お相手は、僕がハーメルンで書くきっかけになった憧れの人
ほにゃーさんです! コラボ作品は「問題児たちと血を受け継ぐ者が異世界に来るそうですよ」です
不束ものの自分ですが精一杯頑張ります!
魔王襲来の北側から帰ってきて二週間経過した日、天音は黒ウサギと共に倉庫の整理と使えるギフトの選定を行っていた。
「いやー大助かりですよ!ダメ元でお願いしたら引き受けてくれるなんて思っていませんでしたから」
「苦労ばっかりかけるわけにも行かないし、いざという時の何があるかを把握しておいた方がいいでしょ?ダメ元って何よ!」
天音は笑いながら怒り耳を力いっぱい引っ張る
「痛い痛い痛い痛いですよ!す、すいませんでした!」
「じゃあ、整理の続きするよ」
「YES……」
黒ウサギは涙を目に浮かべ作業に戻る、天音も同様に作業する。天音は自分のお気に入りの曲をくちぶさみながら
「あの日々には戻れない、時は強く 哀しく強く、ただただ進んでゆくだけ "Restart" ♪」
「いい歌ですね、天音さん。曲名をお聞きしてもいいですか?」
黒ウサギに聞こえていたらしい、天音は
「これが終わったら教えてあげるよ」
天音は口笛を吹きながら作業を続ける。作業はそれから半時間行われ、飛鳥、耀、十六夜も参加し始めた。そんな時、天音はソフトボールくらいの球体を見つけるそれにはボタンがあり、『ここ押せ』と矢印があり、張り紙で危険と書かれてる
「うん?何これ?」
「おっ?どうした?」
「ここを押せと書かれた球体ね」
「同時に危険と張り紙が書かれてる」
問題児四人は10秒間だけ考えて各々結論を出す
「「「「……よし押してみよう」」」」
簡単だった、押すなと言われて素直に押さない問題児なら黒ウサギは苦労はしなかった、だがそれを押すからこそ問題児なのだ。ポチッと天音は押すが………
シーーーーーーン
「何も起きない?」
「よし、ただの玩具か?」
十六夜と天音はしばしそのボールもどきを見る、後ろから黒ウサギが来て
「先程から何をしてるのですか?」
「あ?何もしてないぜ?なぁ天音、お嬢様、春日部」
「「「たしかに何もしてない(わ)(よ)」」」
「あ、怪しすぎましますよ……」
「もう一度押そっと」
ポチッと天音はもう一度押す、黒ウサギはポカンとし焦る
「何してるんですか!?」
「ここを押せと書かれてた」
「危険とも書いてますよね!?」
「書いてるな」
ギャーギャー騒いでいると、天音、黒ウサギ、十六夜の足元に大きな魔法陣が現れる
「「なんか出た!?」」
「これは!?転移の魔法陣……!」
倉庫を覆い尽くすほどの白い極光が溢れる。それが終わり、飛鳥と耀が再び目を開けると、そこには天音と十六夜と黒ウサギの姿は無かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「……光が収まった…」
3人が目を開けるとノーネームの本拠の外にいた。
「なんだ、少ししか移動してないのな」
「あーつまらない」
「勝手にギフトを起動しないでください!このお馬鹿様!」
黒ウサギはハリセンを取り出し十六夜と天音の頭を叩く。
「それにしても、本当に良かったです。転移先が"ノーネーム"の本拠地で」
「と言うと?」
「このギフトは転移用のものですが、製作者の遊び心なのか、ランダムなんですよ!狙った場所に行ける確率なんて一割程度らしいんですよ!
転移場所から近かったり遠かったり、最悪、異世界に飛ばされることもあります」
「「狙った場所に一割で行けるなら十分じゃね(よね)?」」
「話聞いてましたかこのお馬鹿様方!?」
再びハリセンが炸裂する。すると天音は気づく
「飛鳥や耀ちゃんが居ない」
「ほんとだな、あいつらは巻き込まれなかったのか。まぁ距離が近いし見に行くか」
「そうですね、ご心配をおかけしないためにも倉庫に戻りましょう」
3人が倉庫に戻ろうとした瞬間声が掛かる。
「黒ウサギ、十六夜そんなところで何してるんだ?そこのやつは知り合いか?」
その声の主を見ると底には、黒い長ズボンに黒いシャツ、黒いコート全身真っ黒の銀髪の男が立っていた。天音達は頭に?を浮かべる。
「ノーネームに居たか?あいつ」
「居なかった気がするけど」
「確かにいませんでした」
3人で話をして十六夜が小石を拾い、挨拶と言わんばかりに
「俺と黒ウサギの名前をなんで知ってる?誰だか知らねぇが、とりあえず捕まえてやるか!」
そう言い、石を第三宇宙速度で足元に投げる。第三宇宙速度で投げられた石は男の足元を目掛けて飛ぶ。
そして、巨大な土煙を上げる。
「十六夜……流石にやりすぎじゃなない?」
「ヤハハ、悪い悪い」
石を投げられた男は大丈夫か黒ウサギと天音は安否が気になる。
「容赦ないな!そっちの十六夜は」
上空からの声、男は黒い羽を生やし上空にいた。天音はその発言に驚く
「(そっちの十六夜?彼は十六夜の事を知ってる……黒ウサギの名前も言っていた……うん?まさか)」
「悪魔かなにか?あの羽見たことねぇか?どっかで見たことがある気がするんだが」
十六夜はそのに羽に既視感を感じていた黒ウサギも天音同じく既視感を感じていた。
「あの羽レティシアの羽にそっくりだよ!」
そんなことを話してると、男は羽を広げたまま降下して来る。天音は十六夜を下げて前に出る。勿論武器など出さず戦闘する気がないことを示しながら。
「先に謝ります、十六夜が急に攻撃してごめん」
天音は頭を下げて謝る。すると男は
「俺はなんともないから気にするな、それにお前ら別の箱庭の人間だろ?」
「別の箱庭だと?」
十六夜は怪訝な顔をして、天音はなんとなく分かった顔して、黒ウサギは何かを察した
「十六夜さん、先程ギフトの説明しましたよね、異世界に行く可能性があるギフトだと」
「そういう事か、なるほどな、通りで俺と黒ウサギの名前を知ってるわけだ」
納得いったように笑う十六夜、天音は苦笑い、黒ウサギはウサ耳をへにょらせた。
「天音さん、どうするんですかこれ………」
「知らないよ……なるようになるよ」
騒ぎを聞きつけて、他のメンバーが出てくる。
「おい!なんの騒ぎだ修也」
「修也君何があったの!?」
「修也大丈夫!?」
「大きなクレーターができてますよ!」
お馴染みのメンバーが出てきて想像通りの反応をする
「「「十六夜(さん)と黒ウサギが2人!?」」」
「とりあえず、話は中でするから、来いよ3人とも」
銀髪の男こと修也に招かれた天音達はノーネームの本拠に入るのであった