ガンダム&パンツァー   作:サラシナ ガイ

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最近新作・・・ナラティブの新PVが出てフェネクスが出てきて驚きを隠せない私です。

一体どんな話になるのか楽しみです。

では、どうぞ。


拒絶

先日彩人は、ユニコーンガンダム三号機、フェネクスを受領した。しかし、おおっぴらに出せる機体でもないので最奥の格納庫でひっそりと隠しておくしかないのだ。

 

念のため、いつでも動かせるようにするために起動テストをしてみようと思った彩人は格納庫へ向かっていた。

 

 

「お?彩人じゃないか!どこに行くんだ?」

 

「・・・ヴィンセントか。ちょっと野暮用でな」

 

「なんだよ、野暮用ってさ。教えてくれてもいいじゃないか」

 

「・・・ヴィンセント、今から言うこと、見ることは他言無用で頼む」

 

「おいおい。なんだなんだ。そんな真剣な顔して」

 

「・・・ついてきてくれ」

 

 

彩人はヴィンセントを連れて最奥の格納庫へ向かう。当然ヴィンセントはこんな道を知るはずもないので

 

「彩人、ここはどこへ行こうとしているんだ?こんな道通ったことないぞ?」

 

「・・・いいからこっちだ」

 

「はぁ・・・まぁ、わかった」

 

 

二人はしばらく歩く。そして、結構な時間をかけてたどり着く。

 

「ここだ」

 

「な・・・なんだ・・・これ・・・?」

 

「ユニコーンガンダムの三号機、フェネクスと呼ばれる機体だ。機兵を生産してる会社から譲り受けたものだ。なんでも、誰も乗れなくて引き取り手を探してたらしい」

 

「フェネクス・・・?聞いたことないなぁ。もしかしてハイエンド機体なのか?最新鋭の機兵を、しかも専用機を使えるなんていいじゃいないか!」

 

「専用機ならヴィンセント、お前ももってるだろ」

 

「あれは・・・旧式だし、これに比べたら全然だよ」

 

「専用機をもらえる時点で特待生みたいなもんだろ・・・。それに・・・こいつはおおっぴらに出せるもんじゃないよ」

 

「なんでそんなに出し渋るのさ。こいつは存在そのものが戦争の引き金にでもなるとでも言うのか?」

 

「そうだ」

 

「だろう?・・・って、なんだって?試しに乗ってみてくれないか?機兵の全身のロックはかけておくよ」

 

「わかった。・・・よくみておいてくれ」

 

彩人はヴィンセントとの会話を終え、フェネクスのコックピットへ入った。

 

「・・・やっぱり生体認証が効いてるのか。今日は戦わないぞ?今日は・・・そうだな。モーニングコール、といったところか」

 

彩人は誰かに話しかけるというわけではないが、話しかけなければならない気がした。初めて乗った「あの時」から。独り言ともいえるかもしれないが。

 

「NT-Dってのはそもそもなんなんだろうなぁ・・・。やっぱ戦わないと発動しないとか・・・いや、それじゃなんで起動実験の時発動したのかわかんないな」

 

彩人が困惑している中、外でヴィンセントはフェネクスを見守っていた。

 

「な、なんだこれは。すべての値が既存の機兵を軽く上回っている!?なんなんだ・・・・この、フェネクスは・・・」

 

 

当然、機兵道で使っている旧式の機兵のデータは勿論、現役の機兵のデータも公開されている。しかし、いま起動させた「だけ」のフェネクスは既存の機兵のスペックを上回っている。ヴィンセントが驚くのも無理もない話だ。・・・だが。

 

 

「・・・ぐッ!?グアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァアァ・・・・か、体が動かない!?い、意識が・・・持っていかれる・・・・や、やめろ・・・・ヤメロオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

その声が途中から通信ではいってきたのかヴィンセントは焦り、声をかけた。

 

「彩人!?どうした!しっかりしろ!彩人!!!」

 

ヴィンセントはどうしようもなかった。外部電源は落とした。機兵の全身はロックがかかっているためピクリとも動かない。しかし、何とも言えない気迫、殺気にも似た何かを感じた。彩人が言っていたことが分かった気がした。

 

 

「俺の・・・中に・・・入って・・・・・・くるなあああああああああああああアアアア・・・!!!」

 

その時、フェネクスは光った。装甲の隙間から青白い光が・・・しかし、その光は直ぐに輝きを失い、沈黙した。

ヴィンセントは思った。なぜこんなものを一人の学生に譲渡してしまったのか、と。そもそもこんなものが実在してよいものなのか、と。

 

 

フェネクスに乗った彩人はヴィンセントによって医務室に運ばれたが、特に問題はなかったという。あんな危険な機兵に乗っていたというのに問題がなかった、とはどうにも度し難いものだった。

 

「あの機兵はなんだ・・・あの光は・・・」

 

ヴィンセントは思い悩む。もしや彩人が大きすぎる事件に巻き込まれてしまったのではないだろうか。この慈恩学園をまきこんでおおきなことが起こってしまうのではないだろうか。最悪の場合、機兵道廃止、慈恩学園廃校・・・。

 

「いや、そんなことはさせない」

 

最悪な未来を想像しながら、一つの決意をするヴィンセントだった。

 

 

 

 

 

 

 

一つの輸送船があった。

 

「ここも海賊やら・・・政府の犬やら・・・面倒だな・・・マリーダ、いけるか?」

 

「勿論です。マスター」

 

「発進準備を急げ!」

 

「マリーダ・クルス、クシャトリヤ・・・出る!」

 

 

噂話がある。

どの国にも属しないどでかい輸送船があるらしい。

中にはとんでもなく強い機兵が積んであって出会ったら生きて帰れないとか。

これはあくまでも噂話だ。

 

信じるか信じないかは、あなた次第です・・・。




ノリと勢いには限界があるのだろうか・・・。

色々突っ込みがあるかもしれません。

すまんかった・・・。

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