傲慢のデク・・・私に勝てるものなど存在しません。 作:最弱のT
僕は眼鏡を池から拾ってすぐに学校を出た。今日は散々だったな。かっちゃんに眼鏡投げられるわ、みんなに笑われるわ、少し素が出ちゃったじゃないか。こんなんじゃ友達いなくなっちゃうよ。僕が傲慢な時に眼鏡なかったら、絶対変な奴だよ。自分を客観的に見たら間違いなくヴィラン認定されちゃうレベルだ。そんなことを考えていると。
「キャー、銀行強盗よ~」
「新手のヴィランか」
何やらヴィランが銀行強盗を起こしたらしい。だけど今の時刻は15時だ。最高潮の僕の4分の1くらいしか力が出せない。まだ個性をヴィランに使ったことないから使ってみたいけど勝てるかわからないな。まあいいか。僕はそのまま無視して帰ろうとしたが人目につかない高架下に差し掛かったところで先ほど暴れていたヴィランに出会ってしまった。
「見つけた、sサイズの隠れ蓑ぉ。」
「ヒぃ」
僕は突然現れたヴィランに畏縮してしまう。怖いでもやらなきゃ。
そのヴィランは僕にものすごいスピードで迫ってきた。僕は眼鏡をはずし自分のリュックにしまう。その瞬間私は少し傲慢になった。
「Sサイズの隠れ蓑ですか・・・しかしあなたは愚かでかつ運がない。こんな人目のない場所でわざわざ私を襲わなくても。」
「なんだ、お前さっきまでと雰囲気がチガウ。」
「オマエ、本当にさっきの小僧カ。」
「ええ、私は14歳の小僧ですよ。ただし、全ての人類の頂点に立つ者でもある。」
そういった後私は丁寧にもヴィランに自己紹介した。
「折寺中学所属、《傲慢の象徴》ミドリヤ イズク 様だ。」
「ハッハッハ、これは大きく出てな小僧すべての人類の頂点に立つだと、カッカッカ」
私もヴィランに合わせて笑った。「ハッはっは」
ちなみに覚えているだろうか私の母が物を引き寄せる個性を持っていたことを、私の太陽《サンシャイン》はそのような性質も兼ね備えている。
「来なさい、神斧リッタ。」
私はヴィランが高笑いしてるうちにヴィランを引き裂いた。
「大きく出ましたが、事実です。それが私《傲慢の象徴》。」
「ヴェ」
私がリッタをふるうと先ほどのヴィランは跡形もなく消し飛んでしまいました。まあ、弱すぎたヴィランが悪いのです。私も帰るとしましょうか。我が屋へ。
私は家に帰ってきた、母は出かけているようだ。ちなみに神斧リッタは誰にも見られないように持って帰ってきました。普段はとある山奥に埋めています。明日、日の出とともにまた埋めに行かなくては。
あれから約1年がたった。現在の時刻は8時40分、あれから僕は太陽《サンシャイン》の個性を使いこなせるように1年間特訓をした。普段傲慢な僕だけど目標のためなら手段は選んでられない。おかげでリッタを使わなくても。前にリッタで消し飛ばしたヴィラン程度なら指一本で消せるくらいの力も手に入れた。
「ま、間に合った。」
かなりぎりぎりだったけど間に合ってよかった。
そんなことを考えていると荒々しい声がした。
「どけデク」
「か、かっちゃん。」
「俺の前に立つな殺すぞ。」
「お、お互いにガンバうぃfくk。」
盛大に噛んでしまった。相変わらず傲慢だな。12時の僕みたいじゃないか。
考え事をしながら歩いていると足をくぼみに引っ掛けてしまった。
僕はとっさに地面に衝突する痛みに備えて目をつぶったがその痛みが来ることはなかった。
「か、体が浮いてる?!」
「私の個性、ごめんね勝手に、でもころんじゃったら縁起悪いもんね。」
「緊張するけど、頑張ろうねお互いに。じゃあ。」
じょ女子としゃべっちゃった。なんて可憐な人なんだまるで神斧リッタのように美しい。
入学したら友達になりたいな。でも傲慢は余り出さないようにしないと。
入試説明会が始まった。壇上にはプレゼントマイクが何やら盛り上がっている。
「リスナーのみんなはこれから10分間の実技演習をやってもらうぜぇ~」
「演習場には仮想ヴィランが設置されている。各3種ヴィランにポイントが割り振られている。」
「質問よろしいでしょうか。」
「プリントには4種の仮想ヴィランが記載されています。もしこれが誤載であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態。我々は規範となるヒーローの元でこの場に座しているのです。」
「お便りありがとう。受験番号771番君。」
「そいつは要はお邪魔虫だ。そいつは撃破してもゼロポイントだ。」
「わかったかい。」
「ええ、失礼しました。ありがとうございました。」
あの眼鏡の人はきはきしてるな。まあ、僕も傲慢になったらあんなのよりもっとやばいけどね。僕はそのあと演習場に向かった。現在の時刻は10時45分開始時刻は10時50分だ。
あ、あの人だ。けさ僕に話しかけてくれた。優しい女の子だ。あさのお礼を言うために僕は足を向けた。
「おい君、あの女子は精神統一を図ってるんじゃないのか。」
「え?」
「君は妨害目的で参加しているのか。」
「ひぃ。」
皆が僕を見てクスクス笑っている。みんなライバルが一人減ったとおもってるんだろうな。そんなことを考えていると。
《ハイスタート》そんな声がした。
《どうしたぁ、実践じゃカウントなんてないんだよ。走れ走れ!サジは投げられてんぞ!》
僕はその音声とともに走り出した。
《標的補足、排除する》
この程度なら眼鏡をはずさなくてもいけるな実際眼鏡をかけていても力の10%は抑えきれずに漏れ出してしまう。僕は仮想ヴィランを殴った。ヴィランは少しだけ吹っ飛んで動かなくなった。
「あいつ素手で仮想ヴィランを殴り飛ばしあがった。」
「いったいどんな個性なんだ?」
うん、そのままでも十分行けるみたいだ。それから僕は、7分間仮想敵を倒し続けた。
今のポイントは78ポイントだ。もう少しだ頑張ろう。そんなとき僕の近くに0ポイントのかなり大きい仮想ヴィランが現れた。
「にげろ~あんな奴倒せねぇ~」
「ヒぃ、逃げよ」
みんな、0ポイントから逃げていく。僕も逃げようとしたその時、0ポイントの近くに今朝話しかけてくれた女の子がいることに気づいた。今朝のお礼をまだしていなかった。僕は眼鏡をはずし、かなり傲慢になった。
「あ、君は早く逃げッ」
「私は《傲慢の象徴》ミドリヤ イズク様だ!」
《標的確認、ハイジョする。》
「私のの言葉通じてますか?」
《標的、ハイジョ》
私は腕に目一杯力を入れて0ポイントに殴り掛かった。
「たかががらくたが私の前に立ちはだかるなどおこがましいぃぃぃ!」
次の瞬間試験会場の0ポイントがいた地点から先が更地になってしまった。
「ふ、少々やりすぎたようですね。」
《タイムアップ!》
時間が来たようです。私は再び眼鏡をかけます。傲慢だった僕の心が普通に戻っていく。
ん?なんだかみんなが唖然とした表情で僕を見てる。もしかしなくてもやりすぎた?
出久はだいぶチートです。ノリで書いてます。(笑)