ガンダム&パンツァー   作:サラシナ ガイ

4 / 4
GWに入ったのでちょっと書いてみます。

設定とか描写は拙いのでご容赦ください・・・。


戦車道

先日、フェネクスの起動を試みた彩人だったが、NT-Dが発動寸前のところで沈黙。彩人は気絶して医務室に運ばれたが肉体的、精神的にも問題はなかったらしい。

 

その一部始終を見ていたヴィンセントだったがあの機兵・・・フェネクスは普通ではないと直感した。

 

明らかな殺意、迫力。そして何よりも装甲の隙間から漏れ出ていた青白い光。この機兵には何か秘密が隠されているのではないか・・・・とも思ったのだ。

 

彩人も大事には至らなかったのだが、明らかに普通ではないためフェネクスそのものに疑問を抱いていた。

 

二人はこっそりとクラスのある区画へと戻ったが、何か騒々しかった。

 

「お?彩人にヴィンセントじゃないか。これで全員そろったな。唐突だが、今から言う者はこちらへ来るように」

 

担任の先生が名前を呼ぶ。

 

「といっても指名するのは一人だ。これから呼ばれたものは大洗へ赴き、戦車道復興の手助けをしろ」

 

「え、戦車道ってもアレ女子の武道じゃねぇですか?数少ない女子を派遣するんですか?」

 

元々女子の武道なのだから女子を派遣するのだろうなとクラスの全員は思った

 

「それには心配はいらない。この任務を受けるのは・・・彩人、お前だ」

 

「はい?」

 

 

 

クラスの全員が彩人に集中した。それもそのはず。言うまでもないが彩人は男である。女子の武道に男を放り出すのだから当然注目される。

 

「なんで俺なんですか?」

 

「簡単な話だ。機兵道において貴重な女子を割くわけにもいかないし、だからと言ってガチムチの漢を派遣したらビビられる。だから容姿的にごまかせそうなお前をピックアップしたわけだ。おまけにお前は射撃センスがダントツに優れているからな」

 

「後の理由を先に行ってくださいよ・・・」

 

「ハハハッ!これについては職員全員の信任だ。逃げられねぇよ。諦めな。単位なら安心しな・・・免除だからな。・・・別件があるから後で職員室こい」

 

 

「は?彩人ずりーぞ!女子に囲まれて単位免除なんて!」

 

「そーだそーだ!」

 

「ちくしょう俺も行きたかった・・・」

 

 

「行きたかったら操縦技術か射撃技術、格闘技術のどれでもいいから極めてみろ」

 

「「「・・・ちくしょう」」」

 

この学園艦の男子達は基本的に出会いがないため女性に飢えている。この反応は当然というべきか。しかし、彩人は特別技術が優れているわけではない。曰く「感で合わせたら当たる」だそうだ。

 

「まぁ、こんな事言ってるが皆心配してるんだぞ。・・・頑張れよ」

 

「・・・行ってきます!」

 

 

場所は変わって、とある輸送船。

 

キャプテンと呼ばれる男がいた。その他に操舵手、オペレーター、そして、パイロット。

 

連絡があった。慈恩学園から。

 

「・・・なんだ?仕事の依頼?わざわざなんでこんな・・・はぁ。ウチのパイロットが必要だぁ?で?報酬は?・・・わかった。なによりあんたの頼みだ。断れねぇよ。取り合えず大洗にしばらく停泊、あんたのとこのガキの面倒見る。んで、生活費は出してくれるんだろ?・・・そのガキどもの分だよ。ん?俺らの分まで出してくれるのか?・・・助かる。この依頼、確実に達成して見せるぜ」

 

「どうしたんです?キャプテン?」

 

「依頼だ。当分の生活費は大丈夫だ。・・・なぜここまで力を入れてるのかは知らないが、ガキが増えるのと荷物が増えそうだ」

 

「マジですか・・・まぁ、キャプテンは子供好きですもんねぇ・・・」

 

「うるせえ・・・だが、あいつらの話聞いてるのも面白いもんだぜ?・・・俺にも生きてたら同年代の娘がいたんだがなぁ・・・」

 

キャプテンは悲壮感を感じさせる表情をした。だが。

 

「復讐をしたところでただ虚しいだけでしたねぇ」

 

「・・・そうだな、それであいつに会って。色々あったが、今はそんな感傷にひたる時間じゃねぇ。迎える準備するぞ。ギルボア」

 

「了解。キャプテン」

 

そのでかい輸送船・・・正しくは偽装貨物船、ガランシェールは新たな目的地へと舵を取った。

 

 

 

場所は戻って慈恩学園。

 

数少ない女子に連行された彩人。そして支給された制服。そして拗らせまくった淑女の皆さん。

 

この三点セットがそろった暁には・・・。

 

「・・・これ何か間違えてないか?」

 

「これはこれは・・・うんうん!似合ってるよ!」

 

「まさかこんな逸材がいたとは・・・」

 

「ネタになるわ」

 

「おい誰だ最後のやつ」

 

制服を着た彩人の撮影会が始まってしまった。

 

「・・・マジで恥ずかしいんだけど」

 

「こんなに可愛い彩人君が悪いノオオオオオオオオオオオオオオ・・・」

 

「んふふふふふふふふ・・・」

 

「流石・・・最高・・・」

 

「も・・・もっと!その顔を維持して!」

 

「・・・だめだこりゃ」

 

大体三時間くらい撮影会のモデルを(強制的に)全うした後、メイクの仕方とか色々レクチャ-して貰った。

 

 

 

彩人は学園長こと、ダイクン先生から特命を受けていた。ダイクン先生はフェネクスの事を認知していた。その先生からフェネクスを持ち出すように言われていた。

 

「・・・なぜフェネクスを持っていくのだろう。何かあるのかなぁ」

 

そう独り言を零した。

 

 

 

そして出発当日に先生が点呼をする

「メンバーを確認する、ここに集まったのは二人だ。後に一人合流する。まず、京極彩人。次に伊織誠。以上だ。」

 

「・・・機兵を自分で設計する伊織と同じだなんて光栄だね」

 

「君こそ、射撃の腕は聞いてるよ。頼もしいよ。特命のことは把握してるから一緒に頑張ろうね(小声)」

 

「そうだな。・・・おそらく俺たちが選ばれたのって」

 

「・・・うん。もしかしなくても外見だと思うよ」

 

「そうなんだなぁ・・・・」

 

「「はぁ・・・」」

 

二人共通で抱える悩み・・・コンプレックスを利用して騙すことに罪悪感を感じていた。後にお互い、初見では女子だと思っていたことを語る。

 

二人は今後起こることを予想してまた首を垂れた。

 




因みに、主人公の外見はFateのアストルフォをイメージしてます。
地声のCVは花江夏樹さんで裏声のCVは外見通りです。

とうとうぶっこんでしまった・・・。

だが、後悔はしてません(キリッ


感想や意見、誤字報告は気軽にどうぞ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。