IS〜黒水晶の輝き   作:鬼ポッポ

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2話

 

さて、とりあえず箒と別れて家に着いたわけだが、まずは自分の置かれた状況を整理するか。まず名前は黒雪咲夜、容姿は黒雪姫先輩、年齢は小学1年生って行ってたし7歳くらいか?そんでまぁ勿論性別は女だ。だが心は30手前のおっさn...いや、青年だ。で、ここはISの世界で俺が知ってるISの世界とは少し違い、性別が逆転している。まぁ箒と束しか確認してないけど高確率でそうだろう。

ところでお約束の神様特典なんだがそこら辺はしっかりと要望通りなんだろうか?今のとこなに一つとして要望通りじゃないんだが、能力すらないとなるとこの世界じゃ完全にただの村人Aじゃん。なんてったっていずれこの世界には天災篠ノ之束がIS インフィニットストラトスなるものを作り上げちゃうわけだし、どうせなら俺もISに乗りたい。男は誰だってガンダムなどのロボット系に憧れるものだし、ISだって勿論例外ではない。

でも、俺が望んだのって運動神経と反射神経くらいじゃなかったか?それどうやって確かめればいいの?てか、待てよ?この世界は性別逆転の世界なわけだから多分ISは男しか乗れないはず。つまり第一の条件として俺にIS特性が無ければ神様特典があった所でただクラス内でヒーローになれるだけじゃん。しかも体育の授業限定で...それとも何?バーストリンクとか呟いちゃったらデュエルアバター操れちゃうわけ?いやいやねーよ。いやでももしかしたら...

 

「バーストリンク...」

 

ですよねー。だってなんも接続してないもん。はぁ。この先思いやられる...とりあえず今日は寝るか。出来る事なら夢オチでした的な展開来ないかな...

 

 

 

翌朝、はい、夢オチはありませんでした。残念な事に現実です。とりあえず学校に行けばいいのかな?一応あの後来たメールに転校生設定で入学出来るって書いてあったし。まぁいい、深く考えんの面倒くさいし行ってみますか。

 

 

 

 

 

 

「今日はみんなに新しいお友達が出来ますよー」

 

担任の先生が教壇で話している。どうやら転校生が来るらしい。そんな事より俺は昨日出会った女の子の事を考えていた。確か名前は咲夜だったな。1人で泣いてるところを見掛けて思わず声をかけてしまったが、ハッキリ言ってすごくタイプだ。一夏も可愛いけどそれとはまたちょっと違う感じで...上手く言葉に出来ないけど簡単に言えば一目惚れだ!もう会えないのだろうか...この辺じゃ見ない子だったし諦めるしかないのかな...

 

「黒雪咲夜です。皆さん仲良くしてください」

 

ん?黒雪咲夜?それって...俺が教壇に意識を向けるとそこには昨日のあの子がいた。

 

 

 

 

 

 

自己紹介をして軽く一礼をし、頭をあげると箒と目が合った。

「あ、箒じゃんやっほー」

 

軽く手を振ってみたが、あの野郎目を逸らしてシカトしやがった。あーでも若干頬が赤いし照れてやがるのか。ガキのくせに生意気な。てか原作の箒って確かツンデレだったよな...?

うげぇぇぇ!!って事はあいつもツンデレかよ!男のツンデレとかマジ誰得!せっかく同じクラスになったんだ!これも何かの運命!俺が幼少期の間にあいつを素直な少年になれるよう教育してやる!

 

「黒雪さん、黒雪さん聞いてます?席は窓際の1番後ろを使って下さいね」

 

俺が1人誰得な運命に抗う事を決意してる間にも自己紹介タイムは終わり、

担任の先生に言われて俺は席に座る。

 

 

「黒雪さんよろしくね!私は織斑一夏だよ!」

 

うん、席に向かう途中で薄々勘付いてましたよ。やっぱこの隣の席の女の子は一夏だったか。なんとなく面影はあるな

 

「よろしくね織斑さん、私の事は咲夜でいいよ」

 

「じゃあ私も一夏でいいよ咲夜ちゃん!」

 

う...なんだこの一夏のコミュ力は...俺は相手が子供だから普通に接する事が出来てるけど初対面の相手にこんなに明るく接する事が出来るとか羨ましい限りだ。

てか一夏可愛いなおい。この年で充分顔も整ってるしこりゃモテるんじゃないか?ってなると兄貴の織斑千冬はかなりのイケメンなんだろうな。

ケッ!イケメンで運動神経いいとかあいつも転生者なんじゃねーの?スペック高すぎだろ!ふざけんなよ!天は二物を与えないじゃないのかよ!しっかり与えてんじゃん!よし、決めた。俺だって転生者なんだ、もし会うことがあったら剣道でボコボコにしてやろう。しかも一夏の目の前でな!年下の女の子に負けるなんざ恥以外のなんでもないしな!まぁでも今はとりあえず早くクラスに馴染まなくては。この世界でもぼっちになったら多分俺立ち直れないと思う...てか絶対に心が折れる...

俺は胸に熱い闘志(ぼっちになりたくないだけ)を抱き休憩時間に訪れるであろう質問攻めに備えるのであった

 

 

 

 

 

 

 

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