・大月(おおつき) 満(みちる) = 40代。主人公。総合商社角紅社員。内閣官房室に出向している。
・西野 ひかり= 20代後半。ヒロイン。総合商社角紅社員。
・春日(かすが) 洋(ひろし)= 20代前半。総合商社角紅若手社員。魚捌きは上手(うま)い。
・東山(ひがしやま) 龍太郎(りゅうたろう)=20代後半。西野の大学同期。首相補佐官。
・イワフネ=マルス人。月(観測ラボ『ルンナ』)が彗星により損傷した時、自動的に地球に降ろされた。
・ゼイエス=マルス人。アカデミー特殊宇宙生物理学研究所技術担当。
・アマトハ=マルス人。アカデミー特殊宇宙生物理学研究所 所長。ゼイエスの善き理解者。
地球暦2019年7月2日午前11時30分【富山県立山市 尖山】
「それでは、これより大試食会を開催いたしまーすっ!どんどんパフパフー!」無駄に元気な西野の声がハンドスピーカーから大音量で流れる。
春日はドン引きしつつも西野に合わせて「ウェーイ♪」と
え?それ日本語なの?と、大月は悪徳勧誘商売会場に連れ込まれたような、
チームリーダーの東山は、料理の
「これからマルスの皆様と我が国が交流を深めていくにあたり、マルスの皆様の好みを知りたいと思いまして、試しに作ってみました!」
大月が基地の
シャトルの隣に、バイキングビュッフェよろしく、机が並べられて、各種料理が大皿に盛り付けられ、各種飲み物が並べられていた。
料理の背後では、
イワフネ達マルス人は、その光景をみてどよめきの声を挙げた。
「よろしければ、味見をお願いします。お口に合わないものも有ると思います。その時は
大月が試食を
春日、宮内庁料理人、上野動物園
鳥の
食材の準備には、大月、西野、東山までもが列島各地を
永年、宇宙船や外惑星基地でサプリメントや栄養補給ゼリーやカロリーバー等の合成食品を主食としていたマルス人にとって、大月達の料理は、
マルス人達は、おっかなびっくり大きなスプーン(おたまとも言う)や特注した巨大フォークで大皿に
イワフネやゼイエスがパイナップル酒で酔っぱらい、アマトハに
そんなアマトハも、永年観察していた対象がこのような、これ程の果実をもたらすとは思っておらず、
そんな彼らに笑顔で料理を振る舞う大月、西野、春日、東山達だった。
彼らは後日、マルス人達から深く感謝される事となる。
大月の発案で、尖山基地へ給食としてこれ等の料理が日本政府宮内庁から定期的に届けられたのである。
また、サプライズでいたずら好きな皇族が何名か給食の
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m(__)m