時間を遡ったシンデレラ達は魔法使いに何を想うのか 作:エスト瓶
「ストーカーですの?」
「いえ、ストーカーと言う程では無いのですが………」
CPルームにてプロデューサーは元担当アイドルの櫻井桃華と休憩時間の合間に雑談に花を咲かせていた
「常に誰かに見られてる様な気配を感じるのですの?」
「ええ、何と言うか絡み付く様な視線ですね」
「むぅ~、他には何かありましたの?」
「そうですね、よく小物が無くなったりとかですかね?」
「小物ですの?」
「はい。ボールペンとかネクタイとかそう言った物です。そして新しい物が置いてありますね」
「分かりましたわ。この櫻井桃華にお任せください。ストーカーを特定して差し上げますわ!」
「いえ、其処までしてもらうわけには………」
「それでは何か起こった後では遅いのですのよ!手遅れになる前に手を打つのがよろしいかと」
「櫻井さんが其処まで言うのでしたら………」
こうしてプロデューサーは桃華にストーカーの犯人探しを頼む事になったのた
そして残業を終えたプロデューサーは家に帰り着替えをして居ると、何処からか奇妙な視線を感じた。桃華と会話していた時と同じ、絡み付く様な嫌な視線が何処からか向けられていた。周囲を探すがカメラと言った物は発見できなかった。だが視線は消える事は無かった。食事やお風呂に入っている時ですら視線を感じてしまう
(これは早々に新しい場所を探さなくては………)
その日は就寝するまで視線が途切れることはなかったが、朝起きる頃には奇妙な視線は消えていた
「引っ越しをするのですの?」
「はい。流石に四六時中監視されている様な視線を感じては色々と大変ですので」
「そうですか………なら、引っ越しをする時には桃華を頼ってくださいな。ストーカーにバレない様に引っ越しの手伝いをいたしますわ」
「いえ、流石にそれは………」
「プロデューサーちゃま、私に遠慮は無縁でしてよ?私とプロデューサーちゃまの仲ですのよ?」
ジーっと見つめる桃華にプロデューサーは懐かしい気持ちになりながら桃華の提案を受け入れた
「分かりました。それでは櫻井にお願いしても大丈夫ですか?」
「はい。桃華にお任せですわ!」
そして1週間後にプロデューサーは桃華の紹介で安く住むことになったマンションに引っ越した。346プロも近かった為にプロデューサーもそれなりに満足していた
「それにしても一体誰がプロデューサーちゃまをストーカーをしていたのでしょう?」
桃華はしばらく悩むが犯人が分からなかった。ここ最近のプロデューサーの行動を監視したりしていたがそれらしい人物は見当たらなかった
「もしかしたら今日辺りにストーカーが来るかもしれませんわよね」
桃華は自室に備えてあるテレビに電源を入れると画面に映ったのは今帰宅したばかりのプロデューサーの姿だった
「それにしてもプロデューサーちゃまは相変わらず帰る時間が遅いですのね。これは今度お説教しなくては」
「あ、プロデューサーちゃまの入浴シーンは録画をしなくては!」
今回の桃華は自身の異常を異常だと思ってない所を書けて満足してます。桃華に監視されたくないですか?