なので、これからは大筋は同じだと思いますが、改変していくと思います。(頑張る)
2000字くらいでも大丈夫でしたら週に2回くらいのペースで投稿出来るよう頑張ろうと思ってます( ̄∀ ̄)
「………ほお。この男によって我々の誇る軍隊が滅ぼされたと言うのかね。」
「ええ……奴のせいで我々はあの国から撤退せざるを得なくなりました。それからというものの、戦争好きだった皇帝は家庭菜園にハマっているそうです。」
聞いていた男は信じられないと言わんばかりの表情で、驚愕の真実を言った男に捲し立てた。
「………は?あの苛烈さで有名だった、あの皇帝だぞ!?戦場を我が家だと言い張って戦帝とまで言われてたようなお人だぞ?」
「ああ。年に一回、収穫できた野菜の大きさを比べる大会を行っているらしいぞ。今では菜帝とまで言われているんだからな。本当に帝国は変わってしまったよ。」
昨年の優勝者は、お隣さんが栽培していたトマトだった。本当に砲弾くらいの大きさで、皇帝も驚いていたっけ。ちなみに俺もカボチャで勝負したが、僅差で敗北した。来年こそは優勝してやる。
「当時は艦娘とやらもいなかったし、我々の軍事力があればあの国なぞほんの数十分で消し飛ばせただろうに。それがまさか皇帝とその護衛だった我々以外全員いなくなってしまうなんて………。それで、この男は今でも戦場で暴れているのか?」
「いや……それが、提督なるものをやっているようで。現在は戦線にいないらしい。」
なんというか、複雑な気持ちである。
奴が暴れているのであれば皇帝が家庭的になったのにも折り合いがつけれるというのに。
そう考えながら、ふと気になったことを尋ねることにした。
「ところで、その男の名前はなんて言うんだ?」
そう尋ねると、先ほどまでとはうってかわり男は押し黙ってしまった。
先ほどまで普通に話していたのに、今では顔を真っ青にして歯をガタガタ鳴らしている。
「おい、どうしたって言うんだ?そいつの名前を訊いているだけだろ?どうして黙るんだ?」
そう言うと、男は恐る恐る口を開いた。
「………………………言えない。前にそれを言おうとした奴が破裂して死んだのを見た。何故かは分からんが、奴の名前を言おうとした瞬間に文字通り死ぬ。」
だから皆が口を揃えて言う。
…………………奴に関すること全てに関わってはいけないと。
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「ねえねえ、提督さん?提督さんって怒ったりする時ってあるんですか?」
今日の秘書官は榛名だ。
いつも元気で暗い気持ちを晴らしてくれる太陽みたいな明るさが彼女の魅力だと思う。
「てっ、提督、榛名のことをそこまで想ってくれていたのですか?ふふーん、今日はみんなに自慢しちゃおうっと♫」
桜色に染まった顔で榛名は嬉しそうに微笑んでくれる。
いやー、本当に榛名は眩しいなぁ。
……ところで、また口に出していたかな?
んー、怒ったりとかはあんまりしない方だと思うよ。
榛名は今まで僕が怒ったりした所を見たことがあるかい?
「いえいえ、提督さんはいつも笑顔でいらっしゃいます。毎日見てて飽きないくらいですもの。でも、この鎮守府に悪い蝿がいっぱいいるので提督さんの気分を害しないうちに榛名が追い払ってあげたいなぁって。」
………え、蝿いるの。じゃあもう少し衛生管理の方を徹底しないといけないな。
とりあえず、鳳翔さんと相談しながらルールとか改訂したほうがいいね。
「(なんか違う解釈してるみたいだけど………)とりあえず仕事も終わりましたし、この後暇なら一緒にお散歩しませんか?」
うーんと、一応この後に先輩が来るんだ。
先輩とお話ししようと思っているから、一緒に来ないかい?
そう尋ねると、榛名の表情が夕立ちのように一気に曇った。
何かあったのだろうか?
「大変不本意なのですが、ご遠慮します。たった今急用を思い出したので、代理に大和を呼んでおきますね?確か、大和が先輩の話を聞きたいって言ってました。(嘘)」
急用があったのか。
それなら榛名の言う通り、大和にお願いするよ。
先輩といると、時間がすぐに経ってしまうからね。
先輩の仕事の邪魔もしたくないし、大和なら線引きもしっかりしてくれるから適任だね。
「では私は大和を呼んできますね。あと一つ言っておきますけど、人目につかない所から来させたほうがいいですよ。」
そうなんだ……やっぱり他の鎮守府の視察をする時には迷惑にならないようお忍びでいく方がいいんだね。
前に僕が他の鎮守府に行った時は歓迎してもらえたんだけどなぁ。
(…………あそこは問題児が多い鎮守府だったのに、提督さんが定期的に視察に行くと言うや否やトラブルが一切なくなりましたからね。当時は提督を寄越せとほざいたので、ドンパチしたこともありましたねぇ………)
「ま、まあアドバイスですね。提督さんのような方がレアだと自覚していただけると嬉しいかなって。」
うーん、平凡だと思うんだけどなぁ。
榛名にそう言われると気をつけようかなーって思う。
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「ふふーん♪提督さんが呼んでくださるなんて、本当に嬉しい日です! 榛名が言うには、2人で会いたいって言ってくれたそうですね♪」
榛名が呼んでくると言ってから数分後、来客室ではウキウキした表情の大和が僕を待っていた。
僕も大和が楽しみにしてるって聞いていたからこうして嬉しそうな表情をする大和を見ているとほっこりする。
僕が来る前と違って本当に表情豊かになったなぁ。
「そう言ってもらえると光栄です! ……で、どうして来客室に?」
(うーん、僕もこっちに来ると思ったんだけど、もしかしたら執務室の方にいるかもしれないなぁ。先輩のことだし………)
ちょっと用事があったんだ。でももう大丈夫。
来てもらってからで申し訳ないんだけど、一緒に執務室までついてきてくれるかな?
大和にぴったりな桜茶を取り寄せたんだ。
「ええっ、本当ですか! 大和、大変光栄です! さあ、執務室でしたね、急ぎましょう!」
そう言ったかと思えば大和は嬉々として僕の手を取り、僕たちは執務室へと向かうのであった。
次回予告
執務室には提督の尊敬する彼が待っていた!
あの榛名が提督と一緒でも会うことを拒んだ男、通称先輩。
戦場で不死鳥と呼ばれ、死んだ回数だけがカンストした彼から聞かされる驚愕の内容とは………
次回、先輩死す! デ○エルスタンバイ!