」
アルフ「何でって、そりゃあさぁあの人はフェイトには悪いけどはっきり言って鬼婆だよ!?ブリジットも見たことあるでしょフェイトの体・・・」
ブリジット「えぇ、ありますよ。あの傷・・・お母様につけられたんでしたよね?」
アルフ「そうだよ!!本当なら報告もアタシだけで行ってあげたいんだけどさぁ!!あの人はアタシの話なんか全然聞いてくんないし、娘であるフェイトにもひどい仕打ちだしさ!!」
ブリジット「・・・・・・」
アルフ「・・・多分、いや絶対あの人はブリジット、あんたの話だって聞いてもらえっこないと思うよ?それでも行くのかい?」
ブリジット「行きますよそれでも、フェイトさんとアルフさんは私の命の恩人ですからね。その恩人のお母様なんですから、挨拶ぐらいはしたいんです、はい。」
アルフ「・・・そう・・・だったら止めはしないけど、期待はしないほうがいいよ?」
ブリジット「分かりました。・・・」(それに・・・)
ブリジットは演唱を続けているフェイトを見つめながらこう思っていた。
ブリジット(それに、あんなに危険な物をこんな幼い子供に集めさせている訳も知りたいですからね・・・)
心の中で、そんな事を思いながら待っていると、唱え思ったのか、足下の魔法陣の光が更に一層、輝きを増して、次の瞬間三人の姿は忽然(こつぜん)と消えて何事もなかったかのように静まり返る。
ブリジット「・・・ここは?・・・」
光に包まれ、マンションから姿を消した三人がたどり着いたのは、常に雷が鳴りやまない空間に存在してる『時の庭園』と呼ばれている場所だった。
フェイト「ここが『時の庭園』だよ。」
ブリジット「ここがですか?」
フェイト「うん。行こう。母さんが待ってる。」
ブリジットはフェイトとアルフに先導されながらフェイトの母親がいると思われる部屋に向かう。道中、フェイトがずっと大事そうに抱えていた箱の中身が気になったブリジットは箱の雰囲気から見て「ケーキですか?」と尋ねると、正解だったようなのだが、アルフが「あの人がこんなの喜ぶかねぇ~」と不安そうにしていたが、フェイトは「こういうのは気持ちだから」と返す。それに対してブリジットは月並みのセリフだったが、一言(ひとこと)発言した。
ブリジット「気持ち・・・伝わるといいですね。」
フェイト「うん。・・・ありがとうブリジット」
ブリジット「いえいえ」
そうこう言っているうちにフェイトの足が一際(ひときわ)大きな扉の前で止まった。そして、「母さん、フェイトです。今戻りました。」と音量を少し上げてドアの向こうにいると思われる人物の向かって話しかける。そのすぐ後に「入りなさい。」と返事が返ってきて、ドアが自動的に開き、フェイトは足を進める。ブリジットもつられてフェイトの後に続くが、振り返ると、アルフが心配そうな顔をしながらも、フェイトとブリジットの二人を見送り、その足を止めていた。ブリジットが部屋に入り切った途端に扉がゆっくりと閉まっていき、二人は広い部屋の中央にまで足を進める。二人の視線の先には、女性が一人たたずんでいて、ブリジットは恐らくこの人物がフェイトの母親『プレシア・テスタロッサ』であろうと思っていた。
ブリジット(この人がフェイトさんのお母様?・・・)
フェイト「母さん・・・」
プレシア「フェイト。よく戻ってきたわね。あら?その女は誰?アルフではないようだけれど?」
フェイト「はい。この人は」
ブリジット「お初にお目にかかります。フェイトさんのお母様。私(わたくし)はブリジット。以前にフェイトさんとアルフさんに危ないところを助けていただき、その縁で彼女の『ジュエルシード探索』をお手伝いさせてもらっている者ですはい。」
プレシア「助けた?フェイトが?」
ブリジット「えぇ、そうです。」
プレシアは「そう・・・」と聞いておきながらそっけない態度で返答し、フェイトに「アレはどうなっているの?」と問いただす。フェイトはほんの少し怯えるように「4つ、回収しました。」と嘘偽(うそいつわ)りない報告をした。あれほどの危険物、短期間の複数個の回収でほめられはすれども怒られることなどまずありえないであろう。誰もがそう思うであろうことであった。しかし、プレシアの反応は予想を大きく上回っていた。
プレシア「そう・・・フェイト、その手に持っている物は何?」
フェイト「あっこれは、母さんにお見上げにあっ!?」
ブリジット「なっ!?」
プレシア「・・・・・・」
フェイト「母・・・さん?」
プレシア「そんな事をする暇があるのなら、一つでも多くの成果を上げてくるように努力しなさい!!」
フェイト「・・・・・・」
プレシアはフェイトの持っていたケーキの箱を杖から鞭(むち)に換装させて床に叩き落とし、罵声を放った。フェイトは突然の出来事に頭が追い付かずに呆然(ぼうぜん)としていた。
ブリジット「・・・フェイトさん、すみませんが少し席を外してもらっていいですか?ちょっとあなたのお母様と、お話ししたいことが出来ましたので」
フェイト「えっ!?でも・・・」
ブリジット「すみません。今私、フェイトさん相手でもとても穏やかにしていられないほど心が荒れていますので、早く行ってください・・・」
フェイトは初めて聞いたブリジットの声の低さと言葉から自然とブリジットの言うことを聞いてしまうほど彼女も思わず怯えてしまい、部屋を後にする。扉を開けて、通路に出ようとした直後、一度振り返りブリジットを見てみるが、彼女の表情は今まで苺鈴達と戦ったりしたときにも見せなかった『怒り』を覚えた顔だったのを感じ取っていた。扉が完全に締まりきるのを感じ取ったブリジットは、そのままプレシアに話しかけた。「何の真似ですか?」っと・・・
プレシア「見て分からない?『罰』よ?」
ブリジット「『罰』?ですか?何の?・・・」
プレシア「これだけ時間を掛けたというのに、上がってきた成果はたったのこれだけなのよ?これを『成功』と言えるかしら?全く・・・役に立たない子ね。」
ブリジットは、プレシアの言った「役に立たない子ね」その一言を聞いた途端、プレシアのように冷たい目をしながら、一瞬でその場から消え、次の瞬間彼女はプレシアの前に姿を現し、短剣を振りかざしていた。しかし、プレシアは特に動じた様子もなく、直前にバリアを張ったためその剣先がプレシアに届くことはなかった。
プレシア「・・・・・・」
ブリジット「・・・今・・・なんて言った・・・」
プレシア「何?」
ブリジット「今、何て言ったって、言ってるんですよ!!」
バリアに阻まれ硬直しながらもブリジットは鬼の形相(ぎょうそう)で普段の彼女からでは想像もできないほどの顔になりプレシアに問いただす。一度後方に下がったブリジットはなのはの時のように縦横無尽に動き回り、バリアの破壊を試みる。
ブリジット「でやぁーー!!」
プレシア「・・・ふん!!」
ブリジットが今度は正面から切り込もうと飛び上がるが、プレシアが左手をかざすと魔法陣が2つ現れ、その魔方陣から鎖のようなものが伸びブリジットの両手首に絡みつく。
動きを止められたブリジットは、力任せに引っ張るが外れる様子はない。そのままプレシアはブリジットの足元に一際大きい魔法陣を展開させつぶやくように唱える。
プレシア「サンダー・・・レイジ」
ブリジット「ああぁぁっっあぁあっーーー!?」
プレシアはブリジットにフェイトも使える雷魔法「サンダーレイジ」で容赦なく攻撃し、魔法が切れた時には、彼女自身は黒焦げになることはなかったが、体から煙が上がり、首も功をたれ、ガクッと意識を失くしたようであった。ブリジットが意識を失ったのを察したプレシアはブリジットの拘束を解き、そのままブリジットは前のめりに倒れこむ。それと同時にフェイトとアルフが強引にドアを開けて部屋に入っていくと、ブリジットが倒れこみ、プレシアが玉座に座り込むところが目に入った。
フェイト「ブリジット!?」
アルフ「何なんだいこりゃ・・・」
フェイト「ブリジット!?大丈夫?ねえ!?」
プレシア「安心なさい。死んではいないわ。」
フェイト「母さん・・・」
アルフ「あんたぁ~・・・」
プレシア「今日のところはその子に免じて許してあげるけど、もう母さんをがっかりさせるような事はしないで頂戴。」
フェイト「はっ・・・はい・・・」
アルフ「・・・・・・」
アルフは今にもプレシアに食って掛かろうとしたが、フェイトに腕をつかまれ、フェイトの顔を振り返って見てみると、悲しそうな顔をしていて恐らく「母さんと戦わないでほしい」という願いが込められていたと察したアルフはしぶしぶ引き下がり、アルフがブリジットをお姫様抱っこで抱え、三人は『時の庭園』を後にしたのだった。
ブリジット「・・・んっ・・・あれ?」
ブリジットが目を覚ますと、そこは見知った天井があった。ブリジットが居候しているマンションの寝室だった。目を覚ましてすぐにフェイトが部屋に入ってくると、目を覚ましたブリジットに気づき、思わず駆け寄っていく。ブリジットもフェイトに気づき上半身を起こそうとするが、まだダメージが残っていたのか少し辛そうにしていた。フェイトも「無理しないで」と言いながらブリジットをもう一度寝かしつける。そして、ブリジットは横になったままフェイトにアレからどうなったのかを問いかけることにした。
フェイト「ブリジットが倒れてすぐに私達も母さんの部屋に入ったんだ。それで、今回はブリジットに免じて許してくれて、私達はすぐにここに戻ってきたんだよ。」
ブリジット「そうだったんですか。・・・あの、フェイトさん」
フェイト「ん?」
ブリジット「もし、あの時私がいなかったらどうなっていたと思いますか?」
フェイト「・・・・・・」
ブリジットの言った「あの時」・・・フェイトはそれは今日、「プレシアに報告に行ってもしブリジットが来ていなかったらあのままどうなっていたか?」という事だと察した。その問いにフェイトは少しの間の後こう答えた。
フェイト「多分、ブリジットと同じめにあっていたと思う。」
今のフェイトの回答は当たってほしくない予想ではあったが、予想道理だったのか、取り乱すこともなく、また少しの間の後、またフェイトに問いかける。
ブリジット「フェイトさん。『ジュエルシード集め』はまだやるつもりですか?」
フェイト「やるよ。」
ブリジット「あんな事をされそうになっても、ですか?・・・」
フェイト「うん。私が母さんの期待に沿えなかったのは事実だし、今更辞めるつもりはないよ。それに・・・どんなことをされたとしても、それでも、私のたった一人の母さんだから」
ブリジット「・・・・・・」
ブリジットは今の一言を聞いて、何も言えなくなってしまった。自分もどんなことがあってもやはり家族だから簡単に憎んだり、見捨てたりなんてできないであろうと直感的に思ってしまったからだ。少しの間の後、ブリジットはフェイトに背を向けて「また少し、寝ます。」と言われて、フェイトは「あきれられたんだろうなぁ~」と考えていたが、「ジュエルシードが見つかったらまた起こしてください。置いてけぼりは御免ですよ。」とブリジットが背を向けたままではあったが、それを伝えると、フェイトは嬉しそうに「うん!!」と小さくうなづくのであった。
時刻は午後4時頃、二人はある町に来ていた。空を飛び、青を基準とした金髪と紫のポニーテールで羽衣風の衣装を着た少女達が空中で何かを探していた。
金髪の少女「ねぇそっちは見つかった?」
紫ポニーの少女「いいえ、さっぱりよ。」
金髪の少女「モフルン、変な匂いと甘い匂いってもうしない?」
モフルンと呼ばれた金髪少女の肩に乗っていた熊のぬいぐるみは首を縦に振り、二人の少女は探していた匂いの正体はもうこの付近にはないかもしれないと判断したのかもう少しだけ見回ってからもといた町に引き返そうと決めて匂いの正体の探索を再開させる。
しかし、二人の少女は知らない。この『友枝町』にカードを使う少女がいたことを、そして、彼女達が来る少し前にある事件があったことをそして、匂いの正体はもう消えていたことを・・・
同じく時刻は午後4時頃、海岸沿いの木々が多い公園に複数の人影があった。一つは中年の男性と恐らくその子供と思われるウナチンボーイと二本足で歩く土管とその上に『操縦する人』がいた。
中年男性「はーはっはっは、元太(げんた)キャッチボールするぞよ!!」
ピーター「パパ元太じゃないよ?ピーターだよ?」
カーネギー「はっはっはっ!!元太はぁ~キャッチボールが好き好きポクポクっいえぁ~!!」
ピーター「パパ変なラップ歌わないでよ。後、ぞよってなんなのさ?」
カーネギー「はっはっはっ元太投げるぞよ!!」
ピーター「あっ!?どこに投げてるのさ?」
カーネギーは明後日の方向に物を投げてしまい、投げたものが木にぶつかると、突如投げたものと当たった木が光りだす。
ピーター「なっなんだ!?」
カーネギー「元太、見るぞよ!!木が化け物に変態していくぞよ!?」
カーネギーが言うように木がどんどん化け物の姿になっていき、雄たけびを上げる。
ピーター「パパ、いったい何を投げたの!?なんか石みたいだったけど!?」
土管 「あれは、『ジュエルシード』だよ!?」
ピーター「えっ!?知ってるの土管君!?」
土管君「うん。知っているよ。詳しく知りたいならこの小説を読み返すか、『リリカルなのは』無印を見直せばいいよ。」
ピーター「説明がめんどくさいだけじゃなのかよ!!」
カーネギー「やばいぞ元太!!怪物がこっちに気づいたぞ!!」
ピーター・カーネギー「うわぁっ~~!?」
ピーター「そうだ。土管君これを使ってよ!!」
土管君「え~と何々『サイドカー』カードで、ドッカ~~ン!!」
ピーターがサイドカーの書かれたカードを土管君に渡すと、それを読み上げて土管君はバイク部分に、操縦する人はサイドカー部分に変形する。カーネギーは操縦する人に、ピーターは土管君にそれぞれ乗り込み、一気にその場から離れる。
ちなみにこんな感じ・・・
ピーター・カーネギー「うわぁっ~~!?」
ピーター「パパ、逃げたはいいけどアレどうするの!?」
カーネギー「大丈夫だ元太!!物語の都合上パパ達がここにいたら、中華風のお団子ツインテールと、小学三年生の魔法少女の迷惑になってしまう!!」
ピーター「だから何の話だよ!?」
カーネギー「詳しく知りたいならこの小説を読み返すか、『リリカルなのは』無印を見直せばいいぞよ?」
ピーター「それさっき聞いたよ!?」
カーネギー「ついでに言うとパパ達の事を詳しく知りたいのなら『土管君』で検索するとよいぞよ?」
ピーター「何気に僕達の紹介も省略された~~!?」
苺鈴 「こっちから叫び声が聞こえたわよね?」
なのは「うん。私にも聞こえた!!」
先ほどの親子がジュエルシードを発動させ、それから逃げていた時の叫び声が聞こえた二人は、道中ユーノと合流し、なのはは修理が終わったレイジングハートを受け取り、さらに走り続ける。
更にその道中、妙なサイドカーに乗っていた親子に遭遇したが、特に気にせずに目視できた木の怪物に向かっていく。そして、苺鈴達がたどり着くと同時にフェイト達のグループも姿を現す。
苺鈴 「先手必勝よ!!やぁー!!」
フェイトのグループが見え、そのまま木の怪物に向かっていく苺鈴。しかし、苺鈴の正拳突きは木の怪物が発動させたと思わしきバリアで防がれ、一瞬動揺した苺鈴だったが、すぐさまなのはのいる場所まで後ろに下がる。
なのは「バリアー!?」
苺鈴 「今までに無いタイプね。」
ブリジット「どうしますフェイトさん?今までで一番厄介そうですよ?」
フェイト「そうだね。でも、私がする事に変わりはないよ。」
フェイトはバルディッシュを構え、砲撃を放つ。しかし、後ろからの攻撃だというのにそれもバリアで防がれたが、なのはもすかさず封印砲を放つ。二つの砲撃は強力で、バリアはたちまち破られていき、木の怪物はあっけなくジュエルシードを残して消えてしまう。
なのはとフェイトは互いに空中に浮かび、ジュエルシードの近くまで行くと、互いにデバイスを構える。苺鈴・ユーノとブリジット・アルフは二人の成り行きを見守る。
ユーノ「苺鈴さん。向こうは動きませんね。」
苺鈴 「多分、こっちと同じ事考えているんでしょうね。昨日の今日だものね。」
ブリジット「苺鈴さん。私達は待機していませんか?また昨日みたいなことが起こった時のために・・・」
苺鈴 「やっぱりね。分かりました。こっちとしてもその方が動きやすいですしね」
苺鈴とブリジット、ユーノとアルフは二人の動向を伺う。二人は少し言葉を交わした後、互いにデバイスを振りかざし、ぶつかり合うまさにその時だった。
???「ストップだ!!」
なのは「えっ!?」
フェイト「なっ!?」
二人の動向をうかがっていた苺鈴達も思わず「えっ!?」と思わずハモりながらも今、目の前の光景に驚愕していた。なのはとフェイトの前に突如として黒い少年が現れ、二人の攻撃を止めたのであった。
苺鈴 「突如として現れた黒い少年の登場から、私達のジュエルシード集めに関する重大な決断を迫られる。」
なのは「それとは別に、私個人的にとても衝撃的な事も判明して・・・」
ブリジット「そして、遂に彼女達までもがこの一件に介入してくる事に・・・」
苺鈴 「次回、『カードキャプターさくら外伝 ジュエルシード編』 第8話『苺鈴とブリジットと時空管理局』」
なのは「リリカル・マジカル・頑張ります」
ブリジット「・・・今回はずいぶんあっさり終わりましたね?」
苺鈴 「まぁそう毎回ネタが思い浮かぶ訳じゃないですからね。」