時間を遡ったシンデレラ達は魔法使いに何を想うのか 作:エスト瓶
最近私はとっても機嫌が良い。何故なら数日前からCPのプロデューサーが私と一緒にお仕事をする様になったからだ。元々は私達クローネのプロデューサーだったのに気が付いたらプロデューサーはCPの方に行ってるし、私達のプロデューサーがいきなり美城専務に変わってた事に一番驚いたかな?
そもそも、私の記憶が正しいのであればプロデューサーは交通事故を起こして死んじゃった筈なのに何で生きてるのだろう?まさかフレちゃんのお願いを聞いた神様が時間を戻してくれたのかな?ワーオ!フレちゃん感激で今すぐにプロデューサーに抱きついちゃいそう♪
「宮本さん今日は機嫌が良いですね。何か良いことでも?」
「フンフンフーン♪あったと言えばあったかな♪」
今目の前に居る貴方がこうして目の前に居る事が何よりも嬉しい事は無い。文香ちゃんがプロデューサーに告白を決めてからは私はプロデューサーに対して一歩引いてしまった。文香ちゃんが余りにも嬉しそうに彼の話をするから私は自分の心を押し殺して文香ちゃんを応援した。結局は告白をする前にプロデューサーは死んじゃったけどね
「あ、プロデューサー、プロデューサー!飲み物買ってぇ!」
「構いませんが。何を飲みますか?」
「ん~、プロデューサーが決めて欲しいかな♪」
「はぁ、私がですか………」
少し困惑しながら飲み物を選んでくれるプロデューサーの背後に回り勢いよく抱きつく
「み、宮本さん!?」
いきなり抱き付いてきた私にプロデューサーは慌てるがそれを無視して私は強く強く抱き締める。もう二度と誰にも渡さない為に彼を私に繋ぎ止める。今度は諦めたりしない。悪い事だと分かっていても今回は文香ちゃんの味方にはならない。油断していたら奏ちゃんやしゅーこちゃんに横取りされるのは分かっていた
「プロデューサーはワタシカラハナレチャダメダカラネ?」
「!?」
今後彼が逃げない様にあらゆる逃げ道を潰そう。友人、家族、同僚、会社、考えたくは無いけど恋人とあらゆる面に【宮本フレデリカ】と言う少女の名前を使って彼の逃げ道を潰す。そして行き場が無くなれば彼は私の元に帰ってくるのだ、弱った彼を優しく抱き締めながら彼の心を癒すのは私なのだ。他の誰でもなく、この私だけが彼を癒せる
「フフン♪冗談だよ?本気にしちゃったかな?」
先程まで出していた黒い雰囲気は消え、何時も通りの天真爛漫なフレデリカを見てプロデューサーは小さく安堵の行きを吐いた
「驚かさないでください、とても心臓に悪いですから」
「フフーン♪フレちゃんも女優としてデビュー出来るかな?」
「ええ、宮本さんなら出来ますよ」
「ふふ、ありがとうプロデューサー♪」
今はこの天真爛漫な仮面を着ける、だが彼や周りが気が着いた時には既に手遅れな状態になっているだろう。それまでは笑顔が似合う宮本フレデリカを演じようかな♪
「フンフンフーン♪プロデューサーは私だけの物だよね?そうだよね?み・ん・な?」
フレちゃんは何で時間が遡ったのかは気にしてません。目の前に居る彼が欲しいので周囲に忠告しながら周囲に自分をアピールします