時間を遡ったシンデレラ達は魔法使いに何を想うのか 作:エスト瓶
「えへへ、プロデューサー大好き♪」
「赤城さんアイドルが男性に抱き付くのは………」
最近のみりあは事ある事にプロデューサーに抱き付いては先程と同じ様な台詞を人前で発している。プロデューサーも何度も同じ注意をするがみりあは頑固としてそれを止めなかった。周りからも彼の人柄とみりあの無邪気さに微笑ましく見守る事が多かった
だが最近になってみりあの異常性が現れ始めてきた。それは彼が自分以外のアイドルと仕事以外での話をすると表情から笑みは無くなり、自分を放置するプロデューサーと自身のプロデューサーを誘惑するアイドル達に無言の圧力を掛ける程に彼女は異常だった
そして最近になってプロデューサーは時折記憶が飛ぶようになった。その原因はいつの間にかプロデューサールームで寝ている事が原因だった。だが寝る前に毎回誰かと話していた事は覚えているが誰かは覚えていなかった
プロデューサーの記憶が無い原因はみりあにあった。自主練と言って夜遅くまで残ることが多くなった。最初はきらりや莉嘉が一緒に残っていたが最近ではみりあが二人を帰らせてから練習する事が多くなった。そして決まって練習が終わればプロデューサールームに向かってプロデューサーと楽しい会話をするのだがみりあは無邪気な笑顔で懐から取りだした強力な睡眠薬をプロデューサーが飲む珈琲に気が付かれない様に入れて何気ない顔で会話を始める
睡眠薬で眠ったプロデューサーは倒れるようにソファーに倒れるのを11歳とは思えない程の恍惚と表情を浮かべながらみりあは眠っているプロデューサーに悪戯をした。最初は膝枕に始まり、上着を脱がせてシャツのボタンを外し、見事に鍛えられた腹筋をその小さな手で撫で回したり、彼の耳元で【赤城みりあが一番】と同じ言葉を何度も刷り込む様な事をしたりと色々とした後にそろそろ帰る時間になる頃には彼の唇に自身の唇を当ててからアシスタントのちひろに迎えのタクシーを呼んでもらって帰る事が彼女の日常になっていた
赤城みりあはプロデューサーを愛している。それも子供特有の恋に恋してる様な物では無く、一人の女として男に恋をする様な物だった。それは何故か?それは赤城みりあにはもう1つの記憶があった。それは大好きだった彼が自分も知らない女に奪われた挙げ句に殺されてしまったもう1つの記憶が今の幼いみりあにあった。そしてその記憶の原因により無邪気だった彼女は変わり、2度と自分以外の女にプロデューサーを渡さないと決意をした
そして幼いみりあは彼が自分を選んでくれる様に何度も何度も同じ事や同じ事言葉を囁き続けて抵抗力を無くして、最終的に自分に目を向けてくれる様に調教をするのが今の彼女の目的なのだ
「プロデューサー!」
「はい。何でしょうか?」
「大好き!」
「……ありがとうございます」
そして何度も何度も繰り返した結果彼は否定する事は無くなった
「アハハ、プロデューサー大好きだよ♪」
自分の中ではみりあちゃんはヤンデレになったら上位に入る程にヤバい方に入ると思っています。問答無用で既成事実を作ったりとか