お正月企画三題噺シリーズ・ネクスト   作:ルシエド

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 お題は『ジャグラスジャグラー』『バーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさん』『この素晴らしい世界に祝福を!』。

 色々あって光の国に喧嘩売って何やかんや消し飛ばされたジャグラスジャグラーだが、そんな彼をレッドキングのようなパワーと頭脳を感じさせる女神が出迎えて……

バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん照英のエロ画像ください


第十四回:ジャグラスアクアーの化学反応

「ようこそ死後の世界へ。

 私は貴方に新たな道を案内する女神。

 ジャグラスジャグラーさん、貴方は亡くなられました。

 辛いでしょうが……あなたの人生は終わったのです」

 

 女神アクアはそう言って、ジャグラーの経歴が書かれた紙を見て、首を傾げた。

 

「これ本当に私の担当かしら……?」

 

「おい、どういうことだ」

 

「だからあなたは死んだのよ。

 死んで生まれ変わりの流れに乗って……

 あら? もしかしてこの宇宙人、地球人で日本人で若者判定になってる感じ?」

 

「おい」

 

「ぷーくすくす! どんだけ地球と日本に馴染んでんのよアンタ! 宇宙人の誇りはないの!?」

 

 初手煽りのアクアの頭をジャグラーのアイアンクローが掴み上げた。

 

「んわっー! 痛い痛い痛い! 首引っこ抜けちゃうぅ!」

 

「俺はなんで死んだんだ?」

 

「光の国のビーム一斉射撃で死にましたー! ジュッ! ジュッって感じに!」

 

「……あー、まあ、成り行きだったがそんな感じだったな」

 

 色々あってまた無茶なぶつかり方をして、譲れない何かでまた正義とぶつかって、最終的にはそういうことになった。

 ジャグラーも特に後悔はしていない。

 彼が気にしているのは、これからどうやってウルトラマン定番の復活を成し遂げるかだ。

 

「お前が誰か何て知ったこっちゃぁない。怪獣墓場はどっちだ?」

 

「これだからウルトラマン気取りはやんなるわ」

 

「うん?」

 

「復活したいんでしょうけどね、そんなポンポン復活できるもんじゃないわよ普通。

 あんたはただでさえウルトラマンじゃなく、転生の道筋も地球√なんだから」

 

「俺は普通の手段じゃ復活できないってことか?

 ちっ、ガイの野郎は頻繁にやられては復活してるってのによ」

 

 ちょっと嫌いになったジャグラーの舌打ちで、女神様は気分を良くしたようだ。

 

「そこで私、アクア様の御力よ!

 次の世界に送り出してあげるから、そっから徒歩で元の宇宙に帰ればいいんじゃない?」

 

「そこで徒歩って言ってんのがかなりアホっぽいなお前」

 

「何よ! やろうっての?」

 

 シュッシュッとシャドーボクシングをするアクアに『強い』『弱い』のどちらの感想を持つこともなく、ジャグラーはシンプルに『アホだな』とだけ思った。

 

「あんた嫌いだし強いっぽいし、特典無しで送り出しても良いわよね」

 

「特典? よく分からんが、初対面のお前から何かを貰う理由が無いぞ」

 

「……そうよ! 面白いこと思いついたわ!」

 

「おいやめろ」

 

 ジャグラーの人生においてはいつもそうだが、タフでアホで能力がある女に巻き込まれると、ロクなことがない。

 

「あんたには語尾に必ず『のじゃ』が付く特典をあげる!」

 

「やめろ!」

 

「もうあげちゃったし転生始めちゃったから無理なのよー!」

 

「ぶっ殺すのじゃ! ……のじゃぁ!?」

 

「(アクアが爆笑で呼吸困難になっている音)」

 

 ひゅーんとジャグラーが落とされていく。

 

「の蛇心剣・新月斬……ってなんで蛇心剣までのじゃになってるのじゃ!?」

 

「アデュー!」

 

 ……根は良心的な女神なのだが、こういう短気な部分や煽り気質が毎度自分に回り回って返ってくることを、アクアは相変わらず自覚していなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それからちょっと経った頃。

 

「女神アクアの地上派遣を決定する」

 

「なんですとぉー!?」

 

 神々の話し合いにて、アクアに事実上の処罰がくだされていた。

 

「ちょっと納得いかないんですけど!?」

 

「お前が転生させてあの世界に送ったジャグラスジャグラー、居るだろう」

 

「あ、はい」

 

「あれが前の魔王を倒して今の魔王になった」

 

「……ええええええええええええ!?」

 

 魔王ジャグラスジャグラー爆誕。

 地獄の大悪魔やら魔王軍やらも面白がって彼に従い、既に人間勢力は風前の灯火であるという。

 ジャグラーに人類絶滅の意志がないのが不幸中の幸いか。

 

「状況は既に弱い神をそのまま送ってもダメかもしれない、というステージに到達している」

 

 神々が地上の光景を映し出すと、戦場は惨憺たる有り様だった。

 

『ふはははは! 魔王軍最強の紅魔族の爆裂魔法を見ましたか! 最強! 無敵! 起立不能!』

 

『よーし降伏勧告出せ降伏勧告。捕虜は開墾地に送っとけ……のじゃ』

 

『はい魔王様!』

『分かりました魔王様!』

『相変わらず語尾気持ち悪いですね魔王様!』

 

『おのじゃまのじゃえのじゃらのじゃぜのじゃんのじゃいのじゃんのじゃきのじゃる』

 

『『『 サブリミナル殺意ッ! 』』』

 

 神々は頭を抱えていた。

 

「彼は魔王として、『ジャグラスのじゃロリ気取りユーカッターおじさん』と親しまれている」

 

「ジャグラスのじゃロリ気取りユーカッターおじさん」

 

「ユーカッターおじさんなのは彼が必殺技で三日月の傷をつけた時

 『新月斬波とか言ってるけどユーカッターでいいよね』

 とか言われたからだ。三日月のカーブを急激に付けすぎたらしい」

 

「ぷーくすくす! ばっかみたい!」

 

「……」

 

 お前の方がバカっぽいよ、と言わないのは神がアクアを友人だと思うがゆえの優しさだった。

 

「で、なんでジャグラーはこんな世界に居座ってるの?」

 

「『俺がここで巨悪として君臨してればその内ガイも来るだろ』とのことだ」

 

「……ホモ?」

 

 ホモじゃ、ないです。

 

「あのー私が行かなくても有能そうな転生者にガンガン強力な神器持たせてパワープレイで」

 

「ダメだ。行け」

 

「うわーんっ!」

 

 イケイケ頑張れ女神アクア! 世界中が君を待っている! なおオーブはまだ来ない!

 

 

 




アイリス(ロリ)を見つけると未成熟ながらもその輝きに魅せられ闇落ちするよう誘導し始める面倒臭いジャグラスのじゃロリ気取りユーカッターおじさん
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