最近先輩に進められてガッチャマンクラウズ見たんですけどあれ面白いですね
かっこよくなりすぎだろ
過去のガッチャマンとはいったいなんだったのか...
もうこっちが本家でいいよ的なね
毎週の楽しみがまた一つ増えた鬼ポッポでした
「入れ」
いや、結構です。丁重にお断りします。部屋の中から千冬さんの声が聞こえてきたので俺は反射的に応える。勿論心の中でだが。
今すぐにでも逃げたしたいのだがここまで来てしまった以上逃げるわけにもいかんだろう
それに遅かれ早かれいずれはバレるだろうしある意味今回の件はいい機会なのではないだろうか
「失礼します」
俺は緊張しながらも覚悟を決め部屋に入る
「あぁさっきはすまなかったな。少しやりすぎたようd「あー!君が黒雪咲夜ちゃんだね?だったらさっちゃんでいいかな?僕は天才篠ノ之束さんだよー!」
「....あ、はい....」
「話を被せてくるな束!」
「ふぎゃっ!痛いよちーちゃん!どうして殴るのさ!」
ゴツンと束の頭にゲンコツが落ちる
とこでさ、ちょっといいかな?あれ?束?この人って天災篠ノ之束?
なんでここにいるの?この人までここにいたらさらに説明の難易度が上がるんですけど...
「すまないな。どうやら隠しカメラでさっきの試合を見ていたようなんだ」
あーなるほどですね。さすが天災。盗撮スキルもハンパないと。
「さてバカはほっといて本題に入るがさっき何か呟いたあとスピードが跳ね上がったと思うんだがあれはなんだ?」
う...そんな目で見てくんじゃねーよ...
あとなにその嘘は許さん的な威圧感は?君さっき小1の女の子に対してやりすぎたと反省したばっかじゃないの?もう忘れちゃったの?過去は振り返らない主義なの?バカなの?死ぬの?
「え、えーっとですね、ではまず始めに千冬さん人間の脳は普段全体の何割かしか使われてないのは知っていますか?」
「あぁ聞いた事あるな」
まぁさすがにこの程度は知っていて当然か。ましてやこの人の友人はあの天災だ。むしろ俺よりも詳しい可能性だってある
「なら話は早いです。普段人間は無意識の内に本来持っている力を抑えているんですよ。そうじゃないと体が壊れてしまいますからね。つまり先程私が呟いた言葉は脳のリミッターを解除するための呪文...いえ、自己暗示と捉えて頂いて構いません」
「ふむ...理屈はわかったがそんな事が可能なのか?
ごもっともな意見ですな千冬さん。俺だって何も知らない状況でそんな事言われたら素直にはい、そうですかで信じる事なんか出来ねーもん
むしろ何言ってんのこいつ?中二病?的な認識になっているだろう
「簡単な話だよちーちゃん!火事場の馬鹿力ってあるでしょ?ようはあれだよ!前例がある以上それを意図的に行える技術があってもおかしくない。むしろこの世の中に束さんの知らない技術があった事に驚きだね!」
さすが天災。注目するポイントが他とは違うな。だがおかげで千冬さんもなんとか納得してくれたんじゃないだろうか
「ところでさっちゃんて凄く頭もいいらしいけどこれって何か解るかな?」
束さんが数枚の紙を見せてきた。
なんだか凄く嫌な予感がしながらも紙に目を通すと、ほらみろ案の定ISの設計図だよこれ...
さすがに完璧には理解出来ないけどなんとなくは解る。てか試作段階の設計図ですら完璧に理解出来ないとかこいつの頭の中どうなってるわけ?
「んー使用目的はわかりませんけどなんとなくなら。でもこれってまだ試作段階ですよね?まだ改良した方がいい部分もあるし」
「おー⁉まさか理解出来たのかい⁉ちーちゃんこの子天才だよ!この子束さんの助手にする!」
おい、今なんて?助手にする?ムリムリムリムリ。この人の頭脳についてける気がしねーよ。てか自分の弟と同い年の女の子を助手にするとか実はこいつバカだろ。もしくはロリコンだ。
「まて束。ちゃんと親御さんに話を通してからだ」
違うよそこじゃないよ...なに常識人ぶってんだよ...
気づいてくれよ千冬さん...
てかそもそも俺親いないしその条件じゃ拒否権ないじゃん...
「そんなの関係ないよ!もう束さんは決めたんだ!今からさっちゃんを秘密のラボに連れて帰る!さっちゃんがいれば予定よりも早く完成するはずなんだよ!ではさらばだ!」
「え⁉ちょ!私の意志は問わないんですか⁉」
「おい待て束!秘密のラボってなんだ!」
だからそこじゃねーよ千冬さん...
俺は天災に担がれながら内心突っ込むのであった
それから数年の時がたち世界を驚かせた大事件「白騎士事件」及びIS インフィニットストラトスが天災篠ノ之束によって発表されるまで篠ノ之束、そしてその助手である黒雪咲夜は一夏、箒の前から姿を消し、現れる事はなかった。