そんな願望を持ってひたすら筆を荒ぶらせるッ!
というわけで頑張っていきましょー!
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「……ハジメ、どう探索する……?」
「リリィが目覚めるまでの間、少し探索してたんだけど、どうやら下に進むしか道が無いみたいでね?それに、ゲーム脳的に考えてみれば下層には?」
「……何かある……?」
「ああ!」
「ゲームというと、汝らのいた世界にもチェスはあるのかの?」
「……うん、あるよ?両親と、よくやってた……」
「おお!!そういえば汝、ハーフじゃったの!しかし、
「……お母さんが、頑張って造ったって言ってた、よ……」
「おお!?自発的に造り出したのかの!?本気と書いてマジなのかの!?」
「……そう、だけど……」
身を乗り出した帆楼にちょっと驚きながら答える。
「のうのう!その者に会えるのかの!?」
「……多分、大丈夫だよ……?」
「おぉ!」
目を輝かせる帆楼。ちょっと可愛い。
「おーい、行くぞー?」
「……りょーかい……」
「うむ!」
ハジメの案内のもと進んでいく。
「ここだ」
ハジメのの案内のもと、目的の場所にたどり着く。
そこは雑な造りの緑光石の明かりさえない階段で、奥へ続く穴は暗闇を湛えている。
まるで、それは大口を開けた化け物の口内のようで、一度入れば二度と出れないような錯覚に陥る。
「……それじゃあ、行こう……?」
「あァ、もし俺達を邪魔するものが居るのなら……容赦なく喰らい殺すッ!」
「れっつごー!なのじゃ!!」
二人で不敵な笑みを、一柱が天真爛漫な笑みをうかべて、その穴へと躊躇いなく足を踏み入れた。
中はやはりと言っていいほどに暗く、殆ど周りが見えない。
と、そこでハジメは爪熊というらしい魔物から剥ぎ取った毛皮と、錬成した針金で作り上げたリュックから緑光石を取り出した。
仄かな光が辺りを照らした。この暗闇の中で光源を持つのは、魔物に自らの位置を知らせる自殺行為に等しいものだが、ここでは寧ろ光源が無ければ進むことすら危ういものになる。
ちょこちょこ物陰に隠れながら進む。
「のうのう?近くにおるぞ?」
その帆楼の言葉とともに嫌な気配を左側に感知する。
後ろに飛び退いて、その敵の姿を視界におさめる。
それは二メートルほどの体長のトカゲであった。その金色の瞳が此方を睨み付けていた。
「……帆楼、ないす……!」
「擬態していたのか!?」
その金色の瞳が帆楼の方を向き、光を帯びる。
何か、くるッ!
「?」
帆楼がコテンと首を傾げる。その姿はとても癒されるけど、戦闘中に癒されている暇はない。
でも―――
「……何も起きない……?」
「ぬ?帆楼は何かされているのかの?」
「……多分……」
「ていっ」
帆楼が腕を払った瞬間、その金目のトカゲは砕け散った。文字どおりに。
「むう……呆気ないのう……」
「「お、おう」」
思わずハモってしまう。後々ハジメに聞けば、あれは石化能力をもった魔物らしい。
確かに概念を石には出来ないだろうけども、容赦ないね―――帆楼……?
尚、ハジメは砕け散ったけれどもちょうどいい大きさになった肉片を錬成したパックの中に詰めていた。
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結構な時間をこの暗闇の中で彷徨っている。
その間に採掘した鉱石や、魔物の肉もかなりの量になっていた。
「よし、拠点造るか!」
「……唐突に、どうしたの……?」
「流石に荷物も多くなってきたしな、一度物を置くことのできる拠点が欲しい」
「……なるほど……」
道中の敵はもれなくハジメのドンナーや私の【
ハジメは適当な壁に手を当てて錬成を開始してその壁に穴を空けていく。
そして、三人で入れて少しばかり生活が出来るような広さへと穴を広げていく。
そして、その空間の壁の適当な窪みにポーションが沸いてくるらしい石を嵌めて、その下に容器を置いて、拠点の完成。
「さて、飯だ!」
「……チキチキ、10秒キッチン……」
「おぉう?10秒で料理するのかの?」
「先ず、肉を適量取り出します!」
取り出されたのは帆楼に一発ミンチにされたトカゲの肉、ドンナーに弾速で負けた羽を散弾銃の如く射出してくるフクロウの肉、六本の足を【
――それぞれの散り様は第三者から見れば涙を誘うものだろう。
なにせ、抵抗すらできずにあっさりとあの世に逝かされたのだから。――
「……そして、そこに……」
「“纏雷”!」
「……完成……」
出来上がるのは塩すらかかっていない、正真正銘素材本来の味わいが楽しめる(?)肉料理(仮)。
「空と白の言っていた兵糧みたいじゃな……」
こんがり焼けているものの、結局それだけである。
肉なので栄養はあるだろうけど、確かにこれは
……ちょっと豪華かな?
「……食べよ……?」
「よし、いただきます……」
「……うむ、食すとするかのぉ」
とりあえず、トカゲ肉をぱくり。
うむ、固い。
味も完全無欠の兵糧だった。
でも、体に少し違和感。
別に痛いというわけではない、何かが充填でもされているような、そんな感覚。
「あ、そういえばリリィ?体が痛んだりしないか?」
「……ん?少し違和感はあるけど、問題はないよ……?」
「それならいいんだけど……」
「……何か、まずかった……?」
「いや、俺がこの見た目になったのは魔物の肉を始めて喰った時なんだよ。あの時は体が痛くて痛くて……ってうぉ!?」
「……そういうことは、速く言えェ……」
思わず拳を叩きつけそうになるじゃないか。
「い、いやぁ、痛んでなさそうだから大丈夫だと思ってねぇ?」
「……むぅ……」
「ごめんって……」
「……許す……」
「味、兵糧じゃのう……」
その間、帆楼は遠い目をしながら
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「よし、ご馳走さまでした」
「……ごちそう、さま……」
「食材に感謝、じゃ」
「……そういえば、ハジメ……」
「どうした?」
「……ステータス、どうなった……?」
「お、そういえば見てないな」
「……どうせだから、見よ……?」
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南雲ハジメ 17歳 男 レベル:23
天職:錬成師
筋力:450
体力:550
耐性:350
敏捷:550
魔力:500
魔耐:500
技能:錬成[+鉱物系鑑定][+精密錬成][+鉱物系探査][+鉱物分離][+鉱物融合]・魔力操作・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地]・風爪・夜目・気配感知・石化耐性・言語理解
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因みに、魔物の肉を弊害なく食べることができるのは、胃酸強化という技能のおかげらしい。
「リリィはどうだ?」
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リリィ・ドーラ 17歳 男 レベル:23
天職:幽霊
筋力:2000
体力:∞
耐性:∞
敏捷:5000
魔力:6500
魔耐:∞
技能:
―――――――――――――――――――――――――――――――
「……エグいな」
「……耐性は、あんまりあてにならない、よ……?」
「そうなのか……」
「……でも、魔力が凄く、増えてた……恐らく、ベヒモスの時の、武装の限界使用が原因……」
「無限に補充されてるのにか……」
「……多分、最大容量の増加……」
「なぁ、ゲームだとさ……力の強いところに争いって集まるよな……」
「……逃げたい……」
「まぁ、一緒に頑張ろう?」
「……やるぞー……」
「帆楼もついてるから、一緒に頑張るのじゃ!」
「……ありがとう、二人とも……」
その後、火気厳禁の油沼のようなものを見つけ、そこにいた気配感知に引っ掛からない鮫は帆楼の指摘のもと、“風爪”と【
取得した技能“気配遮断”。
三人で手をあわせて……
「「「ご馳走さまでした」」」
さて……奥に足を進めるとしよう―――
サメさんイベントカット。
まぁ、この三人なら数秒で消し飛ぶでしょうしねぇ。
次回!リク&シュヴィ、香織&雫sideを予定しています!
この先も、この作品にお付きあいしてくださると嬉しいです!
「えりのる」さん!質問に答えて頂き、その上にとても嬉しい言葉をくださり有難うございます!
これからも頑張って書いていこうと思います!
読者の皆様、有難う!