この作品は『ウルトラマンオーブ Another Century's Episode』というギャグもヘボットも欠片もない二次創作世界にヘボットをぶち込んだ三次創作です。
二次創作の世界へ旅立つことが許されたヘボット達。他の版権世界ならプロデューサーやスポンサーのことも気にしなくていい(元から気にしてない)ということに気が付いたのだが……
かつて、ウルトラマンが救ってくれた世界があった。
ウルトラマンと一体化し、ウルトラマンと助け合い、世界を救った砂上銀河という少年が居た。
少年はなんやかんや平和を守る仕事に就こうとしていて、そのための勉強もしていた。
「ウルトラマンに助けてもらったんだ。後の人生、少しくらい真面目に生きないとよ」
そこにやって来たのが、『仮眠ライダーブラックRX』。
どこからかやって来た"ギャグアニメの住人じゃねえの?"と思われる異形は世界中の全ての人間を眠らせ、機転を利かせて睡眠を回避した銀河とタイマン勝負に挑んでいた。
世界中で大惨事? 心配ご無用。
ギャグアニメの住人の能力はどんなに恐ろしくても、死人を出すことはない!
「スワロー……キックッ!」
飛び上がり、空中回転した銀河の超強力キックが、鋼の異界侵略者を蹴り砕いた。
「ワガハイ様を倒しても第二第三のワガハイ様が現れ……ウバァー!」
「現れてたまるか」
よし皆を起こさないとな……と、銀河が一息つく間もなく、空に穴が開く。
「……現れた。マジかよオイ」
そして空から、また何かロボットが降って来た。
「ここが金曜日の世界ってやつヘボ?」
「なんだよ金曜日の世界って……いや今日は確かに金曜日だけどよ」
「二次創作の世界……ハッ! 自由、自由だヘボ! 今ならなんでもできるヘボ!」
「二次創作の世界? ん?」
「他に誰もいない今こそ、好き勝手やるチャンスヘボ!」
なんだか低性能っぽい黄色いロボット。
それを見て、かつての銀河なら即座に破壊行動に移っていただろう。
まずは話して、会話と暴力のどっちで解決するか考えようとしている辺りに、銀河の精神面の成長が窺える。
そのロボットが屁をこくと、こいた屁が怪獣になった。
「―――ん何ィー!?」
キングジョー、ガラオン、デスフェイサーギガバーサーク、インペライザー、ギャラクトロン、グローカービショップとそらもうワラワラと現れて、街を破壊し始めた。
「何してくれてんだブッ殺すぞテメエッ!」
「大丈夫、ギャグアニメで人は死なないヘボ。建物が壊れても誰も不幸にはならないヘボ」
「本当だな? 俺はその言葉を信じていいんだな? つかギャグアニメ?」
「そんな細かいこと気にするとか、頭のネジをどこに置いてきたんだヘボ?」
「はっ倒すぞ」
残虐超人のような銀河の目を見て、ヘボットはちょっとビビった。いやかなりビビった。
「クソ、ガイさんも居ない、俺もウルトラマンにもうなれねえってのに……!」
「任せるヘボ! 今のオレ様はおよそ全能ヘボ」
ヘボットは同意を得る間もなくノータイムで銀河の尿道と肛門にネジをねじ込んだ。
「うごぅ」
「だめヘボ! ウンともチンともいわないヘボ!」
「ウンもチンもいてえんだよこの野郎……!」
んごおおおおと苦しむ銀河の横で、うむむむとへボットは悩む。
「ウルトラのチチがいるー」
踊るヘボットに合わせて乳が輝くウルトラの父が現れる。
「ウルトラのケツがいるー」
踊るヘボットに合わせて父の尻が光る。
「でもタロウはここにいないロボ」
そしてウルトラの父は消えた。
「そこはオーブ呼べよ! 来たかもしれないだろ! ……いやこれで来られるのは俺が嫌だ!」
尻と股間を抑えた銀河がヘボットを何とかしようと詰め寄ると、へボットはそちらに尻を向け、至近距離からの屁を銀河の顔面に叩き込んだ。
「くっせええええええええ……お、オーブ!? 俺がオーブになってる!?」
「あーまた出そう……ケツからオナラ怪獣が出そうヘボ……
最初のはロボが出そうな感じで、今のはウルトラマンが出そうな感じだったヘボ。
あの尻からウルトラマンが出そうな感じが甘美でもっかい感じたいから出しとくヘボ」
「出すな! 絶対出すなよ!」
それから、またちょっと時間が経って。
地球上の皆が目覚めた頃、壊された後直された街と、倒され積み上げられた怪獣達の前で、ヘボットを元の世界に押し戻した銀河少年が、息を切らして倒れ込んでいたそうな。
皆もヘボット二次創作書こうね!