お相手は竜宮小僧さんです
作品名は『問題児達と孤独な少女が異世界から来るそうですよ?』
皆さん楽しんでいってください
「よーし、今日も頑張って行きますかー」
ノーネーム本拠のとある一室、現在のその部屋の主:八神天音はカーテンを開き背伸びをしてそう言う。箱庭に来てペルセウスとのギフトゲーム1週間と5日が経過した。少女は他のメンバー、十六夜、飛鳥、耀と合流して朝食を摂る。そして今日の予定は
「暇だから街に行くか」
と十六夜の一声で、街の散策に決定した。思えば箱庭に来てまともに街を散策していないのだ
「やっぱり色々あるね」
「そうね、思えばこの街を見て回るのは初めてかしら?」
「うん、ガルドとのギフトゲームやペルセウスとのギフトゲームあったし、それ以降もコミュニティの運営のために色々ギフトゲームやお手伝いしてたしね」
「たまにはいいじゃない?色々観光しても」
問題児四人は、問題を起こしつつ箱庭の街を楽しんだのであった、途中黒ウサギに怒られたが、ガイドに抜擢したりと、改めて箱庭の観光する良いきっかけになった。
そしてノーネーム本拠に戻り、天音と十六夜はノーネームの書庫で本を読み漁る。最近の主なサイクルがこれだからだ。
「今日はここまでだな、とりあえず読み切れていない本は持って読もうぜ」
「了解っと、じゃあこの位かな」
十六夜と天音は本を持ち本拠に戻り、少しして夕食を食べて。お風呂に入り、自室に戻り、読書の続きをする
だけど今日は少し変だ、まだ眠たくなる時間じゃないがまぶたが重く、体もだるく感じる。
「もう少し……読みたいのに……」
強烈な睡魔に逆らえず、意識を手放す天音
天音視点
いつも通りに、過去を見返すような夢を見る。 "私" の過去ではなく "私に至る" まで紡がれてきた、先祖の記憶。
だが今日は様子が変だった。直後影が広がり自分を侵すように侵食する
「な……にこれ!?動けない!?」
力に限り抵抗するが、動けず、どんどん影がさらに私を侵食する、私を消さんがために、経験を記憶を今の八神天音を消すためにまるで影は"お前は一生孤独だ"と言わんばかりに。私は恐怖する。こんな事は初めてだ、怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。だけど、光が見えた、それだけで切り替えができる、あれが出口だとするのなら、飛び込むだけでいいはず。
「届け………届いて!」
動く手を無理矢理伸ばす、その場所に逃げ込むために。
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目が覚める、光に照らされ、眩しくて目が覚める。体は特に怪我も無い、いやそれが当たり前だ、なんせ夢を見ていたのだから。だが
「怖かった……なんだったのさ……あれは」
あの影には何かを感じた、最近疲れていたと言うのもあるが、それにしても何時も以上に夢見が悪いと来たものだ
センチメンタルにでもなっているのだろうかと考えてしまう。
「それにしても……おかしい、私は当てられた部屋のベットで寝てたはずなのに……」
気がつくとノーネームの本拠の外の農園の近くの木の下で横になっていた。
「誰かのイタズラにしては、粗末なものだけど……どういう事だろう?夢遊病の気でもあったのかな?それに……違和感を感じる」
見慣れた建物の筈なのに、どこか違うような気がする。でも動かない事には始まらない。体を起こして立ち上がる、いつも以上に体が重く感じる、眠る前にだるくは感じていたが、夢見が悪いとこうもなるのかな?
「とりあえず……中に戻ろう」
私は頭を振り、本拠に足を進める。
いつものように歩く、今回はヘッドホンが無い。少し違和感があるが大丈夫
何事も無く、本拠に入る。
中は特に何の変哲もない変わらない。
私は少し考えすぎたのかもしれない。そう思うとお腹が少し空いた気がした。食堂へ向かい、扉のドアノブに手をかけたその瞬間
「どこから入ったの貴女?ノーネームのメンバーじゃないよね?」
後ろから声が掛かる、聞きなれない声。ゆっくり声の方に振り返る
服装は黒のワンピースでタイツを履いていて、髪は大体膝丈まであるのかな髪型はポニーテイルぽいね髪の色は白銀かな……そんな思考は、まっさきに破棄した、彼女が伸ばす影……その感覚は覚えてる。忘れるわけがない……あの影を私をあの影を消そうと、その感じがした頃には体が動いていた
「っ!」
右手から雷撃を出す……それを目の前の少女は
「ッ!影玉」
自らの影を球体にして、雷撃を向かい撃つ。互いの攻撃は互いの攻撃を相殺する
「(咄嗟事とは言え攻撃しちゃったけど、少し吹っ飛ぶ程度の手加減はしたけど、それを簡単に相殺するなんてね……)」
天音は冷静に状況を考えるが少女が言葉を紡ぐ
「攻撃するということは、敵ってことで良いんだよね?」
少女は影を迸しらせながら、敵意を出して
「敵なら容赦する必要、ないよね?」
衝突は最早避けられ無いものとなった