カービィマニアとキツネ少女二人組の平凡な日常 作:星の勇士カービィ
パクりだと思われたら困るので、設定はなるべく自分なりに考えました。ただ、サイトが全く見れない部分、獣耳尻尾問題、戸籍問題の部分はその小説を元にさせてもらいます。
僕は星野勇斗。高校二年生だ。そして、キツネ押しのライトなケモナーであり、重度のカービィマニアさ。それ以外は平凡な高校生で一人暮らしだけど平凡な日常を送っている。
・・・・・・・・・・・・・・いや、送って『いた。』『あの日』までは。
9月の某日金曜日の夜。両親が長期の海外出張に出て一人暮らしを始めて一週間が経過した頃。僕はいつも通り『カービィ-バトルデラックス!』でオンライン対戦を終え、寝ようとしていた。
勇斗「ふぅ。流石にランクが高くなると維持するだけでも大変だな。お、もう10時か。明日は休みだから、早く寝ておもいっきりカービィ三昧しますか」
僕は、寝床に就いてそのまま、夢の世界へ旅立った。
その夜変わった夢を見た。二匹の色違いのキツネが罠にかかっているのを助けて、家で手当てをし、元気になって嬉しそうに山へ帰って行く夢を。夢から覚めるともう朝だった。
勇斗「・・・う、ん・・・・夢、か?・・にしても変わった夢だったなぁ」
まだ意識が完全に覚醒してないまま、顔を洗おうとベットから降りると、
「スゥ....スゥ....」
「ムニャムニャ...やーだー、...もう一回遊んでから..」
「アワワワワワ」
可愛い寝息と寝言、そして電子音のような声が聞こえてきた。
勇斗「・・・?なんだ?空耳かな?だとしたら、聞き覚えがあるなぁ」
なんとなく、音がした方向を向くと、
勇斗「っ!?」
一瞬で意識が覚醒した。何故なら押しのフレンズであるギンギツネとキタキツネが僕の部屋で寝ていたからだ。
・・・おまけにラッキービーストもいる。
勇斗「な、ななななんで僕の部屋で寝ているんだ!?落ち着こう!僕!よく考えるんだ。・・・・」
一生懸命カービィ脳をフル回転させた結果、
勇斗「そうだ。これは幻覚だ。きっと、カービィのゲームをやり過ぎて頭がおかしくなってるんだ」
・・・・現実逃避である。
勇斗「こういう時は、あれを聴こう。そうすればいずれ、幻覚も消える」
僕はスマホを取りだし、イヤホンを当て、ある曲を流し始めた。その曲は、
『おぉ、偉大なハ~ルトマン~♪
おぉ、偉大なハ~ルトマン~♪
永久に~、果てなく~栄えよ♪』
カービィマニアならご存じ、『銀河に名立たるハルトマン』である。とりあえず、布団を被り、聴きながら現実を逃避しようとした。しかし、
ギンギツネ「・・・・え!?なに!?ここ、何処!?」
ラッキービースト(以下ラッキー)「アワワワワワワワワ」
勇斗(おかしい。今、『銀河に名立たるハルトマン』を聴いてるはずなのに。幻聴が聞こえてきたよ)
ギンギツネ「どうして?確か、私たちは自分達の寝床にいたはずなのに。なんなの、ここ?ねぇ、貴方。ここ、何処なのか分かる?」
勇斗(僕じゃ無いよね?幻聴が僕に問いかけるはずないよね!?きっと、気のせいだよね!?)
ギンギツネ「ねぇ!貴方!起きているんでしょ!」
そう、聞こえた途端、布団がひっぺはがされた。その時核心した。これは現実だと。
勇斗「・・・・ハイ。起きてます。」
ギンギツネ「....へぇ。此処は貴方の寝床なのね」
勇斗「はい。まぁざっくり言えばそうです。後、色々と聞きたいことがあるので、とりあえずそちらの方を起こしてくれませんか?」
ギンギツネ「分かったわ。ほら!キタキツネ!起きなさい!」
キタキツネ「....床が暖かい。もう少しだけ.....」
ギンギツネ「そんなこと言ってないで!今、私たち大変なことになってるのよ!」
勇斗「あの、もしよかったら、僕が起こしましょうか?」
ギンギツネ「え?起こせるの?」
勇斗「え、えぇ。まぁ。・・コホン。キタキツネ!ゲームあるよ!」
キタキツネ「ふぇっ!?ゲーム!?何処!?」
ぐずぐずしていたキタキツネは『ゲーム』という単語を聞くと、パッと目が覚めた。
ギンギツネ「貴方、何でキタキツネがゲームが好きなことを知ってるの?もしかして、博士が前に言ってた『えすぱー』ってやつ!?」
勇斗「ヴェッ!?(;0w0)違いますよ!ただ、何となくゲームが好きそうだなと思っただけです!」
何故か『えすぱー』のやり取りが10分位続いた。
勇斗「さて。とりあえず、簡単な自己紹介と此処について話しますね。僕の部屋で名前は『星野勇斗』。『ユウト』とでも呼んでください」
ギンギツネ「分かったわ。ユウト。それで、ここはどこなの?」
勇斗「ここは、『にほん』です。セルリアンやフレンズはおらず、ヒトたちが暮らす『くに』です」
ギンギツネ「『にほん』って、博士が言ってたところね」
キタキツネ「うん。ヒトが暮らす『くに』と『にほん』は知ってるよ」
ギンギツネ「それで、ここは『にほん』のどこなの?」
勇斗「ここは『とうきょう』ってところで、にほんの大事な場所、って感じですね。あ、そっから『とうきょう』の景色が見れますよ」
そう言うと二人(二匹?)は、窓に向かい、ベランダから東京の大パノラマを目の当たりにした。僕には当たり前の光景になったが、両親が買ってくれた高層マンションの上層部の一室から見れる景色はちょっとした自慢さ。
今日は快晴だから、富士山が見える。
ギンギツネ「広いわね!『とうきょう』って!ジャパリパークとは大違いだわ!」
キタキツネ「ねぇ、ユウトー。あの長いのは何?」
勇斗「あれは、『ビル』だね。あの中にはおうちだったり、働く場所だったり、色んな施設が入っているんだ。東京には『ビル』が至るところにあるんだよ」
キタキツネ「あれが一杯あるの?どうやって作ったんだろー」
勇斗「まぁ、ともかく。僕も気になる事があるんだ。君たちはどうやって、此処に来たの?」
そう聞くと、ギンギツネは首を横に振った。
ギンギツネ「分からないわ。昨日までは旅館にいたはずなのに」
キタキツネ「うん。寝る前までは確かに旅館だった」
勇斗「そうか・・・本人たちも分からないのか」
ギンギツネ「ところで、少し話戻すけどいい?」
勇斗「いいけど何?」
ギンギツネ「貴方、『えすぱー』じゃないんでしょ?だったら、何でキタキツネがゲーム好きだってこと分かってたの?雰囲気で分かる問題じゃないわ。私たちの事を元々知ってたような感じだし」
勇斗「え?いや、ちょっと、説明しがたいなぁ・・・なんて説明すればいいのか分からないし」
ギンギツネの質問に困惑していると、
\ハァイ!/(カービィボイス)
勇斗「ん?LINE?あ、ハルか。何用かな?」
僕はスマホを取りだし、ロックを解除した。因みにハルとは僕の小学校からの腐れ縁の友だちの1人である。スマホを操作していると、ギンギツネとキタキツネが興味津々な目で見てきた。
ギンギツネ「ねぇ。それは何なの?」
勇斗「それって、スマホのことか?」
ギンギツネ「すまほ.....?何なのそれ」
勇斗「これがあれば、スマホを持っている人通しで遠くでも連絡ができる、まさにヒトの叡知の結晶さ」
ギンギツネ「凄いわね!ヒトってそんなものを作れるのね!」
勇斗「後、ゲームもできるよ」
キタキツネ「ゲーム!凄い、凄い!」
勇斗「おっと。話がずれてしまった。え~と、何々?」
LINEを開き、メッセージを確認した。
<ユウ!ネットが大変なことに
なってるぞ! 08:21
勇斗「大変なこと?何だろ?」
既読 8:26 大変って何が?>
<知らないのか!?「けものフ
レンズ」関連のサイトと記事
が全て見れなくなってるん
だ!関連動画も見れないし!
Yahoo!ニュースのトップにも
なってるぞ! 08:28
勇斗「けもフレ関連のサイトが全部見れない?どういうことだ?」
確認のため、部屋に戻りニコ動やようつべ、関連のサイトを全て洗い出してみた。が、全て原因不明のエラーで見れなかった。Yahoo!を開くとニュース欄の一番上に、
『「けものフレンズ」関連のサイト、動画、全て謎のエラーにより閲覧不可能』と、書いてあった。
勇斗「mjか・・・本当じゃないか」
ギンギツネ「ねぇ、「けものフレンズ」って何なの?フレンズって私たちのことでしょ?何で色んなヒトが知ってるの?」
勇斗「・・・・あ、あぁ。これ?この際、ちょうどいいや。実はね・・・・・」
僕は、二人に「けものフレンズ」について話した。ゲームだった時の事とアニメになった時の事を。
勇斗「・・・・・・・・ってことなんだ。簡単に言うと今の二人は『けものフレンズ』っていうゲームやアニメの中のキャラクターってことになってるんだ。」
ギンギツネ「なるほど。何となくだけど、理解したわ」
キタキツネ「ボクたちが、ゲームのキャラ?」
勇斗「まぁ、そういう事になるね。でも、不思議だ。僕たちヒトからしたら、ゲームやアニメのキャラは絶対に会えないはずなのに。今、こうして目の前にいる。不思議だと思わないかい?」
ギンギツネ「確かにそうね。私たちはジャパリパークの外までは知らないけど、ヒトは絶滅したことになってるわ。でも目の前にヒトがいる。不思議ね」
勇斗「・・・・・ま、こんな難しい話、性に合わないや。話を変えよう。君たちはこれからどうするつもりなの?」
ギンギツネ「どうするって?」
勇斗「僕、君たちを帰す方法なんて分かんないし」
ギンギツネ「えっ!?そうなの!?てっきりすぐ、帰れるものだと思ってたわ...」
勇斗「暮らすにしても、ヒトの社会っていうのは、色々と大きな決まり事があるんだ。例えば、勝手に他人の物を盗ったらすぐ檻の中だったりとか」
ギンギツネ「お、檻の中!?ヒトって意外と恐ろしいことするのね....」
勇斗「後、『戸籍』っていうのが必要なんだ。これがないと生活できないんだ。それとその耳と尻尾もなんとかしないと」
ギンギツネ「う~ん、こせきってのは分からないけど、耳と尻尾はなんとかなるわ」
キタキツネ「うん。ボクも」
そう言うと、二人はくるんと一回転した。すると、二人の耳と尻尾は無くなっていた。
勇斗「;0w0<ヴェッ!?どーゆー仕組み!?」
ギンギツネ「ふふん!これはオイナリサマに教えてもらった術よ!凄いでしょ!」
勇斗「お、おぉ。でも、戸籍は無理があるでしょ・・役所に聞いても変な感じになりそうだし・・・」
すると、いままで放置していたラッキービーストが、
ラッキー「ピピピピ....登録中、登録中」
勇斗「え?登録中って、まさか・・・・」
そのまさかだった。いつの間にかラッキービーストが二人の戸籍を登録してたのだ。
ラッキー「登録、完了。コレデ、二人モ普通ニ生活デキルヨ」
勇斗「まじか!?有能過ぎるよ!このラッキービースト!」
ギンギツネ「こせきも手に入れたし、後は住む場所ね。そこで、ユウトにお願いがあるんだけど」
勇斗「え?お願い?・・・まさか、『ここに住ませて』ってってお願いじゃないよね?」
ギンギツネ「そのまさかよ。私たち二人をここに住ませてくれないかしら?」
キタキツネ「お願い」
勇斗「ちょっと!何で!?何でこんな会ったばかりのヒトの家に住むの!?」
ギンギツネ「いいじゃない。ユウトっていいヒトそうだし」
キタキツネ「うん。ボク、ここ気に入った。ここでしばらくだらだらしてたい」
勇斗「勝手に決めないで!ねぇ、ラッキービースト!何とかしてよ!」
ラッキー「ピピピピ、二人ノ住所ヲ、コノ部屋ニ登録シタヨ」
時すでに遅し。すでに住所を登録した後だった。しかし、僕も別に嫌な訳ではない。ただ、押しのフレンズ二人との突然の同居に心の準備が出来てないのだ。でも、ここまで来て、もう後戻りは出来ない。よし。僕だって男だ。ここは腹をくくろう。
勇斗「分かった。一緒に住んでいいよ。でも!しっかり家事とかはやってもらうからね!」
ギンギツネ「わぁ!ありがとう!私、頑張るわ!」
キタキツネ「良かった。これでだらだらできる~」
勇斗「こら!キタキツネ!ちゃんと仕事しないと、追い出すからね!」
キタキツネ「え~!やーだー!」
勇斗「嫌だったら、ちゃんと働く!」
キタキツネ「むー、分かった」
勇斗「ふぅ、やれやれ。これから大変なことになりそうだなぁ」
ギンギツネ「 ? なんか言った?」
勇斗「いや、何でもない。さて、まずは洗濯の仕方についで教えてあげるよ。こっちについてきて」
ギンギツネ「分かったわ。ほら!キタキツネ!行くわよ!」
キタキツネ「もうちょっと、だらだらさせて~」
こうして、僕とキツネ少女二人の不思議な同居生活が始まったんだ。
ちょっと長くなってしまいました。因みにここで二人の人の名前を書かせていただきます。
・ギンギツネ→尾稲荷 銀華 (おいなり ぎんか)
・キタキツネ→尾稲荷 北狐 (おいなり きたこ)
と、させていただきます。姉妹設定です。次回をお楽しみに!
10/1 時系列を変更させて頂きました。