その先の物語   作:人間性の苗床マン

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ドーモ。ドクシャ=サン。お久しぶりです。

ダクソ3dlc2ゲル爺まで行きましたよ!!
何気にハーフライトがうざかったですw
え?どう倒したって?毒殺だよ(無慈悲)

それでは参りましょう!


迷宮へれっつごー

そんなこんなでやって来ました、【オルクス大迷宮】その直前の宿屋の町【ホルアド】。

 

どうやら新兵の訓練に使ってる王国直営の宿屋があるらしく、そこに私達は泊めてもらうらしい。

 

因みにお父さんお母さん達もついて来ている。

愛子先生には一応話を通しており、たいそう驚いていた。

 

それ以外はって?

 

OHANASIって素晴らしいよね!

 

まぁ、親しい友人は両親の正体を知っていて、それ以外は愛子先生が雇った監視員的な人だということで通している。

 

結構無理がある気がしたが、意外と通ったのである。

 

部屋はハジメと同室だった。

とりあえず檜山とかと一緒にならなくて良かった。

後で久しぶりにハジメとチェスでもしようかな?

 

因みに明日の迷宮探索は弱い人の事なども考慮して、十二層までしか行かないそうだ。

 

チェスをやって勝利して、明日もやりきるために早く寝ようとハジメと二人、うとうとしていると……

 

 

扉がノックされた。

 

 

ハジメはどうやら檜山達ではないか?と疑ってビクビクしているが、どうやら違うらしい。

 

私が扉を開くと

 

「リリィちゃんに南雲くん、起きてる? 白崎です。ちょっと、いいかな?」

 

なんということでしょう、そこには学園の女神様が。

しかもネグリジェである。

男子達が見たら襲いかかりそうだ。

私も男子だけどね。

なお、ハジメは呆然とした表情で「なんでやねん」と言っていた。

 

誠に同感である。

 

「えっ?」

 

当の本人はまるで気にしていなさそうだが

 

「…ん、なんでもない――――それより、どうした、の…?」

「ちょっとリリィちゃんと南雲くんと話がしたくて……迷惑だったかな?」

「…問題ない…」

「ありがとっ!」

 

と、部屋へ招き入れる。

 

少し警戒心が薄すぎではないだろうか。まぁ、両親にも枯れていると言われる自分と、趣味にのみ全力を注いできたハジメの部屋だからと言ってもここは男子部屋なのに……

 

ハジメと一緒に紅茶モドキを淹れる。

それを、白崎さんに渡す。

 

「ありがとう!」

 

嬉しそうに紅茶モドキに口をつける。

月明かりが白崎さんを美しく照らしているのを見て、確かに天使だね、と感想を抱きつつハジメを見る。

どうやら見惚れているようだ。別に欲情してる訳ではなく、純粋に神秘的な白崎さんに見惚れているみたい。

 

「…話したい、事って、何…?」

 

 

そう聞くと少し表情を曇らせる白崎さん。

さっきまでの笑顔が嘘のようだった。

 

「明日の迷宮だけど……リリィちゃんと南雲くんには町で待っていて欲しいの。教官達やクラスの皆は私が必ず説得する。だから! お願い!」

 

一体どういうことなのだろう。

ハジメとともに首を傾げる。

 

「えっと……確かに僕は足手まといとだは思うけど……流石にここまで来て待っているっていうのは認められないんじゃ……」

「違うの! 足手まといとかそういうことじゃないの!」

 

ハジメが困惑気味に問うと、白崎さんは声をあげて否定する。

 

「…じゃあ、どうして…?」

 

そう問うと、白崎さんは自身を落ち着かせるように胸にてを当てて語りだした。

 

「あのね、何だか凄く嫌な予感がするの。さっき少し眠ったんだけど……夢をみて……南雲くんが居たんだけど……声を掛けても全然気がついてくれなくて……走っても全然追いつけなくて……それで最後は……」

 

「……最後は?」

 

「消えてしまうの」

 

そう語った。

でも

 

「…じゃあ、何で、私も…?」

 

「その夢にね、続きがあってね……そのあとリリィちゃんも出てきて、南雲くんの後を追うように走って行ってね……リリィちゃんも声を掛けても振り向かないで走って行って……」

 

「…行って…?」

 

大体答えは見えている。でも、聞いてみる。

 

「リリィちゃんまで消えてしまうの……ッ!!」

 

なんて、不気味な夢だろうか。

心配であれば、ハジメが出てくるのも解る。

でも、一応ステータスを平均に留めている自分が出てくるのはちょっと恐ろしいものを感じる。

 

「…大丈夫、だよ…?」

「え?」

「…私には、ハジメも、お父さんも、お母さんも、メルド団長も、皆強い人が周りにいるから…」

 

それでも白崎さんはこちらを不安気に見つめてくる。

 

「…それでも、不安なら、白崎さんが私達を守って…?」

「どうし、て?」

「…白崎さんの天職、“治癒師”、だから―――私達が大怪我したら治してくれる…?」

「……うんっ!」

 

そして、その後私達は何気ない会話を交わして白崎さんが部屋に戻るのを見送って、眠りに入った。

 

 

 

 

 

 

 

その、部屋に戻る白崎さんの背中を見つめる誰かがいたこと、その顔が醜く歪んでいたことに私達が気づくことはなかった。

 

 




今回も読んでいただき有り難うございます!

ハジメと香織の出会いのお話は、そもそも不良をリリィが蹴散らしているので、香織にその現場を見られておりません。

香織とリリィの出会いも書く予定ですが、それは番外編になるかも。

次回も宜しくお願いしますね!

誤字修正、報告、本当にありがとうございます!
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