息抜きで書いたイノベイター転生   作:伊つき

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兄妹衝突

GNステルスフィールドが覆うペルシャ湾。

その範囲を抜けたところにある孤島で、ネルシェン・グッドマンは大破と共に墜落した自機のコクピットからようやく脱出に成功する。

足場を駆使してこじ開けた先には、空から舞い降りる【ガンダムサハクエル】が、翠色の瞳で彼女を見下ろしていた。

その姿を目にして、ネルシェンは鋭く睨み付ける。

 

「貴様……っ!なぜトドメを刺さん、私を侮辱するつもりか……っ!!」

 

4年前、『フォーリンエンジェルス』にてネルシェンは絶対的な自信のあった己の強さを【翼持ち】によって完膚なきまでに淘汰された。

故に彼女はこの四年間、己が腕を磨き続けてきた。

全ては愛する者のために。

必要な力を取り戻す―――否、新たな力を手に入れるために。

だが、ようやく宿命の相手と合間見えたというのにその機動を目に焼き付けることもなく、意識を取り戻した頃には既に空を見上げていた。

 

完敗した。

またしても完膚なきまでに淘汰された。

だというのに―――戦場で気を失っても尚、彼女の心臓は安定に心拍し、現存していた。

これは、耐え難い雪辱だ。

 

「私を斬り裂き勝利を掴み取れ!貴様にはその権利がある筈だろう……!」

 

『そんなもの、求めてないよ』

 

「なに!?」

 

ネルシェンの激昴に対し、【翼持ち】のサハクエルからは穏やかでいて、しかし芯のある声音が響いた。

4年前、少女であった彼女と対峙したことのあるネルシェンは彼女の言葉を信じられないと、目を見開く。

 

「今更冗談を抜かすな!貴様は私と同じ……他者を淘汰し、その強さを以て為したいことを為す筈だ」

 

『………』

 

バイザーの奥でレナ・デスペアは押し黙る。

ネルシェンの叫ぶ通り、以前の彼女は『奪い合いの連鎖』を断ち切るためならば、どんな力でも行使した。

淘汰し、力を奪い、圧倒的な強さで抑え込む。

『フォーリンエンジェルス』でネルシェンと剣を交わらせた時も、そうだ。

レナにとってその過ちは指摘されても言い返す材料を持ち合わせていない。

だが、それでもハッキリと断言出来ることはある。

 

『確かに私は……貴女と同じだったかもしれない。でも、気付いたの。ただ犠牲を出さないだけの力の行使は、奪うことと一緒だって。本当に必要だったのは―――お互いに理解することなの』

 

サハクエルのコクピットハッチが開放される。

そして、姿を晒したのは肩まで伸びた黒髪を持つ少女。

4年前にネルシェンが目に焼き付けた好敵手の顔。

色彩の瞳で見下ろすレナにネルシェンは目を見開く。

次の瞬間、鋭い眼光と共にホルダーに手をかけたネルシェンだが、僅かに走った一閃の弾丸によってそれは弾かれた。

 

「くっ……!」

『……銃は要らない。私は、貴女を知りたい』

「何?」

 

目に追えない早撃ちを披露したレナも銃を自ら捨てた。

さらに彼女の言葉にネルシェンは思わず顔を顰める。

 

「どういうつもりだ?私を知るだと……?何が目的だ」

『私は貴女のことを何も知らない。強さに執着する理由も、戦う理由すらも』

「知ってどうする?戦場でいちいち相手の事情を考慮する気か、そんなことをしていてはキリがない!」

『それをしないから哀しいすれ違いが起こる』

「………」

 

ネルシェンが睨むがレナは断固として譲らない。

彼女は人類が無視してきた問題を突きつけ続ける。

だが、互いに譲れないものはあった。

 

「仮に。貴様の言う通りだったとして、私が戦いをやめる理由にはならん」

『……っ!どうして?』

「貴様を超えた先に私の欲するものがあるからだ」

『えっ?』

 

ネルシェンは至って真剣に、力のこもった声音で断言する。

意味を与することが出来ないレナは顔を顰めるが、対する彼女は構わず続けた。

 

「貴様を淘汰し、私は手に入れる……。故に貴様が生きる限り、私の戦う理由はそこにある」

『な、なにを……』

 

指で差されるレナはただ困惑する。

ネルシェンの言葉の真意に汲み取れない部分があった。

しかし、このまま彼女との対話をやめてしまえば、何も変わらない。

レナは必死に思考を絞り出し、ネルシェンの言動を脳内で反復すると、ある事に気付いて顔を上げた。

 

『―――ナオヤさんのためじゃないの?』

「…………」

 

純粋な疑問をレナはぶつける。

以前、ネルシェンはナオヤ・ヒンダレスという一人の男の人生の為に己が人生を掛け、不要なものとしてナオヤを切り捨てていたイノベイターから彼を守ろうとした。

だが、今の彼女は完全に私情で戦場に身を置いている。

あくまで『レナを超えた先にあるもの』を求め、何かまでは断定できないが、自身の利益を望んでいる。

レナの問いを聞いたネルシェンは一度石のように目を見開いて固まった後、一瞬だけ目を細め、吹き出すように口元を緩めて笑った。

 

「ふっ、ははははははは!何を言い出すかと思えば、まさか貴様に指摘されるとはな」

『どういうこと?』

 

いきなり参ったとでもいうように頭を抑えて笑い出した彼女にレナは特段面白くもなくさらに表情を顰める。

だが、ネルシェンも面白い訳ではなく、即座に殺意を込めた眼光に変え、レナを捉えた。

 

『……っ』

「分からないならば教えてやる。理解し合うだと?笑わせるな。私から全てを奪ったのは他でもない、貴様だ……っ!」

『私……っ?』

 

瞠目するレナ。

未だに理解できていない彼女にネルシェンはさらに睨みを効かせて続ける。

 

「もはや私に残されたものは何も無い。この肉体ももはや私一人の意思の元にはない。だから、貴様を倒す必要がある。私に本来あるべき強さを取り戻すため……いや、更なる強さを求めてな」

『強さを手にして、何をするの!?』

「決まっている。私の全てを取り戻す。そして、守り続ける」

『それじゃ奪い合いが終わらない!』

「ならば奪われたままでいろというのか!そもそも貴様は、相互理解を押し付けながら現に私を見下す位置にいる。それは私にとって最大の侮辱だ……っ!!」

『……っ』

 

思わず息を呑む。

確かにネルシェンの指摘通り、レナはサハクエルのコクピットから彼女を見下ろす形で対話していた。

他意はない。

レナに傲慢な態度があったわけでも。

ただこれから来るであろう人の為に用心していただけだった。

だが、それだけのことが既にネルシェンと向き合えていない証拠でもあった。

 

ネルシェンは過去にレナによって負けている。

誇張していた強さはねじ伏せられ、【翼持ち】によって淘汰された。

これほどに強さに執着する彼女を、負かしたレナが見下ろすことが何を意味するのか、考えればすぐにわかった事だ。

しかし、レナの意識は若干他者に向いていたがために疎かになり、それをネルシェンは看破したのだ。

 

『ち、違……っ!私は―――!』

 

指摘されて狼狽するレナだが、ここで退るわけにはいかないと食ってかかろうとする。

だが、そんな彼女を阻むかのようにサハクエルが接近する機体を捕捉し、警告した。

レナは無意識にそちらに意識を取られ、ハッとしてネルシェンに視線を戻す―――が、既に彼女は背を向けていた。

 

「ま、待って……!」

 

「………」

 

ヘルメットを取り払ってレナが呼びかける。

ネルシェンは一度足を止め、彼女を一瞥したがすぐに歩みを再開し、現場を離れていった。

 

「……っ、私は……」

 

彼女を追うか、それとも兄を選ぶか。

レナは迷った末にサハクエルに乗り込む。

ヘルメットを被り直し、レバーを握った。

 

『サハクエル、飛ぶよ』

 

レナに呼応するかのようにサハクエルが双翼を展開し、浮遊する。

そして、ペルシャ湾から飛来するアヘッドがモニターに捉えられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸地に近い孤島。

そこに1機だけモビルスーツの反応があった。

俺を待ち受けていたのは生物的な双翼を広げる【翼持ち】のガンダム。

―――サハクエルだ。

ちょうどGNステルスフィールドの範囲を抜ける。

 

「やはりレナか……」

『レイ。孤島に生体反応が』

「……!ネルシェンか、そっちは任せていいか?」

『あぁ。だが、一人で【翼持ち】と……』

「心配するな。あっちは俺一人をご所望だ。それに、俺もあいつに用がある」

『……?』

 

ソーマが首を傾げるが、こればっかりは説明できない。

ただ俺はレナに尋ねなければならないことがある。

俺には対峙する理由があるんだ。

 

『グットマン大尉、今……そちらに』

 

「………」

『───────』

 

【翼持ち】―――サハクエルへと接近する俺のアヘッドを一瞥するソーマは、生体反応を追っていく。

既にネルシェンとの連絡は取れているようだ。

眼下には大破したネルシェンのアヘッド。

アロウズの最新鋭機を瓦落多に変えてくれたサハクエル、レナを俺は睨む。

 

『レナなのか?』

『……そうだよ』

 

ほぼ確定ではあったが、一応尋ねてみた。

肯定したレナと通信が繋がり、モニターにヘルメット越しの顔が映る。

随分と……久しぶりの対面だ。

 

『レナ。どういうつもりだ?アザディスタン再編の妨害。アロウズの実行部隊への攻撃。聞きたいことは山ほどある』

『……うん』

 

なんだ?

妙に覇気がないな。

ここ最近のレナの行動は間違いなく連邦の邪魔になっている。

恒久和平を乱す行為だ。

何か考えがあるのか、それかただとち狂ったか。

ハッキリさせる為に俺はここに来た。

だが、今対峙してるレナはそのどちらにも見えない。

 

『どうした?俺を呼び出しておいてその態度はどういうつもりだ?』

『うん。ちょっと、ね』

『……?』

 

何か思い詰めるように視線を逸らしたレナは一度目を瞑り、今度こそ俺と向き合う。

 

『私が連邦の妨害をするのは……連邦が間違ってるからだよ』

『何?』

 

口を開いたかと思えば意味のわからないことを言い出した。

連邦が間違ってる?

確かに虐殺行為は許容できないが、レナの言葉はもっとこう……連邦の行動そのものを否定しているように聞こえる。

いや、実際そうだ。

俺には何故か確信がある。

 

『どういうことだ?恒久和平はイオリアの計画にも含まれてるだろ。それにイオリアは紛争根絶に特に着目してる筈だ。間違いである筈がない』

『問題なのは手段だよ。今日、改めて気付いたの。武力を……力を行使して出来ることはやっぱり奪うことだけだって』

『何を、言ってるんだ……?』

 

なんだ?俺の理解力が足りないのか?

レナが何を言ってるのか本当に理解できない。

それでも構わずレナは決心したような力のこもった瞳で俺を見つめる。

……武力を使うこと自体が間違ってるとそう、言ったのか。

ありえない。

なら何故ガンダムは生まれた?

何故ソレスタルビーイングは生まれた?

それは、紛争根絶の為に世界を淘汰する必要があるからだ。

 

『ありえない。計画に武力は必ず付いてくる。戦争を根絶する為に……!そして、俺達の理想―――恒久和平の犠牲を生まないためにも!』

 

そうだ。

誰の命も落とさせない為に、犠牲を生まない為に力を行使する必要がある。

実際、そうしてきた筈だ。

―――俺達は。

 

『お兄ちゃんは間違ってる。力でねじ伏せようとするのは間違いだってなんで気付かないの?』

 

だというのに、レナは否定する。

俺達二人で掲げたものを絶対に否定してはいけないレナが。

何故だ。

まさか、後悔してるのか?

4年前の『フォーリンエンジェルス』で目的を達成できなかったことが……だとしたら。

 

『そうじゃないだろ!あの時は俺達に力が足りなかっただけだ……!』

『違うよ。理解しようとせず、ただ支配下に置く……それで本当に幸せな世界が作れるの?』

『なら犠牲が出てもいいって言うのか!?支配されて恒久和平になるならそれでいいじゃないか。誰の涙も流れない!!』

『お兄ちゃん……?』

 

レナの目が見開かれ、瞠目する。

何かに衝撃を受けたように、やがて哀しむように目を瞑った。

再度瞼を開いた時には眉間に皺を寄せて怪訝さを滲ませる。

 

『ソレスタルビーイングを退け、カタロンを無力化して解体させる。そして、アロウズによる統治で戦争が終わる。俺達イノベイターが世界を導くことで犠牲のない恒久和平が達成される!』

『そんなの間違ってる!』

『何が違う?何故違う!これが俺たちの追い求めた理想形だろ!レナ!?』

 

俺の言葉をレナが否定し、俺は想いを叫び返す。

間違いなく俺達二人で4年前に掲げたものだ。

犠牲のない恒久和平……それを達成する為に俺は戦い続けてきた。

そして、この四年間でようやく答えを見つけたんだ。

それが間違いだなんて……言わせるものか……っ!

 

『じゃあなんでリボンズさんと話さないの?』

『……っ』

 

たった一言。

放たれた指摘に息が詰まるのが分かる。

その隙を逃さずレナは続ける。

 

『リボンズさんは虐殺を許容している。全て吹き飛ばすことで統一ではなく、画一しようとしてる!お兄ちゃんはそれを認められるの!?』

『そ、それは……』

 

確かにリボンズは犠牲を厭わない。

アロウズの虐殺行為を容認し、裏で手を引いているのはリボンズだ。

俺はそれを知っていて、手を尽くしてきた。

リボンズの目を掻い潜ろうと……結果を出した時、いつかわかって貰えると信じて。

そうだ、その為にもまずは俺が行動と結果を示さなければいけない!

 

『そんなの……俺がなんとかする!俺が上手く立ち回れば、なんとかなる!俺とリボンズの目的は同じなんだ。結果が良ければリボンズも後から納得してくれるはずだ!』

『そうやって話し合うことを避けようとする!今のお兄ちゃんは力でねじ伏せるのが楽だから、そっちを選んでるだけ。考えることを放棄して世界を変えようだなんて……傲慢過ぎるよ』

『……っ!』

 

冷たく言い放つレナが目を細めた。

背筋まで凍てつくのを感じる。

 

『お兄ちゃんがやり方を変えないなら、お兄ちゃんの望むものは間違ってると私は思う。必要なのは人と人とが分かり合える道、だから―――!』

 

レナの瞳に力が込められたと同時、サハクエルが羽ばたく。

そして―――。

 

『私はお兄ちゃんを――討つ!』

 

サハクエルのバスターライフルの銃口が向けられる。

こいつ……!

 

『なっ!?』

 

右翼から引き抜かれたバスターライフルから赤黒い粒子ビームが飛来し、俺はアヘッドの操縦舵を操り避ける。

レナのやつ攻撃してきやがった……!

 

『やめろ、レナ!』

『……っ!』

 

アヘッドのGNビームライフルを構えて威嚇する。

こちらの銃口もサハクエルを捉えていた。

だか、だからこそスコープ越しにそれを目に焼き付けることができる。

―――サハクエルの腰部から展開された未知の砲口を。

 

『なに!?』

『狙い撃ちっ!』

 

腰部に展開されたビーム砲から放たれた赤黒い粒子ビームが二閃、空を裂く。

視界右から来るものは避け、左から来るものはGNシールドを犠牲に防いだ。

 

『ぐっ……!』

『――フルバースト』

『なっ……』

 

レナの呟きと共に展開される武装がウィングバインダーから稼働するのがわかる。

おいおい、一体いくつあるっ言うんだ……!

姿を見せたのは更なる新装備、ウィングバインダーから出現した俺の知らない二対のビーム砲。

当然、その砲口は俺のアヘッドを捉えている。

 

『狙い撃ちっ!』

 

レナの叫びと共に肩のビーム砲から放たれた赤黒い粒子ビーム。

マズい、回避行動の後じゃ―――!

 

『ぐああ……っ!?』

 

GNビームライフルと左肩部が粒子ビームに貫かれた。

マウントしていたGNビームサーベルが狙いか。

こいつ、とことん武装を……っ!

 

『いい加減にしろ、レナ!!』

 

残った右肩にマウントされたGNビームサーベルを抜刀し、刃を生成して構える。

すると、サハクエルも右肩から右手にGNビームサーベルを抜き、一気に推進してきた。

 

『はあっ!』

『ぐっ……!』

 

加速を掛けたサハクエルとの衝突になり、両者共に衝撃で機体が弾かれる。

少しの間、間合いができた。

これを利用して体勢を―――と考えたところで俺はそれが目に入る。

腰部にマウントされた柄に手を掛けるサハクエルが。

嘘、だろ……っ?

 

『……やあっ…!』

『なっ、あっ……!』

 

予測通り、腰部からGNビームサーベルを()()()()で抜刀したサハクエルが俺のアヘッドから右手ごと切断し、GNビームサーベルを奪う。

ビームサーベルと切断された部分は重力に従って破片と共に海に吸い込まれ、さらにサハクエルは上に振り抜いた体勢から右を振り落とし、アヘッドの頭部も斬り飛ばされた。

なんだこの接近での対応力は……!?

以前のレナとは違う!

 

『……っ!!』

 

それからは一瞬だった。

サハクエルは下げた左の刀身を再度下段から振るい、アヘッドの右腕奪い、また右の刀身を振り落としてアヘッド左腕奪った。

最後に右左を横ナギに払い、足を一本ずつ解体する。

GNビームサーベルによる赤黒い光剣の舞が一瞬にしてアヘッドをバラバラにしてしまった。

 

『そん、な……っ』

 

胴体を残したアヘッドが重力に従って落ちていく。

メインモニターをやられた俺は、砂嵐の中、微かに映る翠色の瞳に見下ろされながら振り抜いたGNビームサーベルを構え続けるサハクエルを最後に、地上へと墜ちた―――。




【解説】
前半については、
レナの問いに対するネルシェンの応え。
彼女が欲するものを理解したレナですが、未だに真意を汲み取れない部分がある……その真意とは、自信を超えた先にそれがあるというネルシェンの言葉です。レナにとっては何が何やら。ただネルシェンも自身と向き合おうとしないレナに敢えて詳細に説明はしなかった、という場面になっています。

後半では、
レイの想いを知ったレナが彼の思考の変化に気付き、戦意を削ぐ為に淘汰する。
という場面ですが、これによりさらにレイの感情を激化する……というのが次回になります。

ちなみに書き溜めはもうありません。

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