ガンバライダーReflection   作:覇王ライダー

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第22話

シュテルとレヴィが倒された

一瞬の反応だったが二人の気配が消えたことから王は察知する。ディアーチェは自分と同じ力を持つはやてを撃ち落そうと何発も黒い弾丸を撃ち続けるがそれを全て回避される。さすがは自分と似て非なる存在、おそらく実力も同等と言ったところだろう

そんなところへ背を合わせに来たのは共に戦っていたガンバライダー"セイオウ"だ。セイオウはディアーチェへとそっと問いかける

「お宅の部下ちゃんやられちゃったみたいだけどどうするんだ?全滅フラグもあり得るよ?」

焦らせるのが作戦かそれともまた別の考えか、ディアーチェは舐められたものだとそっと返答する

「もちろんレヴィもシュテルも回収する・・・。こいつらを倒した後でな!」

ディアーチェははやての元へ、セイオウは合点したとジーの元へと飛び去った

ジーははやてへと近づき一瞬のコンタクトを取る。はやてもそうなのだろうと一瞬でジーに聞き耳を立てる

「どうします??このままじゃ互角でジリ貧です」

「俺があのデカブツとセイオウを引きつける。はやてちゃんはもう一人を頼むよ」

わかりました。とはやてはすぐさま飛び去った。ジーもそれと同時に一気にバーニアを加速させた

 

ジーは巨大な機械とセイオウを引き連れながら空を飛び回る。二種の光弾がジーの肩を通り抜けて遠くで爆発するのが見えた。爆風はジーの空中での速度を歪めて行く

「ちっ・・・」

引きつけるとは言ったものの爆風に押し返されてはまた進むを繰り返していてまるで進んだ気配がない。そうしている間にセイオウは距離を詰めている

「おやおやぁ?前の決着をつけたかったんだけどな」

セイオウからの安易な挑発、これには何か意図があるのだろう。しかしジーはそれもわかった上で分かったよ。と返す

「二人纏めて引きつけるのも飽きてきたんだ、ここで叩かせてもらうぞ!」

ジーはガンガンセイバーを召喚して弾幕をすり抜けセイオウへと近づく。セイオウはネビュラスチームガンを構えてジーの攻撃を凌ぐ。ぶつかり合う二人の間には激しい火花が飛び散り、その横を通るようにアメティスタの光弾が地上へと降り注ぐ

"ダイカイガン ムサシ"

"エレキスチーム"

斬撃は爆発を生み二人を引き離す。光弾が飛び交う中、セイオウはジーへと問いかける

「なあ、何でアクートが蘇ったと思う?」

「そんなのショッカーかどっかが・・・あれ?」

よく考えればおかしな話だ。倒したはずのアクートは蘇り、当時のGRZ社の最高傑作をそう簡単に他の組織が真似できるはずがない

「な?おかしいだろ?」

それが何だってんだ!と言おうとした瞬間ジーは何かを察する。リョウヘイの言っていたワールドコア、そしてアクートと分離したロードとか言ったか?あの赤いガンバライダーの存在、何かが繋がっているようで繋がっていない

「まあ、今そんなこと考えたって仕方ないんだけどな!」

セイオウは再び射撃を開始する。じゃあ何で聞いたんだよとジーは射撃を弾き飛ばしながらセイオウへと突撃していったその時だ

「俺ばっかりに注目しすぎてもう一つの敵、忘れてない?」

「なっ!?」

ジーが横からの気配に気づいた時には遅かった。アメティスタの突進を直に受けてそのまま吹き飛ばされていく。すぐに体勢を立て直すがそこにセイオウは突撃してくる

「まったく、お人形と息ピッタリとは社長らしいよなぁホントに!」

「おうおう皮肉かい?勝ってからいうもんだぜそういうの!」

二人は再び刃をぶつけ合い火花の光を生んだ

 

はやてとディアーチェはお互いのデバイスをぶつけ合いは離れ、そして離れれば光弾の撃ち合いとほぼ互角と言っていい勝負を繰り返していた。しかし二人にも僅かに異変が起こり始めていた

「・・・はぁ。」

二人は合わせたかのように同時に息を吐く。互角の戦いを繰り返していた二人は満身創痍と言っても過言ではないほど疲労していてこれ以上の戦いの継続も難しいものだと薄々は分かっていた。しかし

「ここで退くわけにはいかんのだ!」

「王様と一緒や!私だって退けへん理由がある!」

ディアーチェが漆黒の弾丸をはやてに撃ち込み煙が舞う。しかしディアーチェはすぐに違和感に気付く

「まさか!?」

はやての姿はなく、はやてはセイオウとジーたちに近づいていく。はやてはすぐにリインフォース・ツヴァイと息を合わせる

「はやてちゃん!今です!」

ファイア!その一言共に放たれた一撃はアメティスタを撃ち抜きジーの背後で爆散した。ジーとセイオウはその爆風に巻き込まれてそのままその場でふらつく。ジーはそのまま一回転しながら体勢を取り戻してはやてへと近づく

「はやてちゃんナイスだ!あとはコイツを・・・」

「させるか!!」

セイオウへと攻撃を仕掛けようとした最中、ジーとはやてに闇の弾丸が降り注ぎそのまま二人は叩き落とされる。セイオウはすぐに周りの邪魔な煙やらを振り払いバッシャーマグナムを召喚する

"バッシャーフィーバー"

「高まれ我が魔力!震える程に暗黒!絶望に足掻け・・・"ジャガーノート"」

二つの光は地に落ち着いた時爆風と大きなクレーターを生み出した。渾身の一撃を受けた奴らは経ってもいられまい。ディアーチェがそう見ていると煙の中から二つの人影が見えた

「リインちゃんよく頑張ったよ。俺だけじゃ・・・無理だっただろうしな」

セイオウはなるほどなぁ。と呟く

「融合機を使用した防御とジーのアーマーを組織していたGR粒子を複合して魔力を増幅」

「擬似的に強靭なバリアを作ったというわけか・・・だがその状態では貴様はもう立てまい」

はやてとジーは傷だらけになりながらも軽く笑ってみせる。その表情はどこか余裕すら感じる

「王様こそ限界なんちゃう?」

「俺らは負けねえよ。少なくとも裏切ったアンタとはやてちゃんの力を借りてる君にはな」

そう話しているとディアーチェが異変に気づく。遠くで黒い光が輝き天まで伸びていた。セイオウとディアーチェは一斉に飛び出し各々は心の中で呟く

"遅かったか"

"我はこの光を知っている。何かが目覚める?"

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